白川紺子のレビュー一覧

  • 花菱夫妻の退魔帖 五

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    ネタバレ

    月鈴子、星の川、鬼子母の実の3編。

    月鈴子
    ある貸家に幽霊が出るということで花菱夫妻が出向く。確かにそこに女の幽霊がいたが、淡路の君の好みではなかった。
    その女性は娘義太夫をやっていたが、不本意な噂を立てられ引退を余儀なくされた女性だった…

    星の川
    鈴子や実家の母、姉妹が愛用している仕立屋の武蔵屋の女将、昌江の夢見が悪い、という。家の躑躅の植え込み付近で幽霊を見たというが、鈴子達に幽霊は感じられない。一緒に幽霊を見たという昌江お付きの女中が逐電し…

    鬼子母の実
    鈴子が貧民窟で生活していたときに一緒だった銀六の素性が分かりかける。そしてある家に出る幽霊を夫妻で調べに行ったら、いち早く淡路の

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    2026年03月15日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

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    このまますれ違いな状態が続くのかと心配したが、慧と鹿乃は一歩踏み出した。春野君はどういうつもりだったのかなぁ。
    そうなると次に心配なのは良鷹君の方ですが、こちらも真帆さんのおかげでなんとかなるのかな?

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    2026年03月14日
  • 後宮の烏5

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    先代烏妃の執念を見た。
    そして今までの烏妃の事も書いてあり、なぜ始まったのかはわかっていたが、今までどうだったのかがわかって、なんだか色々複雑な気持ちにもなった。
    高峻とは、どうにかこうにか一緒にいて欲しいと思う気持ちもあるが、そもそも寿雪は最初から解放されたいと思っていたのか。
    物語もいよいよ佳境になってきた。

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    2026年03月13日
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

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    ちょっとせつない話が多い巻。いつまでも子どものままでないし、距離感も変わってくる。この先鹿乃はどうする?慧はどうする?良鷹はどうする?

     星の糸
     赤ずきんをさがして
     雪花の約束
     子犬と魔女のワルツ

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    2026年03月08日
  • 後宮の烏4

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    あまりにもファンタジーの気配が多いので、鶴妃のことは正直驚いた。
    普通に考えたらそれはそうなんだが、寿雪との間も「友」としてなんだが、ちょっと気持ちの整理がつかなかった。
    白雷と対峙する時が来るとは思ってたが、誰が何を企てているのか分からなくなってきた。
    烏妃の居場所ができたのに、居場所が無くなっていくような気がして心が痛い。

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    2026年03月07日
  • 後宮の烏3

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    世界観が好きで、呪術とか今回は出てきたので興奮しながら読んだ。
    何やら大きな渦にどんどん吸い寄せられていく感じがたまらなくいい。
    周りにいる人が増えて、失うことが怖くなってしまった烏妃が、戸惑いながらも受け入れようとするところがいじらしくて、梟の言うように解放出来れば1番いいのになと願ってしまう。

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    2026年03月03日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    祖母とその友人、父母、慧の両親、そして曾祖父母とそれぞれの思いを綴った四話。鹿乃はこの後どうするのかなぁ?

     星の花をあなたに
     稲妻と金平糖
     神無月のマイ・フェア・レディ
     兎のおつかい

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    2026年03月01日
  • 後宮の烏2

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    世界観が好きだったため、シリーズ読み。
    後宮となると、女同士のドロドロにフォーカスが当てられることが多いが、あくまで幽鬼や、怨念などがメインの話なので、ファンタジー要素もあり楽しい。
    夏の王と冬の王というのがメインのテーマなんだと思うが、冬の王にはもっともっと隠された事実がありそうで気になる。
    梟の存在も出現し、ここからどうなるのかがより楽しみになっている。

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    2026年03月01日
  • 烏衣の華 3

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    地方で起きている異変の調査に向かった月季たちが、流行病で村人の多くが亡くなり廃村となった村を調べ始めると、賭博で栄えている町を牛耳る胴元らからの妨害が入る。殺されたごろつきの霊の案内で真相をさぐる。村の洞窟に黒い大きな化け物が…。相変わらず月季の術は冴えていて、霊耀は頼りになるが、二人の関係はなかなか進展しない。霊耀の鈍感さにはちょっと残念な気持ちに。そこも悪くはないのだが。最後には渓にまで、月季を巫術師ではなく、女として扱うようアドバイスされる有様。でも、かんざしを駄目にしてしまった月季に新しいものを贈り、髪に挿してあげたのは良かった。春草と一緒にニヤニヤしてしまった。月季の心が弱っていると

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    2026年03月01日
  • 花菱夫妻の退魔帖 六

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    今回、最後の方にまさかの展開!
    謎が解けそうで、新たな謎が…
    本編も気になるが、夫婦のラブラブをもっと見たい。

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    2026年02月28日
  • 後宮の烏

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    好きな世界観だった。
    名前が難しいので、なんて読むのか分からなくなりながらも読んだ。
    ファンタジー?の要素もあるので、堅苦しい謎解きとはいかなくて楽しかった。
    帝のまっすぐな性格が、良かった。

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    2026年02月23日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

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    久しぶりに読み返してます。
    古都、着物、アンティーク、曰く付き全部好みの1冊。アリス、ソネット、星月夜。全ての始まりが詰まってますね!
    お気に入りは星月夜。読みながら着物を想像するのも楽しいですよ

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    2026年02月21日
  • 雪華邸美術館の魔女

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    この作者の登場人物が好き。
    良い人は良い人、そうじゃない人はそうじゃない、でわかりやすい。中途半端に意地悪な人がいなくてよい。

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    2026年02月17日
  • 短編小説新人賞アンソロジー

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    マナーはいらない を読んでいるうちに気になってしまったので購入。
    今をときめくあの作家さんの投稿作が読めます。

    多分デビュー前の作品だと思うけど、読んだことのある作家さんは「ぽいわー」と、感じる何かがあった。(阿部暁子さん、白川紺子さん)言語化できないけど。
    また、読んだことは無いけれど、本屋大賞をとられてるし名前だけは知っていた宮島未奈さんの作品も、キャラクターがめっちゃ好き。河原泉さんの漫画に出てきそう。シュッとしてなくて気持ちポンコツ風味なところとか(褒めてます) 今度長編も読んでみたいと思った。
    さすがにディープなSFや歴史小説はなかったけれど、色んな切り口があって面白かった。
    「こ

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    2026年02月12日
  • 京都くれなゐ荘奇譚(六) 恋は呪いに咲き誇る

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    ネタバレ

    高良が姿を消して2年が経った。20迄生きられないと言われていた澪は自分にかけられた呪いを解き高良と共に生きる道を探し始めた…

    多気女王の生まれ変わりである澪が、多気女王と直接魂を通わせるシーンがお気に入り。長い間心を通わせた巫陽との何気ない柔らかな記憶がじんわりしました。

    人間に戻った高良と澪のこれからが楽しみです。

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    2026年02月10日
  • 花菱夫妻の退魔帖 四

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    着物はよく分からないので、読んでいて想像出来ず困惑しています。
    着物の勉強しないとダメだなぁと思っています。

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    2026年02月08日
  • 花菱夫妻の退魔帖 六

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    ネタバレ

    面白かった。
    鴻夫人がああなるとは思ってなかった。
    本当誰の手にかかったんだ???
    目茶苦茶思わせ振りな言動していて、祖母に縁があっただけとか、本当か?
    それにしては不審だったぞ?
    何か鈴子に悪い事を企んでるのかと思ってた。
    燈火教の話は色々出て来るけど、中々中枢の人物は出て来ないのが気になる。
    銀六さん達を殺した犯人が分かってもまだまだ分からないことが多いなぁ。
    らくも怪しいしなぁ。

    着物の描写で出て来る単語の意味をもうちょっと理解できるようになりたいな。
    色の名前とか模様の名前とか。
    丸帯とか繻子とかは解るけど、もうちょっと着物の知識を蓄えよう。

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    2026年02月07日
  • 短編小説新人賞アンソロジー

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    ネタバレ

    集英社オレンジ文庫「短編小説新人賞アンソロジー」は、単なる新人作家の寄せ集めではなく、物語が生まれる瞬間の熱量そのものを封じ込めた一冊だと感じた。短編という制約の中で、それぞれの作品は無駄な装飾を削ぎ落とし、感情や主題の核へと一直線に踏み込んでくる。その潔さが、読み手の想像力を強く刺激する。

    収録作には粗さも確かに残っている。しかしそれは欠点というより、書きたい衝動が理性より先に走った痕跡のように映る。登場人物の感情がときに不器用で、ときに過剰なほどまっすぐなのは、新人賞作品ならではの真剣さゆえだろう。その必死さが、むしろ物語に嘘のない重みを与えている。

    また、短編という形式が際立たせるの

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    2026年02月05日
  • アンソロジー 極彩色の後宮

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    ネタバレ

    アンソロジーだと、一つのテーマで作品をそれぞれが書いているという印象がありました。
    しかし本作は、一つの大きな大陸の、
    それぞれの国の後宮の物語であり私は他に読んだことがなく面白い…!と思いました。
    また、私の後宮イメージがどうしても男女の恋愛、女同士の戦いバチバチ(もしくは下っ端が仲良し)か、後宮で巻き起こる事件を謎解くミステリーのような印象があります。
    しかし本作はそれだけではない。「白月の誓い」は特に印象に残りました。BLということば一言で済ませたくない、すごく哀しいけれど煮えたぎるような愛だとわたしは感じました。
    最後の「弦韋の冷たい唇からは、仄かに血の味がした。」もうここに、清亮の想

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    2026年02月03日
  • 龍女の嫁入り 張家楼怪異譚

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    おっとりした優しい夫と、素直になれないツンデレ気質の妻のやり取りが初々しくてとても可愛らしい。 登場する幽鬼たちの事情も様々で、心温まる話もあれば切ない結末も、少しホラーテイストの強いエピソードまであって読んでいて飽きることがなかった。自分のことより遺された人を思いやる幽鬼が多く描かれている点も印象的。怪異譚でありながらどこか優しさが残る読後感が心地よいのでこれもシリーズ化して欲しいな。2人と幽鬼たちの世界をもう少し覗いてみたい。

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    2026年02月03日