白川紺子のレビュー一覧

  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

    Posted by ブクログ

    巻を重ねるごとに物語が熟成している印象。だをだん京都の街の様子や着物の描写なども自然に思うようになってきた。
    曰く付きの着物の謎を解決していく鹿乃がどんどん成長しているなあと思う。
    慧との関係の続きも気になる。ハッピーエンドがいいな。

    0
    2016年12月29日
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

    Posted by ブクログ

    私には このシリーズに
    特別な思い入れがあるのかもしれない。

    この小説の素材は
    言ってしまえばオカルト。怪奇譚だ。

    陰陽道にゆかりのある旧華族。
    その子孫が次々に出会う
    着物にまつわる怪異は
    しかし少しも恐ろしくない。

    むしろ切なくもの悲しい。

    この世に残る 強い想いが形となり
    現象となって 眼に映るのだとすれば
    この物語には 美しい着物とともに
    消え残り 誰かに知ってもらいたいと
    彷徨う たくさんの想いが詰まっている。

    それはこの世を去った人たちだけの
    ものではない。

    鹿乃や慧 良鷹の中の想いもまた
    知るべき人に知ってもらいたいはず。

    しかしそん

    0
    2016年12月29日
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

    Posted by ブクログ

    曰く付きの着物の謎解き第5弾。
    全て面白かった。幼馴染、母娘、夫婦。どれも凄く綺麗なお話で心が温かくなった。大切な相手ほど傷つけたくないと言う思いから踏み込めない。それが故に生じる誤解。そんな哀しい誤解はいやね。ちゃんと向き合う事がいかに大事な事か。
    今回ぐんっと鹿乃が頼もしくなった。慧との関係も少し進展あり。でも、なんかね。ゆっくり大事に進んでほしいな。

    0
    2016年12月27日
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

    Posted by ブクログ

    全部よかったー。
    慧ちゃんがー!!
    随分と良いところで終わったなぁ。慧ちゃんも良鷹も、菓乃を愛しく大事におもってるのが作品を増すごとに伝わりとても良い。

    0
    2016年12月20日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

    Posted by ブクログ

    本の好みが似ているお友達に教えてもらって読みました。京都が舞台の、アンティーク着物にまつわる不思議を解くミステリです。着物が題材なだけあって、着物の着こなしが出て来るのはもちろん、詩や俳句も登場するので面白いです。茶道をかじっていたため少しは着物のことが分かりますが、分からない色や柄を調べて頭の中で思い描くのがとても楽しいです。主人公の鹿乃と下宿人の慧との関係も見どころです。歳が少し離れた男女の恋愛模様を見守るのが好きなので、続刊はそちらも楽しみに読みたいと思います。読み終わってカバーや挿絵(扉絵?)を見返すと、内容と繋がっていて面白いですね。

    0
    2023年11月18日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    どうせならゆっくり読みたいと思って置いていたら、今になってようやく読めました。
    今回は野々宮家のルーツ(これがどの代も仲のいいことで。笑)と、複雑な慧の出生にまつわる話が全て出ます。慧が父親を許せないのと同じように、鹿乃は物心つく前に失った両親を改めて知った以上、慕うのを止められない。
    そして慧も、ずっと大事にしてきた宝石をそのままにはできないことに気付いてしまった、というより問答無用で気付かされて、でもそれが大事だから一歩を踏み出せない。春野くんの牽制で慧が引いちゃうのか、鹿乃が曾祖母のようにぶつかっていくのか、気になります。
    ていうかこの二人が纏まってくれないと、シスコンの良鷹君は嫁探しも

    0
    2016年08月26日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

    Posted by ブクログ

    今作はこれまでの中で一番浸れました。

    それぞれの時代に それぞれの連れ合いを
    想い合いながら その想いを交わすことなく
    心ごと体ごとすれ違ってしまったご夫婦も

    最期の時を迎えてようやく
    その想いを着物や帯などに託した方も

    どのお話も その時代時代の古都の風情と
    明治から昭和までのモダニズムが融け合う
    不思議な京都に包まれて 優しく狂おしく
    胸に沁みわたりました。

    もっと単純に私は この文庫本の表紙絵と
    同じく 背景も人々も物語も風物もお料理も
    全てを本当に本当に美しいと感じています。

    かつては冷たさを感じていた京都に
    仕事の関わりで触れ合うことが増えてから

    0
    2016年07月24日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    購入。

    読んでるうちに、引き込まれちゃうよね。
    特に「兎のおつかい」が個人的にヒット。

    そしてこのシリーズは物語もそうだけど、表紙も外さないから好き。
    なので☆☆☆☆☆(笑)

    0
    2016年07月23日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

    Posted by ブクログ

    シリーズ2作目!前回同様にほっこりしました。
    今回は着物だけじゃなく、オルゴールが登場しました。鹿乃ちゃんではなく兄・良鷹が活躍してちょっとびっくり。やる時はやる良鷹さん(笑)

    0
    2016年05月02日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

    Posted by ブクログ

    シリーズ3作目!
    今作は、真夜中のカンパニュラが切なくて、でもそこには愛があって少し泣けました。

    そして、祖母の恋文がパワフルでクスッときます。パワフルだけどヤキモチ妬きで可愛いおばあちゃんにほっこりしました。

    0
    2016年05月02日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

    Posted by ブクログ

    恋になりそうでならない、胸がもやもやした感じの描写が良い。着物の他にも、文学や骨董や美味しそうなお菓子や料理が出て来て、もうたまりません。

    0
    2016年05月01日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

    Posted by ブクログ

    さらに面白かった。亡くなっているはずのおばあさまがエネルギッシュでパワフルで、最高に良い。怠け者のお兄ちゃんの冒険も切ない。

    個人的には、最後のイラスト集は不要だった。自分のイメージを固定してしまいそうなので、見たくない。

    0
    2016年04月06日
  • 京都くれなゐ荘奇譚 呪われよと恋は言う

    Posted by ブクログ

    シリーズ第一弾。

    活字では「下鴨アンティークシリーズ」、アニメでは
    「後宮の烏」以来の白川さんの作品。
    呪術と幻想関連では、京都の昔ながらの伝統や伝説等
    蘊蓄を含めた内容がとても好みなので、期待大です。

    4編からなる連作短編です。
    ・鈴を鳴らす者
    ・鉄輪(カナワ)
    ・呪われよと恋は言う
    ・火の宮

    長野から出られなかった澪が、内緒で訪れた京都で
    邪霊に襲われ、それを救ったのが高良だった。
    これは、絶対に切ない結末が待ってる系だぁ~
    読みますけど・・・

    0
    2026年07月05日
  • 烏衣の華 4

    Posted by ブクログ

    各地の廟を調べる月季たちの旅は続く。今回は廟守の惨殺死体が見つかった廟の調査。調べるうちに絹織物で潤っているように見える町の豊かな絹商と、気の毒な織子の姿が見えてくる。役所で調べ物をする霊耀と、蘇訛里に対して、じっとしているのが苦手な渓と月季は現場を調査する。適材適所?食べ物屋では、量が多い料理を前に、食べられるかしらと思いながら、その味が気に入るとご飯が進む様子など、美しいだけでない頼もしい月季が良かった。霊耀が好きそうな味だから食べさせてあげたいとか、色違いでおそろいの袋をあげたり(春草に言われてではあるが…)、渓が、「霊耀はなんだかんだ、あんたに甘いんだよ」と言うと、「どの辺が?ねえ」と

    0
    2026年06月28日
  • 後宮の烏

    Posted by ブクログ

    後宮の外れに住む風変わりな妃と若い帝のアジアンファンタジー

    主人公ローテンションだし薬屋のひとりごとみたいな感じなのかなと思ってけども、ちょっと違った

    おばけ退治ミステリーみたいなファンタジーみたいな。
    この2人がどんな世にしていくのか、続きを読みたくなった

    名前の読み覚えられなくて何度も前のページに戻ったけど面白かった!

    0
    2026年06月23日
  • 棘公爵の花嫁 賭けをしましょう、旦那様

    Posted by ブクログ

    可愛らしいだけじゃなく、ストーリーもまとまっていて読みやすい。短いながらも登場人物たちの背景や言動に矛盾がなく、その上ちゃんと登場人物たちの人となりがわかるようにうまく書かれているのがいい。さすがだな、って思います。

    0
    2026年06月22日
  • 京都くれなゐ荘奇譚 呪われよと恋は言う

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『20歳になるまで生きられない』
    その呪いの真実は、奈良時代頃まで遡る。千年蟲という生まれ変わる怨霊とその怨霊を封印できると言われていた蠱師の多気女王の物語が始まりだった。
    己がかけた呪いが解けないことに諦めかけている千年蟲の凪高良、呪いを解きたいという強い思いを持つ澪。2人の物語は、始まったばかりー。

    0
    2026年06月19日
  • 花菱夫妻の退魔帖 五

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    花菱夫妻の5作目。

    前作で花菱夫妻に近づいてきた老婦人は、
    さらに怪しげになる。
    無理心中で生き残った女性に、事件のあった家に供養に行くように勧め、
    結果として女性の父親が淡路の君に喰われるように仕組む。

    鈴子が浅草で家族同然にしていた銀六は華族の家で執事をしていたことがわかり、
    銀六たちを殺したと思われる「松印」こと南条は、
    結婚していた妻がいて、その妻が首を吊って死んでいたことがわかる。
    幽霊となっていた妻はあっと言う間に淡路の君に食べられてしまうが、
    自分の子供の入院費用のために、
    最後の里子に出すと言って預かった子供を殺していた。
    さらに妻の妹と言って訪れていた女性は淡路島の養育院

    0
    2026年06月18日
  • 烏衣の華 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    巫術師、術を用いて霊鬼を退ける者。

    幽鬼は見えるが払えない若君。幽鬼が襲ってきてピンチなとき、董月季登場。

    黒衣の巫術師、董月季。

    若君、霊耀。

    董月季、霊耀の許婚。

    楊柳島で旅館を営む主人。彼に女の幽鬼が取り憑いている。董月季、島に行って調べてミヨうと思う。

    烏衣は燕の別名。黒い袍に白い腰帯を纏う巫術師も烏衣。

    黒衣じゃない董月季の服装。許婚として訪問したので失礼のない格好。

    董月季「すこし派手だっかしから」
    霊耀「さあ。俺は婦女子の格好の善し悪しなど分からん」

    董月季ら怒った顔でジト目。→絵は全体的に悪くないかな。

    清芳楼の主人、鼓方洪。
    幽鬼さ、東鼓家の末娘。数日前に

    0
    2026年06月16日
  • 花菱夫妻の退魔帖 四

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    花菱夫妻の4作目。

    燈火教教祖の娘と言う老婦人が近づいてくる。
    慈善活動をやっているが宗教活動はしていないと言い、
    夫の実業家も人の好い感じ。
    怪しすぎる。
    最後の方では、孝冬に取り憑いている淡路の君のことも知っていて
    語っていたし。

    神田川沿いの柳の下に出る女の幽霊の話の中で
    鈴子の浅草での仲間を殺した「松印」の正体が分かってくる。
    その男は強請りたかりをしていたような男だが、
    華族の親戚を自称していた。
    その華族は検校のとりまとめてをしていた家なので、
    浅草の貧民窟の元締めをやっていた按摩と関係があるのかと疑う鈴子。

    孝冬の古い知り合いで、調べ物を助けてくれている新聞記者の下宿に

    0
    2026年06月11日