白川紺子のレビュー一覧
-
澪の家は代々、蠱師(まじないし)の一族で、呪いをかけられ20歳まで生きられないと言われていた。家族には絶対に地元の長野から出てはいけないと言われていたが、ある日家族に内緒で京都へ遊びに行くと邪霊に襲われてしまい、高良と名乗る高校生に助けられて…
なぜ澪が呪いを掛けられたのか。そして澪の一族である...続きを読むPosted by ブクログ -
あま! ずっぱ! い!! (笑)
下鴨アンティークより甘酸っぱさが濃くて、わたしは好き。
そして
「このくらいゆとりある、きちんとした生活を送りたいよな…」
と、思うのも同じ。笑
忙しいを言い訳にがさつに生きすぎてる自分をいましめるためにも、定期的に読むべきかも。Posted by ブクログ -
とても面白かった。二十歳まで生きられない呪いをかけられた澪。身のまわりで起こる事件の謎や過去の秘密が明らかになっていく展開が◎高良と澪のとの関係にも注目。続きが気になる!Posted by ブクログ
-
大好きな京都が舞台ということもあって読み始めたシリーズ。
勝手に明るい話ばかりだと思っていたけれど、そうではなくて。
この巻に収められている「真夜中のカンパニュラ」は読んでいて辛くなりました。
これから先読み進めるたび一つはこういった話があるのかも、と覚悟しながら読みたいと思います。Posted by ブクログ -
静かに時に激しい鎮魂歌の様な物語を肌で感じて、泣きながらしみじみと楽しみました。情緒溢れる語り口に魅せられ、何度も読み返して、この世界観に溺れてしまいそうです。とても素敵なお話でした。
-
小説の舞台になる設定が凄いです。海の向こうにあるという神の棲む国、幽宮、その宮の葬者部である梟、梟の妹になる烏、梟と烏は海のあぶくが二つに分かれて生まれたもの、幽宮で流罪になった者が行き着く忌み島が宵、盛りだくさんで一度では理解できませんでした。香薔によって烏の器にされてしまった烏妃、悲しいですね。
-
文章が流麗というか綺麗です。文章を読むと次々と情景が浮かんできて、表紙のイラストのせいかアニメーションのように頭の中でストーリーが広がっていきます。烏妃寿雪と皇帝高峻がどのような物語を紡いでいくか楽しみです。
-
2人の切ない想いが溢れてドキドキしました。三編収録されていますがどれも繊細な世界観で胸に来るストーリーでした。挿絵も素敵でお話にとてもあっていると思いました。
-
後宮の烏がとても面白かったので、同じ作家さん作品を探したら、レビューが良かった此方の作品を見つけて購入。
登場人物もそれぞれ魅力的、頑なな主人公の棘公爵の気持ちの揺れが、もう少し描かれても良かったかな?とも感じましたが、話の筋も面白かったしお安めでしたし、購入して良かったです。 -
シリーズ4冊目。
香澄さんがついに、自分の気持ちを自覚した!
これで、次巻でお互い告白して完!となるのかな?
そうすると、晶紀氏は失恋てことになるけど、彼にも良い人があらわれないだろうか。
最終話のすみれ荘の話では、2組のカップルが誕生して微笑ましい。Posted by ブクログ -
4巻を読んでから間があいたので、これまでのストーリーをうろ覚えで読み始めたので、4巻までの世界観に勝手な印象を持ってしまっているかもしれませんが、、、。スピーディーな展開、そして続きがとても気になる終わりでした!
これまでより霊を呼ぶなどのシーンが少なかったからか、烏妃の神秘的な印象よりも等身大の...続きを読む