白川紺子のレビュー一覧

  • 花菱夫妻の退魔帖 七

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    ネタバレ

    鴻八千代が殺害されて衝撃の幕を閉じた前巻から続き。

    「木枯らし」

    自分の存在のせいで、浅草で共に暮らしていた人たちが殺されたと知り、ショックを受けた鈴子。

    そのショックから立ち直れないまま、孝冬に新しいお祓いの依頼が。
    刑事の加賀美から持ち込まれた依頼内容は、燈火教の元信者のもとに現れる老婆の幽霊。
    淡路の君の好みではないようだ、と思っていたら、依頼主の元に現れていたのは、幽霊本体ではなかった。

    高利貸の老婆が、依頼主の叔父に殺されたため、叔父のところに化けて出ていたが、叔父が死んだ際に依頼主の方にきてしまった、と。

    「美しい背」

    鴻夫人が殺されていたことで、内務省に目をつけられて

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    2026年09月13日
  • 鹿と蝶 お嬢様、なつかない護衛に出遭う

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    これは いろんなツボにはいることを 目指した本です。
    資産家令嬢 蝶子 だけど 諜報員
    父親は 諜報機関のトップだったけど 何年か前に自殺
    人々がまだ戦争の記憶を持っている時代
    公安警察の鹿野という若くてハンサムな人が 運転手兼ボディーガードにつけられる。

    父親が自殺する前に秘密の手帳を残している
    という話しが広まり 蝶子は命を狙われる

    最後に 仏壇から 父が亡き母に送った仏像を思い出す、
    みると台座が外れ 中からラブレターが出てくる。

    蝶子は気がつかなかったけど
    鹿野は 何かの暗号だろうなあ!
    と思う。

    というところで終わっています。

    続編もあるのかな?
    ちょっと甘くなっていった蝶

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    2026年09月13日
  • 後宮の烏4

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    ※予め断わりを。毎回「ネタバレ」はしないようにと心掛けてはいる。ただシリーズも重なると中々難しいものだとも感じながら書いている。

    ***********

    シリーズ4作目。
    無論、3作目を受けての続編であることは言うまでもないが……
    例えばシリーズ全体で見るなら①②が「起」、それに継ぐ③④は「承」という雰囲気を醸す。ただ同じ「承」であっても“緩急”で分けるなら③に対し④は“緩”に相当するだろうか。だからと言って“中だるみ”を意味するものでは当然ない。物語の構成として“あるべき”―より効果的かつ意義深い―道筋という役割(重要性)は充分なほど感じられる。そしてこれを境に物語は大きく動くだろうこと

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    2026年09月12日
  • 後宮の烏3

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    そもそもはTVアニメから嵌ったこの「後宮」シリーズ(1巻〜2巻までの内容は放送回として配信中)。原作を①〜⑦まで纏めて“箱買い”するほどの心酔――入れ込み様ではあったが、結果として原作小説はアニメ以上の質感。ここ(3巻)まで一気に(実質4日で)読み切ってしまった。

    前作までの感想でも書いてはいるが、①〜②に関しては主人公である烏妃「寿雪」を中心とした、彼女に関わる人たちの為人を、後宮内で起こる摩訶不思議な事件に絡めながら、或いは切っ掛けに、寿雪との関係性も含め緻密に描き切っていく譚。つまるところ「紹介」を踏まえた“序章”、と言えなくもない。
    彼女たちの諸々の素性や気質に触れ、深く知るたびその

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    2026年09月12日
  • 鹿と蝶 お嬢様、なつかない護衛に出遭う

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    資産家令嬢の蝶子の裏の顔は半人前諜報員という新シリーズ。
    何で令嬢がスパイ…?と思ったら自殺した父親が遺した謎や戦中戦後のソ連の諜報機関やシベリア抑留などたくさんのことが絡み、これは面白い!
    最近、シベリア抑留の話が多いなぁ…と思いつつも時代背景や設定がしっかりしていて奥が深いし格闘シーンも楽しめる。
    運転手として現れた鹿野とのやり取りも先が気になる展開で、お互いに芽生え始めたほのかな想いに期待する。
    こんな物騒なところで孤独な身で諜報員として生きるのはしんどいと思うけど蝶子の強かさが逞しい。
    好みの作品で嬉しい。

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    2026年09月02日
  • 烏衣の華 4

    匿名

    購入済み

    後宮の烏と同じ世界 

    後宮の烏。好きだった。その後も知りたかったけど…。あの終わりで良かったのかも。  これはその後の世代、別の主人公達のお話し。歴史は続いてるようだけど、また違うお話し。主人公達が魅力的で、こちらもまた面白い。お気に入りに追加。これからも暫く続編が出続けるタイプかな?あまり多くなるとこちらが大変だけど…。きっとまた新刊出たら買いそう。

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    2026年08月25日
  • 海神の娘

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    ネタバレ

    ああ、これは好きなタイプのお話だ。

    「後宮の烏」と同じ世界観の、別の島々でのお話なのだけど、そこには全く異なる神との理がある。
    海神に選ばれた「海神の娘」たちが主人公。
    彼女たちは島の領主に嫁ぐ運命にあり、四つの短編で描かれる五人の娘たちのそれぞれの運命がどれも印象深い。
    どの話も幸福な終わり方なのが良いね。

    個人的にはラストの話が特に好き。
    二人の海神の娘の友情と運命に立ち向かう様に、胸を突かれた。
    そして明かされる海神と巫女王の正体に、これぞファンタジー!と楽しくなった。

    いやあ、面白かった。

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    2026年08月18日
  • 後宮の烏2

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    『後宮の烏』2
    当たり前のことを書くようだが、素直に①から読むことがお勧めとなるのだろう。

    主人公は勿論のこと、脇を固める主要な登場人物の為人(背景など含めた)。そして物語の進行と共に生じるそれぞれが互いに抱く“関わり”への機微――絶妙に描かれる距離感や心情の変化など。今後の展開における基盤/基軸となる重要な要素が、①〜②を通して緻密に組み込まれていく。

    因みにTVアニメでの放映はこの2巻までで終了している(この先についての予定はない)。それはすなわち物語として、ひと区切り(この先に噺が続くとしても)付くということを意味してもいる。

    (※2巻までの主だった感想は1巻の方に纏めて記す)

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    2026年08月17日
  • 後宮の烏

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    全7巻をまとめ買い。

    元々この作品を知らないわけではなかった。
    書店に赴けば、大概“面陳”或いは“平積み”扱い。人気小説であることを伝える。
    ただ、いわゆる「中華ファンタジー」というものに些か苦手意識があり、中々手にすることもなく……。

    ところが切っ掛けは不意に訪れる ―これまでにはない経緯で。それがTVアニメ。原作を読まずにはいられなくなるほどに、その世界観 ――物語に魅了されてしまう。

    そして実際に原作を読み、その魅力がアニメ以上に艷やかであったことを目の当たりにする。
    作者が綴る言葉、その描写―文章が放つ力は絶大にして巧妙。映像からでは知り得なかった繊細かつ圧倒的な“リアリティ”へ

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    2026年08月13日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

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    ネタバレ

    ・アリスと紫式部
    後妻や妾が駄目なんじゃ無くて、そこに至るまでの納得のいく話し合いと良い家族付き合いが出来ていればと思う。
    難しくても話せる口と考えれる頭があるのになあ。
    優しく過去を紐解かれ、前向きになれて良かった。

    ・牡丹と薔薇のソネット
    別れは納得してるつもりやったと言いますか。
    寂しい、恋しい気持ちが長襦袢に遺ってしまった。

    ・星月夜
    お祖母ちゃん、可愛らしい人や。可愛いツンデレ。
    確かに白露がお祖母ちゃんの気持ちで、猫としてお祖父ちゃんに懐いてたら恥ずかしいな。
    自分が素直に言えない気持ちを目で見るのは。

    全部鹿乃ちゃんが気持ちに寄り添ってくれてるから優しい気持ちになる。
    良鷹

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    2026年07月27日
  • 烏衣の華 3

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    作者がXで「月季は霊耀のことがめっちゃ好きです」とか「烏衣の華は、物語としてはあれですね、水戸黄門みたいなものですね。そう思って(?)書いてます。」っておっしゃってたのを頭に入れて読むと3倍楽しかったです。「後宮の烏」は禁中の狭いところうろうろしてましたが、その外の世界を自由に歩き回れて観光できるのが楽しいです。あと、食べ物がいつも美味しそうなのも良いです。

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    2026年07月25日
  • 京都くれなゐ荘奇譚(四) 呪いは朱夏に恋う

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    力は充分にあるのに多気女王が千年蠱を払えなかった理由が今回明らかに。
    そして澪は新たな決意を。
    次巻は騒がしくなりそうな気配があるけど果たしてどうなるのか。

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    2026年07月16日
  • 烏衣の華 4

    購入済み

    今回も面白い

    3巻からずいぶんと経ったので読み返して4巻に挑みました。
    少しずつ2人の仲が近くなっていくのが、楽しみです。
    2人以外のお付き?メンバーの正体がうーん、思い出せない❗️ていうか、知らないかもと思いつつ読み終わりました。
    少し以前のことを加えてもらえるとわかりやすいです。
    今回も難問でした、結局、元の壁画は分からずじまいで残念です、清秋は何者?疑問がまたまた膨らんできて、続編が楽しみです、早く読みたいです。

    #深い #じれったい

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    2026年07月01日
  • 雪華邸美術館の魔女

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    ネタバレ

    Tさんのおすすめ。

    赤ん坊の時にさらわれ孤児院で育った小百合は十六歳。
    ある日突然、元華族雪宮家の行方不明になっていた娘だと言われて
    御殿場のアメリカン・ヴィクトリアン様式のお屋敷に引き取られる。
    そこにいたのは双子の姉撫子、若い執事の橘、女中の夏代に、
    給仕、コック、運転手。
    そしてお屋敷は洋館ながら雪華紋をあちこちにあしらっていて、
    雪華邸と呼ばれており、
    庭には「雪華邸美術館」を備えていた。

    新しい生活にとまどいながら、
    行儀作法やテーブルマナーに学校の科目を学んでいく小百合。
    食欲旺盛で体は健やかな小百合に対して、
    食が細く体が弱い撫子と双子とは思えぬ二人だが、
    ぎこちなくも距離が

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    2026年06月28日
  • 後宮の烏2

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    ネタバレ

    烏妃と烏蓮娘娘の関係と、その秘密に触れるストーリー。
    烏と対をなす梟が登場。寿雪が怖れる梟。梟は、幽宮で葬者部の役目を担っていたからとのことだけど、それ以外にも理由があるのでは?と勘繰ってしまう。
    寿雪が純真でいい子…高峻も寿雪に側にいてほしいって思ってしまうよね。

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    2026年06月23日
  • 後宮の烏

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    寿雪が烏妃になった経緯や、烏妃の成り立ちは、胸が苦しくなる。
    今後、高峻と寿雪の関係はどうなっていくのだろう。
    寿雪が高峻に名前を呼ばれると、なんとも言えない気持ちになる理由は、今後明かされるのか気になる。

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    2026年06月23日
  • 後宮の烏

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    後宮を舞台にしている小説は色々あるけれど、世界観がとても良かったです。後宮ファンタジー好きにはぜひおすすめしたいと思いました。

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    2026年06月18日
  • 烏衣の華 4

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    絹織物の産地・棘沢を訪れた月季たち。しかし桑の神を祀る廟で殺人事件が発生。一方、町では織子たちの幽鬼が出ると噂が。

    祀られている神の正体とは?殺人と幽鬼の関連は?

    この世界の蚕神の姿は、男神、女神、馬の神など、地域によって違います。日本でも馬の神であるオシラサマは蚕の神でもありますね。

    しかし、神は「きちんと」祀らないと祟ります。今回の事件も、間違った祭祀と、人間の欲が絡んだことが原因なのですが…。

    『後宮の烏』でも、烏漣娘娘の謎が物語の鍵を握りましたし、神のありようを探すテーマは共通しています。果たして、月季の中に潜むモノは神なのか、それとも…。

    いろいろシリアスな場面が多い『烏衣

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    2026年05月19日
  • 短編小説新人賞アンソロジー

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    内容自体が強いわけではないが、どの作品にも文章に力があって読むのが楽しかった!
    数年後、目次を眺めるだけで自然と内容が浮かんでくるのではないかと思うほど、どの作品も印象に残っている。
    初めて出会った作家さんも多く、これから本屋に行く楽しみが増えてありがたい。

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    2026年05月05日
  • 烏衣の華 1

    購入済み

    面白い

    絵も綺麗だし、内容も巫術士という代わり種で面白いですね。月季の乙女心を全くわかっていない許嫁の霊耀との関係がこれから進んでいくことが楽しみです。

    #怖い #深い #じれったい

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    2026年05月03日