下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

583円 (税込)

2pt

蔵に眠る「いわくつき」の着物の管理を祖母から引き継いだ鹿乃。その着物も、とうとう最後の一枚に――。「桜の園」と名付けられた着物は、書き置きを残して失踪した野々宮家の女性のものらしい。彼女の足跡を追ううち、祖母が「叔母さんは、山で『神隠し』に遭うたんや」と言っていたと知る。神隠しの真相と、鹿乃と慧、そして良鷹、それぞれが未来に受け継ぐものとは――。 【目次】雛の鈴/散りて咲くもの/白鳥と紫式部/あとがき

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下鴨アンティーク のシリーズ作品

1~8巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~8件目 / 8件
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部
    561円 (税込)
    【集英社オレンジ文庫創刊!】アンティーク着物をめぐるミステリー。京都、下鴨――。高校生の鹿乃は、旧華族である野々宮家の娘だ。両親を早くに亡くし、兄の良鷹と、准教授をしている下宿人の慧と三人で、古びた洋館に住んでいる。アンティーク着物を愛する鹿乃は、休日はたいてい、祖母のおさがりの着物で過ごす。そんなある日、「開けてはいけない」と言われていた蔵を開けてしまう! すると、次々に不思議なことが起こって…!?
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ
    627円 (税込)
    「持ち主が愛していた物は、不思議なことを起こすものだ」京都、下鴨――。高校三年の鹿乃は、ぐうたらな兄と、近くの大学で准教授をしている下宿人の慧と三人暮らし。亡き祖母からアンティーク着物を譲り受け、同時に、蔵にある“いわくつき”の着物の管理も引き継いだ。鹿乃は、まわりの人びとに強力してもらいながら、着物の秘密と謎をひもといていく。長い時を重ねた物に宿る、持ち主たちの想いや願いとは――。四編収録。
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文
    572円 (税込)
    蔵にある“いわくつき”の着物の管理を、亡き祖母から引き継いだ高校生の鹿乃。ある日、祖母が懇意にしていた骨董店の店主から、祖母が、祖父に宛てて書いたという恋文を渡されて…? 一方、鹿乃の兄・良鷹は、野々宮の別邸にこの時期だけ現れる、風鈴草の着物を着た女性について調べていたが……。京都、下鴨が舞台。古い物に宿る想いをひもとく、温かな人情譚。好評シリーズ第3弾!!
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ
    605円 (税込)
    京都、下鴨――。ある日、喫茶店店主の満寿から両親の話を聞かされた鹿乃。鹿乃の母は満寿の店の前身である喫茶店「玻璃」で働いていたウエイトレスで、父はそこの常連客だったという。鹿乃は稲妻が描かれた帯を手がかりに、幼い頃に亡くなった両親の馴れ初めをたどりはじめる。また、蔵から出した枯れ菊の着物が、慧の父親に深く関係しているものだと知り……!? それぞれの「過去」が明かされるシリーズ第4弾!
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束
    572円 (税込)
    【シリーズ累計15万部突破!】京都、下鴨――。ある日、野々宮家を見知らぬ男性が訪ねてきた。知人の女性を探しているという。聞けば、その女性の祖母が、鹿乃(かの)の祖母に着物を預けていたそうだ。鹿乃が蔵から取り出したその着物には、斜めに横切るように鮮やかな赤い糸が描かれていた。ところが、まばたきする間に、その糸は切れてしまい……? 古い物に宿る想いをひもとく、温かな人情譚。【目次】星の糸/赤ずきんをさがして/雪花の約束/子犬と魔女のワルツ
  • 下鴨アンティーク 暁の恋
    605円 (税込)
    京都、下鴨――。慧に告白してから、関係がぎくしゃくしてしまっている鹿乃。そんななか、知人に若い男性を紹介される。佐伯稜一というその青年は、実は蔵の着物の関係者で、大伯母の椿柄の振袖について訊きたいのだという。該当する着物を蔵から出してきた鹿乃だったが、描かれた椿すべてが落花してしまい……? そして鹿乃と慧、ふたりの関係の行方は――?
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部
    583円 (税込)
    蔵に眠る「いわくつき」の着物の管理を祖母から引き継いだ鹿乃。その着物も、とうとう最後の一枚に――。「桜の園」と名付けられた着物は、書き置きを残して失踪した野々宮家の女性のものらしい。彼女の足跡を追ううち、祖母が「叔母さんは、山で『神隠し』に遭うたんや」と言っていたと知る。神隠しの真相と、鹿乃と慧、そして良鷹、それぞれが未来に受け継ぐものとは――。 【目次】雛の鈴/散りて咲くもの/白鳥と紫式部/あとがき
  • 下鴨アンティーク アリスの宝箱
    605円 (税込)
    初夏を迎えた京都、下鴨。糺の森で、若いころ求婚の返事が聞けないまま婚約者を亡くした、と語る老人に出会った幸。(鶯の落し文)「香水瓶を返して」という女性が訪ねてきた日から、身辺に彼女の幻影を見るようになった春野。彼女の正体は……。(青時雨の客人)ほか、全六編収録。時代を超えて受け継がれる、古い物たち。そこに宿る想いを見届ける、シリーズ最終巻。 【目次】鶯の落し文/青時雨の客人/額の花/白帝の匂い袋/一陽来復/山吹の面影

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下鴨アンティーク 白鳥と紫式部 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    兄の良鷹の今後が心配だったけど、予想外の展開でビックリです。でも、これから先のみんなの幸せが想像できて、読み終わって、ほんわか心あたたまる本でした。

    0
    2023年12月27日

    Posted by ブクログ

    鹿乃が慧と 仲良くなって

    兄の良鷹は 寂しくなってしまっている。

    そこに 同級生の忘れ形見の幸が引き取られる。

    小さい頃の鹿乃を見るように 心が温まっていくのが

    よかった。

    おばあちゃんの魂を宿す白い猫 白露

    おばあちゃんは 自分の亡くなった後 鹿乃だけじゃなく 良鷹のことも

    心にかけ

    0
    2022年12月28日

    Posted by ブクログ

    シリーズ最終巻。
    鹿乃と慧の関係が地味に甘々で、胸キュンでした。今後の二人の関係は大丈夫なのかな?とちょっと気になるところ。
    良鷹の寂しさが一番伝わってくる巻だったと思う。
    番外編も楽しみ。慧の視点からの物語も読んでみたい。

    0
    2018年01月07日

    Posted by ブクログ

    いつかは終わるとは知りつつも。

    シリーズ最終巻を読み終えて
    とてつもなく寂しい。

    オレンジ文庫創刊からずっと
    この表紙絵と美しく儚げな下鴨の叙情に
    浸り続けてきたのだから。

    野々宮の家は過ぎし時の整理を終え
    さらに続く未来に向けて みんな歩き始めた。

    まだまだ鹿乃たちの周りにいたいのだが

    0
    2018年01月05日

    Posted by ブクログ

    祖母から引き継いだ曰く付きの着物たちも残すところあと2枚。そしてシリーズラスト。
    今回もたくさん悩みながら守りながら守られながらであたたかく解決されていく不思議な着物たち。もうここにはいない人の気持ちに寄り添うことが温もりとなって かたくなった持主の心がふわりほどけていく。
    お兄ちゃんの本音が見られ

    0
    2017年12月21日

    Posted by ブクログ

    最終巻やったんや!なんかまだまだシリーズ続きそうと思ってただけに、予想外でした。
    桜の話で卒業と合わせてそれぞれの新しいスタートも切れて、とても後味の良い終わり方。
    と、思いきやラスト新しい登場人物が現れて、ちょっとミステリーちっくになったし、鹿野にとって祖母からの託されたもの以外での着物解決だった

    0
    2024年03月10日

    Posted by ブクログ

    シリーズ通して、主人公の鹿乃が曰く付きの着物を通して、隠された故人の想いに寄り添い、自分自身も成長していく話なのかと思っていたが、突然父母を事故で亡くした鹿乃の兄、良鷹の悲しみから一歩踏み出す物語でもあるんだなぁと物語構成の緻密さ、登場人物の心の機微の表現の豊かさに、読後、浸れる作品でした。

    心が

    0
    2023年10月28日

    Posted by ブクログ

    蔵の着物も最後の一枚。鹿乃と慧が仲良くしてるとお邪魔虫したり、鹿乃の手料理を楽しみにしている慧への嫌がらせでお料理する良鷹が可愛い。生前一度話しただけの良鷹に娘を預ける亘、預かる良鷹。幸の世話をする事で良鷹も新しい生きがいというか責任が出来て、縛られてしまっていることから動けるようになるのかな。本編

    0
    2020年07月13日

    購入済み

    気がついたら

    あっという間にここまで読み進めていました。
    素敵、ホントに素敵。
    夢のような時間でした。

    0
    2020年06月15日

    Posted by ブクログ

    シリーズ第7弾(本編最終巻)
    「雛の鈴」「散りて咲くもの」「白鳥と紫式部」の3編と
    あとがきの後に白鳥と紫式部の少し後のお話し。
    最後の着物は、本当に最後にふさわしい着物でした。
    そして、鹿乃と慧がうまくいって、心配なのは良鷹で、
    真帆ちゃんがいるとはいえ、そういうのとは違うと
    思っていたので、白鳥

    0
    2019年12月11日

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