海神の娘 黄金の花嫁と滅びの曲
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海神の娘 黄金の花嫁と滅びの曲

792円 (税込)

3pt

世界の南のはずれ、蛇神の抜け殻から生まれた島々。
領主は「海神の娘」を娶り、加護を受けていた。

沙来の天才楽師・忌は海から聞こえる音色に心奪われ、
滅びの曲と知らずに奏でてしまう。

隣国・沙文と戦を重ねていた沙来は領主を失い、
「海神の娘」累が産んだ男児は「敵国・沙文の次の領主となる」と託宣を受ける。

自らの運命を知り、懸命に生きる若き領主と神の娘の婚姻譚。

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海神の娘 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 海神の娘
    792円 (税込)
    世界の南の端にある「花勒」「花陀」「雨果」「沙文」の四つの島は海神のものだという。 島々は、海神たる蛇神の抜け殻からできた、という。 各島はそれぞれの領主によって治められていたが、 領主を決めるのは海神に仕える巫女王の託宣だった。 巫女王のもとには「海神の娘」が集う。 娘らは託宣によって領主のもとへ嫁いでいく。 彼女たちを娶ることで、島は海神の加護を得て、繁栄するのだという。 今宵もまた、ひとりの巫女が舟に乗せられ、月明かりの下、島影へ近づいてゆく。
  • 海神の娘 黄金の花嫁と滅びの曲
    792円 (税込)
    世界の南のはずれ、蛇神の抜け殻から生まれた島々。 領主は「海神の娘」を娶り、加護を受けていた。 沙来の天才楽師・忌は海から聞こえる音色に心奪われ、 滅びの曲と知らずに奏でてしまう。 隣国・沙文と戦を重ねていた沙来は領主を失い、 「海神の娘」累が産んだ男児は「敵国・沙文の次の領主となる」と託宣を受ける。 自らの運命を知り、懸命に生きる若き領主と神の娘の婚姻譚。

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海神の娘 黄金の花嫁と滅びの曲 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    後宮の烏スピンオフ第二弾『海神の娘 黄金の花嫁と滅びの曲』は前作『海神の娘』より前の時代のお話。

    戦争が絶えない沙文と沙来。それぞれの国の領主とその妻である海神の娘、彼らを支える人々を中心に描かれます。

    『後宮の烏』の烏連娘娘も、海神も、この世界の神々は残酷で気まぐれです。海神に選ばれた領主や海

    0
    2025年09月14日

    Posted by ブクログ

    キツイでも好き!
    冒頭から巻末までずっと重苦しくて心にのしかかる世界
    1巻で触れられていた、争いあって滅びの道を辿る両領地、主だった者が死に絶え合併に奔走する若い上層部。
    人の心を持たない海神の遊戯。
    そんな神に仕える巫女王、霊子。

    海神の世界で、遊ばれ翻弄され嘆き畏怖するしかない人々、人々を娘た

    0
    2025年01月07日

    Posted by ブクログ

    『後宮の烏』と同じ世界線の別大陸の物語。 続編を待っていました。 争いの絶えない隣国、沙文と沙来を舞台に、そこで生きる領主や海神の娘の生き様が描かれる。若由と英の夫婦の話はもちろん最後を締めくくる素敵な物語だが、この夫婦に連なる両国の脈々と続いていた歴史と人の営みを思うと、その壮大さに心打たれる。理

    0
    2024年05月26日

    Posted by ブクログ

    己れの宿命か天命か。

    決して綺麗事ではない。
    生きていかねばならぬ世界での
    幸せの在り方を問う物語ではないだろうか。

    0
    2024年05月20日

    Posted by ブクログ

    シリーズ2作目。
    明るい話ではない。辛さ苦しみ恨み怒りを扱いつつも一筋の光が訪れて救われる。人間は群れたり寄り添いつつも、一人である。特に立場が上であれば孤独だし孤高でなければならない場合が多い。海神は気まぐれで厳しく、でも娘を遣わす。

    0
    2024年05月19日

    Posted by ブクログ

    買ってからずっと積んでたけど、やっと読めた。
    1巻はあまり話同士の絡みがなかったけど、こちらは連作ものだった。
    沙文と沙来の長年の確執と再興の物語。
    しかし、海神・海若は一体何がしたかったのか。

    あと、霊子の正体も気になる。

    0
    2024年09月24日

    Posted by ブクログ

    海神の娘が領主の嫁となる世界。
    神の采配と人々のあがき。
    みんな一人一人、自分にしか乗り越えられない試練を抱えて生きている。
    なのに、血脈の縛りにも抗えない。
    生きるということの尊さ。

    0
    2024年08月07日

    Posted by ブクログ

    争い続けた沙来と沙文の2国は、神の怒りに触れ恐ろしい雷による神罰受けた過去がある。その後、両国間の婚姻を重ね平和を目指してきたが、お互いの不満が燻り再び戦が起こりそうになる。真面目な若い領主・由(ゆう)とその妻で海神の娘・英(えい)は懸命に民をなだめようとするが…。時に絶望しながらも最善を尽くそうと

    0
    2024年06月24日

    Posted by ブクログ

    シリーズの2作目。
    全作と違ってあまり救いがないというか、辛い話が多かった。
    海神は本当に気まぐれでこんなことをしてるのか......

    0
    2025年07月22日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回は沙文と沙来の短編ですが全て話が繋がっていてどんどん引き込まれました。
    海神に振り回される登場人物たちの苦悩や葛藤がドラマチックで生き生きとしていてとても胸が熱くなりました。
    領主の居ない沙来がどうなるか気になるし、海神と霊子の過去も早く読みたい…!
    続編希望!

    0
    2024年05月25日

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