白川紺子のレビュー一覧

  • 花菱夫妻の退魔帖

    Posted by ブクログ

    『後宮の烏』が好きで、いつか読もうとずっと思ってました。あのシリーズは明確には恋愛ものでないので寂しく感じてました。
    大正時代×退魔もの×恋愛
    大好きな要素が詰まっていてとても楽しい読書時間でした。
    服装や装飾品の描写が細やかで美しく、想像するのが楽しかったです。
    花菱夫妻の空気感、不器用ながらも互いを大事にしようとする姿が素敵でした。
    2巻読むのが楽しみです。

    0
    2024年10月30日
  • 京都くれなゐ荘奇譚(三) 霧雨に恋は呪う

    Posted by ブクログ

    シリーズ3作目は御所人形、カフスボタン、紫陽花、塩(潮)の4話。人形、特に人の形をしたものが苦手なのでぞっとする。落ちてるものは拾うべきではないのに拾って更に持ち帰ってしまう人が意外といて災いしかなさそうで怖い。豊漁を願うのはわかるけど今回の「おしおいさま」はさすがにひどく実際あったのかと思うと不気味過ぎる。蹈鞴の事実も残酷過ぎる。人の欲や身勝手さが恐ろしい。どの話も怖い…そんな中、照手やみんなの職神がかわいく頼りになる。澪と高良の距離感が少しずつ縮まっていってるようで微笑ましくもあり過去が悲しくもある。

    0
    2024年10月29日
  • 花菱夫妻の退魔帖 二

    Posted by ブクログ

    大正時代の東京を舞台に悪霊を退治するシリーズ2作目。全てが好みなので読み終えるのがもったいなくゆっくり読み、建物や場所などの写真を見たり調べながらじっくり楽しんだ。冷ややかな考冬がいつの間にか鈴子にベタ惚れ夢中でぎこちないながらも2人のやり取りが微笑ましくて和む。没落や政略結婚などが多かった華族は悲しい事件や出来事が多く思いを残し幽霊となるし人の妄念や執着は半端なく怖く恐ろしい。血の滴る手首…怖すぎる。各話に現れる鴻なる人物と接見はあったもののまだまだ謎だらけ。謎の人物は他にもいて進む話に楽しみが深まる。

    0
    2024年10月29日
  • 京都くれなゐ荘奇譚(四) 呪いは朱夏に恋う

    Posted by ブクログ

    澪にかけられた呪いや多気女王と千年蠱の背景が少しずつわかってきたシリーズ4作目。何となく祓えない理由には察しがついてたけどやはりかと納得。昔は日本各地にあった産屋や旧家のしきたりなど日本ならではの慣習はいいものもあるけど誰かを、特に女性の心を傷つけたり蔑むものが多くて悲しい。今回は少しホラーな怖さの話が多かったけど面白くて大好き。雪丸の活躍がなかった分、照手がすごく活躍してくれてかわいかったし実はすごい子だとわかった。これを読むと職神の相棒がほしくなる。呪いじゃなくおまじない、明るい未来があるといい。

    0
    2024年10月29日
  • 花菱夫妻の退魔帖 三

    Posted by ブクログ

    シリーズ3作目は夫婦で考冬の花菱家の本邸がある淡路島へ。花菱家の歴史が詰まってるあるだけに大きく真実に近づいた気がする。お祓いを頼まれた事案が何とも言えぬ悲しみや残酷さ怒りや恐れが渦巻いていて、そんなものたちと相対する鈴子の強さと考冬を思う優しさに本当に救われる。両親の噂や兄の過去、鈴子と淡路の君の繋がり、昏い繋がりを予想させる宗教と先が気になって仕方ない。別れは悲しいけど大往生。とにかくも、大叔父の考冬への歩み寄りによって確執が薄れたようで、考冬の背負ったものが少しだけ軽くなったようでよかった。

    0
    2024年10月29日
  • 花菱夫妻の退魔帖 四

    Posted by ブクログ

    シリーズ第四弾。今回は玄関や川辺に佇んだり影となって現れる女たち。淡路の君はどの幽霊を食らうのか…と思ったら意外な幽霊を食べた。淡路の君を巡る鈴子と考冬の苦慮は続き、松印の謎も深まる。八千代の善良で慈愛に満ちた人柄を見せながらも懐に入らせない何を考えてるかわからない人って苦手。写真のことや八千代の故郷の話からとてつもない関わりがありそう。花菱夫妻の仲睦まじい様子に和み微笑ましさすら感じる。怖さの裏に物語がある、こういう幽霊話なら面白く、着物に始まり朝顔や歴史など知識が素晴らしいところも大好きな作品。

    0
    2024年10月28日
  • 烏衣の華

    Posted by ブクログ

    後宮の烏を思い出しながら読んだら同じ作者さんだったー!
    強くて頑張り屋さんな女の子が寿雪を思い出させた。
    れいようもちゃんと月季を好きでよかったわぁ(=´∀`)
    花と光で華、素敵だー!
    けいもういもとても良い。
    シリーズになるかなー。なるよねきっと。たのしみ!

    0
    2024年10月24日
  • 烏衣の華

    Posted by ブクログ

    後宮の烏と同じ世界観のこの作品
    もちろん、後宮の烏を読んでいなくても充分に楽しめる内容でした

    いつも思いますが、この方の書く不器用ながらも一途な女性たちに憧れます

    1
    2024年10月07日
  • 契約結婚はじめました。5 ~椿屋敷の偽夫婦~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    完結巻です。

    やっとお互い好きだと告白した柊一と香澄。ですが臆病な柊一は本当の夫婦としてお試し期間を置き、ダメなら偽夫婦に戻るか離婚しようという…面倒くさいことを言い出しました。香澄はそんな踏み出すのに勇気がいる柊一の気持ちを理解して待ちます。
    将来この夫婦は香澄が主導権を握りそう、肝っ玉かあさんみたいに(笑)。

    そして失恋した晶紀には新たな出会いが…。
    すみれ荘で一人暮らしをはじめた妹と心配性の兄の言い争いに巻き込まれ、成り行き上面倒を見る羽目に…。

    檀も絢と付き合うことになり大団円ですね。

    0
    2024年09月30日
  • 契約結婚はじめました。4 ~椿屋敷の偽夫婦~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    柊一と晶紀が(香澄の前以外で)気遣いを取っ払ってやりあう会話が好きです。意外に気が合うのではないかと思っています。この巻も椿に関連した相談事が持ち込まれて、本当に椿っていろいろな種類があるのだなあと思いました。
    香澄もようやく気持ちを自覚したようです。

    『すみれ荘にて』は檀の恋に進展がありました。恋人と親友が駆け落ちした歩美にも新しい恋が…。

    0
    2024年09月29日
  • 契約結婚はじめました。3 ~椿屋敷の偽夫婦~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    香澄の元許嫁、お世話になった家の息子晶紀がすみれのアパートに越してきました。香澄を巡って柊一と晶紀の静かな戦いが幕を開けました。
    なんだかんだ言っても長く一緒に住んでいた晶紀の方が香澄のことをよく知っていて、香澄が兄として自分を信頼しているが故に想いを打ち明けられずにいます。そして柊一は“契約結婚”にしばられ、香澄へ踏み込めずにいます。でもだいぶ積極的になってきている二人の戦いがどうなるのか楽しみです。

    契約結婚のことがすみれにバレてしまいましたが、二人を見守ることにしたようです。
    私も楽しみに見守りたいと思います。

    0
    2024年09月28日
  • 烏衣の華

    Posted by ブクログ

    鼓方家の因果応報ですね。
    子ども達や巻き込まれた人達の事を考えると可哀想とも思ったけど、どこまでの人達が鼓方家の成り立ちを知っていて放置していたのかと思うと何とも。

    月季と霊耀の名前良いな。
    ふたり合わせて『華』。素敵。

    1
    2024年09月18日
  • 三日月邸花図鑑 花の城のアリス

    Posted by ブクログ

    江戸時代に造られた庭から来た不思議な少女、植物の名を持つ人たち、月の満ち欠けを表すもの。庭に秘められた謎とは。
    硬質な文体により庭の持つ美しさと神秘さが際立ち、不思議な現象もするりと飲み込む。謎の重なりが解ける瞬間が美しく悲しい。

    0
    2024年09月14日
  • 後宮の烏7

    Posted by ブクログ

    主人公が自由になるとともに神々の最終決戦が描かれいく最終巻。
    少し寂しさとこれで良かったのかなとという終わり方だったので前半の話が華やかだっただけに引き替えにしたものが大きく他の結末を見てみたかったなと言うのが正直な感想です。
    でも、とても面白かったです。

    0
    2024年09月06日
  • 花菱夫妻の退魔帖 三

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回は淡路の君の祭事の為、淡路島へ向かう
    孝冬は鈴子と一緒に行く
    今回両親の死因、大叔父さんの気持ち、
    ずっと自分を責め続けてきた孝冬にとって
    少し気持ちが軽くなったようでよかった
    やっぱり鈴子の存在が大きい
    お兄さんの恋の事情も由良から教えられた
    しかし悪鬼と化した怨霊を食べてしまう淡路の君
    最強だと思う
    これを祓えるのか?
    次の4巻再読して感想書きます

    0
    2024年08月31日
  • 朱華姫の御召人 下 かくて恋しき、花咲ける巫女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    朱華姫として千依神を呼び出した蛍。柊とも仲睦まじいが、それを快く思わない人々も多い。皇太子 萩 との関係、何故秘密が漏れるのか、分からないことだらけの中で、蛍と柊を引き離そうとする力が働き、また蛍の出自がばれてしまう…

    神の喧嘩と人の喧嘩が重なり合っている、というのが問題なのか…うまく纏めている感じなんだけれども、柊の立場だとそう易々と納得できるのか微妙だし、帝はお后を選んだ時点で見る目なかったってことで自己嫌悪に陥らないのか?と思う。読後感はいいけれど、少し詰め込みすぎか。

    0
    2024年08月28日
  • 朱華姫の御召人 上 かくて愛しき、ニセモノ巫女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ああ、元コバルト文庫なのね、納得、という感じの甘い物語。

    先帝の子であることを隠して伯父の家で使用人のように虐げられている蛍。帝に都合が良いから、と巫女 朱華姫として召喚される。朱華姫は第二皇子が御召人として、庇護、護衛をする。偽の朱華姫となった蛍の御召人は柊。柊ははがねの御子として忌避されていた。そして蛍は自分自身の身の回りで不穏なことが相次いで起こり、権謀術数に巻き込まれていく。

    なかなか面白かったけれど、展開が早いなあ、と思う。上下巻だから、ゆっくりいくのかと思ったけれど、そんなことはなく、割とあっさり味方になる人が増える。それでもなかなか読ませる話だった。

    0
    2024年08月28日
  • 後宮の烏5

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    烏妃の謎が徐々に分かってきて、あっという間に結界を破るところまで迫って怒涛の展開!ハラハラしながら、久しぶりに夜更かしして読破しました。もう少しもったいぶるかと思ってたのに。

    0
    2024年08月26日
  • 後宮の烏4

    Posted by ブクログ

    衝撃だった!烏妃の謎がメインの話だが、最近の私は恋愛に重きを置いて本を読んでいるので、最後の章は本当にショックだった。今年のお盆は、衝撃で結構引きずった…。あとがきがないのも、作者の意図が分からず、つらいです…。早く続きを読まねば。

    0
    2024年08月15日
  • 後宮の烏2

    Posted by ブクログ

    死者を相手にするので悲しい話ばかりだけど、その中に少しほんわかする話があって読んでる方も救われる感じです。烏妃の謎が深ばるばかりで、続きが気になります!

    0
    2024年07月28日