【感想・ネタバレ】朱華姫の御召人 下 かくて恋しき、花咲ける巫女のレビュー

あらすじ

姿を消したはずの国の護り神、千依神が現れ、正式な朱華姫となった蛍。御召人である柊にますます甘やかされ、自分が弱くなっていくようで蛍は戸惑いを覚えていた。そんな中、蛍に対する嫌がらせが相次ぐ。自分たちで犯人をつきとめようとするが、ある時、蛍の秘密――腰の痣が白日の下に晒されてしまう。母の言う『禍』とは何か、出生の秘密が暴かれるとき、帝の宮で一体何が起こるというのか? 虐げられてきた少女が知る、真実とは!? 和風ファンタジー、完結巻!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

朱華姫として千依神を呼び出した蛍。柊とも仲睦まじいが、それを快く思わない人々も多い。皇太子 萩 との関係、何故秘密が漏れるのか、分からないことだらけの中で、蛍と柊を引き離そうとする力が働き、また蛍の出自がばれてしまう…

神の喧嘩と人の喧嘩が重なり合っている、というのが問題なのか…うまく纏めている感じなんだけれども、柊の立場だとそう易々と納得できるのか微妙だし、帝はお后を選んだ時点で見る目なかったってことで自己嫌悪に陥らないのか?と思う。読後感はいいけれど、少し詰め込みすぎか。

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2024年08月28日

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ネタバレ

(上巻より)

清き神と穢れの神を両方とも祀るという、
いかにも日本的な解決な仕方には感心したので、
そのせいかもしれない。
もしくは単純に物語の展開の仕方が上手い、
つまりは著者の腕の良さか。

神様が雛鳥の姿になって、朱華姫にかわいがられて喜んでいるのが、
かわいかった。
そういえば、こういう物語の主人公は食い意地が張っている、
失礼、食べ物好きなことが多いのはなぜなのか。
子どもっぽさを演出するため?

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2024年03月03日

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下巻に入ってから
盛りだくさんのエピソード
めっちゃ面白かった

後宮の烏の原点とあったので
これから後宮の烏を読む予定

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2023年01月19日

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ネタバレ

朱華姫となった蛍は御召人の柊に甘やかされる事に困惑していた。そんな中、蛍に対しての嫌がらせが相次ぎ、次第に疲弊して行く。何とか自分達で犯人を突き止めようとするが…

先帝の子である蛍の秘密が露見し、政略に巻き込まれてしまう蛍と柊。そして、柊の傷を癒す訳など、ジェットコースターの様な展開にハラハラしっぱなしでした。

全ての禍から這い上がった2人に、帝のお達しも驚きでした。
3年後、蛍の隣には柊がいて欲しいです。

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2022年12月28日

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「後宮の烏」が最終巻で失速してしまったので、この作品もどうなることかと一抹の不安はありましたが、最後までテンポ良く読むことができました。

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2022年11月13日

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蛍って幼いけど人が思いもしなかった光と影が寄り添えるって神様にも認めさせて凄い
何時までも柊と無意識ラブラブしててほしいなぁ〜

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2022年11月06日

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他者と親しくする事も触れ合うこともなかったため距離感が分からず、さらに身の内に穢れ神の一部を宿しながらも、誰かを妬んだり恨んだりしなかった純真なヒーローの初めての邪な(?)願いに、心がキュッとしました。

偽巫女の進退、政敵同士の確執、后の悲願、光と闇の神の再度の対立、と様々な問題が上手く終息してなるほど納得の下巻。

あっという間に読み終わりました。
楽しかったです。

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2025年10月18日

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相対する神の絡むファンタジーにありがちな結末。ともに寄り添う。そして、人間の方は時間をかけて穏やかに解決していく。
フォーマット通り。サクッと読める。(何か物足りなさは否めない)

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2024年07月02日

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とても気持ちの良い純愛物語
不運な境遇を受け入れ、純粋にひたむきに一生懸命生きていた2人が出会ってしまい お互い惹かれてあってる事に気付かない純粋さが微笑ましい

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2024年06月17日

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2014年に集英社コバルト文庫から刊行されたものを2022年に集英社文庫から再刊行。
『後宮の烏』と似た世界観ではあるけど、全然テイストが違いました。
こちらの方が明るい話で、胸キュンもあり、コバルト文庫らしい作風です。
面白かったですが、『後宮の烏』や『花菱夫妻の退魔帖』の方が好きです。

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2023年06月19日

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ネタバレ

無自覚にイチャイチャしてたら大ピンチになったけどなんとか丸く収まりました。
って書くとすんごい安っぽいけど、愛情に恵まれず育った二人が、自分の衝動の源もわからないまま思わず触れ合ってしまう様がとてもよかった。神様たちも丸く収まって嬉しい。

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2023年05月13日

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白川さんの作品は優しい人が多いなぁと読み終わって
温かな気持ちになりました。続編あると良いなぁと思います。

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2023年01月28日

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ネタバレ

 これくらいの長さで終わってくれるとありがたかったりする今日この頃。

 長いから読めないということではなく、年齢や体調の都合なんだけどね。

 楽しかったです。

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2022年10月20日

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単発ものだからか、神の戦いも、政治のごちゃごちゃもあっという間にかたがついて…物足りない!
3年後どうなるねん!
全てが中途半端や…

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2023年06月19日

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姿を消したはずの国の護り神、千依神が現れ、正式な朱華姫となった蛍。御召人である柊にますます甘やかされ、自分が弱くなっていくようで蛍は戸惑いを覚えていた。
そんな中、蛍の秘密がついに明かされてしまう。母の言う『禍』とは何か、帝の宮で一体何が起こるというのか?

あれよあれよという間に大事になっていきましたが、収まるところにちゃんと収まったので、安心して読み終わることができました。
すべての謎も分かりましたし、すっきり終わって良かったです。

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2023年04月17日

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後宮の烏がものすごく面白かったので購入しましたがイマイチでした。しかし後宮の烏がライトノベルとは一線を画す作品だったのだと思います。こちらはライトノベルの王道的作品で私には少し物足りませんでした。

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2023年03月14日

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ラストに向かって怒涛の展開
いろいろな謎が解き明かされていくので
やめられず一気読み
柊くんもいいけど個人的には兄ちゃんもいい
続編がでるなら、またあのオレ様な兄ちゃんを
活躍させて欲しい

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2023年01月05日

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ネタバレ

上巻からの続きが気になっていたのもあり、一気読みでした。後宮の烏と同じ世界観です。
設定が難しい作品もあったりするのであまりファンタジーは読まないのですが、歴史を含んだファンタジー( 歴史の要素は後宮くらい )は読みやすいのはなんででしょうかね?
歴史自体が本当かどうか分からないのもあって、私の頭の中ではファンタジーに分類されているのかな。

偽物の朱華姫をやることになった、先帝の隠し子の蛍。色々あり、正式な朱華姫になった所からの続きです。
偽物( 柊は知らない )から本物の朱華姫になったので立場が変わったのですが、相変わらずとっても甘やかされてます。蛍が自分で動いてる時間と抱っこされてる時間が半々なのではないかと思う程、ずっと抱っこされて持ち運ばれてました。

なんだかんだありましたが、最後は丸く収まって良かった。でもまさかのハーレムエンド。個人的にはその後のお話が読みたくて、ソワソワしてます。

原点も読み終わったので『後宮の烏』を読もうかな。

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2022年11月04日

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