白川紺子のレビュー一覧
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ネタバレ鴻八千代が殺害されて衝撃の幕を閉じた前巻から続き。
「木枯らし」
自分の存在のせいで、浅草で共に暮らしていた人たちが殺されたと知り、ショックを受けた鈴子。
そのショックから立ち直れないまま、孝冬に新しいお祓いの依頼が。
刑事の加賀美から持ち込まれた依頼内容は、燈火教の元信者のもとに現れる老婆の幽霊。
淡路の君の好みではないようだ、と思っていたら、依頼主の元に現れていたのは、幽霊本体ではなかった。
高利貸の老婆が、依頼主の叔父に殺されたため、叔父のところに化けて出ていたが、叔父が死んだ際に依頼主の方にきてしまった、と。
「美しい背」
鴻夫人が殺されていたことで、内務省に目をつけられて -
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これは いろんなツボにはいることを 目指した本です。
資産家令嬢 蝶子 だけど 諜報員
父親は 諜報機関のトップだったけど 何年か前に自殺
人々がまだ戦争の記憶を持っている時代
公安警察の鹿野という若くてハンサムな人が 運転手兼ボディーガードにつけられる。
父親が自殺する前に秘密の手帳を残している
という話しが広まり 蝶子は命を狙われる
最後に 仏壇から 父が亡き母に送った仏像を思い出す、
みると台座が外れ 中からラブレターが出てくる。
蝶子は気がつかなかったけど
鹿野は 何かの暗号だろうなあ!
と思う。
というところで終わっています。
続編もあるのかな?
ちょっと甘くなっていった蝶 -
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※予め断わりを。毎回「ネタバレ」はしないようにと心掛けてはいる。ただシリーズも重なると中々難しいものだとも感じながら書いている。
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シリーズ4作目。
無論、3作目を受けての続編であることは言うまでもないが……
例えばシリーズ全体で見るなら①②が「起」、それに継ぐ③④は「承」という雰囲気を醸す。ただ同じ「承」であっても“緩急”で分けるなら③に対し④は“緩”に相当するだろうか。だからと言って“中だるみ”を意味するものでは当然ない。物語の構成として“あるべき”―より効果的かつ意義深い―道筋という役割(重要性)は充分なほど感じられる。そしてこれを境に物語は大きく動くだろうこと -
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そもそもはTVアニメから嵌ったこの「後宮」シリーズ(1巻〜2巻までの内容は放送回として配信中)。原作を①〜⑦まで纏めて“箱買い”するほどの心酔――入れ込み様ではあったが、結果として原作小説はアニメ以上の質感。ここ(3巻)まで一気に(実質4日で)読み切ってしまった。
前作までの感想でも書いてはいるが、①〜②に関しては主人公である烏妃「寿雪」を中心とした、彼女に関わる人たちの為人を、後宮内で起こる摩訶不思議な事件に絡めながら、或いは切っ掛けに、寿雪との関係性も含め緻密に描き切っていく譚。つまるところ「紹介」を踏まえた“序章”、と言えなくもない。
彼女たちの諸々の素性や気質に触れ、深く知るたびその -
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『後宮の烏』2
当たり前のことを書くようだが、素直に①から読むことがお勧めとなるのだろう。
主人公は勿論のこと、脇を固める主要な登場人物の為人(背景など含めた)。そして物語の進行と共に生じるそれぞれが互いに抱く“関わり”への機微――絶妙に描かれる距離感や心情の変化など。今後の展開における基盤/基軸となる重要な要素が、①〜②を通して緻密に組み込まれていく。
因みにTVアニメでの放映はこの2巻までで終了している(この先についての予定はない)。それはすなわち物語として、ひと区切り(この先に噺が続くとしても)付くということを意味してもいる。
(※2巻までの主だった感想は1巻の方に纏めて記す)
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全7巻をまとめ買い。
元々この作品を知らないわけではなかった。
書店に赴けば、大概“面陳”或いは“平積み”扱い。人気小説であることを伝える。
ただ、いわゆる「中華ファンタジー」というものに些か苦手意識があり、中々手にすることもなく……。
ところが切っ掛けは不意に訪れる ―これまでにはない経緯で。それがTVアニメ。原作を読まずにはいられなくなるほどに、その世界観 ――物語に魅了されてしまう。
そして実際に原作を読み、その魅力がアニメ以上に艷やかであったことを目の当たりにする。
作者が綴る言葉、その描写―文章が放つ力は絶大にして巧妙。映像からでは知り得なかった繊細かつ圧倒的な“リアリティ”へ -
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ネタバレ・アリスと紫式部
後妻や妾が駄目なんじゃ無くて、そこに至るまでの納得のいく話し合いと良い家族付き合いが出来ていればと思う。
難しくても話せる口と考えれる頭があるのになあ。
優しく過去を紐解かれ、前向きになれて良かった。
・牡丹と薔薇のソネット
別れは納得してるつもりやったと言いますか。
寂しい、恋しい気持ちが長襦袢に遺ってしまった。
・星月夜
お祖母ちゃん、可愛らしい人や。可愛いツンデレ。
確かに白露がお祖母ちゃんの気持ちで、猫としてお祖父ちゃんに懐いてたら恥ずかしいな。
自分が素直に言えない気持ちを目で見るのは。
全部鹿乃ちゃんが気持ちに寄り添ってくれてるから優しい気持ちになる。
良鷹 -
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ネタバレTさんのおすすめ。
赤ん坊の時にさらわれ孤児院で育った小百合は十六歳。
ある日突然、元華族雪宮家の行方不明になっていた娘だと言われて
御殿場のアメリカン・ヴィクトリアン様式のお屋敷に引き取られる。
そこにいたのは双子の姉撫子、若い執事の橘、女中の夏代に、
給仕、コック、運転手。
そしてお屋敷は洋館ながら雪華紋をあちこちにあしらっていて、
雪華邸と呼ばれており、
庭には「雪華邸美術館」を備えていた。
新しい生活にとまどいながら、
行儀作法やテーブルマナーに学校の科目を学んでいく小百合。
食欲旺盛で体は健やかな小百合に対して、
食が細く体が弱い撫子と双子とは思えぬ二人だが、
ぎこちなくも距離が -
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絹織物の産地・棘沢を訪れた月季たち。しかし桑の神を祀る廟で殺人事件が発生。一方、町では織子たちの幽鬼が出ると噂が。
祀られている神の正体とは?殺人と幽鬼の関連は?
この世界の蚕神の姿は、男神、女神、馬の神など、地域によって違います。日本でも馬の神であるオシラサマは蚕の神でもありますね。
しかし、神は「きちんと」祀らないと祟ります。今回の事件も、間違った祭祀と、人間の欲が絡んだことが原因なのですが…。
『後宮の烏』でも、烏漣娘娘の謎が物語の鍵を握りましたし、神のありようを探すテーマは共通しています。果たして、月季の中に潜むモノは神なのか、それとも…。
いろいろシリアスな場面が多い『烏衣