白川紺子のレビュー一覧

  • 京都くれなゐ荘奇譚(五) 呪いは月夜に恋い惑う

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    ネタバレ

    麻績・麻生田・忌部・和邇が協議して、澪と千年蠱には手を出さないと協定を結んだ。

    今までの歴史の中ではできなかったこと、とな。

    高良もなにか策があるのか、しばらく京都を離れると告げて何処かに行ってしまう。

    澪と、両親と伯父さんの関係が複雑すぎて、相変わらずよくわからない……。

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    2025年12月07日
  • 烏衣の華 2

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    ネタバレ

    シリーズ2作目。
    持ち主に憑りつき衰弱させてしまうという呪いの香炉。
    取り憑いているのは美女の幽鬼。月季達は幽鬼の素性を調べるのですが ―― 。

    香炉に取り憑いたのは自分をうっちゃっていた囲っていた男への恨みなのかな。月に一度しか来ないというのは寂しいもの。

    月季が自分に憑いているモノへの不安を祖父の千里に相談したことで、新たな展開が。
    続きが楽しみです。

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    2025年11月07日
  • 雪華邸美術館の魔女

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    #雪華邸美術館の魔女
    #白川紺子

    ミステリ、ではないかもしれないけれど、少し謎めいた私設美術館に眠る収蔵品とそこに集まる人々の背景を、双子の姉妹が紐解くお話。
    作者お得意のバディもの。今回も心を通わせて行く様子がとても微笑ましい。

    #読書好きな人と繋がりたい

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    2025年10月30日
  • 烏衣の華

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    ネタバレ

    巫術師の名門の家に生まれながら、巫術の才能に恵まれない霊耀(れいよう)。それを補うべく許婚になった月季(げっき)。
    月季は幼い時継母に虐待を受けていて、継母亡き後もその幽鬼に苦しんでいました。それを助けてくれたのが霊耀です。
    彼は覚えていませんが、月季はそれ以来霊耀のことを好いています。しかし、ストレートな物言いの月季と真面目な堅物の霊耀では思っていることもすれ違うことが多く、残念ながら月季の片想いという感じです。

    楊柳島(ようりゅうとう)の名家、鼓方(こほう)家の依頼を受け、調査に行った二人ですが、そこには予想外の過去があったのでした…。

    世界観もしっかりしているし、登場人物たちも陰があ

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    2025年10月28日
  • 龍女の嫁入り 張家楼怪異譚

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    不思議な話は大好き!面白かったし、最後の話は想像したら恐ろしかった。続巻出るのかな?出るといいな。
    ひとつ気になるのは、中国の方の話で馴染みのない漢字を使うのは雰囲気もでて良いのだけど、使うなら全部ふりがなふって欲しい。漢字が読めなくて、流せばいいのだろうけど、読めないと気になって、ページ戻って調べて…と本筋じゃないところに時間使っちゃって、読むのに苦労してしまった。

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    2025年10月18日
  • 朱華姫の御召人 下 かくて恋しき、花咲ける巫女

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    他者と親しくする事も触れ合うこともなかったため距離感が分からず、さらに身の内に穢れ神の一部を宿しながらも、誰かを妬んだり恨んだりしなかった純真なヒーローの初めての邪な(?)願いに、心がキュッとしました。

    偽巫女の進退、政敵同士の確執、后の悲願、光と闇の神の再度の対立、と様々な問題が上手く終息してなるほど納得の下巻。

    あっという間に読み終わりました。
    楽しかったです。

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    2025年10月18日
  • 花菱夫妻の退魔帖 二

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    花菱夫妻の退魔帖、シリーズ2作目。
    幽霊が見える若い二人が、幽霊がらみの事件の真相を調べ、解決にこぎつけていきます。

    侯爵令嬢の瀧川鈴子は、17歳。
    はっきりした顔立ちで、冷静な性格。わけあって浅草で育ち、幽霊が見えるのを利用して千里眼少女として仕事をしていた時期もあります。
    着道楽の異母姉たちには着せ替え人形のごとく、おしゃれな恰好をさせられていました(笑)
    結婚後もついてきた御付き女中に、真剣に着付けをされています。その衣装が、小物までとても素敵なんですよ~。

    神職華族の花菱孝冬に求婚され、鈴子も孝冬を見直して信頼するようになったので、結婚したわけです。
    最初はぎこちなかった二人ですが

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    2025年10月11日
  • 花菱夫妻の退魔帖

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    「後宮の烏」で有名な白川紺子さんのシリーズ、1作目。
    タイトルがちょっとピンと来なくて~軽い感じなので、後回しにしていました。
    読んでみたら、かなり好み♪

    大正9年の東京。
    瀧川鈴子は、17歳。侯爵令嬢だが、事情あって浅草育ち。
    怪談の収集を趣味としていました。
    訪ねた先のお屋敷で、芸妓の幽霊を見た時、花菱孝冬という青年に出会います。十二単をまとう女の亡霊が現れ、芸妓の幽霊は消えた。
    孝冬は、家系にまつわる亡霊に、幽霊を食わせたのだった‥

    神職華族の家柄で、端正だが、つかみどころのない孝冬。
    うさん臭く思った鈴子だが、求婚されてしまう。
    鈴子は女中の娘で、母と共に家を出され、貧民窟で育った

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    2025年10月11日
  • 烏衣の華

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    Tさんのおすすめ。

    幼なじみの婚約者同士。
    女は才のある巫術師、男は才はないが文武に秀でる巫術師の名門の息子。
    それぞれの能力を生かして補って幽鬼を祓う、ことになるのだろうが、
    劣等感に苛まれている鈍感な男と、
    化け物に心を飲み込まれないために男に執着する女は、
    まだ関係がぎくしゃくしている。

    ある島で親せきの娘が幽鬼となっているので、
    祓ってほしいと依頼が来る。
    島を支配する一族の分家の門のとことで、分家の長を指さす娘の幽鬼。
    祓えぬ間に分家の長は死に、本家の門に幽鬼となって現れる。
    ちぐはぐな二人は幽鬼の謎が解けるのか。

    まだこの作者の美しさが現れていない気がする。

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    2025年09月23日
  • 烏衣の華 3

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    ネタバレ

    各地の廟の謎を解決しながら一話完結で進むのかなと思いきや、旅に出ていきなりまさかの長編!
    悪鬼になった廟の神と私塩密売が絡む割と複雑な話だった。

    主人公二人は相変わらず進展しないけど……。

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    2025年09月21日
  • 雪華邸美術館の魔女

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    ネタバレ

    姉妹の関係性や小百合の生活の変化、親戚との関係など、
    そういったところが多く記述されている印象。
    美術品が何か事件を起こすというより人間の心や戦争の影響が色濃いと
    感じた。戦後のほの暗さを登場人物全員から感じる。
    本当にそうだなと思うのは、お腹いっぱい食べられないこと、親がいない
    ことなどは子どものせいじゃないのにね。なんでそうやって蔑んだ目で
    見られなきゃいけないのかな。

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    2025年09月21日
  • 龍女の嫁入り 張家楼怪異譚

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    成都一の高級旅館の若旦那・琬圭は病弱で23歳になる今まで、幾度となく生死の境をさまよってきた
    そんなある日、久しぶりに体調が良かった琬圭が市を歩いていると不思議な道士に声をかけられる
    道士いわく、「幽鬼、妖魅のたぐいを引き寄せる体質でそのために不調がでる」のだと…
    そして、急展開!
    琬圭は道士の娘と結婚することになる
    そして
    やってきた娘・小寧は、色とりどりに輝く雲に乗った、天女とみまがうほどの美しい少女だった
    そして小寧はあろうことか琬圭に
    「人間の花婿なんて今時、流行らないわ〜」と言い放つ…
    どうやら彼女は人ではないらしい…
    果たしてこの夫婦、一体どうなる?

    温厚で世話焼きな琬圭はついつ

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    2025年09月20日
  • 雪華邸美術館の魔女

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    戦後10年。
    元華族のお嬢様と、孤児として育った双子の姉妹が再会するところから。
    お嬢様はいけ好かないかと思いきや、これは……ツンデレ!?
    意外と相性の良い二人。

    小百合が幸運だったのは、境遇の割に擦れてないというのもあると思う。
    なんだかんだ、新しい暮らしに馴染んでいる。

    しかし、いくら愛人がその相手と妻を恨んだからといって、憎き本妻の子を誘拐するかね?
    しかも、その誘拐犯の母親は小百合をちゃんと可愛がって育てていたようだし、その心理はよくわからない。

    同じ華族ってことで、そのうち花菱男爵夫妻が出てきたりはしないのかな。
    あの二人なら、昭和恐慌も戦中・戦後もたくましく乗り越えて、気の良

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    2025年09月30日
  • 烏衣の華 3

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    中華退魔ファンタジー3巻目。
    世間知らずの許婚コンビが田舎の廟の異変を調べに行く。
    多くのお金やお宝の前で欲をかかないでいられる人間がどれくらいいるだろう。
    月李と霊燿の関係は主に霊燿の朴念仁ぶり炸裂でびっくりするほど進まない。

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    2025年09月07日
  • 烏衣の華 3

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    廟を巡る旅に出た月季一行が訪れた街は、賭博と酒、汚職にまみれた場所だった。ある幽霊に出会った一行は、街に隠されたおぞましい謎に迫っていく。それぞれのキャラが立っていて一つひとつの行動に納得感がある。特に好きなシーンは錦欄と対峙する場面で駆け引きの加減を見誤るところ。渓のように気づけるようでありたい。
    『後宮の烏』と同じ世界観を有するだけで嬉しいのに、まだまだこの世界を読み進められる幸せよ。次巻も楽しみだけれど、どう着地させるのだろうか。

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    2025年09月06日
  • 雪華邸美術館の魔女

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    生き別れになっていた撫子と小百合、対象的な2人が次々と巻き込まれる問題に対応しながらぎこちなくも仲良くなっていく様子が微笑ましい。曰く付きの美術品、宝飾品がメインではなくそれを求めてきた人々に重点が置かれていたり他にも癖のある登場人物が多く今後が楽しみ。もう少し曰くの部分を掘り下げてもらえるとより楽しめたかも。

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    2025年09月04日
  • 雪華邸美術館の魔女

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    昭和30年、元華族、令嬢(撫子)と孤児(小百合)の生き別れの双子の姉妹、いわくつきの美術品と時代背景も設定も全てがとても好み。始めは慣れない環境とマナーと勉強とたくさんのことを学ばなければいけなかった小百合が橘や紅林夫妻などと色んな食べ物や出来事を経験し撫子との姉妹仲が深まりそうな予感に嬉しくなる。この時代の華族は財産税だの襲爵だの肩書きだの遺産だのととても面倒なことだらけだし双子の親戚も金にだらしなく最悪な叔父などにうんざりな気分。欲張るならもう少し美術品のいわくの部分を掘り下げてもらえたら嬉しい。

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    2025年09月03日
  • 雪華邸美術館の魔女

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    戦後の御殿場を舞台にしたアンティークにまつわるミステリー。戦災孤児として暮らしていた主人公が元華族・雪宮家から誘拐された令嬢だと告げられ、双子の姉のもとで暮らすようになる、という設定が面白かった。まったく違う環境で暮らしていた2人がいがみ合いもせず、ゆっくり距離を縮めていく姿も微笑ましい。没落家族の周りの嫌な大人に負けずに2人がまっすぐ生きていく姿をもっと見たい。シリーズ化したら良いなあ

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    2025年08月27日
  • 雪華邸美術館の魔女

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    一 子爵夫人の再婚
    ニ 鳥啼き魚の目は泪
    三 秘密の花園

     なんとなくもっと幼い気持ちで読み進めていたら、あら、16歳でしたか~と途中から頭を切り替えて読み進める。確かに設定としてそれくらいでないと話が成り立たない部分もあるかと。
     ストーリー自体は作者らしい趣で、またそこが好みなので手にするのだけれど、(物理的な意味で)器とする造本がちゃちくて残念。
    (まさか敗戦直後の物資不足をイメージしているわけではあるまい)続編が出せる設定だけど、レーベルとして続くかなぁ?

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    2025年08月25日
  • 烏衣の華 3

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    8/22購入。
    せっかくだから電子版が出る前に読もうと・・・文字が見えづらい。

    何とか読み終えた。
    「霊耀はずるい」って思う月季がかわいい。

    霊耀の心がいつになったら柔らかくなるのか(笑)。
    優しいのは花丸の二重丸なのだが。

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    2025年08月23日