白川紺子のレビュー一覧

  • アンソロジー 極彩色の後宮

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    5人の作家たちが 後宮をテーマに書いたものです。
    私は 白川紺子さんと 望月麻衣さんのふたりしか知りません。
    プロローグ 白川紺子
    風の娘と金の檻の王 佐々木禎子
    漆黒の星妃 望月麻衣
    白日の誓い 和泉桂
    赤烏朗詠 尼野ゆたか
    群青を砕く 白川紺子

    5人で書いた違和感もなく
    それぞれが面白かったです。
    他は皆 男女の問題でしたが
    白日の誓いは 清亮と弦韋という 男同士の 肉体関係のない愛情が 印象的でした。
    最後の決闘シーンは 心に残ります。
    あっという間に読んでしまって ちょっともったいなかったなあ!
    という本でした。

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    2025年12月23日
  • 京都くれなゐ荘奇譚(六) 恋は呪いに咲き誇る

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    シリーズ完結。物語が始まった頃には澪の、20歳まで生きられない呪いが解けるのか不安な展開ばかりだったけど、多気女王の心に訴えるとは中々な賭け。澪と多気女王が同一だから成し得た技なのかも。高良が消えてから2年経ってることに驚いたし良く澪はその状況で耐えたと思う。タヌキの照手が大活躍だけどそこにもちゃんと理由があったし最後までかわいさにきゅん。色んな人に支えられ乗り越えた呪い。毎回の色んな邪霊退治や古い土地の歴史や習俗の知識なども本当に面白かった。高良とのくれなゐ荘での生活が微笑ましくていい終わり方だった。

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    2025年12月15日
  • 雪華邸美術館の魔女

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    ネタバレ

    マツオヒロミさんのイラストに惹かれて購入。文章は読みやすく、最後は円満に収まる展開で、読後感はとてもよかったです。

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    2025年11月19日
  • 後宮の烏2

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    前に引き続き知らない中国の単語が出てくるんですが、ふりがなも増えたのか慣れたのか前より読みやすく感じた。
    面白かったのと先が気になってきました。
    烏妃可愛く見えてきた。

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    2025年11月13日
  • 雪華邸美術館の魔女

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    ネタバレ

    昭和30年。東京の養育院で暮らす16歳の小百合は、元華族・雪宮家の誘拐された娘だと告げられた。双子の姉・撫子が当主を務める雪宮家で暮らす事に…

    真っ直ぐでストレートに感情を表す小百合に対して当主としての重責故に厳しく接する撫子。正反対の二人だけど、小百合が来た事で少しだけ年相応の姿を見せる撫子にほっとしました。ずっと周りが敵だらけの中で、唯一対等な立場の小百合の存在がこれから心の支えになってくれると思います。

    雪宮家の曰く付きの美術品の数々、まだ色々ありそうで、続編希望です。

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    2025年11月07日
  • 雪華邸美術館の魔女

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    ネタバレ

    アンティークミステリー。とても素敵なジャンルでした。

    旧華族の絢爛たる美術品に、雪華がモチーフの美しい邸宅。読んでいるだけでも心が躍ります。
    生粋のお嬢様である撫子と、養育院で暮らしてきた小百合。お互いがお互いを気にしているけど、まだぎこちない雰囲気。出会ったばかりの双子の姉妹の関係性。微笑ましく読んでしまいました。
    そして厳しいけれど優しさのある橘含めた、雪華邸の人々。どの登場人物にもすごく愛着が湧きました。(叔父たちは除いて…)
    そしていわくつきの品としてでてくる、美しい美術品たち。思わずこの目で見たくなってしまいました。双子の見た目も気になりますし、
    表紙のイラストが楽しみです…!

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    2025年10月13日
  • 雪華邸美術館の魔女

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    花菱夫妻シリーズに続いての新シリーズ。こういう設定、上手いなぁ。登場人物が活き活きしてて、板についた感じです。

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    2025年10月04日
  • 花菱夫妻の退魔帖 二

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    鈴子や孝冬の家族の謎が深まったり、謎の宗教団体が絡んできたりと、気がかりなことばかり。

    でも、花菱夫妻当人たちはとても睦まじいのが微笑ましい。孝冬さんの愛が少し重たそうですけれど。

    二巻では、孝冬さんの鈴子さんへの愛情が暴走しています。

    多幡子爵の息子に対して嫉妬心から失礼な態度を取ってみたり、心配がから回って鈴子さん内緒でお祓いに行っちゃったり。

    しかし、後で鈴子にしっかりバレてしまっているのですが…。

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    2025年10月02日
  • 花菱夫妻の退魔帖

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    『後宮の烏』の白井紺子さんが描く、大正ロマンと幽霊退治の物語。

    霊が見える鈴子と、「お祓い」を行う孝冬、夫婦の幽霊退治と二人の出生にまつわる秘密が描かれます。

    ミステリ仕立てですが、着物の描写もすてきなので、着物好きな人にもぜひ。

    鈴子さんも孝冬さんも、それぞれ秘密を抱えていて、話が進むごとに謎が解かれるのですが、また新たな謎が湧いてきます。

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    2025年09月30日
  • 雪華邸美術館の魔女

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    作者買いです。
    白川節最高。

    戦後の時代感をフィクションとはいえ味わえるのも楽しいし、しかし重すぎず軽やか。

    同作者の下鴨アンティークと構成が似ていますが、こちらのほうが「いわくの品」があっさりめです。

    環境、生まれ、時制、家庭、親戚、責任…自分ではどうすることもできない とか 苦しい といったものたちからしゅっと逃げたり解決したりする展開にスカッとします。

    そんなにうまくいくはずないだろうし、運がよすぎ恵まれすぎと感じる人もいるでしょうがそれでいいんですよ、フィクションですから。
    せめてフィクションの中ではあっさりスカッとしたいじゃないですか。

    この作者の話の中でもファンタジー要素

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    2025年09月18日
  • 雪華邸美術館の魔女

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    『雪華邸美術館の魔女』は双子の姉妹が「いわくつき」の美術品にまつわる事件を解決するミステリ。

    生き別れの双子、豪華な邸宅、美味しいお菓子にきれいなワンピース…。設定は『少女の友』のようなのに、中身は決して甘くない。人間関係が複雑に絡み合ったミステリでもあるのです。

    表紙絵は『マガジンロンド』のマツオヒロミさんなのもすてき。

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    2025年09月15日
  • 海神の娘 黄金の花嫁と滅びの曲

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    後宮の烏スピンオフ第二弾『海神の娘 黄金の花嫁と滅びの曲』は前作『海神の娘』より前の時代のお話。

    戦争が絶えない沙文と沙来。それぞれの国の領主とその妻である海神の娘、彼らを支える人々を中心に描かれます。

    『後宮の烏』の烏連娘娘も、海神も、この世界の神々は残酷で気まぐれです。海神に選ばれた領主や海神の娘でも、自ら努力をして状況を変えていかないと生き残れない。

    実際、戦では沙文の方が禁忌を犯しているのですが、滅びたのは沙来ですから。神の気まぐれに人はふりまわされてしまうのです。

    それは、『十二国記』や『香君』などでも描かれたテーマで、神と施政者、人のありかたについて考えさせられます。

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    2025年09月14日
  • 海神の娘

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    『海神の娘』は『後宮の烏』のスピンオフ作品。『後宮の烏』の世界の南方、島国、花勒・花陀・雨果・沙文の国主と海神の娘との婚姻譚。

    『後宮の烏』に登場した国々の話が読みたかった私にとって待望の物語です!

    『後宮の烏』では烏連娘娘に、『海神の娘』では海神に、それぞれ娘たちが選ばれることで、彼女たちは特殊能力を与えられ、過酷な運命に巻き込まれます。

    しかし、海神の加護を受けるからといって、すべて上手くいくわけではありません。人を呪う海神の娘や、妻を惨殺する暴君なども存在します。

    海神の気まぐれで選ばれたとしても、そこに根を張り、自らが苦心して人生を切り開かないといけないのです。

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    2025年09月14日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

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    世界観がとても好きです。
    目の前に鮮やかな着物の世界が広がるようで、読んでいてときめきを感じました。
    良い意味で重い話ではないので、休みたい時にぴったりかなと思います。

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    2025年09月06日
  • 烏衣の華 3

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    『烏衣の華3』では、勅命を受けた月季が、霊耀と巫術師見習いの渓(けい)と共に、白介山の麓にある繁華街・風濤へ向かいます。

    作中、月季たちに胴元の錦襴の不正を知らせたり、幽霊の黄舟にアドバイスをしたりした謎の鬼卜師が登場します。結局、彼(彼女?)の存在は謎のままです。

    果たして何者なのか、月季の「内なるもの」に関わってくるのか。地方の神が変化していくのはなぜか。

    そして、今後、『後宮の烏』の他の登場人物が出てくるのか。続きが待ち遠しい。

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    2025年09月04日
  • 烏衣の華 2

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    『烏衣の華 2』では、月季の恐れていたものが現れます。月季はそれに立ち向かうことができるのか。

    また、今回『後宮の烏』の登場人物たちも深く関わってきます。

    白川紺子さんの、先の読めない物語の構成がすごい。月季の中にある「内なるもの」は、彼女が敬愛する祖父・千里も知っていたんですね。そして彼女に付き従う燕「烏衣」の正体もわかりました。

    さらに物語は国を巻き込んだ事件に発展していきます。

    『後宮の烏』では烏漣娘娘(うれんにゃんにゃん)と他の神との戦いが描かれましたが、今回は別の神々が登場するのか?そして、月季の正体は…?

    二巻はそんな謎を含んで終わったので、刊行されたばかりだけど早く続き

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    2025年09月04日
  • 烏衣の華

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    『後宮の烏』から数十年後の霄国を舞台にした『烏衣の華』。巫術師の少女・月季とその許嫁である霊耀が、島に現れた幽鬼の謎に迫ります。

    待ち望んでいた『後宮の烏』のサイドストーリーです。

    新たなヒロイン月季は、高名な巫術師。しかしその生い立ちは不遇で、継母にいじめを受けてきた幼少期でした。継母の死は自分の「内なるもの」が原因ではないかと常に恐れています。

    霊耀のことは自分を救ってくれる存在だと思っています。けれど霊耀が彼女にコンプレックスを抱いているし、月季もそれをわかっているから、二人は微妙な関係性を保っています。

    今後、月季の過去や秘めているものが明らかになるのでしょうか。早く続編が読み

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    2025年09月04日
  • 後宮の烏7

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    物語としては充分楽しめたけど、最終巻なのに寿雪や高峻、衛青その他の主要メンバーの描写が少なかったのが残念。
    終わり方は好き。
    こんな関係も良いと思う。
    2人のやり取りが聞こえてくる気がした。

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    2025年08月13日
  • 龍女の嫁入り 張家楼怪異譚

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    ネタバレ

    Tさんのおすすめ。

    体が弱い、高級旅館の若旦那のもとへ嫁入りしたのは、
    若旦那の命を救った道士と龍王の娘の一人娘。
    龍女とあって、泣けば雨が降るし怒れば雷が落ち、
    お供はすっぽんの侍女。

    若旦那の体の弱さは、幽鬼、妖魅の類を引き寄せる体質のせいであり、
    龍女の嫁はそれを雷で焼き払ってくれる。
    体調がよくなったのもあり、幽鬼と話せることを知った若旦那は、
    次々と幽鬼を連れてきてしまうし、頼みをきいてしまう。。
    竜宮で育った、世間というか人間の世界知らずだが素直な娘は、
    幽鬼を祓いながら、
    少しづつ人間の夫と人間の世界に慣れていく。

    父親がわからず、幽鬼を惹きつける血を持つ若旦那は、
    普通の

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    2025年08月02日
  • 花菱夫妻の退魔帖

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    すっかり夫妻のファンになりました。
    人の死に様を扱ってるのに読後に不快感が残らない。また追うべきシリーズが増えてしまった。

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    2025年07月24日