白川紺子のレビュー一覧
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ネタバレ読後最初の感想は一言。「何この鬼切り!」
今回は三枚の着物の謎解き。どれも鹿乃ちゃんがあぶなげなく解いていくようになって頼もしい限り、ながら、今回の着物は三枚とも、心の中に残るしこりを思わせるものばかりだったような。
鹿乃を思う気持ちを自覚した慧は、鹿乃が大切すぎて壊せない、のに、鹿乃からの告白を受けて凍り付く、ところで終わってるのは何故ですか白川先生!
絶対に傷つけたくない、本当には女性としても想っているけど大事な大事な鹿乃ちゃんに想いを向けられたら慧は受け止めることができるのか、それとも荷物まとめて逃げるのか。まあ、鹿乃を泣かせて逃げるのを許す良鷹じゃないとは思う、けども。 -
Posted by ブクログ
本屋をウロウロしていて、この本を発見。
表紙の絵がキレイだったのと、タイトルにひかれて購入しました。
ただ、シリーズものだったらしいのですが、そるを知らずに適当に選んできたので、これはどうやら二作目だったみたいです。
でも途中からでも全然大丈夫でした。
なんとなく、「身近な謎を主人公の名探偵・鹿乃が解く!」みたいな、まあ昨今ありがちといえばありがちな展開を予想していましたが、ちょっとタイプが違いました。
身近な謎には違いないけど、なんというか、マンガの「百鬼夜行抄」を連想しました。
ファンタジー的な要素がある感じ。
「持ち主が愛していたものには、魂が宿る」というの、私もなんとなく「そうかもなあ」と思っているので、こんなことがあってくれたらいいな、と思いました。
ところでこの集英社オレンジ文庫、「ライト文芸レーベル」というジャンルで、コバルト文庫の流れを汲んでいるらしいです。
娘たちのが読むのにもいいかも。 -
Posted by ブクログ
物語は真っ直ぐには展開してはくれない。
蔵の着物の謎解きを軸にして
物語は末広がりに紡がれ始め
野々宮家の兄妹や慧に繋がる人たちが
紡がれた羅紗の綾模様のように現れては消える。
作者はどこまでの広がりを
この物語に用意しているのだろうか。
心地よさに読み続けてきた物語の色合いが
玉虫の羽のように 光と影の中で変化してゆく。
深い。底知れぬ深さに
今さらながらに身震いがとまらない。
話は変わるが。
野々宮家で3人が交代で作る夕食が興味深い。
季節の野菜の彩りだけでなく その下処理や
調理法まで 食べることへの敬意と造詣を
感じさせる。間違いなく美味しいだろう。
下鴨アンティークを読み続ける 私の
もう一つの楽しみである。 -
Posted by ブクログ
シリーズ完結編。
・癖地(クセチ) ・多気女王(タキノオオキミ)
・恋は呪いに咲き誇る ・番外編 春夏秋冬
忌部の先祖に助けられた辺りが、すごくドキドキしました。
やはり蠱師一族って、連綿と繋がってるから、幽霊でも
わかるんですねぇ
まさか助けてくれるとは!そして、秋生さんも・・・
呪いと神様と・・・色々と勉強になりました。
千年も続く想いもまた、あるんですねぇ~・・・
千年蠱が高良を追いかけてくるところは、神話を
連想しましたよ。
伊弉冉尊(イザナミノミコト)が連れて行ってくれたけど。
ドキドキしましたぁ~ヾ(;´▽`A``アセアセ