白川紺子のレビュー一覧

  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

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    ネタバレ

    蔵の着物を巡る物語、第3弾。
    タイトルにもなっている「祖母の恋文」は、おふじさんの若い頃、どこか微笑ましいものだった。
    慧が鹿乃が大人になってゆくことに動揺しているのが、良鷹同様少し面白い。
    いつまでも女の子は「女の子」ではないんやぞ、と思う。
    春野の出方がわからなくてそれもまた面白いけれど、鹿乃はブレないんだろうなぁとも思う。
    着物を巡る謎については、金魚の話はどこかくすぐったくて、でも満寿さんに伝えたくなるような、でも伝えてはいけないこともわかる結末だった。
    時代というのはやり切れないものを多く含むな、と。
    カンパニュラの件も同様に。
    でも、良鷹が見つけてくれたことで救われたものはきっとあ

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    2018年02月17日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    下鴨アンティーク、2作目。
    高校生の鹿乃が古い着物にまつわる謎に導かれる‥
    はんなりと綺麗で切ない世界です。

    京都の下鴨の古い屋敷で、兄と暮らす野々宮鹿乃。
    離れには、兄の唯一の友人で、近くの大学で教えている慧も。
    骨董商だが家ではぐうたらなだけの兄と、鹿乃を子供扱いするがいたって紳士的に見守る慧はどっちもイケメン。

    趣味で着物を着る鹿乃は、季節ごとにテーマを決めた着こなしを楽しむという今どき珍しい高校生。(今と言っても全体に古風な雰囲気なので、正確にはナン年なのか?という気もしますが‥)
    旧華族の家柄の祖母から受け継いだ美しい着物が、土蔵には詰まっています。
    その着物には、それぞれ秘めた

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    2018年02月15日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

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    ネタバレ

    全体的には鹿乃ちゃんと慧のお互いが大事に思うがゆえに遠ざけてしまう、それをどうやって距離を縮めるかというテーマに思えた。
    ようやく二人が結ばれたと思えば、良鷹!
    良鷹!お前、真帆ちゃんいてくれて良かったな!
    男女二人いれば恋愛感情でくくりつけるのではなく、まさに情で繋がるというのが新しい。
    というか、こういう展開も大ありです。
    素晴らしい!マーベラス!

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    2018年02月11日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    ネタバレ

    今回の巻は、締め付けられるような苦しさにも似たものを抱いてしまう箇所が多かった。
    婚約者を事故で失ってしまった人が預けた着物、あと1日ずれていれば亡くならずにすんだかもしれない想い人へ贈られた帯、家出の結果他人になりすまし生きてきた女性を探していた老婦人が求めた回転木馬。
    物には思いが宿る。
    日本に付喪神が伝わっているように。
    人の思い、想いは強いから。
    想いを込めたものを、それを手元に置いておくことができないほどの想いが込められた物たちがいろんなかたちで持ち主やそれを継ぐ者へ還る。
    あるべきところへ導くような、優しくあたたかく、今回は少し苦しい本だった。

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    2018年02月05日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

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    暁の恋
    結婚してくださいに胸を打たれました。
    羊は二度駆けるは寝る前に読むには夢見が悪くなりました。ホラー要素が強め。良鷹も幸せになってほしい。

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    2018年02月05日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    ネタバレ

    蝶の着物、音符のついた帯、木馬のオルゴール。
    結婚を約束していたけれども、事故で婚約者が亡くなってしまう。
    戦争によって告白が実らなかった。。
    切なくて思わず泣けてしまった。

    木馬のオルゴールでは、鹿乃の兄 良鷹が主人公。
    新キャラクターの真帆も出てきて、おっとこれは…?と思ってしまう点が笑
    次の展開も楽しみだなぁ。

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    2018年02月04日
  • 契約結婚はじめました。2 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    ネタバレ

    積ん読がたまっていて遅くなりました。この夫婦、見ていて段々痒くなって来ました。双方一方通行の無自覚両想いってレベルが上がると、無理矢理くっつけたくなります。二人きりで夫婦として同居しても駄目ってことは薬でも盛らないと駄目か。

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    2018年02月03日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

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    完結してしまったー。
    番外篇が出るらしく嬉しい限り。
    鹿乃と慧が可愛いし、今回は良鷹のお話が良かったかな。

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    2017年12月22日
  • 契約結婚はじめました。2 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    今回も可愛らしい。
    自分の気持ちに一向に気づけない柊一が可愛すぎる。
    気づかないながらも、晶紀さんに「渡さない」とか言っちゃって。言った後に自分である疑問に思うって!
    この本を読むと、丁寧に掃除してご作ってという当たり前の暮らしがとても大事だなとなぜか思わさせる。
    読んでいて心地よい。

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    2017年11月22日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    シリーズものと知らずに順番を無視してこの巻を読んでしまった。物語の舞台である京都の町の風情、登場人物たちが話す大阪とはちょっと違う品のある関西弁、鹿乃の祖母が残したきものなどが、よい雰囲気を醸し出している。どのお話も優しくて心が温まる。他の巻も読んでみたい。

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    2017年09月17日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

    完結?続刊?

    このまま完結でもいいような気もしますが、鹿乃ちゃんの決心とかお兄ちゃんのその後とか春野くんのその後とか気になることもたくさんです。
    軸足を蔵の着物からお兄ちゃんの骨董に移しても続けられそう。
    そうすると真帆ちゃんが大変ですかね?

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    2017年09月10日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

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    ネタバレ

    シリーズ6作目にして、とうとう!!という展開です。でも誰かが幸せになると寂しい人もいるわけで(←シスコン兄)。
    鹿乃は年上殺しの可愛い妹キャラだったのが、ここにきてじわじわと女らしい魅力を発揮し、幼女の頃から破壊力抜群の上目遣いに悩殺されてきた二人の男が今後も翻弄され続けるのは目に見えている。女の私ですら鹿乃の魅力には抗えない気がするのです。単に私の好み。
    相変わらず着物に纏わる怪異的ミステリーは面白く、人物の心象表現もお見事。面白いシリーズで今後も楽しみです。兄も幸せになれますように。

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    2017年09月02日
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

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    変わらず素敵な着物の話で、最後にはほっこり。読みながら着物を想像するのがとても楽しいです。

    今回は良鷹が高校生、鹿乃が幼稚園の頃の話があり、お兄さんらしい良鷹が見れました。鹿乃と慧も少しだけ前に進み、次の展開がきになります。

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    2017年08月12日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

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    面白かったです。前巻でどうなることやら…とやきもきしていた鹿乃と慧ちゃん、良かったね、となりました。慧ちゃん、ちょっと展開が早い…とも思いましたが。でも幸せそうで良いです。春野くんはこれからも出てくるのかな…?良鷹、素敵な兄だな。良鷹にも幸せになってほしいです。最後のお話はちょっとホラー色が強くて、今作では1番好きでした。あとどれくらいシリーズが続くのだろうと思いますが、これからも楽しみです。

    0
    2017年07月03日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

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    一冊一冊は、どれも一気に読んでしまえるほどの
    分量と軽い筋立てだが、読み終えた後には
    きちんとした満足感がいつも残る作品である。

    平台に置かれた初刊の表紙のサイケな美しさに
    心惹かれて読み始めた作品。
    代わることなく井上のきあさんが
    イラストを描いてくださっていることもうれしい。

    慧と鹿乃のハッピーエンドはともかく
    巻末にある良鷹と真帆の後日譚的スピンオフが
    この巻を一層魅力的に仕上げていると思う。



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    2017年06月28日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    ネタバレ

    下鴨アンティーク第2弾。

    あっ、鹿乃が携帯使ってる。
    あるけど、無精で使わない設定なのね。

    今回の文学は詩やクラシックがテーマかな。
    アンティークとヴィンテージの違いに目から鱗。
    なるほど。

    前回慧をざわつかせた春野さんはあんまり出番がなかった。代わりに、鹿乃の友人の奈緒と、慧の後輩の加茂との意外なエピソードが。
    他にも大学生の真帆や依頼人のプリシラ、彼女に着物を譲った誓一など、レギュラー入りしそうなメンバーが続々。

    慧のことがほっとけない鹿乃と、年頃の娘をもつ父のような態度の慧。
    奈緒と加茂も…。
    「あの人が何に思いわずらうこともなく、幸せでいてくれたらいい。あの人には苦しいことやつ

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    2020年12月20日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    ネタバレ

    今回はご両親と曾祖母祖父のお話中心。
    途中、彗ちゃんの話入ってきましたが順番的には助かった。
    ほっこりする話→後味悪い話→ほっこりする話で救われた。
    あと女性陣が全員強気なのもいいです。
    曾祖母さん、直球すぎて可愛い。
    「恋をしてはいけないでしょうか」なんて言われたら舞い上がってしまうよ

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    2017年03月12日
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

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    ネタバレ

    シリーズ5作目。好きな男と縁のなかった女性、子を捨てて恋人の元に去った女性、雪の研究者だった夫を雪の事故で亡くした女性、そしてカサブランカが好きだった老女との思い出。それぞれが少し悲しく、人物の感情描写が胸を打つお話しでした。今回は鹿乃と慧の恋心の戸惑いと進展の巻。歳の離れた妹か娘のように成長を見守っていた少女が美しい女性に変化してく。よくある話なのに、慧の繊細で真面目な心情がやるせなく切ないです。ジリジリします。そして幼い頃の鹿乃の可愛さときたら!こんな年の離れた妹がいたら堪らんなぁ。

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    2017年02月01日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    鹿乃の両親の話が別章で出てきます。
    慧のお父さんの話もちらり、また春野もレギュラー化してきて、これからどうなっていくのだろう。

    内容(「BOOK」データベースより)
    京都、下鴨―。ある日、喫茶店店主の満寿から両親の話を聞かされた鹿乃。鹿乃の母は満寿の店の前身である喫茶店「玻璃」で働いていたウエイトレスで、父はそこの常連客だったという。鹿乃は稲妻が描かれた帯を手がかりに、幼い頃に亡くなった両親の馴れ初めをたどりはじめる。また、蔵から出した枯れ菊の着物が、慧の父親に深く関係しているものだと知り…!?それぞれの「過去」が明かされるシリーズ第4弾。

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    2017年01月29日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    2作目も登場人物たちがそれぞれ愛おしく感じます。着物の描写もやっぱり素敵で、食事シーンも好きなので、本棚の美味しそうな料理が出てくる棚にこのシリーズは移動しました。「亡き乙女のためのパヴァーヌ」が心に残るのですが、表題作も好きでした。

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    2017年01月08日