白川紺子のレビュー一覧

  • 花菱夫妻の退魔帖 六

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    面白かった。
    鴻夫人がああなるとは思ってなかった。
    本当誰の手にかかったんだ???
    目茶苦茶思わせ振りな言動していて、祖母に縁があっただけとか、本当か?
    それにしては不審だったぞ?
    何か鈴子に悪い事を企んでるのかと思ってた。
    燈火教の話は色々出て来るけど、中々中枢の人物は出て来ないのが気になる。
    銀六さん達を殺した犯人が分かってもまだまだ分からないことが多いなぁ。
    らくも怪しいしなぁ。

    着物の描写で出て来る単語の意味をもうちょっと理解できるようになりたいな。
    色の名前とか模様の名前とか。
    丸帯とか繻子とかは解るけど、もうちょっと着物の知識を蓄えよう。

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    2026年02月07日
  • 短編小説新人賞アンソロジー

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    集英社オレンジ文庫「短編小説新人賞アンソロジー」は、単なる新人作家の寄せ集めではなく、物語が生まれる瞬間の熱量そのものを封じ込めた一冊だと感じた。短編という制約の中で、それぞれの作品は無駄な装飾を削ぎ落とし、感情や主題の核へと一直線に踏み込んでくる。その潔さが、読み手の想像力を強く刺激する。

    収録作には粗さも確かに残っている。しかしそれは欠点というより、書きたい衝動が理性より先に走った痕跡のように映る。登場人物の感情がときに不器用で、ときに過剰なほどまっすぐなのは、新人賞作品ならではの真剣さゆえだろう。その必死さが、むしろ物語に嘘のない重みを与えている。

    また、短編という形式が際立たせるの

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    2026年02月05日
  • アンソロジー 極彩色の後宮

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    アンソロジーだと、一つのテーマで作品をそれぞれが書いているという印象がありました。
    しかし本作は、一つの大きな大陸の、
    それぞれの国の後宮の物語であり私は他に読んだことがなく面白い…!と思いました。
    また、私の後宮イメージがどうしても男女の恋愛、女同士の戦いバチバチ(もしくは下っ端が仲良し)か、後宮で巻き起こる事件を謎解くミステリーのような印象があります。
    しかし本作はそれだけではない。「白月の誓い」は特に印象に残りました。BLということば一言で済ませたくない、すごく哀しいけれど煮えたぎるような愛だとわたしは感じました。
    最後の「弦韋の冷たい唇からは、仄かに血の味がした。」もうここに、清亮の想

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    2026年02月03日
  • 龍女の嫁入り 張家楼怪異譚

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    おっとりした優しい夫と、素直になれないツンデレ気質の妻のやり取りが初々しくてとても可愛らしい。 登場する幽鬼たちの事情も様々で、心温まる話もあれば切ない結末も、少しホラーテイストの強いエピソードまであって読んでいて飽きることがなかった。自分のことより遺された人を思いやる幽鬼が多く描かれている点も印象的。怪異譚でありながらどこか優しさが残る読後感が心地よいのでこれもシリーズ化して欲しいな。2人と幽鬼たちの世界をもう少し覗いてみたい。

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    2026年02月03日
  • 龍女の嫁入り 張家楼怪異譚

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    素敵なイラストにひかれて手に取りました。
    どこが面白いとか上手く言えませんが、ワクワクさせられるものがありました。
    なんといっても二人の距離が縮まっていくのが微笑ましくて。
    末永く永い時を二人仲睦まじく過ごしてもらいたいものです。

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    2026年01月23日
  • 短編小説新人賞アンソロジー

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    人気作家さんたちの原点となった作品。どの短編も個性的で、とても楽しめた。
    短編を書くのってとても難しいのだろうなと、読んでいるだけの私も思う。限られたページの中で、物語を作る。この本の短編はそれぞれ、全く違う良さを持っている。書き方はそれぞれもちろん違うし、少し変わった設定があったり、どこか自分と似たような境遇が描かれていたりする。
    作家さんの数だけその色があって、短い物語に込められた熱意や感情がとても伝わってきた。
    今までよく読んでいた作家さんはもちろん、この本で初めて出会った作家さんがこの後、どのような本を書いているのだろうと気になり、読んでみたくなった。

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    2026年01月22日
  • 雪華邸美術館の魔女

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    昭和30年、小百合は赤子の頃に当主と恋のいざこざのあった『母』に連れ去られる。その母も空襲で焼け死に、小百合は母の親戚にたらい回しにされたり、養育院などで育った。しかし、母が名前を変えなかったことなどが幸いし、生家に戻れた。生家の大人達は亡くなって、自分そっくりの双子の撫子がいた。ま、孤児が十六で突然お嬢様になるお話です。引き取られた先ではいろいろありはするものの、小百合を歓迎してくれるよい人達で、なかなか面白く一冊読み上げました。読んでいると、特になにかが起こるわけでもないたんたんと進むシンデレラストーリーという印象を受けます。結構身辺状況わかり、小百合も今の生活に慣れ面白くなってきて、あれ

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    2026年01月21日
  • 花菱夫妻の退魔帖 六

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    大好きなシリーズ最新刊。このシリーズの大正浪漫漂う空気感がたまらなく好き。互いを尊重し合う鈴子さんと孝冬さんの関係が今回も素敵で、言うべき時は凜として言い切る鈴子さんの姿も格好良い。2人に影を落としていた過去の浅草の殺人事件の真相がやっと明らかに!と思ったところに新しい事件。やはり、女の涙は簡単に信じてはいけない…。次巻が楽しみ。

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    2026年01月20日
  • 花菱夫妻の退魔帖 六

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    ついに、松印の謎が明らかに!

    鈴子とともに暮らしていた人たちを殺したのは、やっぱり実秋だったわけだが、まさか鴻夫人が鈴子を助けたいがために南条に殺害を頼み、南条が実秋を利用して殺していたとは思いませんでした……。

    そんな殺人教唆の鴻夫人も殺されてしまい、そこには淡路の君の宣託が絡んでいる?
    淡路の君に食べられてしまった鴻夫人は一体どんな恨みを持っていたんだろう。

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    2026年01月20日
  • 花菱夫妻の退魔帖 六

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    シリーズ6作目。
    八千代と鈴子の関係性が明らかになったが
    まだまだ謎は残る…らくの動向が気になるところ。
    着物の描写がとても好き。

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    2026年01月16日
  • 雪華邸美術館の魔女

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    思ったより優しいお話でした
    いわくつきの美術品ですが、何が起こるわけではなく問題は解決されていくので、読みやすかった
    離れ離れだった双子の仲良くなっていく様子は優しかった。

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    2026年01月13日
  • 京都くれなゐ荘奇譚(六) 恋は呪いに咲き誇る

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    すべての流れにまかせ呪いを解くことができ、良かった。ハラハラ、キュンキュン、ドキドキ沢山あり楽しい作品だった。照手の由来も分かり、今作も可愛すぎた。邪霊案件が少し怖かった。

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    2026年01月06日
  • 烏衣の華 2

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    シリーズ2作目。
    香炉に取り憑いた悪霊を取り払った月季。自身も同じ夢を何度もみているため祖父の千里に意をけして相談するも勅令で地方への旅に出ることに。ん?後宮の烏で聞いたことある人物が登場するの?繋がりありなのかな?

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    2025年12月28日
  • 京都くれなゐ荘奇譚(六) 恋は呪いに咲き誇る

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    シリーズ完結。
    澪と高良2人はどうなってしまうのか、呪いは無事解けるのかと読み進めました。そして、度々登場する照手の愛らしさに癒される。

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    2025年12月23日
  • 京都くれなゐ荘奇譚(五) 呪いは月夜に恋い惑う

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    ネタバレ

    麻績・麻生田・忌部・和邇が協議して、澪と千年蠱には手を出さないと協定を結んだ。

    今までの歴史の中ではできなかったこと、とな。

    高良もなにか策があるのか、しばらく京都を離れると告げて何処かに行ってしまう。

    澪と、両親と伯父さんの関係が複雑すぎて、相変わらずよくわからない……。

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    2025年12月07日
  • 烏衣の華 2

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    ネタバレ

    シリーズ2作目。
    持ち主に憑りつき衰弱させてしまうという呪いの香炉。
    取り憑いているのは美女の幽鬼。月季達は幽鬼の素性を調べるのですが ―― 。

    香炉に取り憑いたのは自分をうっちゃっていた囲っていた男への恨みなのかな。月に一度しか来ないというのは寂しいもの。

    月季が自分に憑いているモノへの不安を祖父の千里に相談したことで、新たな展開が。
    続きが楽しみです。

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    2025年11月07日
  • 雪華邸美術館の魔女

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    #雪華邸美術館の魔女
    #白川紺子

    ミステリ、ではないかもしれないけれど、少し謎めいた私設美術館に眠る収蔵品とそこに集まる人々の背景を、双子の姉妹が紐解くお話。
    作者お得意のバディもの。今回も心を通わせて行く様子がとても微笑ましい。

    #読書好きな人と繋がりたい

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    2025年10月30日
  • 烏衣の華

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    巫術師の名門の家に生まれながら、巫術の才能に恵まれない霊耀(れいよう)。それを補うべく許婚になった月季(げっき)。
    月季は幼い時継母に虐待を受けていて、継母亡き後もその幽鬼に苦しんでいました。それを助けてくれたのが霊耀です。
    彼は覚えていませんが、月季はそれ以来霊耀のことを好いています。しかし、ストレートな物言いの月季と真面目な堅物の霊耀では思っていることもすれ違うことが多く、残念ながら月季の片想いという感じです。

    楊柳島(ようりゅうとう)の名家、鼓方(こほう)家の依頼を受け、調査に行った二人ですが、そこには予想外の過去があったのでした…。

    世界観もしっかりしているし、登場人物たちも陰があ

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    2025年10月28日
  • 龍女の嫁入り 張家楼怪異譚

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    不思議な話は大好き!面白かったし、最後の話は想像したら恐ろしかった。続巻出るのかな?出るといいな。
    ひとつ気になるのは、中国の方の話で馴染みのない漢字を使うのは雰囲気もでて良いのだけど、使うなら全部ふりがなふって欲しい。漢字が読めなくて、流せばいいのだろうけど、読めないと気になって、ページ戻って調べて…と本筋じゃないところに時間使っちゃって、読むのに苦労してしまった。

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    2025年10月18日
  • 朱華姫の御召人 下 かくて恋しき、花咲ける巫女

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    他者と親しくする事も触れ合うこともなかったため距離感が分からず、さらに身の内に穢れ神の一部を宿しながらも、誰かを妬んだり恨んだりしなかった純真なヒーローの初めての邪な(?)願いに、心がキュッとしました。

    偽巫女の進退、政敵同士の確執、后の悲願、光と闇の神の再度の対立、と様々な問題が上手く終息してなるほど納得の下巻。

    あっという間に読み終わりました。
    楽しかったです。

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    2025年10月18日