白川紺子のレビュー一覧

  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    2作目も登場人物たちがそれぞれ愛おしく感じます。着物の描写もやっぱり素敵で、食事シーンも好きなので、本棚の美味しそうな料理が出てくる棚にこのシリーズは移動しました。「亡き乙女のためのパヴァーヌ」が心に残るのですが、表題作も好きでした。

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    2017年01月08日
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

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    ネタバレ

    読後最初の感想は一言。「何この鬼切り!」
    今回は三枚の着物の謎解き。どれも鹿乃ちゃんがあぶなげなく解いていくようになって頼もしい限り、ながら、今回の着物は三枚とも、心の中に残るしこりを思わせるものばかりだったような。
    鹿乃を思う気持ちを自覚した慧は、鹿乃が大切すぎて壊せない、のに、鹿乃からの告白を受けて凍り付く、ところで終わってるのは何故ですか白川先生!
    絶対に傷つけたくない、本当には女性としても想っているけど大事な大事な鹿乃ちゃんに想いを向けられたら慧は受け止めることができるのか、それとも荷物まとめて逃げるのか。まあ、鹿乃を泣かせて逃げるのを許す良鷹じゃないとは思う、けども。

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    2016年12月16日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    妹より譲受本。
    シリーズ2、3作目をまとめてもらっていたけれど
    間違えて2作目を飛ばして3作目を先に読んでしまい
    あとからこの2作目を読みました。
    でも特に問題はなかったように思います。

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    2016年10月17日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    シリーズ4作目。やっぱり面白いです。今回は鹿乃・千鶴(母)・芙二子(祖母)・汐子(曾祖母)と野々宮家四代女性のお話。特に汐子、可愛いなぁ素直で!鹿乃の亡くなった両親が初めて詳細に語られたのも良かったです。ツンな千鶴がデレに転じた瞬間もいつか描いて欲しい。慧の出生も明らかになり、その過程で鹿乃との親密度も格段に前進しました。そろそろ…でしょうか(笑)次巻が本当に楽しみです!

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    2016年10月11日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

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    ネタバレ

    妹より譲受本。
    シリーズ2、3作目をまとめてもらっていたけれど
    間違えて2作目を飛ばして3作目を先に読んでしまった(^^;)

    おばあさんの残した古い着物が巻き起こす、不思議な現象は
    1作目読んだときはなかなかついていけなかったけれど
    慣れてきて、楽しみになりました。

    おばあさまのツンデレ感がすごい。

    グータラなお兄さんが、いつもと違う一面が。

    (京都に滞在中に読み、下鴨神社にも行ってきました!)

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    2017年03月02日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    訳ありの着物の謎をひも解いていく。
    シリーズも回を重ねるごとに、何となく落ち着いてきた感じがします。

    そして、鹿乃ちゃんも、少しずつ成長していく姿が読んでいてほほえましいです。

    慧の気持ちの変化が今後どのように表れてくるのか、二人の関係がどのように進んでいくのか、できればハッピーエンドがいいなあと思います。

    曾祖父母のエピソードも素敵でした。

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    2016年08月31日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    シリーズ第4弾。
    今回、鹿乃が2歳の頃に亡くなったの両親の姿が描かれていて嬉しい。優しい鹿乃にしては今まで両親に対して余りにも感情が薄味だったのが気になっていて。思い出が無い分思い入れも無いのかと思っていたけど、怖かったんだね。両親の死を認める事が。生前の両親を想うという事は同時に亡くなったという事実を突きつけられるという事だから。ぼんやりとしたまま認めたくはなかったんだと知って、心が重くなった。でも、思い出が無いわけではない事に救われた。
    兎の話も素敵。
    もっと続きが読みたいなぁって思った。

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    2016年07月28日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

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    ネタバレ

    シリーズ3作目。安定の面白さ。
    古い着物が巻き起こす奇怪な現象は完全にファンタジーなのに、その一つ一つの事件が抒情的で物悲しく美しい。
    祖父母の若かりし頃の恋愛話は相変わらず素敵です。ツンデレ祖母が可愛い。
    慧の心情に変化が出てきたり、良鷹の切ない初恋(?)や春野の不思議っぷり。今回は主要男性キャラたちに動きがあってとてもよかった。
    鹿乃の恋愛観も謙虚で良いですね。
    次巻も楽しみです。

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    2016年06月30日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    ネタバレ

    シリーズ2作目。安定の面白さです。
    和服好きな英国美女プリシラと気難しい研究者黒塚誓一、慧の後輩加茂と鹿乃の親友奈緒、良鷹と(もしかしたら)骨董屋娘の真帆。
    主人公鹿乃&慧の悶々ペアだけでなく、さりげなく周囲に色恋の香りが漂っていて春の陽気。
    でもオカルトミステリーである物語の内容は、そこはかとなく悲しい雰囲気をまとっています。

    美しい京言葉と美しい日本の文化が描かれた、上品なミステリー。
    キャラも物語もしっかりしているので、いずれ映像化してしまいそう。
    次巻も楽しみです。

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    2016年03月31日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    本屋をウロウロしていて、この本を発見。
    表紙の絵がキレイだったのと、タイトルにひかれて購入しました。
    ただ、シリーズものだったらしいのですが、そるを知らずに適当に選んできたので、これはどうやら二作目だったみたいです。
    でも途中からでも全然大丈夫でした。

    なんとなく、「身近な謎を主人公の名探偵・鹿乃が解く!」みたいな、まあ昨今ありがちといえばありがちな展開を予想していましたが、ちょっとタイプが違いました。
    身近な謎には違いないけど、なんというか、マンガの「百鬼夜行抄」を連想しました。
    ファンタジー的な要素がある感じ。

    「持ち主が愛していたものには、魂が宿る」というの、私もなんとなく「そうかもなあ」と思っているので、こんなことがあってくれたらいいな、と思いました。

    ところでこの集英社オレンジ文庫、「ライト文芸レーベル」というジャンルで、コバルト文庫の流れを汲んでいるらしいです。
    娘たちのが読むのにもいいかも。

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    2016年01月18日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

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    物語は真っ直ぐには展開してはくれない。
    蔵の着物の謎解きを軸にして
    物語は末広がりに紡がれ始め
    野々宮家の兄妹や慧に繋がる人たちが
    紡がれた羅紗の綾模様のように現れては消える。

    作者はどこまでの広がりを
    この物語に用意しているのだろうか。

    心地よさに読み続けてきた物語の色合いが
    玉虫の羽のように 光と影の中で変化してゆく。

    深い。底知れぬ深さに
    今さらながらに身震いがとまらない。

    話は変わるが。

    野々宮家で3人が交代で作る夕食が興味深い。
    季節の野菜の彩りだけでなく その下処理や
    調理法まで 食べることへの敬意と造詣を
    感じさせる。間違いなく美味しいだろう。
    下鴨アンティークを読み続ける 私の
    もう一つの楽しみである。

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    2016年05月16日
  • 京都くれなゐ荘奇譚(六) 恋は呪いに咲き誇る

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    シリーズ完結編。

    ・癖地(クセチ) ・多気女王(タキノオオキミ)
    ・恋は呪いに咲き誇る ・番外編 春夏秋冬

    忌部の先祖に助けられた辺りが、すごくドキドキしました。
    やはり蠱師一族って、連綿と繋がってるから、幽霊でも
    わかるんですねぇ
    まさか助けてくれるとは!そして、秋生さんも・・・

    呪いと神様と・・・色々と勉強になりました。
    千年も続く想いもまた、あるんですねぇ~・・・

    千年蠱が高良を追いかけてくるところは、神話を
    連想しましたよ。
    伊弉冉尊(イザナミノミコト)が連れて行ってくれたけど。
    ドキドキしましたぁ~ヾ(;´▽`A``アセアセ

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    2026年10月23日
  • 京都くれなゐ荘奇譚(四) 呪いは朱夏に恋う

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    シリーズ第四弾!

    ・みたまのやしろ
    ・殯宮(モガリノミヤ)
    ・呪いは朱夏に恋う
    ・番外編 虚ろ菊

    八尋の民俗学者としての知識と、祓うための知識。
    そのための労力は半端ない時間と根気がいるものだが
    それをやってのける姿勢が、さすが澪の師匠って感じです。

    やはり、蘊蓄の小出しが勉強にもなっていいなぁ~

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    2026年10月23日
  • 京都くれなゐ荘奇譚(三) 霧雨に恋は呪う

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    シリーズ第三弾!

    ・この子の七つのまじないに
    ・霧雨に恋は呪う
    ・雨宿り
    ・潮の家
     
    漣と出流の出会は最悪で、澪にも警戒されまくってますが、
    出流が漣と親しくなりたいと思うのは本当っぽい。
    蘊蓄も結構あって、あれこれと漣に教えるものの
    後先考えずに語るから、慌てる羽目になるのよねぇ・・・

    メインキャラ達のイラストを目次に載せるようになったのは
    何故かしら??
    自分のイメージと全然違う上に、想像したキャラ達が
    勝っているので、引きずられずに済んでいるけどね・・・

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    2026年10月23日
  • 京都くれなゐ荘奇譚(二) 春に呪えば恋は逝く

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    シリーズ第二弾。

    ・壺法師
    ・春に呪えば恋は逝く
    ・龍神の花嫁
    ・番外編 枯色桜

    一気にキャラが増えた感じですね。
    出流は、漣の友人のふりしたクワセモノだけど
    性根は腐ってない。
    波鳥は、和邇から派遣された澪の監視役だけど
    青海の妹で、落ち着いて優しい性格。

    八尋って、民俗学者だkら蘊蓄がすごく楽しい。
    澪が弟子入りする訳よねぇ。
    呪詛を払うためにその呪詛のことを知る。
    この考え方は好き。
    まぁ、呪詛返しってこともあるからでしょうけど
    歴史を辿るのは、小野主上のゴーストハントみたいで
    大好きです。

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    2026年10月23日
  • 契約結婚はじめました。2 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    少しずつ近づいていく距離感。
    とびきり悪い人も出てこないし
    まさにライトノベル。
    読みやすくて良い。
    主軸よりすみれ荘の住人達の方に興味津々。

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    2026年10月21日
  • 鹿と蝶 お嬢様、なつかない護衛に出遭う

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    時は昭和30年、二十歳のお嬢様諜報員×公安警察官。
    最初はなんだか「謎解きはディナーの後で」を彷彿とさせるなぁと思ったけど、読後は一味違うなと印象が変わった。
    シリーズ物なので、この先の展開で謎が深まっていくのが楽しみ。

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    2026年10月12日
  • 花菱夫妻の退魔帖 七

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    八千代の事件については捜査にさほど進展が見られずかつ淡路島での出来事の為東京では何も出来ず舞い込んでくる幽霊退治の依頼がメイン。その過程で鈴子の母の一族について、宮中に伝わる文書の存在と少し分かったこともある。穂積さんが意外とキーマンになるのでは?

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    2026年09月30日
  • 烏衣の華 2

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    日に日にやつれていく、香炉の持ち主。
    共通点は本来の使い方をした人のみ
    取り憑かれているようで…。

    周囲はともかく、本人は幸せ?
    そう思い込まされているのかも、ですが。
    時間も迫っている、という事で、祓った後
    どうしてこうなのかを調べに出る3人。
    前回と違って3人になった事で
    微妙な空気は回避? でしょうか。

    生い立ち、生活などなど。
    自由とは、幸せとは、な現実が見えてくるわけですが
    何がどうよかったのか、は、なってみないと
    分からないものです。

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    2026年09月26日
  • 烏衣の華

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    名門の息子は祓う能力がなく
    名門の養女は能力にあふれていた。

    養女の方が依頼を受けて、許嫁の息子と依頼先へ。
    ある意味閉鎖されているからこそ、の土地の一族が
    次々と…というミステリー状態。

    一体何故、死んだ者が出てきて指されるのか
    何故死ぬのかもさっぱり状態。
    場所が閉鎖(?)なので、出てくる人達も
    固定されていて分かりやすかったです。

    血筋、すごいです。

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    2026年09月12日