白川紺子のレビュー一覧

  • 契約結婚はじめました。2 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    あま! ずっぱ! い!! (笑)

    下鴨アンティークより甘酸っぱさが濃くて、わたしは好き。
    そして
    「このくらいゆとりある、きちんとした生活を送りたいよな…」
    と、思うのも同じ。笑

    忙しいを言い訳にがさつに生きすぎてる自分をいましめるためにも、定期的に読むべきかも。

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    2021年05月23日
  • 京都くれなゐ荘奇譚 呪われよと恋は言う

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    ネタバレ

    とても面白かった。二十歳まで生きられない呪いをかけられた澪。身のまわりで起こる事件の謎や過去の秘密が明らかになっていく展開が◎高良と澪のとの関係にも注目。続きが気になる!

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    2021年05月15日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

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    大好きな京都が舞台ということもあって読み始めたシリーズ。
    勝手に明るい話ばかりだと思っていたけれど、そうではなくて。
    この巻に収められている「真夜中のカンパニュラ」は読んでいて辛くなりました。
    これから先読み進めるたび一つはこういった話があるのかも、と覚悟しながら読みたいと思います。

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    2021年04月25日
  • 後宮の烏

    購入済み

    言葉にならない静けさに心が揺れ

    静かに時に激しい鎮魂歌の様な物語を肌で感じて、泣きながらしみじみと楽しみました。情緒溢れる語り口に魅せられ、何度も読み返して、この世界観に溺れてしまいそうです。とても素敵なお話でした。

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    2021年03月23日
  • 後宮の烏2

    ネタバレ 購入済み

    小説の舞台設定が凄いです

    小説の舞台になる設定が凄いです。海の向こうにあるという神の棲む国、幽宮、その宮の葬者部である梟、梟の妹になる烏、梟と烏は海のあぶくが二つに分かれて生まれたもの、幽宮で流罪になった者が行き着く忌み島が宵、盛りだくさんで一度では理解できませんでした。香薔によって烏の器にされてしまった烏妃、悲しいですね。

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    2021年03月18日
  • 後宮の烏

    購入済み

    情景がアニメのように浮かびます

    文章が流麗というか綺麗です。文章を読むと次々と情景が浮かんできて、表紙のイラストのせいかアニメーションのように頭の中でストーリーが広がっていきます。烏妃寿雪と皇帝高峻がどのような物語を紡いでいくか楽しみです。

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    2021年03月16日
  • 後宮の烏3

    購入済み

    はまってます

    独特の世界観に引き込まれてます。図書館で読もうと思ったけど待ちきれずに購入してしまった。続きがつくづく待ちどおしい

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    2021年02月07日
  • 後宮の烏5

    購入済み

    いよいよ話の内容が急展開してきました。寿雪は無事に烏の半身を探しに王宮から出ることができるのか、気になります。

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    2021年02月06日
  • 後宮の烏5

    ネタバレ 購入済み

    中身みっしりの月餅のよう

    うーむ、毎度寿雪はどうしてこうも追い込まれなきゃいけないのか、耐えなきゃならないのかと思ってしまう。高峻と心は近付いたと思ったら、身は遠く離れなければ、救いがないとは、あんまりだ。

    すっかりこの世界にはまってしまった。舞台背景の造り込み、登場人物の外見、衣裳の様子の表現もさることながら、登場人物の会話中の言葉使いで、立場や性格を見事に描き分けられているところ。読み返す度にお気に入りが見つかる。

    あぁ、あんまりだ、白川サマ。寿雪の幸せな姿が見たいです。

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    2021年01月14日
  • 契約結婚はじめました。4 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    ネタバレ

    シリーズ4冊目。
    香澄さんがついに、自分の気持ちを自覚した!
    これで、次巻でお互い告白して完!となるのかな?
    そうすると、晶紀氏は失恋てことになるけど、彼にも良い人があらわれないだろうか。

    最終話のすみれ荘の話では、2組のカップルが誕生して微笑ましい。

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    2021年01月10日
  • 後宮の烏5

    購入済み

    6巻まで我慢すれば良かったかも

    4巻を読んでから間があいたので、これまでのストーリーをうろ覚えで読み始めたので、4巻までの世界観に勝手な印象を持ってしまっているかもしれませんが、、、。スピーディーな展開、そして続きがとても気になる終わりでした!
    これまでより霊を呼ぶなどのシーンが少なかったからか、烏妃の神秘的な印象よりも等身大の寿雪に目が行くようなエピソードがちりばめられていたように思います。人により好き好きかもしれませんが、私はそのおかげでこの小説の世界に深みを感じ、これまで以上に引き込まれました。
    次がすごく気になる終わり方だったので、待てるなら、5巻を買っておいて 6巻出てから一気読みも良いかもです!

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    2021年01月07日
  • 後宮の烏5

    購入済み

    待っててよかった!

    年末に配信されたこの作品。お正月休みまで読むのを我慢していて良かった!どんなにお金をかけた映画を観るよりも、何何倍もこちらの方が劇的で美しい!

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    2021年01月01日
  • 後宮の烏5

    購入済み

    話が大きく展開する第5巻

    ずっと続刊が出るのを楽しみにしていた「後宮の烏」。新刊もじっくり楽しみたいと思っていましたが、展開が面白くどんどん読み進めてしまい、結局一気に読みきりました。
    この先の展開はどうなる!?というところで今回終わるので、早く続きが読みたいです。
    寿雪と高峻のお互いを思う気持ちがあたたかく切なくて、この2人にはどんな形であれ幸せになってもらいたいなぁと思わずにはいられませんでした。

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    2020年12月26日
  • 契約結婚はじめました。 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    ネタバレ

    椿の咲き誇る古い家に住む“若隠居”と、彼と利害の一致から契約結婚した香澄。
    まあ、それなりに相手を好ましく思っている男女が一つ屋根の下にいればね……という。

    『下鴨アンティーク』と同じ作者だから読んでみたけど、あっちは洋だけど、こっちは和。

    がしかし!
    まさかの一人称が全部家!家目線!
    これにはビックリ。
    プロローグだけかと思いきや、全編家目線!

    血の繋がらない子を引き取って、自分の息子と結婚させようとしてたのに、家出されて他の男と結婚……て、赤僕の両親みたいだなー、と。

    あのおばさんは、最初から香澄を息子の嫁にしようと育てたわけではなく、親がいないからと恥ずかしい思いをしないように厳

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    2020年11月02日
  • 三日月邸花図鑑 花の城のアリス

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    真相を知った時の衝撃

    最初はファンタジーなのかと思って読んでいたんですが、庭の真実が少しずつ明らかになっていくにつれて、時代に飲まれてしまった人々の事が出てきて、ラストがまた切ない。
    このまま朽ちるその日まで、静かな時間が流れたらいいなと思った。

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    2020年09月26日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

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     グリム童話をベースとしたアンソロジー。中々バラエティに富んでて読み応えありました。
     お気に入りは谷さん、白川さん、松田さん。

     谷さんの「なくしもの〜」は、就活のお祈りメールに打ちのめされていた亜美。そんなメールの中に、不思議なメールが届く。ほんわか優しい気持ちになれました。

     白川さんの「白雪姫〜」は、自分が美人と解って行動する小雪。そして小雪がライバル視する夕妃。どちらも腹を割って話せば似たもの同士で、今後中々良い友達になれそう。

     松田さんの「のばら〜」は、生粋のお嬢様と堅物のワーカーホリック直人。チグハグだけど、なんだかんだいいつつもお似合いなカップルでした。

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    2020年08月25日
  • 三日月邸花図鑑 花の城のアリス

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    ネタバレ

    三日月邸の庭『望上園』を舞台にしたミステリ仕立ての和風ファンタジーは、花図鑑というタイトルに偽りなく木々や花々が余すところなく描かれていて、その自然な息遣いを身近に感じられるだけでなく、隠された庭を巡ることにより、不思議な世界に関わる謎にどんどん引き込まれてしまう。
    光一が栴檀に語りかける場面が秀逸。あとは最後…畳みかけの展開に、おもわず拳を握ってしまったよ。咲に救いがある終わりで良かった。個人的には光一と牧兄妹との距離感がお気に入りw

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    2020年08月19日
  • 下鴨アンティーク アリスの宝箱

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    白帝〜の野々宮家の人達もみんな良い人。あの時代に鈴のことを温かく迎えて、偏見もない。樹下の奥様も、冷たいようで本当はひたすら鈴のことを思って苦しみは全て自分が引き受けて強い人。良鷹あんなにグータラソファに寝てたのが、幸のためにすっかり活動的に。虎の帯は慧に随分といけずなことを(笑)幸の不思議な力は個人のものなのか、そういう家系の子なのか、知りたかった。幸の成長と良鷹をもっと読みたいのでまた書いてくれないかなぁ。

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    2020年07月15日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

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    お互いに相手を思い合ってかえって相手を遠ざけてしまった鹿乃と慧。堂々巡りを繰り返したけど、やっとくっ付いた!慧は父親との関係も改善されて黒谷で同居することに。二人のために動いた良鷹、鹿乃と慧を祝福しつつも寂しそう。良鷹にとって鹿乃を守り幸せにすることが生きがいで、任せられる相手ができたことでこれからどうすればいいのかわからないのかな。真帆と新しい関係を作っていけるといいんだけど。

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    2020年07月11日
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

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    星の糸 そばにいすぎて恋の対象にならない、気がつかない。勝手にとはいえ、自分のことでそこまで怒ってくれる人はいない。赤ずきん 今考えると確かにお母さんは赤ずきんを狼のいる森へ?雪華 慧ちゃんお父さんと歩み寄り。鹿乃の存在が改善のきっかけに。鹿乃は慧に告白。子犬〜 幼い鹿乃可愛い!良鷹の「彼女より妹」発言、彼女はショックだろうけどあんな可愛い妹じゃそうなる!良鷹は慧のことどう思ってるのかな。鹿乃と慧の気持ちに気がついてないわけじゃ無いと思うけど。

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    2020年07月10日