白川紺子のレビュー一覧

  • 雪華邸美術館の魔女

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    生き別れになっていた撫子と小百合、対象的な2人が次々と巻き込まれる問題に対応しながらぎこちなくも仲良くなっていく様子が微笑ましい。曰く付きの美術品、宝飾品がメインではなくそれを求めてきた人々に重点が置かれていたり他にも癖のある登場人物が多く今後が楽しみ。もう少し曰くの部分を掘り下げてもらえるとより楽しめたかも。

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    2025年09月04日
  • 雪華邸美術館の魔女

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    昭和30年、元華族、令嬢(撫子)と孤児(小百合)の生き別れの双子の姉妹、いわくつきの美術品と時代背景も設定も全てがとても好み。始めは慣れない環境とマナーと勉強とたくさんのことを学ばなければいけなかった小百合が橘や紅林夫妻などと色んな食べ物や出来事を経験し撫子との姉妹仲が深まりそうな予感に嬉しくなる。この時代の華族は財産税だの襲爵だの肩書きだの遺産だのととても面倒なことだらけだし双子の親戚も金にだらしなく最悪な叔父などにうんざりな気分。欲張るならもう少し美術品のいわくの部分を掘り下げてもらえたら嬉しい。

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    2025年09月03日
  • 雪華邸美術館の魔女

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    戦後の御殿場を舞台にしたアンティークにまつわるミステリー。戦災孤児として暮らしていた主人公が元華族・雪宮家から誘拐された令嬢だと告げられ、双子の姉のもとで暮らすようになる、という設定が面白かった。まったく違う環境で暮らしていた2人がいがみ合いもせず、ゆっくり距離を縮めていく姿も微笑ましい。没落家族の周りの嫌な大人に負けずに2人がまっすぐ生きていく姿をもっと見たい。シリーズ化したら良いなあ

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    2025年08月27日
  • 雪華邸美術館の魔女

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    一 子爵夫人の再婚
    ニ 鳥啼き魚の目は泪
    三 秘密の花園

     なんとなくもっと幼い気持ちで読み進めていたら、あら、16歳でしたか~と途中から頭を切り替えて読み進める。確かに設定としてそれくらいでないと話が成り立たない部分もあるかと。
     ストーリー自体は作者らしい趣で、またそこが好みなので手にするのだけれど、(物理的な意味で)器とする造本がちゃちくて残念。
    (まさか敗戦直後の物資不足をイメージしているわけではあるまい)続編が出せる設定だけど、レーベルとして続くかなぁ?

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    2025年08月25日
  • 烏衣の華 3

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    8/22購入。
    せっかくだから電子版が出る前に読もうと・・・文字が見えづらい。

    何とか読み終えた。
    「霊耀はずるい」って思う月季がかわいい。

    霊耀の心がいつになったら柔らかくなるのか(笑)。
    優しいのは花丸の二重丸なのだが。

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    2025年08月23日
  • 龍女の嫁入り 張家楼怪異譚

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    ネタバレ

    2024/11/04新刊案内で気になった『龍女の嫁入り 張家楼怪異譚』(白川紺子)。

    龍好き、怪異譚好き故です。

    古代中国が舞台となっており、ストーリー展開はもちろん、当時の文化に触れ、私にとって新しい物事を知れたり、

    【よくよく読んでみれば「今までに手にした本や漫画の中に出てきたので知っている」という物に対しての思い返し】も出来て面白かった。

    それが以下●点。

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    ❶祖が太公望の一族

    清河の崔氏という一族で、『封神演義』(藤崎竜)が浮かんだ。

    ❷夜を5つに分けて考える時間の概念

    初更(19〜21時)、二更(21〜23時)、三更(23〜翌1

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    2025年08月17日
  • 海神の娘 黄金の花嫁と滅びの曲

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    ネタバレ

    2作目は、沙来と沙文の島のお話。沙来の天才楽師と名高い忌が、海から聞こえてきた音に心を奪われ、滅びの曲と知らずに奏でてしまったことから、悲劇が始まる。
     本来なら、海神の娘を娶ることで、それぞれの島はその加護を受けることが出来るのに、その加護を与える海神である海若が、滅びの曲を気に入ってしまうなんて。ただそれだけ、気に入ってしまったから、聞きたい。それがどういう結果をもたらすかは、わかっていないのだ。
    実は、海神の娘も、彼女たちを娶らなければならない島の領主たちも、海神に運命をほんろうされているに過ぎないのではないかと思ってしまう。そんな彼女たちの幸せを願う巫女王である霊子が、海若の時に無謀な

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    2025年08月11日
  • 後宮の烏7

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    共白髪になって碁を打つ。
    そんな未来が寿雪と高峻にあってよかった…!

    半身であるから。
    離れていても、どこにいても大丈夫。
    半身だと言ってくれたから、それだけでどこへでも行ける。

    みんな寿雪と一緒に海商になって、色々な国を見たんだろう。
    それを高峻に伝え、花娘に貢物も贈っただろうなぁ…

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    2025年08月11日
  • 後宮の烏6

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    ああ、やっぱりなぁ…
    サナメの当主はそんな人だとおもったよ。愛する人以外は石ころと同じ…
    どうなるのかなぁ…

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    2025年08月11日
  • 後宮の烏3

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    魚泳のこと。
    衛青と寿雪の繋がり。
    梟の声。
    烏を救ける方法。

    すべて収まるのかな?
    最善の道を選び、皆が幸せになりますように。

    背後からくる、冷たく暗く深い闇に捕まらないように…

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    2025年08月11日
  • 後宮の烏2

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    魚泳のことを、寿雪が知ることはないだろう。
    彼がしたことも。
    それは高峻の優しさと諦め。
    でも彼は救いも知ったから。
    互いが救いになるならば、一緒にいたらいいんだよ…

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    2025年08月11日
  • 後宮の烏7

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    感無量。ここまで読み終わるのに時間がかかったのは
    読み終わりたくなかったからかもしれない。
    まだ、寿雪と離れがたいと思えるほどこの物語を楽しんでいたのだろう。
    彼女は自由だ。

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    2025年08月10日
  • 海神の娘

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    ネタバレ

    後宮の烏と同じ世界の別の国の物語ということで興味を持って読んだ。
     今回の舞台は、海神たる蛇神の抜け殻からできたという島々。つまり海神のもつ島々である。そして、それらの島々から海神によって選ばれた娘たちは、「海神の娘」と言われ、それぞれの島を治める領主のもとへ嫁ぐ。その「海神の娘」を娶ることで、領主は海神の加護を得て、その島は繁栄するといわれている。そして、その海神の声を聞くのはただ一人、霊子という名の巫女王だけであり、娘たちも、島に連れてこられた時と、宣託を受けて島を出ていく時にしか姿を見ることはできない。

     長編の小説と思っていたら、島々の領主に嫁いだ海神娘たちの短編集だった。
    また、娘

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    2025年08月08日
  • 花菱夫妻の退魔帖 五

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    過去の事件の真相に繋がりそうな、手がかりとなりそうなことがいくつか判明はしたけれど、それがどう繋がっていくのか気になります。
    鈴子さんの着物がとってもお洒落で、いつか着物についても勉強したいなと興味も出てくる好きなシリーズです。

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    2025年08月07日
  • 烏衣の華

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    前のシリーズと同じ世界。
    亡霊がなかなかヒドイ目にあっている…というか、ヒドイ目にあったから亡霊になる。

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    2025年07月31日
  • 龍女の嫁入り 張家楼怪異譚

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    成都随一の高級旅館の主、琬圭は23歳。父が息子の病弱な身体を憐れみ、可愛がって与えたもの。ある日不思議な道士に会い、いつも病んでいる理由を見抜き、琬圭はその怪しさに離れたが、父は道士を受け入れ、結局治療もしてくれる。
    怒涛の展開で道士の娘が、嫁いでくるのだが、やはり、道士だけでなく、娘もとんでもないいわれの血筋であり…。
    幽鬼ものなのだが、神領域の力と、幽霊となった人の恨みや事情という構図。キャラクターもかわいらしく、琬圭は弱かったのにとても優しく大きな器キャラになって、結婚したのにこれから仲良くなっていく感じがとてもほのぼのと読めました。読みやすい展開です。
    恨みつらみが性的怨恨など混ざるの

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    2025年07月27日
  • 花菱夫妻の退魔帖 五

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    3つの心霊現象から、亡き兄の真相に近付いて衝撃の事実に打ちのめされる孝冬。
    どう繋がってどんな結末が待っているのか楽しみです。
    いつも通り和装描写も楽しめて、更に食いしん坊鈴子が可愛かった。

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    2025年07月03日
  • 花菱夫妻の退魔帖 五

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    ネタバレ

    徐々に核心に近づいてきましたね…

    探していた孝冬の兄が鴻心霊学会の会員で、南條と関わりがあったとは。

    淡路の君が喰らう幽霊の基準もまだ謎のままですし、鴻八千代の鈴子への執着も気になります。

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    2025年06月27日
  • 龍女の嫁入り 張家楼怪異譚

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    いつもだいたい同じようなキャラとストーリー展開だけど、この作家さんの神の描き方が、ギリシャ神話の神のようで好みです。欲を言えば、少女対象ではなく、大人の恋愛模様も入れた作品を読んでみたい。

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    2025年06月24日
  • 後宮の烏

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    読み慣れない単語が多くて…ふりがなが頻繁にふってもらえても読みづらかったです…。
    話がどうなるのか気になるのでこの先も読んでみようかなの気持ち。

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    2025年06月16日