白川紺子のレビュー一覧

  • 契約結婚はじめました。 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    椿屋敷に住む若隠居と呼ばれている柊一と若妻の香澄。二人はお互いの事情で契約結婚です。
    柊一の元には様々な相談事が持ち込まれて、という話です。

    語り手は椿屋敷です。家です。
    香澄は若いのに料理上手の家事万能です。香澄がお客様に出すお菓子が美味しそうで困ります(笑)。

    香澄が家を出た理由、それはお世話になっている家の息子との結婚話が発端でした。育ててくれたことに恩があって感謝もしているけれど、それは息子との結婚のためだったのかと思ってしまい、もう元の気持ちで家にいることは出来なくなったからでした。
    おばさんが香澄を連れ戻しにきて、自分の探している椿を見つけたら柊一と香澄の結婚を認めると言いました。
    その騒動で二人の気持ちにほんの少し恋心が芽生えたような気がします(そうであって欲しい)。

    結婚に反対している柊一の弟の檀(まゆみ)や柊一の両親のこと、柊一が養子であることでいろいろ言ってくる親戚等、まだまだ気になることが沢山あり、続きが楽しみです。

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    2024年09月21日
  • 後宮の烏6

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    ラストに向けての序章という感じ。静かにいろいろ話が進む。最後のサナメ家の話は衝撃だった。次の巻で話が終わるのか…。寂しいな。

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    2024年09月21日
  • 花菱夫妻の退魔帖 三

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    ネタバレ

    シリーズ第三弾。淡路島編。
    「嘆き弁天」「百日紅の木の下で」「おくま御前」
    「嘆き弁天」若者に傷をつけられた弁天様の像が泣き声を出す、という話。傷をつけた若者とその若者に罪をなすりつけられそうになった若者が行方不明になっている。それはなぜか?
    巫女のキヨが出てくる。なかなか凄い人である。留吉、自分がしっかりしていれば、茂一まで死ぬことはなかったかも、と後悔するのはわかる気がする。茫然自失、している間に死なれてしまっては…しかし留吉が助かったのはよかった。

    「百日紅の木の下で」百日紅の木の下に巡礼の若い女性の幽霊が出る、という話。幽霊は何か歌を歌っている。そして淡路の君に食われてしまう。孝冬も鈴子もこの幽霊は淡路の君の好みではない、と思っていたので、驚く。
    女性の幽霊の生前の足取りを追っていくと、すさまじい結末が。巡礼の女性は拐かされ、女衒に売られ、女郎屋から逃げ出した女性だった。父親は拐かした男女を呪う。恐ろしい方法で呪う。淡路の君ですら、同情したのではないか、と思う対応である。魚に食われるくらい、軽いものだ。
    孝冬の兄、実秋の恋人の話が出てくる。多分、これは伏線があるのだろう。

    「おくま御前」
    線香の製造を見に行く孝冬と鈴子。そこで知人から祟りを祓ってほしいと頼まれる。当主が早死にし、当主以外の男子の後継が育たない。それはなぜか?
    巫女のキヨ再登場。御前がごぜ、瞽女。祟りはそこにありそう。
    そしてまたも、妻と運転手の駆け落ち。花菱分家の喜佐と副島である。吉衛は倒れ、そのまま亡くなる。亡くなる前に吉衛と孝冬は和解し、孝冬の戸籍上の両親は心中ではないことが判明する。吉継は喜佐と離縁。奥様と運転手はそんなに恋に落ちやすいのか。祟りは瞽女が使っていたと思われる木偶が封じられており、それが壁から出てきて、解決する。
    ここでも出てくる燈火教。実秋が燈火教に便宜を図っていたことがわかる。
    鴻と燈火教と鈴子の事件は関係してくるのか。

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    2024年09月19日
  • 花菱夫妻の退魔帖 二

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    シリーズ第二弾。
    「黄昏の客人」「五月雨心中」「金の花咲く」
    「黄昏の客人」お家騒動のあった家で、勘当され、死んでしまった長男が石灯籠に出てくる、という話。「返せ」という幽霊。何を返してほしいのか。大正時代、娘というものの、寄る辺のなさに哀しみを感じる。「鬼滅の刃」でも舞台になったけれど、現実はもっともっと悲惨な境遇だっただろう。
    「五月雨心中」華族の夫人と運転手の心中事件。助かった女性は嫁ぎ先から離縁され、実家でも別宅に追いやられ、不遇のうちに亡くなってしまう。その夫人が過ごしていたところに手が這い回る、という話。夫人の無念はいかほどのものか。そして出てくる不気味な鴻心霊学会と燈火教。どのように関連してくるのか。淡路の君に食われたが、運転手はもっと苦しめ、と思うのは私だけ?
    「金の花咲く」蒔絵の硯箱についている霊を祓ってほしい、霊の出自を調べてほしい、という依頼。千津さん(鈴子の継母)の知識が活躍する。そして実際に鴻さんが出てくる。うーん、怪しい。幽霊の妹、君子さんが硯箱の幽霊の話をして、希望を持たせる結末に。波田さんがいい男である。

    身分制が根強く残り、凋落も激しい時代。そんな中、少しずつ関係が深まっていく、孝冬と鈴子が微笑ましい。
    孝冬と鈴子の追う、謎は解けるのだろうか。

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    2024年09月19日
  • 契約結婚はじめました。5 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    最終巻。
    のんびりと進んでいった2人の気持ち。けど最終巻は結構サクッといった印象。今までがゆっくりだったからか?
    シリーズ通して和ませていただきました。

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    2024年09月19日
  • 花菱夫妻の退魔帖

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    ネタバレ

    怪談蒐集を趣味とする令嬢と神職家系の男爵が主人公となる話。
    令嬢は女中の子で、貧民窟で育った千里眼少女、鈴子。
    男爵は身内が呪い?で悉く死んでしまい、商家に養子に出されたのに呼び戻され、家を継ぐことになった不義の子、孝冬。

    まだ2,3巻とあるようなので、この巻は出会い、という感じだ。

    ちょっと表紙の鈴子の首に違和感がある。角度が変に見える。

    これからどうなっていくのか、楽しみ。

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    2024年09月13日
  • 後宮の烏6

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    色々な人や過去の事柄が大きく動き出す話。
    主人公の人柄や今までの行動が全ての人の心や行動に移る話はとても良かったです。
    次の巻が最終巻のようですが今から楽しみです。

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    2024年08月27日
  • 花菱夫妻の退魔帖 四

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    孝冬の鈴子への溺愛に拍車がかかり、可愛く見えてしまいます。
    そして、淡路の君を知る鴻八千代が中々厄介な人物で、これからどう鈴子達と絡むのか動向が気になります。

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    2024年08月21日
  • 下鴨アンティーク アリスの宝箱

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    下鴨アンティークの7作目の番外編。

    良鷹が引き取った少女、幸のお話や、
    春野のその後(といっても不思議に巻き込まれただけ)、
    最初のお嬢様以外誰のものにもならない紫陽花のブローチのお話と
    あれこれあったが、
    一番良かったのは、鹿乃の祖母の祖母にあたる女性の嫁入りのお話。

    妾の子供が、母親が亡くなった後本家に引き取られ。
    女中として働かされ急に嫁に出されたお話かと思いきや、
    本妻には隠した気持ちがあって…という意外性が良かった。
    小姑にあたる姉妹が急に現れた「兄嫁」に次々と着物を着せようとしたり、
    結局夫となる兄が選んだ着物と帯に、
    帯締めや帯揚げを選んできゃいきゃいする場面がかわいらしい。
    しかも化け物から兄嫁を守るために薙刀をふるうとは頼もしい。

    これで最終巻なのはすこし寂しい。

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    2024年08月15日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

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    下鴨アンティークの6作目。

    白猫の白露はやっぱり祖母だったか。
    祖母から預かった最後の着物は、曾祖父の妹にあたる女性の着物だった。
    華族である野々宮家を出て使用人と結婚したため、
    野々宮家の代々の女性のために縫い
    最初に蔵にしまわれた着物だった。
    不思議な力を持つ着物を自分のものとして受け取り、
    鹿乃は新しい着物を預かっていくことを決める。

    自分の予想は良鷹と骨董屋の娘真帆が仲良くなる、だったが、
    まさか良鷹が友人の娘を引き取ることにするとは。
    まあ、友人が亡くなり、身寄りのなくなった娘が財産目当てに殺されかかるとあっては、
    いたしかたないが。

    白露こと祖母が『いつ嫁をもらうんかと思てたら、嫁やのうて子供か』と、
    言いたくなる気持ちは良くわかる。
    番外編がもう1冊あるが、とりあえずこちらが最終巻。
    ほんわりとした不思議なお話で良かった。

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    2024年08月15日
  • 後宮の烏7

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    【全巻読切の感想】
    スロースタートでぐんぐん引き込まれていく。
    始めのうちは章ごとに事件が解決するタイプの進み方をしていく。
    そこから徐々に事件が複雑に絡まり、ひとつの大きな結末に向かっていく。
    まず頑張って2巻まで読み切ってほしい。

    感情が大きくない主人公同士だからこそ、些細な行動や言葉選びに機微が宿る。
    これは文章だからこそ楽しめる、奥深さがあると思った。

    名前の漢字が見慣れないので、登場人物を覚えるのに時間がかかるのが難点、、、。

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    2024年08月14日
  • 後宮の烏5

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    古の時代より仕え、伝わってきた様々な人や事柄が主人公の周りで明らかになっていく話でした。
    少し難しい言葉があちらこちらにみられ少し読みづらいところがありました。
    いよいよ核心に迫るところで次の6巻へ

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    2024年08月12日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

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    ネタバレ

    下鴨アンティークの5作目。

    鹿乃がほろりと告白してしまったことに対して、
    慧は「妹みたいに大事に思っている」と言ってしまう。
    慧の父が手を怪我してしまったこともあり、
    二人の家を離れる慧。
    もちろんここで、春野、登場。

    前を向こうと春野と出かけることにした鹿乃に、
    鹿乃の親友たちも良鷹も、慧に知らせにいくのが可笑しかったし、
    親友たちは、
    鹿乃が妹扱いされてしまったことにぽろぽろ泣いてしまって、
    かわいらしかった。

    結局、結婚する話になってしまって、
    後は、良鷹と骨董屋の娘真帆は仲良くなれるのか?

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    2024年08月08日
  • 海神の娘 黄金の花嫁と滅びの曲

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    海神の娘が領主の嫁となる世界。
    神の采配と人々のあがき。
    みんな一人一人、自分にしか乗り越えられない試練を抱えて生きている。
    なのに、血脈の縛りにも抗えない。
    生きるということの尊さ。

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    2024年08月07日
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

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    ネタバレ

    下鴨アンティークの4作目。

    春野のきもさがパワーアップ。
    鹿乃の親友の祖父がやっている喫茶店に入り浸っているのも十分怖いのに、
    みんなでお茶会と嘘をついて鹿乃ひとりを招くとはもはや犯罪レベル。
    慧の恋敵という設定にしても、もうちょっと爽やかにできなかったのか。

    仔犬の水滴(硯に水を灌ぐための道具)が良鷹についてきてしまい、
    鹿乃いうところの「わんわん」になって、
    飼い主のもとに連れて行く「子犬と魔女のワルツ」が良かった。
    登場人物がみんなこの世の者ではなかったが、
    幼稚園生の鹿乃がかわいかったし、
    妹が大事で同級生女子をふりまくる高校生の良鷹が面白かったし、
    白と黒のぶち柄の子犬が飼い主、というか妻を助けに来るのも良かった。

    兄と妹のように育ってきたが、違う気持ちがあることに気が付いている二人は、
    その気持ちの戸惑いながら向き合っていく。
    慧が父と一緒に母の法事に行くことにするのも、ゆるやかな変化だ。

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    2024年07月28日
  • 後宮の烏4

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    少しずつ主人公の秘密が解かれ後宮から出るための謎、そして新たに妃が出てきて話を深めていく。
    信仰心の恐ろしさがヒヤリとする表現で描かれていく様はドキドキします。

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    2024年07月21日
  • 花菱夫妻の退魔帖 四

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    ネタバレ

    鴻夫人こえ~~~~!!

    夫の方も謎だけど、夫人が恐いわ。

    そして、まさか幽霊話から、”松印の人”の手がかりに繋がるとは思わなかった。

    その南条という人が犯人なのかわからないけど。

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    2024年07月18日
  • 花菱夫妻の退魔帖 四

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    少~しだけ趣向の変わったところがあったが、基本的な流れは変わらない。
    鴻との関係がますます胡散臭くなっているがこの後どうかかわってくるのだろう。それにしても本当におしゃれで仲睦まじい事で

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    2024年07月17日
  • 烏衣の華

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    これは海神の娘も読んでおいた方が良いパターンか?

    海神は読んでないけど、世界観は理解できたし楽しめた。ツンデレになりきれない月季がかわいい。
    登場人物の名前が似てたりややこいのが難点。

    霊耀が、彩雲国物語の紫劉輝ぽいんだよなぁ。
    イラストは全然違うし、キャラも違うんだけど、受ける印象が近いのは何故だろう。

    2024.7.16
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    2024年07月16日
  • 花菱夫妻の退魔帖 四

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    鈴子の昔を知っているような、淡路の君のことにも詳しそうな、おばさんのうさん臭さが200%ですが(笑)。
    進展があったということなのか、わからないことが増えたということなのか。
    松印の兄上の写真、真実は・・・。

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    2024年07月11日