白川紺子のレビュー一覧
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ネタバレ2024/11/04新刊案内で気になった『龍女の嫁入り 張家楼怪異譚』(白川紺子)。
龍好き、怪異譚好き故です。
古代中国が舞台となっており、ストーリー展開はもちろん、当時の文化に触れ、私にとって新しい物事を知れたり、
【よくよく読んでみれば「今までに手にした本や漫画の中に出てきたので知っている」という物に対しての思い返し】も出来て面白かった。
それが以下●点。
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❶祖が太公望の一族
清河の崔氏という一族で、『封神演義』(藤崎竜)が浮かんだ。
❷夜を5つに分けて考える時間の概念
初更(19〜21時)、二更(21〜23時)、三更(23〜翌1 -
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ネタバレ2作目は、沙来と沙文の島のお話。沙来の天才楽師と名高い忌が、海から聞こえてきた音に心を奪われ、滅びの曲と知らずに奏でてしまったことから、悲劇が始まる。
本来なら、海神の娘を娶ることで、それぞれの島はその加護を受けることが出来るのに、その加護を与える海神である海若が、滅びの曲を気に入ってしまうなんて。ただそれだけ、気に入ってしまったから、聞きたい。それがどういう結果をもたらすかは、わかっていないのだ。
実は、海神の娘も、彼女たちを娶らなければならない島の領主たちも、海神に運命をほんろうされているに過ぎないのではないかと思ってしまう。そんな彼女たちの幸せを願う巫女王である霊子が、海若の時に無謀な -
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ネタバレ後宮の烏と同じ世界の別の国の物語ということで興味を持って読んだ。
今回の舞台は、海神たる蛇神の抜け殻からできたという島々。つまり海神のもつ島々である。そして、それらの島々から海神によって選ばれた娘たちは、「海神の娘」と言われ、それぞれの島を治める領主のもとへ嫁ぐ。その「海神の娘」を娶ることで、領主は海神の加護を得て、その島は繁栄するといわれている。そして、その海神の声を聞くのはただ一人、霊子という名の巫女王だけであり、娘たちも、島に連れてこられた時と、宣託を受けて島を出ていく時にしか姿を見ることはできない。
長編の小説と思っていたら、島々の領主に嫁いだ海神娘たちの短編集だった。
また、娘 -
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成都随一の高級旅館の主、琬圭は23歳。父が息子の病弱な身体を憐れみ、可愛がって与えたもの。ある日不思議な道士に会い、いつも病んでいる理由を見抜き、琬圭はその怪しさに離れたが、父は道士を受け入れ、結局治療もしてくれる。
怒涛の展開で道士の娘が、嫁いでくるのだが、やはり、道士だけでなく、娘もとんでもないいわれの血筋であり…。
幽鬼ものなのだが、神領域の力と、幽霊となった人の恨みや事情という構図。キャラクターもかわいらしく、琬圭は弱かったのにとても優しく大きな器キャラになって、結婚したのにこれから仲良くなっていく感じがとてもほのぼのと読めました。読みやすい展開です。
恨みつらみが性的怨恨など混ざるの