白川紺子のレビュー一覧

  • 契約結婚はじめました。 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    ネタバレ

    椿屋敷という家が語り部になっているのが面白い。
    そこに暮らす書類上は夫婦のふたりと、訪れる人々の、家族にまつわる話。

    思い合っている場合でも失望していることでも家族だからこそ言えないことがある。それによって拗れてしまうことも。

    柊一と香澄が結婚したのは勢いというには唐突すぎる気がする。せめて香澄が成人していればよかったんだが。
    養親にしても高校卒業後進学も就職もせず結婚させようとするのはどうかと思う。
    柊一の弟にしても香澄の家族にしてもちょっと独善的すぎる。
    夫婦の間も含めて周りとの関係も変わっていくのかな。ある意味ひとめ惚れというのも間違いではないし。

    色々な椿が出てくるので検索したく

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    2020年12月27日
  • 九重家献立暦

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    とても思わせ振りな台詞が多くて、回収しきれないままに終わってしまいました。でも、この三人なら幸せに暮らせそう。

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    2020年11月13日
  • 九重家献立暦

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    ネタバレ

    「家族になる」というのは存外難しいのかもしれない。
    当たり前だと思っていた「普通の家族」が何と幸せなことかと。
    表はいいように装ってはいても(主人公はまだ分かりやすい方だが)大叔母も、駆け落ち相手の息子も、内心は色々なものを抱えていた。
    しかも綺麗なものではないもの。
    闇や醜さなどなど。
    それでいて、家族、親が呪いにもなる。
    怖や怖や。

    実際に何処かの旧家の習わしがモデルなのだろうかと感じるほど、かなり詳細な季節行事に季節折々の料理。
    その場面は楽しげであり、少し小言はありつつも、家族団欒な光景。
    このまま「家族」になれるのだろう。
    そう思っていたのに、平和では終わらないのがこの話。
    終盤の

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    2020年11月07日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

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    シリーズ第七弾。

    本編完結という事で、蔵にある着物もついに最後の一枚に・・。
    その“いわく”は、まさにシリーズの原点ともいえる話で、野々宮家の女性として受け継いだ鹿乃が、慧と共に素晴らしい未来を歩んで行って頂きたいです。
    そして、良鷹兄さんメインの第三話「白鳥と紫式部」は、ちょいとサスペンスちっくな仕上がりになっています。幸ちゃんが健気で可愛いくて、これからは良鷹兄さん→”良鷹父さん”と微笑ましく幸せいっぱいに暮らしてほしいです。
    あとがきの後のショートストーリーも、ほっこりする素敵なオマケですね。

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    2020年07月08日
  • 三日月邸花図鑑 花の城のアリス

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    ネタバレ

    推理小説のような幻想小説という感じ。
    庭に閉じ込まれている咲がかわいそうと思う反面、相続者は辛たんなぁと。
    これで完結なのだろうけど、少し中途半端

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    2020年06月08日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

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    少女マンガのような雰囲気でさくさく読めるので、軽めの読書をしたい人向けかな。

    京都に住んでいたことがあるので地名を見ると、「あー、あの辺りかな。」と想像できて楽しかった。

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    2020年06月07日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

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    シリーズ第六弾。

    ぎくしゃくしてしてしまっていた鹿乃と慧ですが、“鹿乃応援団”とでも呼びたくなるような、周りの人々の後押しもあり(着物エピソードも鹿乃を後押しするような話でしたね)、ようやくお互いの想いを確かめ合う事ができて何よりです。
    そして、今回の“サイドストーリー枠”、第四話「羊は二度駆ける」は、個人的にお気に入りの良鷹&真帆でした。
    良鷹メインの話はダークになりがちなのかな。でも悪くないです。
    それにしても、この巻の良鷹兄さんは、本編部分も含めていつになく動きましたね。妹への愛ゆえなのでしょうが、お疲れ様でした。

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    2020年05月20日
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

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    シリーズ第五弾。

    前巻同様、「ここで切るか・・。」という絶妙な盛り上がりどころで次巻へ続く本編。
    何だか、春野君が徐々にサイコな人になってきている気がします。悪い人ではないのでしょうが、鹿乃をお茶会に誘う為の嘘とか、“怖っ”という感じです。さすがに慧に叱られて謝っていましたけど。
    で、今後の展開は慧の覚悟にかかっているのですが、自己否定感が強い上に、社会人男性が女子高生と云々とか、世間からどう思われるのかも含めて色々と逡巡してしまう気持ちも解ります。
    鹿乃の真っ直ぐな想いは受け入れてもらえるのでしょうか。次巻に期待です。
    そして、“サイドストーリー枠”の第四話「子犬と魔女のワルツ」は鹿乃が幼

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    2020年05月17日
  • 契約結婚はじめました。5 ~椿屋敷の偽夫婦~

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     ハイハイハイハイご馳走様でした!!(ぱんぱん)……と自棄を起こしたくなるような仲良しぶりでの大団円でした。もう一波乱二波乱あるかと予想していましたが、存外すんなりと、落ち着くところに落ち着きましたね。まぁそりゃそうか、あれだけ思いあっていたわけですし(笑)
     それにしても……香澄さん、家事力も人間性も完璧か……(汗)

     ついに本編にボリュームで勝ってしまった「すみれ荘」シリーズは、とっちらかったまま完結してしまったような印象。それはそれで、「すみれ荘」らしいのかな(笑)

     巻末の、檀くんの愛犬視点の「小春日和」は胸にグッと来たものも、最後の最後はこの作品最大の特徴だと思っている「屋敷」視

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    2020年05月14日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    シリーズ第四弾。

    今回は、鹿乃の両親の話や、慧の過去が明らかになる話が収録。
    慧を想う鹿乃ですが、少年時代のキツイ経験があるだけに、慧の自己否定感はかなり根深いものがありそうです。
    そんな二人に揺さぶりをかけてくる春野君がついに動いて・・。どうする、どうなる!というところで本篇は次巻に続く感じです。
    第四話「兎のおつかい」は、鹿乃の曾祖父母の素敵なエピソード話で、ホッと一息。

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    2020年05月09日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

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    シリーズ第三弾。

    前巻では、鹿乃の友人・奈緒関連の話がありましたが、今回は梨々子に絡む話が収録(「金魚が空を飛ぶ頃に」)。
    こうゆう群像劇っぽいのは(メインの視点がとぶという見方もあるかもしれませんが)、私は嫌いじゃないですね。登場人物一人一人に物語があり、それを知ることで魅力が増すってもんです。
    そして、何だか危険人物っぽくなってきている春野君。鹿乃、狙われていますよ!今後の彼の動きに注目です。
    第四話「真夜中のカンパニュラ」は背景が哀しく残酷で、読んでて重くなりましたが、良鷹&真帆のコンビは好きなのでこの二人メインの話はこれからもお願いしたいところです。

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    2020年05月07日
  • 契約結婚はじめました。4 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    ネタバレ

     安定のほんわか具合。ただし今回は、心にちょっと棘を残すような、「めでたしめでたし」とは言い難い真相の事件もあり。「家」が語り手、かつ、椿を絡めるという難しい縛りの中で、これだけの話のバリエーションを作るのは凄いなと感心しています。ホラーテイストの「夏の幻」より、ホラーではないはずの「月の横顔」の方が、読んでいて背筋が寒くなるのは皮肉なところ。
     柊一VS晶紀氏のバトルが露骨になってきて、けれど傍目にはすっかり仲良くなっているのが微笑ましい。柊一はシリーズ序盤の老成した雰囲気と比べて、どんどん子供っぽく、地が出てくるようになってきていますが、それがかえって人間くさくて、魅力的に思えてきます。

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    2020年05月06日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    シリーズ第二弾。

    鹿乃と慧だけでなく、各話に登場する男女キャラのやり取りが、表題の“レモンパイ”の如し甘酸っぱさで、ついニヤニヤしてしまいます。
    アンティーク着物にまつわる謎は(第四話は着物ではなく、オルゴールを巡る話ですが)、今回もどれも切なく、そして人を想う心の美しさが伝わってきます。
    鹿乃の着物コーディネートが素敵なのも、この作品の魅力なのですが、第四話で鹿乃が真帆さんに、ちゃっちゃと着付けしていく姿はプロですか!という感じ(良鷹兄さんの見立てもさすがです)。料理も上手だし、若いのに大したもんです。
    因みに、前作で消えてしまったと思っていた猫の“白露”がまた登場してくれているのが、何気

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    2020年05月04日
  • 契約結婚はじめました。3 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    ネタバレ

     安定のむずキュンと飯テロ具合(笑) 完全に柊一を見守る保護者視点になっている「私(=家)」との気持ちのシンクロが半端ないです。ああもどかしい、でも可愛らしい……(笑)

     晶紀氏の意外な心の内が詳らかになって、一気に彼を見る目が変わったのは、きっと柊一だけでなく読者も同じはず。俄然強力な強敵手となった晶紀氏と柊一の大人げない真っ向勝負と、にも関わらず全く気付いていない香澄さんの天然具合に、ニヤニヤが止まりません。が、自分の気持ちを自覚した柊一がいよいよ本格的に動き出したので、次巻の展開が楽しみです。

     ところで、今回メインタイトルよりページ数が長くなっている、「すみれ荘」シリーズ……廣田く

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    2020年04月30日
  • 契約結婚はじめました。2 ~椿屋敷の偽夫婦~

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     私の中ではこのシリーズ、「隙間時間で読めるホンワカむずきゅん飯テロライトミステリ」という、「しゃばけ」シリーズと近い存在に落ち着きつつあります。この安心感よ……しかしお腹が空く……。
     柊一の一歩踏み出せないところにもどかしさを覚えるのは相変わらずなのですが、今回は「渡しません」でときめきました。宣戦布告格好いいぞ……!
     ミステリ部分は、椿に関する知識がないと読み解けないことが多いので、推理は放棄して話を追うことに徹するようになってきました。しかし、狭いご近所づきあいで、なかなか複雑な人間関係を繰り広げていますね、このご町内。

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    2020年04月26日
  • 契約結婚はじめました。5 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    ネタバレ

    シリーズ最終巻、ようやくの大団円です。
    柊一…ここまで来てそうするか!という感じでしたが、それほど彼の寂しさや傷が深かったのか、と悲しくなりました。
    香澄さんと出会えて良かったです。
    まとまる人たちも多く。晶紀さんも寂しそうで、でも女子ふたりに囲まれてまぁ大丈夫かな、と思いました。大変そうですが面白かったです。
    皆さん、幸せになるといいです。すみれさん、好きです。
    最後まで、良い空気のお話でした。

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    2020年02月12日
  • 契約結婚はじめました。 ~椿屋敷の偽夫婦~

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     話も文章もほんわりやわらかく、お茶を飲みながらのんびり読みたいような一冊。「家」が語り手というのは、物語の舞台や視点、語り手が知りえる情報など、かなり制約が多くて書くのが難しいだろうと思うのですが、違和感をさほど覚えさせずにスルスル読めるのは流石ですね。
     全話において椿がキーアイテムとして登場しますが、今後の一話一話全てに椿を絡めるのも難儀だと思うので、このスタンスのままシリーズを続けるのは大変だろうなぁ;
     日常推理物としての謎や仕掛けはやや弱いものの、偽夫婦のほんわかとしたやりとりで癒されるので、むしろそこを楽しむべきお話なのかも。
     そしてまた、この筆者も……飲食物の描写がうまいんだ

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    2020年02月12日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

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    vol 2
    
    下鴨アンティーク ~アリスと紫式部~
    白川 紺子さん
    
    "下鴨"という聞き慣れた地名が目に止まって読んでみた。セリフが京都弁でうちに馴染みやすくて物語がすんなり入ってきた。主人公が同い年なのもまた読みやすい。着物の知識や古典文学、文化史どれも自分の興味にピッタリで難しくても楽しんで読める作品。でてくる謎も不思議やけどそこに詰まっている恨み、嫉妬、感謝、心配、憧れ、愛、いろんな感情が読みとれて面白い。まだ何冊か続いてるみたいやから読んでみる。
    

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    2020年01月31日
  • 契約結婚はじめました。5 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    えっ、これで完結?ってくらいあっけない。後半はすみれ荘の人の話だし、もうちょっと心の動きが欲しかったなー…

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    2020年01月06日
  • 三日月邸花図鑑 花の城のアリス

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    タイトルと合わない。探偵の設定はなくても良さそうだったし、三日月は自分には繋がりがよくわからなかった。庭と人との関係は面白かったのでちょっと残念。

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    2019年12月28日