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Posted by ブクログ
前作「白鳥と紫式部」で完結したと思いこんでいた。
確かに鹿乃の物語は完結した。しかし新たに
良鷹と幸の「下鴨アンティーク」の幕が上がった。
私の大好きな「下鴨アンティーク」の世界が
まだまだそこにあるという幸せに浸っています。
幸の持つ力の正体も源泉もまだわからない。
ひとつひとつの怪異が解き明かされるごとに
その力は強くなり またその力そのものの物語も
織り成されてゆくのだと思う。
野々宮家だけが持つのではない…
妖気や人の情念が渦巻く古都を守り続ける
さまざまな力に触れる旅。それが下鴨アンティーク。
もうここから先を目にすることができないのだけが
とても残念です。物語も、表紙絵も。
Posted by ブクログ
シリーズ最終巻。
本編の後日談といいますか、番外編のような内容です。
個人的にスピンオフ・番外編が好きという事もあって、本書の6篇も楽しく読ませて頂きました。本当、サブタイトルにある“宝箱”のようですね。
本編の頃から、“野々宮家ルーツ話”がお気に入りだったので、本書では「白帝の匂い袋」が印象的でした。内容はちょいとホラー入っていて、哀しい部分もあったのですが、何より鈴さんと季秋さんがお互いを想う姿に、心が温かくなりました。
ブローチ目線の「額の花」も素敵な話でした。“物“の意思をくみ取り大切に受け継いでいく事。これぞ、アンティークって感じですよね。
そして、「鶯の落し文」「山吹の面影」等で、良鷹が幸ちゃんの“お父さん”している様子が微笑ましかったです。
シリーズはこれにて終了ですが、成長した幸ちゃんをメインにした新シリーズなど出たらいいかも。と期待しながら本を閉じた次第です。
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