白川紺子のレビュー一覧

  • 契約結婚はじめました。3 ~椿屋敷の偽夫婦~
    ちょうど先日旅行で、椿の種類がたくさん植えてある植物園に行きました。この本に出てくる椿をみることができて、感激でした。この椿たちを巡って物語ができているんだな、と。今回も、やきもきしますが、相手のことを思い合ってほんわかするお話たちでした。
  • 後宮の烏7
    後宮ファンタジーという枠を超え、ミステリー要素やバトル要素も一部含んだ内容だった。
    主人公の寿雪が親しみをもてる人間性であり、そんな寿雪の力になりたいと集う仲間たちも皆温かく、ストーリー全体を通して優しさに溢れていたと感じた。
    一方、終盤では圧巻のバトルが繰り広げられ、とても緩急のある展開が広げられ...続きを読む
  • 契約結婚はじめました。2 ~椿屋敷の偽夫婦~
    やっぱりライトノベルは良いね。しかも恋愛もの。恋愛が始まった頃の初々しい感じが最高です!次巻も楽しみです!
  • 後宮の烏
    ファンタジー小説で、描写が細かい割に読み進めやすい。
    人物も多いけど多すぎず漢字だから覚えやすい。
    1巻で皇太后との争いがあっけなく終わってしまったけど、その後の話の膨らませかたも無理がなく引き込まれる設定。
    続きが楽しみ。
  • 朱華姫の御召人 上 かくて愛しき、ニセモノ巫女
    Tさんのおすすめ。

    市井の娘が後宮に入り、
    優れた能力や異能を発揮する話はよくある。
    しかも恋愛要素あり。
    そんなよくある話でありながら、
    しかも意外とドキドキシーンが多いながら、
    ありがちとは思わせない何かがあった。

    後宮に入ると言っても妃でもなく女官でもなく、
    朱華姫という巫女的な立場のせい...続きを読む
  • 朱華姫の御召人 下 かくて恋しき、花咲ける巫女
    (上巻より)

    清き神と穢れの神を両方とも祀るという、
    いかにも日本的な解決な仕方には感心したので、
    そのせいかもしれない。
    もしくは単純に物語の展開の仕方が上手い、
    つまりは著者の腕の良さか。

    神様が雛鳥の姿になって、朱華姫にかわいがられて喜んでいるのが、
    かわいかった。
    そういえば、こういう物...続きを読む
  • 花菱夫妻の退魔帖
    Tさんのおすすめ。

    異能の二人が結婚する、かなりよくあるお話。
    一人は侯爵家の末娘だが、
    女中だった母親と追い出され、浅草に暮らしていた。
    侯爵家に発見されるまでは、貧民窟で「千里眼の少女」として生活していた。
    幽霊が見える。

    もう一人は男爵家の当主。
    神職をつかさどる華族で、横浜で薫香の会社を...続きを読む
  • 後宮の烏2
    ずっと前から本屋さんで平積みされていたのが気になっていた。でもシリーズものは当たり外れがあるし、、と思いしばらくは手に取らなかったけれどアニメ化もしたとのことで今更ながら読み始めた。

    ここからは完全に個人的な好みになるけれど、かなり好きな雰囲気。寿雪や高峻をはじめとする登場人物達も人間味があってい...続きを読む
  • 花菱夫妻の退魔帖 三
    面白かった!
    淡路の君の謎に迫りつつ、鈴子の出生への手がかりも掴み、孝冬の心の澱も溶け出していく三巻。
    淡路島で絡まり繋がる様々な縁に驚きながら一気読みでした。

    相変わらずな孝冬の愛情に気付きそうな鈴子と、彼女自身もゆっくりと変化していく様子にソワソワします。
    着物描写が詳細なので、和装クラスタの...続きを読む
  • 下鴨アンティーク アリスの宝箱
    いよいよ最終巻。この本の話以降も、みんながそれぞれ一歩ずつ歩んでいく事が想像できる話で、ほんわかしました。まだまだ、白露は心配で姿をあらわしているみたいですけど(笑)
  • 契約結婚はじめました。3 ~椿屋敷の偽夫婦~
    シリーズ3冊目。
     読み始めた当初は、「椿がらみの事ばかりで、飽きたり中だるみになってしまわないかな」と思っていたのですが、実際に読んでみると、椿どうこうよりも「人と人との繋がり」を中心に据えたストーリー作りがしっかりなされているからか、全く飽きません。

     最近、巷でお勧めされていたり、売れていた...続きを読む
  • 京都くれなゐ荘奇譚(四) 呪いは朱夏に恋う
    今回は高良の出番は少なかった。
    過去の多気女王の生まれ変わりが千年蠱を祓うことが出来なかった理由が明かされました。澪はその打開策のヒントを思い付きます。
    これからどうなるか楽しみです。
    出流くん、胡散臭い感じがするけど根は良い子のようです。
    番外編で活躍?する茉奈ちゃん、結構好きです。
  • 京都くれなゐ荘奇譚(四) 呪いは朱夏に恋う
    核心に迫ってきつつあり、あっという間に読み進めてしまいました。今回は高良の出番が少なくて残念でしたが照手が頼もしく可愛い存在になっていて良かったです。秋が待ち切れないです。
  • 海神の娘
    中華風の各島国からある日突然、海神の娘が選ばれて領主の元に嫁ぐ託宣がされるまで海神の島で暮らすことになる神話のような物語。 嫁ぐ娘たちは大人しめだったけど、黄金の窟の嘽だけは武芸ができ暴君になっていた沙文の君に神罰を自ら下す登場の仕方がかっこよくて痺れました。 物語の続きがあるなら霊子と海神の関係の...続きを読む
  • 契約結婚はじめました。 ~椿屋敷の偽夫婦~
    語りが家で、新しい視点。白川先生の本は、掃除、洗濯、料理をきちんとこなしてる人がたくさん出てきて、自分の生活を反省させられます。私も見習いたいわ。
    契約結婚の2人が微笑ましくて、先の展開がとっても気になります。きっと仲良しになるんだと思いますけど。
  • 契約結婚はじめました。2 ~椿屋敷の偽夫婦~
    ・姑あらわる!
    ・晶紀氏と柊一、まさかの全面対決宣言!?
    ・絢の秘密
    ……という感じの三本立てです(いや、本当はもっと見どころはあります)。

    何気なく手に取った(し、シリーズ物と後で知った)本の中ではダントツにハマっている小説です!

    柊一&香澄の日常、丁寧で思いやりの詰まった暮らしにほっこりし、...続きを読む
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ
    シリーズ第2弾。
    今回は故人にまつわる切ないようなやるせないようなお話が多く、何回かうるうる。
    人を大事に想う気持ちが身にしみて。
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部
    兄の良鷹の今後が心配だったけど、予想外の展開でビックリです。でも、これから先のみんなの幸せが想像できて、読み終わって、ほんわか心あたたまる本でした。
  • 京都くれなゐ荘奇譚(四) 呪いは朱夏に恋う
    澪が千年蠱を祓えない理由が判明し、納得。
    そら祓えないよねぇ。そんなもん。
    だってずっと好きなんだもの。
    そしていよいよ高良を消すことなく、千年蠱を祓う方法が思いついたようで、次巻がラストになるのかな?
    家ごとの戦いにもなるのだろうか。楽しみ。
  • 海神の娘
    白川先生らしいファンタジーの世界観描写と心が暖かくなる小さな幸せが詰まった短編集。
    個人的には1話目と4話目が好き。4話目は特にスペクタクルな作品でジブリのようなハラハラも感じました。
    固有名詞の難読も世界観に合っていて私は良かったと思います。