白川紺子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
海神の託宣を受けて、娘たちが島の領主に嫁ぐと、島は海神の加護を受けて繁栄する。娘たちは嫁ぐ前に美しい少女の姿をした巫女王から不思議な力を授かり、その力を人々のために役立てる。娘が亡くなると、その魂を海神の使い部である鳥が海神の宮へと運び、幸せな生涯を送った娘の魂は美しい花を咲かせる描写が良かった。禁忌を犯した魂は花を咲かせることなく枯れて崩れ落ちるのは恐ろしい。自分の魂は…と想像してしまった。この本では、5人の娘たちが5つの島の領主に嫁ぎ、領主との関係を築き、島に繁栄をもたらす。辛い生い立ちの娘もいたが、大切にされ幸せに過ごすことができて良かった。特に3つ目の物語で、剣を使う娘が残忍な領主をや
-
Posted by ブクログ
こちらも会社の先輩にお借りした。
先日読んだ本の続編。
またまだ続きそうだ(笑)
鴻心霊学会、、、気になるなぁ。
こいつは何者なのだろう?
この人のプレゼントは何を意味してるのだろう??
最終目的は、浅草貧民窟にいた頃一緒に暮らしていた、血はつながらないが、家族同然の人たちを殺した犯人を突き止めることになるのか?
どんな目的で、誰が?
ミステリ要素もあるホラー?とも違う不思議な本。
続きも先輩が貸してくれるかな??
楽しみに待つとしよう(*^▽^*)
晴れて夫婦となった鈴子と孝冬。孝冬の裏稼業である"お祓い"に用いる十二単の霊・淡路の君を退治することに決めた鈴 -
Posted by ブクログ
ネタバレ深まっていく感じがいい
寿雪はらん家の生き残りとして身を隠し、母を殺され、烏妃に選ばれ、自分ではどうしようもないことばかりのなかで、それでも自分の足で立ち、生きのびてゆくしかないのだと、そう思いさだめて生きてきた。自分自身だけは、誰にも踏みこまれない、誰からも奪われない唯一のものだと思っていた。信じるまでもなく、当たり前のこととして、それを芯に寿雪は背を伸ばして立っていた。
いまのわたしは、わたしなのか?
わたしは、わたしを温めてくれるものに頼ることで、かろうじて立っている。が、それは、師との約束を違える、過ちなのかもしれない。それでも━━。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ4話からなる短編集。(5人の海神の娘の婚姻譚)
海神によって選ばれた島々の女(海神の娘)が託宣により島々の領主のもとに嫁ぐという婚姻システム。嫁ぐことが決まると巫女王の霊子に会って力(霊力?)を与えられる。
面白かったです。
海神の娘に選ばれるのには貴賤は関係なく、ただ海神の託宣によるのみ。
一話目の蘭の話が一番好きです。
文庫の解説から、蘭の話で一冊が構成されているのかと思い込んでおり、表紙も蘭の姿だと思っていたけど、巫女王の霊子の容姿だったようですね。(よく見ると額に印がありますね)
「後宮の烏」と同じ世界ですが、全く違う土地の話なので、後宮の烏を未読でも楽しめます。
この「海神の娘」は続