白川紺子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
お互いの利害が一致して結婚した偽装夫婦の柊一と香澄。二人が暮らす古屋敷が語る物語。偽の夫婦として一定の距離があった柊一と香澄が、お互い少なからず想っているその好意が、周りにはダダ漏れなのにお互いは気付かず、そのどうしようもない二人の仲睦まじさがによによする。それを、語り部の家が「壁がむずむずする」と家の視点で表現するのが新鮮で楽しい。訪ねてきたお客さんが柊一の元カノと第三者から知らされて香澄がショックを受けたり、香澄の兄のような存在だけど香澄を想う晶紀に柊一が無意識の宣戦布告をしていたりするが、全体的にほっこりとあたたかく、かわいらしい物語。裏手のすみれ荘が語るすみれ荘の面々のお話もニヤニヤする。
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ネタバレ 購入済み
どうなってしまうのでしょう?
まだまだ続きます。
大きな転換期なのでしょうか?
今までのお話とはだいぶ 違ってきてます。
なので、ワクワクしてきました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ蟲師で「まじないし」、職神で「しきがみ」など登場人物の苗字含めてマニアックな読み方をする名詞が多いので最初は少し戸惑ったが、後はさらっと読めた。
前世の記憶をずっと持ったまま生まれ変わりを繰り返す者と、前世のことは何も覚えていないのに呪いによって短命を宿命づけられた者と、果たしてどちらが不幸なのか。
前者に至っては、人間の姿を取ってはいるが、本体は人間でもない。
そして二人は過去からの宿命のように惹かれ合って、最後には必ず生き別れて終わる。
救いはあるのだろうか。
今回は互いに高校生という立場で「再会」するが、二人がこれまで通りの運命を辿るのか、それとも今まで成し遂げなかった呪いの循環から抜け出すことができるのか。
ただ彼が「おまえみたい(中略)のは、はじめてだ」という発言をしているとおり、今回の彼女はこれまでとはどこか違う部分もありそう。
それが突破口になってくれればと思う。
今回はバックグラウンドの説明と、彼女がある決意をするまでの話、つまり第一部という感じだったので、この先も続きそうな予感がある。
このまま何も講じずにいると死が待っている彼女が、どう成長し、どういう決断をするのか。
これまでの「彼女」たちと同じ道を辿ってしまうのか、それとも。
続きが気になる作品である。 -
購入済み
沙那賣朝陽とは、どんな人?
晩霞の父、沙那賣朝陽がミステリアスで興味がわきます。祖先はカカミから渡ってきた、カカミとショウの間には沈んだというイカヒ島がある。娘の晩霞ではなく、自身の兄弟姉妹特に一番末の妹と何かあったのか物語がありそうですね。
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ネタバレ 購入済み
異母兄妹、思いつきませんでした
衛青と寿雪が異母兄妹だと思いませんでした。二人とも遊里の生まれで容貌が美しいというのは文章から分かりましたが、よもや兄妹だとは驚きました。
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Posted by ブクログ
ネタバレ「捨てられた」という過去の傷を引きずって生きる主人公が、別の居場所に目を向けられるようになるまでの物語だと思った。
やたら手順や決まり事の多い献立は、面倒であると同時に絡まった心を丁寧に整えるきっかけにもなるのだと思う。
母や周囲に関するぐちゃぐちゃな感情の合間に、形の決まった「献立」の描写が入ることで、激情と冷静さの合間をゆらゆら行き来するような心地がした。
主人公たちの引きずる傷の中心となる「母」の謎は明かされないままだし、傷を癒す決定的な出来事があるわけでもない。そういう意味では、人間関係をメインとした明確な起承転結を期待していると少し物足りないかもしれない。
個人的には、何かが明確に解決して「私たちは家族になった」、となるよりも余韻があって好きな終わり方だった。