白川紺子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレわたしがわたしでいられるように。
蚕の繭がなくなった事件を解決した後、急激に烏妃への依頼は増え、熱を帯びた信仰のようになっていく。それに危惧を覚える者が——。
対立する者であった夏の王と冬の王。烏妃という大きな権力を握ることの可能性を持つ存在の危険性を認識した寿雪。彼女を救うためにそれでも険しい道を行くと言動で示す高峻。封一行や千里から烏漣娘娘の歴史や秘密が少しずつ明らかになっていく。感情に戸惑いながらも、1人だった頃より様々に考え、自分の道を歩いていこうとする寿雪がいい。
戸惑っているのは高峻もそうだが衛青も。少しずつでも痛みを伴っても当たり前や慣習を見直していこうとする登場人物たちが魅力的。中でもこの巻で重要な動きをする晩霞が印象的だった。年長者が絶対の一族の中で、父に反旗を翻す。彼女の妊娠は事態をどのように動かすのか。どうか兄たちが晩霞の味方についてくれますように。まだ登場しない次兄も気になる。 -
Posted by ブクログ
シリーズ第3弾
今年最後の読み収めの1冊
どの物語も、一般人の私の身に起こったらって思うとゾワッとしてしまう!
戻ってくるし、持っていると子供の声が聞こえてくるお人形さん
カフスボタンに取り憑く男女
紫陽花と老婆と…
そして潮の香り漂う水死体
最後の潮の家が特にゾワワ〜っとしたなぁ
水死体なんて見たことないけれど、卒倒する澪ちゃんは人の反応として正解だと思う…業って恐ろしや
でも、邪霊から抜け出せなくなった人達が無事にあの世へ行けたようで良かった
蠱師がメインの物語かなと思ってはいたけれど、徐々に澪ちゃんの神降ろしの物語になってる気がする
多分澪ちゃんは蠱師…ではなくお巫女さんだから少し立場が異なるかな?と
まぁ面白いから良いけれど、漣君や八尋さんが祓うのももっと見たいなって思う