無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
後宮の奥深くに住みながらも夜伽をしない特別な妃、「烏妃」。彼女は不思議な術の使い手で、頼まれれば依頼者の差し出す代償と引き換えに、呪殺、祈祷、失せ物探しと何でも引き受けてくれるという。そんな彼女のもとへ、あるとき皇帝がやってくるところから始まる、中華風ファンタジー兼ライトミステリー小説。
コバルト文庫出身の作家だからなのか、少女小説のような雰囲気もあってとても読みやすいです。硬質な烏妃の姿と言葉が非常に印象的で、美しい表紙イラストと相まって、あっという間に本の世界に引き込まれます。また、どの巻も連作の短編で構成されており、いずれのお話も謎解き短編として充分楽しめますが、共通して描かれる烏妃と皇帝のささやかな交流が二人の孤独をかえって際立たせているようで、大きな伏線と思われる二人の関係とそれにまつわるさまざまな謎とともに、先が気になってつい読み進めてしまいます。個人的には、衣装や風景を表現する作家の文章力を強くアピールしたい! ぜひ読んでみてください。
面白いです
寿雪の無垢で優しい心が敵対している者に乱される様子がすごく絡まってのみ込まれるように読みました。それぞれが正義を持っているので勧善懲悪とも言えず、悩ましいです。
おもしろい!
書店でよく見かけるので気になって読んでみました。読んでよかった!二人の心、周囲の人々の心、そして幽鬼となった人々の心、すべてがこれからどうなっていくのか気になります。新刊が出たら絶対に買います。
十二国記や夢枕獏の陰陽師が好きなら、この作品も好きになると思います。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。