白川紺子のレビュー一覧

  • 京都くれなゐ荘奇譚 呪われよと恋は言う

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    最近の流行りなんでしょうね。

    陰陽関係のバトルに恋愛を絡ませた作品って。

    売れれば、シリーズは続くけど、人気が出なければ中途半端な終わりが見える。

    仕方ないことかもですが、続きを読むかはわからない。

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    2021年06月02日
  • 三日月邸花図鑑 花の城のアリス

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    庭に入った後はしんどい事、お城の人達が光一が来る事を歓迎しない事、過去には一般公開されていた事などを鑑みて、ああ!庭の維持の為に、人の生命力みたいな物を吸い取っているんだ?!と思ったら深読みしすぎだった

    ストーリーもキャラも面白いと思ったけど、最後に咲との別れが有ってしんみりした所、最後の最後でやっぱり帰って来たyo!って軽すぎてここだけが残念

    それなら最初から何とか二人で努力して、一緒に居れる方法探しましたって方がしっくり来るのに

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    2021年05月31日
  • 京都くれなゐ荘奇譚 呪われよと恋は言う

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    なかなか面白かった。
    好きな分野の話だけど、なんとなく小野不由美のゴーストハントを連想させるなぁ。
    あと澪がイマイチ好きになれない。続きが気になるのに読み続けられるか微妙。

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    2021年05月29日
  • 三日月邸花図鑑 花の城のアリス

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    珍しいちょいおじ主人公。何だかやるせない気持ちになるお話だった。主人公も好きだったけど、数馬君がいいね

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    2021年05月24日
  • 後宮の烏3

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    烏妃の秘密に
    いつたどりつけるのか?
    新しい巫術師の出現、
    妃の背景
    帝の後ろ盾だった雲大師の思惑
    衛青の生い立ちと寿雪の間からは???

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    2021年05月22日
  • 三日月邸花図鑑 花の城のアリス

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    白川紺子なので読んでみたが、なんか今までのと違う……萌えが足りない!と思っていたが、講談社タイガって基本、男性がターゲットのレーベルなんだろうか。
    オレンジ文庫は明らかに女性向けだと思うけど。

    父親を亡くし、実家に戻って探偵事務所を開いた八重樫光一。
    自宅の庭にまつわる謎を解くうちに、出生の、というか、家の由来にまつわる真実を知ることになる。

    牧家の妹の方とは恋仲になりそうだが???

    まだ続きそうな気配だけどどうなんだろうか。

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    2021年05月05日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

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    そこはかとなくダークな烏姫とはだいぶ雰囲気が違うけど、詰め込まれ過ぎておらずふわふわと軽い、でも柔らかく整っていて居心地のいい文章がとてもとても好み。読んでいると気持ちが整うような感覚がある。
    登場人物がそれぞれ適度ないい距離感にいるのもストレスが少ない。ほんとに好き。
    かなり長いシリーズのようなので先々も楽しみです。

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    2021年04月26日
  • 九重家献立暦

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    登場人物たち、もっと素直になったらいいのに…と思いつつ、それが出来たらこの人たち苦労してないよな、と切なくなります。3人ともなかなか重い。
    描写が丁寧なのとご飯が美味しそうなのでぐいぐい読みました。
    伊勢が近いみたいだけどどこが舞台なんだろうと思ってました。参考文献みると、松阪市っぽい。
    いただきものですが、こちらもシリーズなるのかな。追いたくなりました。

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    2021年03月20日
  • 九重家献立暦

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    この人の描く、着物とか料理とかとても私の趣味に合う。
    でも、今回は料理にも、登場人物にも焦点があたりきらず残念。
    シリーズ化したらまた違う?

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    2021年03月05日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

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    短編集ひとつめの「なくしものの名前」が、日差しや風に翻る布のきらめき、瑞々しい草木に遠く聞こえる喧騒が本当に感じられるようで好きになりました。
    元のお話は知っていたので、比較的マイナーで難しそうなところをどう調理するのか怖々読みはじめましたが、現代の若い女性の悩みに上手くアレンジされていました。
    グリム童話アレンジの短編の中のひとつのお話ですが、もっと続きが読みたいです。

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    2021年02月08日
  • 九重家献立暦

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    旧家で、主人公と、主人公の母親と駆け落ちした相手の息子、主人公の母親の養母の生活。
    伯父、母親と同級生だった職場の先輩と、クセがありそうな人物も出てきていたのに、何の波乱もなく終わってしまった。

    家の造りと、料理についての描写が丁寧だった分、人物の描写がイマイチで残念でした。

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    2021年01月02日
  • 契約結婚はじめました。 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    椿屋敷という家が語り部になっているのが面白い。
    そこに暮らす書類上は夫婦のふたりと、訪れる人々の、家族にまつわる話。

    思い合っている場合でも失望していることでも家族だからこそ言えないことがある。それによって拗れてしまうことも。

    柊一と香澄が結婚したのは勢いというには唐突すぎる気がする。せめて香澄が成人していればよかったんだが。
    養親にしても高校卒業後進学も就職もせず結婚させようとするのはどうかと思う。
    柊一の弟にしても香澄の家族にしてもちょっと独善的すぎる。
    夫婦の間も含めて周りとの関係も変わっていくのかな。ある意味ひとめ惚れというのも間違いではないし。

    色々な椿が出てくるので検索したく

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    2020年12月27日
  • 九重家献立暦

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    とても思わせ振りな台詞が多くて、回収しきれないままに終わってしまいました。でも、この三人なら幸せに暮らせそう。

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    2020年11月13日
  • 九重家献立暦

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    「家族になる」というのは存外難しいのかもしれない。
    当たり前だと思っていた「普通の家族」が何と幸せなことかと。
    表はいいように装ってはいても(主人公はまだ分かりやすい方だが)大叔母も、駆け落ち相手の息子も、内心は色々なものを抱えていた。
    しかも綺麗なものではないもの。
    闇や醜さなどなど。
    それでいて、家族、親が呪いにもなる。
    怖や怖や。

    実際に何処かの旧家の習わしがモデルなのだろうかと感じるほど、かなり詳細な季節行事に季節折々の料理。
    その場面は楽しげであり、少し小言はありつつも、家族団欒な光景。
    このまま「家族」になれるのだろう。
    そう思っていたのに、平和では終わらないのがこの話。
    終盤の

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    2020年11月07日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

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    シリーズ第七弾。

    本編完結という事で、蔵にある着物もついに最後の一枚に・・。
    その“いわく”は、まさにシリーズの原点ともいえる話で、野々宮家の女性として受け継いだ鹿乃が、慧と共に素晴らしい未来を歩んで行って頂きたいです。
    そして、良鷹兄さんメインの第三話「白鳥と紫式部」は、ちょいとサスペンスちっくな仕上がりになっています。幸ちゃんが健気で可愛いくて、これからは良鷹兄さん→”良鷹父さん”と微笑ましく幸せいっぱいに暮らしてほしいです。
    あとがきの後のショートストーリーも、ほっこりする素敵なオマケですね。

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    2020年07月08日
  • 三日月邸花図鑑 花の城のアリス

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    推理小説のような幻想小説という感じ。
    庭に閉じ込まれている咲がかわいそうと思う反面、相続者は辛たんなぁと。
    これで完結なのだろうけど、少し中途半端

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    2020年06月08日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

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    少女マンガのような雰囲気でさくさく読めるので、軽めの読書をしたい人向けかな。

    京都に住んでいたことがあるので地名を見ると、「あー、あの辺りかな。」と想像できて楽しかった。

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    2020年06月07日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

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    シリーズ第六弾。

    ぎくしゃくしてしてしまっていた鹿乃と慧ですが、“鹿乃応援団”とでも呼びたくなるような、周りの人々の後押しもあり(着物エピソードも鹿乃を後押しするような話でしたね)、ようやくお互いの想いを確かめ合う事ができて何よりです。
    そして、今回の“サイドストーリー枠”、第四話「羊は二度駆ける」は、個人的にお気に入りの良鷹&真帆でした。
    良鷹メインの話はダークになりがちなのかな。でも悪くないです。
    それにしても、この巻の良鷹兄さんは、本編部分も含めていつになく動きましたね。妹への愛ゆえなのでしょうが、お疲れ様でした。

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    2020年05月20日
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

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    シリーズ第五弾。

    前巻同様、「ここで切るか・・。」という絶妙な盛り上がりどころで次巻へ続く本編。
    何だか、春野君が徐々にサイコな人になってきている気がします。悪い人ではないのでしょうが、鹿乃をお茶会に誘う為の嘘とか、“怖っ”という感じです。さすがに慧に叱られて謝っていましたけど。
    で、今後の展開は慧の覚悟にかかっているのですが、自己否定感が強い上に、社会人男性が女子高生と云々とか、世間からどう思われるのかも含めて色々と逡巡してしまう気持ちも解ります。
    鹿乃の真っ直ぐな想いは受け入れてもらえるのでしょうか。次巻に期待です。
    そして、“サイドストーリー枠”の第四話「子犬と魔女のワルツ」は鹿乃が幼

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    2020年05月17日
  • 契約結婚はじめました。5 ~椿屋敷の偽夫婦~

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     ハイハイハイハイご馳走様でした!!(ぱんぱん)……と自棄を起こしたくなるような仲良しぶりでの大団円でした。もう一波乱二波乱あるかと予想していましたが、存外すんなりと、落ち着くところに落ち着きましたね。まぁそりゃそうか、あれだけ思いあっていたわけですし(笑)
     それにしても……香澄さん、家事力も人間性も完璧か……(汗)

     ついに本編にボリュームで勝ってしまった「すみれ荘」シリーズは、とっちらかったまま完結してしまったような印象。それはそれで、「すみれ荘」らしいのかな(笑)

     巻末の、檀くんの愛犬視点の「小春日和」は胸にグッと来たものも、最後の最後はこの作品最大の特徴だと思っている「屋敷」視

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    2020年05月14日