無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで203万冊以上配信中!
高峻は寿雪を救い出すため、もっとも険しい道を選び、進んでいく。初代烏妃、香薔(こうしょう)の過ちをただすこと。すなわち、香薔が烏妃のなかに閉じ込めた烏漣娘娘(うれんにゃんにゃん)を解放すること。この秋、宮中は慶事に沸いた。同じ頃、先の騒動の影響で夜明宮は、ひっそりと静まり返っていた……。烏妃はひとりで在るもの。先代、烏妃の戒めが、寿雪の胸を刺す。それでも周囲には九九や温螢、淡海たちがいる。寿雪は、抱えたものを守り通すため、烏妃として突きつけられた切ない運命に対峙することを決意して――。圧倒的中華幻想譚。激動の第五弾!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
後宮の奥深くに住みながらも夜伽をしない特別な妃、「烏妃」。彼女は不思議な術の使い手で、頼まれれば依頼者の差し出す代償と引き換えに、呪殺、祈祷、失せ物探しと何でも引き受けてくれるという。そんな彼女のもとへ、あるとき皇帝がやってくるところから始まる、中華風ファンタジー兼ライトミステリー小説。
コバルト文庫出身の作家だからなのか、少女小説のような雰囲気もあってとても読みやすいです。硬質な烏妃の姿と言葉が非常に印象的で、美しい表紙イラストと相まって、あっという間に本の世界に引き込まれます。また、どの巻も連作の短編で構成されており、いずれのお話も謎解き短編として充分楽しめますが、共通して描かれる烏妃と皇帝のささやかな交流が二人の孤独をかえって際立たせているようで、大きな伏線と思われる二人の関係とそれにまつわるさまざまな謎とともに、先が気になってつい読み進めてしまいます。個人的には、衣装や風景を表現する作家の文章力を強くアピールしたい! ぜひ読んでみてください。
Posted by ブクログ
遂に5巻だ。
軽重にかかわらず、此処まで悲喜交交の経験/経緯を経て、「烏妃」を背負う寿雪、そして彼女に関わる人々の命運が、いよいよ佳境へと誘われていく。
物語は最終局面へと。大きなうねりを伴って動き出す。
『取捨択一』――何かを選ぶということは何かを捨てるということ。全てをもっては征けぬ。その覚悟を持たなければならない、と……。
ひとりであること――人と関わらぬことを余儀なくされてきた「烏妃」としての寿雪ではあったが、否応なく人との関わりを知ることになる。それによりこれまで“ひとり”であった頃には有りもしなかった類の「苦悩」「不安」「喜び」「慈しみ」「憤り」「悲しみ」「淋しさ」「嫉妬」そして「愛」を知ることになる。ただそれらの感情は「烏妃」としてではなく彼女自身の内面と向き合うことに他ならない。それはつまり芽生えゆく“自我”を意味する。
更にはそれが“世”に変化をもたらすトリガー(銃爪)にもなること(それは懸念/憂慮でもあった)を、いよいよこの5巻では語っていく。
彼女の中に生まれた「感情」や「想い」。それらは蓄積された“経験”の中で育まれたものだ。
ただし、そのことが「寿雪」だけに関わる事柄ではないのもこの物語の要。世の激動をも意味している。
とりわけ寿雪、そして彼女を“想う”高峻――「冬の王」と「夏の王」であるふたり――に課せられた宿命(もしくは“責務”とも言えるのかもしれない)に係るからこその“えにし”である。
作者の筆致はなおも丁寧で、ともすれば“細かい”。ただそれこそがこの“ファンタジー”――中華幻想譚――をより確かな、リアルなものにしている。
作者が懐き、事の始まりより秘めるべく“理”が、物語に生きる一人ひとりの意志を介してより明白なものに、そして物語をより肌身に触れる感覚で震撼させていく。
さて物語は遂に終焉に向かっていく。楽しみと淋しさを、今、私は心の中に宿している。
面白いです
みんなの関係が動いているなとは思って読んでいましたが、絡まった糸が微妙に引っかかって、思っていない方向に話がすすんで、今はとにかく続きが気になります。
6巻まで我慢すれば良かったかも
4巻を読んでから間があいたので、これまでのストーリーをうろ覚えで読み始めたので、4巻までの世界観に勝手な印象を持ってしまっているかもしれませんが、、、。スピーディーな展開、そして続きがとても気になる終わりでした!
これまでより霊を呼ぶなどのシーンが少なかったからか、烏妃の神秘的な印象よりも等身大の寿雪に目が行くようなエピソードがちりばめられていたように思います。人により好き好きかもしれませんが、私はそのおかげでこの小説の世界に深みを感じ、これまで以上に引き込まれました。
次がすごく気になる終わり方だったので、待てるなら、5巻を買っておいて 6巻出てから一気読みも良いかもです!
待っててよかった!
年末に配信されたこの作品。お正月休みまで読むのを我慢していて良かった!どんなにお金をかけた映画を観るよりも、何何倍もこちらの方が劇的で美しい!
Posted by ブクログ
いよいよ初代烏妃の結界を壊す時が来た!寿雪と高峻の関係にも変化が? いよいよ第5巻。烏妃の謎がだんだん解き明かされていくとともに、益々複雑に絡み合っていく。
前作の騒動で、夜明宮に謹慎している寿雪(ヒロイン)。一方で妃2名が同時に懐妊し、宮中は喜びに湧いている。
高峻(皇帝)は彼女の中に閉じ込められている烏を解き放し、彼女も自由にしてやろうと画策する。
本書でも今まで同様に、烏妃の謎を解くというメインのスジの傍、寿雪を頼ってくる人々の持ち込む話を解決する構成になっている。
そして第5巻では宿敵白雷の力を借り、いよいよ初代烏妃の結界を破る展開になる。
九つの門の結界を破るのには成功したが、初代烏妃によってかけられた呪いによって、歴代の烏妃が蘇り寿雪に襲いかかる。(盛り上がりますなあ)
そして、寿雪に取り憑いているのは烏漣娘娘か、それとも初代烏妃なのか?得体の知れないものが寿雪に取り憑いて第5巻は終了。
隠娘には今後どんな役割が振られるのか。
今まではっきりしなかった寿雪と高峻の関係(気持ち)にも変化が?
次作が待たれる。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
少女・女性マンガ
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸