白川紺子のレビュー一覧

  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

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    変わらず素敵な着物の話で、最後にはほっこり。読みながら着物を想像するのがとても楽しいです。

    今回は良鷹が高校生、鹿乃が幼稚園の頃の話があり、お兄さんらしい良鷹が見れました。鹿乃と慧も少しだけ前に進み、次の展開がきになります。

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    2017年08月12日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

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    面白かったです。前巻でどうなることやら…とやきもきしていた鹿乃と慧ちゃん、良かったね、となりました。慧ちゃん、ちょっと展開が早い…とも思いましたが。でも幸せそうで良いです。春野くんはこれからも出てくるのかな…?良鷹、素敵な兄だな。良鷹にも幸せになってほしいです。最後のお話はちょっとホラー色が強くて、今作では1番好きでした。あとどれくらいシリーズが続くのだろうと思いますが、これからも楽しみです。

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    2017年07月03日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

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    一冊一冊は、どれも一気に読んでしまえるほどの
    分量と軽い筋立てだが、読み終えた後には
    きちんとした満足感がいつも残る作品である。

    平台に置かれた初刊の表紙のサイケな美しさに
    心惹かれて読み始めた作品。
    代わることなく井上のきあさんが
    イラストを描いてくださっていることもうれしい。

    慧と鹿乃のハッピーエンドはともかく
    巻末にある良鷹と真帆の後日譚的スピンオフが
    この巻を一層魅力的に仕上げていると思う。



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    2017年06月28日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    ネタバレ

    下鴨アンティーク第2弾。

    あっ、鹿乃が携帯使ってる。
    あるけど、無精で使わない設定なのね。

    今回の文学は詩やクラシックがテーマかな。
    アンティークとヴィンテージの違いに目から鱗。
    なるほど。

    前回慧をざわつかせた春野さんはあんまり出番がなかった。代わりに、鹿乃の友人の奈緒と、慧の後輩の加茂との意外なエピソードが。
    他にも大学生の真帆や依頼人のプリシラ、彼女に着物を譲った誓一など、レギュラー入りしそうなメンバーが続々。

    慧のことがほっとけない鹿乃と、年頃の娘をもつ父のような態度の慧。
    奈緒と加茂も…。
    「あの人が何に思いわずらうこともなく、幸せでいてくれたらいい。あの人には苦しいことやつ

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    2020年12月20日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    ネタバレ

    今回はご両親と曾祖母祖父のお話中心。
    途中、彗ちゃんの話入ってきましたが順番的には助かった。
    ほっこりする話→後味悪い話→ほっこりする話で救われた。
    あと女性陣が全員強気なのもいいです。
    曾祖母さん、直球すぎて可愛い。
    「恋をしてはいけないでしょうか」なんて言われたら舞い上がってしまうよ

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    2017年03月12日
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

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    ネタバレ

    シリーズ5作目。好きな男と縁のなかった女性、子を捨てて恋人の元に去った女性、雪の研究者だった夫を雪の事故で亡くした女性、そしてカサブランカが好きだった老女との思い出。それぞれが少し悲しく、人物の感情描写が胸を打つお話しでした。今回は鹿乃と慧の恋心の戸惑いと進展の巻。歳の離れた妹か娘のように成長を見守っていた少女が美しい女性に変化してく。よくある話なのに、慧の繊細で真面目な心情がやるせなく切ないです。ジリジリします。そして幼い頃の鹿乃の可愛さときたら!こんな年の離れた妹がいたら堪らんなぁ。

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    2017年02月01日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    鹿乃の両親の話が別章で出てきます。
    慧のお父さんの話もちらり、また春野もレギュラー化してきて、これからどうなっていくのだろう。

    内容(「BOOK」データベースより)
    京都、下鴨―。ある日、喫茶店店主の満寿から両親の話を聞かされた鹿乃。鹿乃の母は満寿の店の前身である喫茶店「玻璃」で働いていたウエイトレスで、父はそこの常連客だったという。鹿乃は稲妻が描かれた帯を手がかりに、幼い頃に亡くなった両親の馴れ初めをたどりはじめる。また、蔵から出した枯れ菊の着物が、慧の父親に深く関係しているものだと知り…!?それぞれの「過去」が明かされるシリーズ第4弾。

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    2017年01月29日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    2作目も登場人物たちがそれぞれ愛おしく感じます。着物の描写もやっぱり素敵で、食事シーンも好きなので、本棚の美味しそうな料理が出てくる棚にこのシリーズは移動しました。「亡き乙女のためのパヴァーヌ」が心に残るのですが、表題作も好きでした。

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    2017年01月08日
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

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    ネタバレ

    読後最初の感想は一言。「何この鬼切り!」
    今回は三枚の着物の謎解き。どれも鹿乃ちゃんがあぶなげなく解いていくようになって頼もしい限り、ながら、今回の着物は三枚とも、心の中に残るしこりを思わせるものばかりだったような。
    鹿乃を思う気持ちを自覚した慧は、鹿乃が大切すぎて壊せない、のに、鹿乃からの告白を受けて凍り付く、ところで終わってるのは何故ですか白川先生!
    絶対に傷つけたくない、本当には女性としても想っているけど大事な大事な鹿乃ちゃんに想いを向けられたら慧は受け止めることができるのか、それとも荷物まとめて逃げるのか。まあ、鹿乃を泣かせて逃げるのを許す良鷹じゃないとは思う、けども。

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    2016年12月16日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    妹より譲受本。
    シリーズ2、3作目をまとめてもらっていたけれど
    間違えて2作目を飛ばして3作目を先に読んでしまい
    あとからこの2作目を読みました。
    でも特に問題はなかったように思います。

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    2016年10月17日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    シリーズ4作目。やっぱり面白いです。今回は鹿乃・千鶴(母)・芙二子(祖母)・汐子(曾祖母)と野々宮家四代女性のお話。特に汐子、可愛いなぁ素直で!鹿乃の亡くなった両親が初めて詳細に語られたのも良かったです。ツンな千鶴がデレに転じた瞬間もいつか描いて欲しい。慧の出生も明らかになり、その過程で鹿乃との親密度も格段に前進しました。そろそろ…でしょうか(笑)次巻が本当に楽しみです!

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    2016年10月11日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

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    ネタバレ

    妹より譲受本。
    シリーズ2、3作目をまとめてもらっていたけれど
    間違えて2作目を飛ばして3作目を先に読んでしまった(^^;)

    おばあさんの残した古い着物が巻き起こす、不思議な現象は
    1作目読んだときはなかなかついていけなかったけれど
    慣れてきて、楽しみになりました。

    おばあさまのツンデレ感がすごい。

    グータラなお兄さんが、いつもと違う一面が。

    (京都に滞在中に読み、下鴨神社にも行ってきました!)

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    2017年03月02日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    訳ありの着物の謎をひも解いていく。
    シリーズも回を重ねるごとに、何となく落ち着いてきた感じがします。

    そして、鹿乃ちゃんも、少しずつ成長していく姿が読んでいてほほえましいです。

    慧の気持ちの変化が今後どのように表れてくるのか、二人の関係がどのように進んでいくのか、できればハッピーエンドがいいなあと思います。

    曾祖父母のエピソードも素敵でした。

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    2016年08月31日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    シリーズ第4弾。
    今回、鹿乃が2歳の頃に亡くなったの両親の姿が描かれていて嬉しい。優しい鹿乃にしては今まで両親に対して余りにも感情が薄味だったのが気になっていて。思い出が無い分思い入れも無いのかと思っていたけど、怖かったんだね。両親の死を認める事が。生前の両親を想うという事は同時に亡くなったという事実を突きつけられるという事だから。ぼんやりとしたまま認めたくはなかったんだと知って、心が重くなった。でも、思い出が無いわけではない事に救われた。
    兎の話も素敵。
    もっと続きが読みたいなぁって思った。

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    2016年07月28日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

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    ネタバレ

    シリーズ3作目。安定の面白さ。
    古い着物が巻き起こす奇怪な現象は完全にファンタジーなのに、その一つ一つの事件が抒情的で物悲しく美しい。
    祖父母の若かりし頃の恋愛話は相変わらず素敵です。ツンデレ祖母が可愛い。
    慧の心情に変化が出てきたり、良鷹の切ない初恋(?)や春野の不思議っぷり。今回は主要男性キャラたちに動きがあってとてもよかった。
    鹿乃の恋愛観も謙虚で良いですね。
    次巻も楽しみです。

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    2016年06月30日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    ネタバレ

    シリーズ2作目。安定の面白さです。
    和服好きな英国美女プリシラと気難しい研究者黒塚誓一、慧の後輩加茂と鹿乃の親友奈緒、良鷹と(もしかしたら)骨董屋娘の真帆。
    主人公鹿乃&慧の悶々ペアだけでなく、さりげなく周囲に色恋の香りが漂っていて春の陽気。
    でもオカルトミステリーである物語の内容は、そこはかとなく悲しい雰囲気をまとっています。

    美しい京言葉と美しい日本の文化が描かれた、上品なミステリー。
    キャラも物語もしっかりしているので、いずれ映像化してしまいそう。
    次巻も楽しみです。

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    2016年03月31日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

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    物語は真っ直ぐには展開してはくれない。
    蔵の着物の謎解きを軸にして
    物語は末広がりに紡がれ始め
    野々宮家の兄妹や慧に繋がる人たちが
    紡がれた羅紗の綾模様のように現れては消える。

    作者はどこまでの広がりを
    この物語に用意しているのだろうか。

    心地よさに読み続けてきた物語の色合いが
    玉虫の羽のように 光と影の中で変化してゆく。

    深い。底知れぬ深さに
    今さらながらに身震いがとまらない。

    話は変わるが。

    野々宮家で3人が交代で作る夕食が興味深い。
    季節の野菜の彩りだけでなく その下処理や
    調理法まで 食べることへの敬意と造詣を
    感じさせる。間違いなく美味しいだろう。
    下鴨アンティ

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    2016年05月16日
  • 烏衣の華 3

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    ネタバレ

    勅命を受けて調査に旅立った月季と霊耀。
    二人に進展はないですし、事件も人間の欲絡みで、怪物よりも人間の方が恐ろしいと思いました。

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    2026年03月15日
  • アンソロジー 極彩色の後宮

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    複数の作家が共通の設定で書く、五つの国の後宮の話。
    ストレートな「後宮もの」あり、一捻り加えたものあり、ミステリ色の強い作品あり。正に「極彩色」な作品集だった。

    個人的には「群青を砕く」、「白月の誓い」のような一捻りある作品が好みだったけど、その二作品の良さは、他三作品のような「後宮とロマンス」に焦点を当てた作品があったからこそだと思う。特に「風の娘と、金の檻の王」は、世界観の提示や「後宮もの」ならではのストーリーなど、先陣を切るのに相応しい作品だった。

    「後宮もの」の雰囲気を手軽に楽しめて満足。

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    2026年03月08日
  • 短編小説新人賞アンソロジー

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    いちばん最初の一編も やっぱりステキで 持ってる人は持ってるんだなぁ、と改めて思った。原石にもなれそうもないから 読む側でいようって 今さらだけど。宮島未奈さんの「二位の君」から 「成瀬」につながるんだなぁ。「陸の魚」から「カフネ」へ〜。原石って最初から 光ってたんだなぁ。うらやましいなぁ〜。ほんとに。

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    2026年03月02日