白川紺子のレビュー一覧

  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

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    おもしろかったけどアンティークミステリときいていたのでミステリじゃなくてファンタジーだったから少々ショックでした。出町ふたばうまいよね。

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    2019年04月14日
  • 下鴨アンティーク アリスの宝箱

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    不思議な着物シリーズ最終巻。
    今作は、前作までと違い鹿乃が主人公の話だけではなく、良鷹や幸、春野など色々な人が主人公の短編集。
    霊的な不思議な体験をして、鹿乃と同じように謎を解いて解決していく。
    主人公はそれぞれでも、一冊を通して良鷹がだんだん幸の父親らしくなってきているのがわかる。
    これで終わりなのは残念。
    もっと続いて欲しかった。

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    2019年03月21日
  • 契約結婚はじめました。 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    タイトルからどんな話なのかと思っていましたが、姫嫁の日本版って感じでしょうか? ぶっちゃけ、こんな古風な19歳はいないと思うけど、ファンタジーとして面白かった。ただ、オレンジ文庫である理由はイマイチ分からず、コバルトで良かったんじゃないかなと感じた。家の一人称がやや分かりにくくて混乱する。

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    2019年02月28日
  • 契約結婚はじめました。2 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    どいつもこいつも遠回りな恋愛模様にやきもき。めんどくさいなぁ、早くくっつけばいいのになぁと思いつつ、読みました。家の語りはそうだった、とわかりつつもやはりちょっと混乱する。オレンジ文庫は結局、きれいな恋愛模様で終わりで、深く突っ込んでは行かないので個人的には物足りないけど、毎回読んでしまう。

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    2019年02月26日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

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    ネタバレ

    着物に遺された、あなたへの想い。

    直接は言えなくても、遺された想いがある。祖母から受け継いだいわくつきの着物も残りわずか。鹿乃の成長も見える巻。慧は父親のことや鹿乃への想いが一段落して、すごく余裕がある感じになった。何気に兄の良鷹がフィーチャーされている巻でもある。

    「雛の鈴」着物に託した母の想い。わかっていても言えなかったこと。知っていたけれど、知らないふりをした愛情。着物の謎を解くということは、誰かの個人的な領域に踏み込むことでもあり、今回のように拒絶する人もいる。うまく落ち着いてよかった。鹿乃の一生懸命さが人を動かした、というところ。

    「散りて咲くもの」最後の一枚は、野々宮家の人が

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    2018年12月17日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

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    着物の謎と美しい洋館、そこに暮らす美しい兄妹、そして
    居候の兄の友人、美男美女が織り成す恋と着物と京都下鴨
    ただだだ雅!

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    2018年12月13日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

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    シリーズ7弾。
    今作は、蔵の中にある不思議な着物の謎を全て解き明かす最終回です。
    最後の着物は、鹿乃の身内で先祖である人のもの。
    野々宮家に関わる着物で、それぞれ未来に受け継ぐものが明かされます。
    最終回にふさわしい終わり方で、よかったと思います。

    本編は終わり、番外編が載っています。
    番外編は鹿乃より、良鷹の方の話がメインです。
    あとがきの後にも、短編が載っているので、読み忘れに注意。

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    2018年10月21日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

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    やっと話が進展して彗と鹿乃がむすばれました!
    ちょっと彗は情け無い気もするけど、それだけ
    鹿乃をすきなですね。

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    2018年10月17日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    冒頭から春の花が香るみたいに華やかな描写で、うっとりしながら早々に引き込まれた。でも段々減速してしまったのは、多分、わたしの問題かなあと思う…。もっと受け取れる万全の状態で読みたかった…。一巻同様アンティーク着物の描写がとても素敵。献立が楽しかったし、レモンパイも美味しそう!鹿乃が柔らかくてまあるい方言と雰囲気ですごく可愛い。もっと出番が多くても良かった。ずっと見ていたかった。

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    2018年10月17日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

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    鹿乃の告白後の二人に本当は相愛なのがわかり切っている分やきもきする一方で、それぞれの気持ちを思うと途端に切なくもなる。すれ違いがもどかしくて、着地にはご馳走様と笑いたくなった。外野が春野まで含め温かい。良鷹と祟る鳥はちょっと不気味で新鮮。着物と食いしん坊さが安定の華やぎ。よく太らないなあと毎度過る。

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    2018年10月13日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    クラスメイトに疎まれても囚われないたっぷりした水分に満たされカサつかない鹿乃に惹かれる。鹿乃や慧の両親の話も交えつつ具体的な物語よりおっとりさや料理や柔らかい雰囲気ばかり楽しんでしまう。いつまでも子供でいられないような恋の動きにざわざわした。鹿乃の曾祖父母の話の昔の空気と微笑ましい恋模様が良かった。

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    2018年10月10日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

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    アンティーク着物や帯留めが華やかで、お料理やお菓子が鮮やかで、関西弁が柔らか。安心して楽しめるすきなシリーズ。今回も堪能した。鹿乃と兄の良鷹と居候の慧の三人暮らしや、動揺して再びお菓子の家を作る慧やパラパラ漫画の鹿乃と慧のやり取り等が微笑ましくて可愛らしい。涼しげで瑞々しい夏の情景が心地好かった。

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    2018年10月09日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

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    ネタバレ

    下鴨アンティーク、最終巻。

    ラスト一枚となった野々宮家の蔵の不思議な着物。
    持ち主は野々宮家の女性。
    彼女は神隠しにあったと話した祖母の意図を理解するうちに、巫女の家系として連面と続いていた野々宮家の不思議な力を知り、継承して次へ繋げようと決意する。

    そんな合間合間に繰り広げられる慧との初々しいやりとりとか、良鷹の地味~な邪魔(笑)
    今までは重い事情も多かったけど、ラストはスッキリ終わった感じがする。

    ラストはそんな鹿乃が一人立ち?して初めての出来事。
    良鷹の中学の同級生から届いた突然の荷物。
    不思議な藤色の着物から始まる。

    結果、依頼主の子供を引き取ることになった良鷹。家族が亡くなっ

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    2018年09月24日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

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    下鴨アンティークシリーズ第7弾。本編はこれが最終巻。
    主人公鹿乃と慧の話よりも鹿乃の兄の良鷹の再生の話が中心な様な。もう少し鹿乃と慧のその後を見たかったな。

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    2018年09月19日
  • 契約結婚はじめました。 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    地主の息子と、その夫婦。
    新婚さんだけれど、その実…。

    連続短編で進んでいきます。
    語り手は何と、彼らの住む家。
    これはこれで新しいな、という感じです。
    一体何故彼らは結婚を急いだのか
    しなければならなかったのか。
    互いに干渉不可、という約束をしていましたが
    少しずつそれが分かっていくという。

    ブラコンの弟は、嫁を財産目当てと思ってみたり
    そんな彼の失敗が出てきたり。
    この勘違い、いつ気が付くのだろうか、という
    面白さもあります。

    家主たる二人も、何だかほんわりしてますし
    これはそのまま進むのか、それとも…な展開。
    全ての話に、椿が関係してきます。
    一話完結で、それに伴って出てきた二人の

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    2018年08月23日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

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    鹿野の話より義鷹の話の謎の方が物悲しか印象深く
    面白かった。
    義鷹はクズだけどロマンチストでギャップがあって
    好き!

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    2018年08月11日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

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    ついに最終巻、彗との関係も落ち着き最後の着物の謎を解く。この回が一番ミステリーかも。
    ちょっと最後は鹿乃と彗のイチャイチャはかなり薄いので
    少し不満だが、良隆のクールながらも暖かな人柄が
    感じられる巻だった。この洋館はとにかく美男美女が
    美しく暮らす雅なおやしきなのである。

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    2018年07月31日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

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    六編のグリム童話を下敷きにした物語。
    トップバッターは、谷瑞恵の『ルンペルシュティルツヒェン』。
    海外ドラマ、「Once Upon a Time」で知った、ルンペルシュティルツキン。
    シーズンを重ねて、私はだいぶ馴染みになったが、日本ではそこまでメジャーな主人公ではないかも。
    しかしあえて彼を選ぶことで、新鮮さがあってよかった。
    彼が紡ぐと言う、金の糸の先に美しい未来が見え、読後がよかった。

    『二十年』は『カエルの王様』がモチーフ。
    これは、ホラーだ......。
    特に、容姿に自信のある女性にとっては。
    いや、一人で生きていくと言う覚悟があれば、あるいは、それを楽しめれば、美の呪いなど恐るる

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    2018年06月16日
  • 下鴨アンティーク アリスの宝箱

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    曰く付き着物シリーズ最終巻。
    好きなシリーズが終わってしまうのは本当に寂しい。
    最終巻という事で特別版のような感に。
    これはこれで良かったんだけど、鹿乃達が活躍する長編がじっくり読みたかったよぅ。

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    2018年06月06日
  • 契約結婚はじめました。2 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    シリーズ2作目。お互いの利害関係から籍を入れた2人。偽装とはいえ2人の生活を続けるうちに微妙に変化する空気。柊一への想いが分かりやすい香澄に対してあと一歩のところで壁を作る柊一…と思われたがナンノナンノ。無意識にポロっポロっとボロが出てるところが面白い。この丁度いいジレジレ感がたまりません!柊一母の怪しい行動の謎はやや肩透かしだったものの、柊一の謎解きも前作同様、軽く楽しめました。

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    2018年06月05日