【感想・ネタバレ】契約結婚はじめました。5 ~椿屋敷の偽夫婦~のレビュー

あらすじ

<椿屋敷>に住む香澄と柊一は、ワケあって結婚した「偽夫婦」である――とはいうものの。香澄が柊一への気持ちを自覚したことで、ついに……。もちろん柊一も、ずいぶん前から香澄のことを憎からず想っているのだ。柊一のもとには今日も今日とて客人が絶えない。七変化椿、もうひとつの椿屋敷……? 三者三様の夫婦のあり方にふれ、ふたりは関係を見つめなおし――。【目次】二匹のねずみ/神さまの花/椿屋敷の若夫婦/すみれ荘にて ―真昼の星―/すみれ荘にて ―廣田くんの受難―/すみれ荘にて ―三人寄れば―/小春日和

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

とうとう最終巻。大分前からお互いの気持ちは決まっていたので、柊一と香澄さんの話はさくっと終わりましたね。
2人以外の檀と絢さんの恋の行方や、身を引いた兄の晶紀のその後の話も入っててよかったです。
椿だけでもいろんな種類があるし、花って奥深いんだなと勉強になりました。

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2025年02月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

完結巻です。

やっとお互い好きだと告白した柊一と香澄。ですが臆病な柊一は本当の夫婦としてお試し期間を置き、ダメなら偽夫婦に戻るか離婚しようという…面倒くさいことを言い出しました。香澄はそんな踏み出すのに勇気がいる柊一の気持ちを理解して待ちます。
将来この夫婦は香澄が主導権を握りそう、肝っ玉かあさんみたいに(笑)。

そして失恋した晶紀には新たな出会いが…。
すみれ荘で一人暮らしをはじめた妹と心配性の兄の言い争いに巻き込まれ、成り行き上面倒を見る羽目に…。

檀も絢と付き合うことになり大団円ですね。

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2024年09月30日

ネタバレ 購入済み

遂に最終巻。柊一と香澄さんの関係も収まるところに収まることが出来てホント良かった。その直前におかしなと言うか面倒な柊一の提案があったりしましたが、ほのぼのとした関係はこれからも続くのでしょう。
すみれ荘の住人たち、特に檀の兄離れと晶紀さんの妹離れが幸せを見つけ順調に進んでいきそうな話にもほっこりしました。
波乱万丈ではない、こんな穏やかなお話も良いものです。

#ハッピー #ほのぼの #癒やされる

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2023年11月11日

Posted by ブクログ

シリーズ最終巻。ついに!ついに柊一が香澄に気持ちを伝える事が出来た。晶紀にせっつかれた結果なのが、何とも柊一らしいといったところか…。しかも、決着が付いたところか思いきや、訳のわからない条件を付けるとは何て面倒くさい男だ!でも、それも柊一らしいというか…。鈍いのか鋭いのかよく分からない香澄だけど、やっと本物の幸せが訪れて本当に良かった!ホンワカ楽しいシリーズでした♪
すみれ荘の住民にスポットを当てた短編も、このアパートに住みたいなぁ、と思わせる温かさがあって良かった!

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2020年03月02日

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偽装夫婦の結末は読み始めから想像できたので「だよね」って感じ。
それよりもすみれ荘の面々のエピソードが面白くて、こっちをメインにして欲しかったなぁ。

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2025年01月29日

Posted by ブクログ

最終巻。
のんびりと進んでいった2人の気持ち。けど最終巻は結構サクッといった印象。今までがゆっくりだったからか?
シリーズ通して和ませていただきました。

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2024年09月19日

Posted by ブクログ

色白な椿を出雲旅行中にみたので、親近感を持って読むことができました。ほんわか温かい家庭、築けるように私も努力したいです。

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2024年06月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本筋の椿屋敷があまりにも穏やかなので、何となくぱきっとしたすみれ荘の、陰りまではいかないシュッとした感がちゃんとある様子に、きゅうっとした。
それにより星ひとつ増量。すき。

偽夫婦も勿論きらいじゃないんだけど、しあわせ安全圏すぎてたまに若干物足りない。わがまま。笑
何だか色々あった本編のあとの、ご褒美としての「その後」みたいな平和さなのだ。
メイン筋がそれって、珍しいアプローチな気もする。
これまでの巻の物語を明確には覚えていないけれど、荒ぶらないイメージ。

少し前に読んだ「後宮の烏」3巻でもそうだったけど、ちらちらと冷徹感が見え隠れするから、きれいを追っていてもそういう感情もあるんだってハッとするし、だからこそ椿屋敷は特に、振り切った癒しへの欲求なのかな、と思わされたりした。

言い方が腹立つから、意見がもっともでも素直に聞けない、と苦情を受けた晶おにいちゃんをとてもとても応援したい。
まあ、「子供ですか」扱いでおにいちゃんは勝利しているけど……。良いな……。

それにしても、他シリーズでもそうだけど、美味しいものへの執着というか、たべものの美味しさ万能説がすごい。健全である。。

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2020年07月24日

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ネタバレ

終わってしまったーーー大好きな世界観だった。
柊一さんが、ようやく救われたと思った。
半ば暴力的に養子だという事を知らされて、「お前はいらないんだ」って子どもの頃に言われて、どれだけ深い傷を抱えてたんだろうって思うところがあって。

でもそれを救ったのは、香澄さんのあたたかさと優しさと相手のために思ってる事をはっきり言えるところだと思う。

この2人はもちろん、すみれさん、檀、絢さん、そして昌お兄ちゃん、その他のキャラみんな好きになったなあ。
特にすみれさんが言う事には名言がたくさん隠れてたな。

昌お兄ちゃん、最初は「なんだこの人」と思って、すみれ荘に越してきた時は、「まじか...」と思ったけど、彼には彼の思いがきちんとあるからこその行動だったんだよなあ。そう思うと切ない。いつか報われてくれ〜って思ってたら、最後の方ですみれ荘の住人達と仲良くなってる姿が描かれていて微笑ましかったしよかったねって思った!

読むたび、わくわく、ハラハラ、ほんわかするお話でした!
私も椿屋敷の縁側に行ってみたい!笑

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2020年02月02日

購入済み

ほのぼのです。

このお話の中に出てくる人は みんな良い人。
日々の生活に疲れている人にはもってこいのお話。
何気ない日常に幸せを感じられる小説です。

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2019年11月22日

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ネタバレ

折角お互い自覚したのに、柊一さん、そりゃないでしょという。
椿屋敷も言っていましたが、随分むずむずしたし、唸りたくもなりました。
ようやく、本当にようやく偽夫婦がほんものの夫婦になれると思ったのに、踏ん切りがつかなかったのは旦那の方だった。
香澄さんは自覚は遅かったけれど、彼女の方が余裕がありました
謎解きをしている旦那より、嫁の方がある意味視野が広く、心も広かったのでしょう。
柊一さんの臆病さや思い切りの悪さのせいで一時回り道をしましたが、相談に訪れた人たちの色々な結婚や夫婦の姿を見て、最後にはようやっとほんものの夫婦になれた二人。
この日をどんなに待ち望んだことか。
側から見ればどう見てもお似合いだった微笑ましい夫婦が、契約抜きにほんとうの夫婦になれたところまで見届けられたことは、本当に感慨深いです。
末長く、末長くお幸せに。
本編は半分もなくて、残りはすみれ荘での話。
檀くんの方も決着が付きましたし(いやまあ前回一応付いていたには付いていたけど、ちゃんとした意味で決着がついた)結局フラれる形になってしまった元婚約者殿にも救済?話があってほっとしました。
最後の小春の話も、しんみりとしながらも、ほっこりできて、いい締めの話だったと思います。
柊一さんにとって香澄さんがどれほど大切な存在だったのかが分かる話だったので。
いい読後感に満たされたシリーズでした。

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2019年11月06日

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なんか思いの外あっさり着地してしまって逆にこの先大丈夫かしら、と言う気がしちゃった笑

2022.4.2
50

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2022年04月02日

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ネタバレ

完結巻。
最後にもうひと萌えあるかと思ったら、なんというかあっさりと終わってしまった。
半分以上は番外編というか、スピンオフというか。

檀君の恋にも決着がついて、さらに鷲尾さんにも春がくるのか?というエピソードも。
少なくとも、新しい友達ができて楽しそう。

綺麗に全部終わったので、これにて完結、かな。

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2021年07月30日

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 ハイハイハイハイご馳走様でした!!(ぱんぱん)……と自棄を起こしたくなるような仲良しぶりでの大団円でした。もう一波乱二波乱あるかと予想していましたが、存外すんなりと、落ち着くところに落ち着きましたね。まぁそりゃそうか、あれだけ思いあっていたわけですし(笑)
 それにしても……香澄さん、家事力も人間性も完璧か……(汗)

 ついに本編にボリュームで勝ってしまった「すみれ荘」シリーズは、とっちらかったまま完結してしまったような印象。それはそれで、「すみれ荘」らしいのかな(笑)

 巻末の、檀くんの愛犬視点の「小春日和」は胸にグッと来たものも、最後の最後はこの作品最大の特徴だと思っている「屋敷」視点で締めて欲しかったような気も……いやでも、別視点だから故の巻末か……。

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2020年05月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ最終巻、ようやくの大団円です。
柊一…ここまで来てそうするか!という感じでしたが、それほど彼の寂しさや傷が深かったのか、と悲しくなりました。
香澄さんと出会えて良かったです。
まとまる人たちも多く。晶紀さんも寂しそうで、でも女子ふたりに囲まれてまぁ大丈夫かな、と思いました。大変そうですが面白かったです。
皆さん、幸せになるといいです。すみれさん、好きです。
最後まで、良い空気のお話でした。

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2020年02月12日

Posted by ブクログ

えっ、これで完結?ってくらいあっけない。後半はすみれ荘の人の話だし、もうちょっと心の動きが欲しかったなー…

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2020年01月06日

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