後宮の烏4

後宮の烏4

671円 (税込)

3pt

今宵も夜明宮には訪いが絶えない。泊鶴宮の蚕室で、大切な繭がなくなったという宮女……。一方、花娘を通じ城内での謎多き失せ物探しも舞い込んで!? 烏妃を頼る者は日に日に増え、守るもののできた寿雪の変化に言いようのない感情を抱く高峻。やがて二人は真実眠る歴史の深部へ。鍵を握るのは名もなき幽鬼か、あるいは――。圧倒的中華幻想譚、待望の第四弾!!【目次】蚕神/金の杯/墨は告げる/禁色

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後宮の烏 のシリーズ作品

1~7巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~7件目 / 7件
  • 後宮の烏
    616円 (税込)
    後宮の奥深く、妃でありながら夜伽をすることのない、「烏妃」と呼ばれる特別な妃が住んでいる。その姿を見た者は、老婆であると言う者もいれば、少女だったと言う者もいた。彼女は不思議な術を使い、呪殺から失せ物さがしまで、何でも引き受けてくれるという――。時の皇帝・高峻は、ある依頼のために烏妃のもとを訪れる。この巡り合わせが、歴史を覆す「禁忌」になると知らずに。 【目次】翡翠の耳飾り/花笛/雲雀公主/玻璃に祈る
  • 後宮の烏2
    638円 (税込)
    後宮で生きながら帝のお渡りがなく、また、けして帝にひざまずくことのない特別な妃・烏妃。当代の烏妃として生きる寿雪は、先代の言いつけに背き、侍女を傍に置いたことに深く戸惑っていた。ある夜、後宮で起きた凄惨な事件は、寿雪が知る由もなかった驚愕の真実をもたらす、が――。烏妃をしばる烏漣娘娘とは何か? 烏漣娘娘がおそれる「梟」とは一体誰なのか?
  • 後宮の烏3
    627円 (税込)
    「梟」が残した羽根に、自らの行く末を重ねる寿雪。先代の戒めに反し夜明宮は孤独から遠ざかるも、寿雪自身は虚しさから逃れることが出来ずにいた。烏妃の許には、今宵も訪問者が絶えない。泊鶴宮での怪異は、やがて烏漣娘娘への信仰を脅かす『八真教』へと通じて? 他方、高峻は烏妃を「烏」から解放する一筋の光明を見出し、半信半疑ながらも寿雪と共にあることを決め!?【目次】雨夜の訪い/亀の王/袖を引く手/黄昏宝珠
  • 後宮の烏4
    671円 (税込)
    今宵も夜明宮には訪いが絶えない。泊鶴宮の蚕室で、大切な繭がなくなったという宮女……。一方、花娘を通じ城内での謎多き失せ物探しも舞い込んで!? 烏妃を頼る者は日に日に増え、守るもののできた寿雪の変化に言いようのない感情を抱く高峻。やがて二人は真実眠る歴史の深部へ。鍵を握るのは名もなき幽鬼か、あるいは――。圧倒的中華幻想譚、待望の第四弾!!【目次】蚕神/金の杯/墨は告げる/禁色
  • 後宮の烏5
    682円 (税込)
    高峻は寿雪を救い出すため、もっとも険しい道を選び、進んでいく。初代烏妃、香薔(こうしょう)の過ちをただすこと。すなわち、香薔が烏妃のなかに閉じ込めた烏漣娘娘(うれんにゃんにゃん)を解放すること。この秋、宮中は慶事に沸いた。同じ頃、先の騒動の影響で夜明宮は、ひっそりと静まり返っていた……。烏妃はひとりで在るもの。先代、烏妃の戒めが、寿雪の胸を刺す。それでも周囲には九九や温螢、淡海たちがいる。寿雪は、抱えたものを守り通すため、烏妃として突きつけられた切ない運命に対峙することを決意して――。圧倒的中華幻想譚。激動の第五弾!
  • 後宮の烏6
    660円 (税込)
    寿雪の銀髪が、衆目にさらされた。その銀髪こそが、前王朝の血を引く証だった。高峻が策をもって隠してきた寿雪の秘密がしられてしまったのだ。同時に、柳寿雪は化け物を退治した美しき巫婆だという評判も城下に広がり始めていた。だが寿雪本人の魂は何処かへと去ってしまい、その肉体に宿り動かしているのは“烏”だった…。
  • 後宮の烏7
    660円 (税込)
    寿雪は千里と之季の安否を知り、烏の半身をさがすため、界島へと向かった。が、対岸の港まで到着すると、海底火山の噴火で島へは渡れなくなっていた。海が荒れていたのも噴火も、烏の半身や鼇の神が海神を刺激したせいだ。そこで出会った花娘の父である海商・知徳は、噴火さえ収まれば舟と水手を貸すと約束してくれる。一方、界島では白雷や海燕子に助けられた千里と之季、楪が海商・序家の屋敷で介抱されていた。千里はまだ意識を取り戻さないものの、昭氏の薬草で快方に向かっている。白雷は烏の半身である黒刀を前に考え込んでいる…。特別な妃が誘う圧倒的中華幻想譚、ここに完結!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

後宮の烏4 のユーザーレビュー

後宮の奥深くに住みながらも夜伽をしない特別な妃、「烏妃」。彼女は不思議な術の使い手で、頼まれれば依頼者の差し出す代償と引き換えに、呪殺、祈祷、失せ物探しと何でも引き受けてくれるという。そんな彼女のもとへ、あるとき皇帝がやってくるところから始まる、中華風ファンタジー兼ライトミステリー小説。
コバルト文庫出身の作家だからなのか、少女小説のような雰囲気もあってとても読みやすいです。硬質な烏妃の姿と言葉が非常に印象的で、美しい表紙イラストと相まって、あっという間に本の世界に引き込まれます。また、どの巻も連作の短編で構成されており、いずれのお話も謎解き短編として充分楽しめますが、共通して描かれる烏妃と皇帝のささやかな交流が二人の孤独をかえって際立たせているようで、大きな伏線と思われる二人の関係とそれにまつわるさまざまな謎とともに、先が気になってつい読み進めてしまいます。個人的には、衣装や風景を表現する作家の文章力を強くアピールしたい! ぜひ読んでみてください。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年12月05日

    色々と謎が解けつつ、次の謎へと言う感じでした。
    登場人物達がそれぞれ愛おしく思える巻でもありました。
    さぁ、次の巻へ〜

    0
    購入済み

    面白いです

    2022年11月04日

    寿雪の無垢で優しい心が敵対している者に乱される様子がすごく絡まってのみ込まれるように読みました。それぞれが正義を持っているので勧善懲悪とも言えず、悩ましいです。

    0
    購入済み

    2022年02月04日

    元々図書館で借りて読んでいたけれど、好きな作品だなと思ってBookLiveのアカウントを作って購入。
    1,2巻を読んでいる時は、後宮の中で事件を解決しつつ人間関係の変化があるのかなと思いきや、だんだん壮大になってきて思わぬ方向に進んでいくので毎回引き込まれる。
    高峻と寿雪もこの先どうなるのか気に...続きを読む

    #感動する #切ない #ドキドキハラハラ

    0

    Posted by ブクログ 2021年03月08日

    シリーズ初期からは想像もつかないほど壮大な話になってくが、著者は最初からここまで考えてたんだろうか……。
    この次、5巻が出て、かなりクライマックスに近づいてるけど、6巻で終わり?
    7巻までいくかな。

    0

    Posted by ブクログ 2020年11月15日

    3巻から、だんだん、描かれる世界が広がってきて、政治やほかの土地の話など、地図も出てきて、難しくなってくるかな…とちょっと不安だったのですが、基本的に一人一人の心の在り方、人となりの描写、なぜこの人はこのような言動行動をとるのかを、綿密に描いてくださるので、読みやすく、またどの登場人物にも共感できる...続きを読む

    0
    購入済み

    おもしろい!

    2020年06月16日

    書店でよく見かけるので気になって読んでみました。読んでよかった!二人の心、周囲の人々の心、そして幽鬼となった人々の心、すべてがこれからどうなっていくのか気になります。新刊が出たら絶対に買います。
    十二国記や夢枕獏の陰陽師が好きなら、この作品も好きになると思います。

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月01日

    ここまできてやっとページ戻らずとも相関図や宮の呼称などスラスラ読めるようになり煩わしさがなくなった。
    感想は7巻で綴ろうと思う。

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月17日

    神話や文化、政治的な駆け引きなど作りこまれていて良い。
    キャラクターがどんどん個性的で魅力的になる。
    淡海が寿雪に傾倒する巻。寿雪、人たらしめ。恐ろしい子。

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月28日

    徐々に秘密が明かされる古の神々の物語激動と烏妃の役割。一方で他国の思わく、内乱の予兆、巫術師との闘いなど激動に向かって急展開の様相。全巻のアニメ化を望みますねー

    0

    Posted by ブクログ 2022年11月03日

    やっと結界を解く方法が解っても解ける人が居なければね〜
    でも帝はやっぱり寿雪の味方で居てくれるんだね〜
    でも暴動は駄目だね
    熱心な信者って何するかわからん

    0

後宮の烏4 の詳細情報

  • アニメ化

    「後宮の烏」

    2022年10月~ TOKYO MX・BS11ほか
    声の出演:水野朔、水中雅章、八代拓

閲覧環境

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