白川紺子のレビュー一覧

  • 契約結婚はじめました。5 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    ネタバレ

    本筋の椿屋敷があまりにも穏やかなので、何となくぱきっとしたすみれ荘の、陰りまではいかないシュッとした感がちゃんとある様子に、きゅうっとした。
    それにより星ひとつ増量。すき。

    偽夫婦も勿論きらいじゃないんだけど、しあわせ安全圏すぎてたまに若干物足りない。わがまま。笑
    何だか色々あった本編のあとの、ご褒美としての「その後」みたいな平和さなのだ。
    メイン筋がそれって、珍しいアプローチな気もする。
    これまでの巻の物語を明確には覚えていないけれど、荒ぶらないイメージ。

    少し前に読んだ「後宮の烏」3巻でもそうだったけど、ちらちらと冷徹感が見え隠れするから、きれいを追っていてもそういう感情もあるんだって

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    2020年07月24日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

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    蔵の着物も最後の一枚。鹿乃と慧が仲良くしてるとお邪魔虫したり、鹿乃の手料理を楽しみにしている慧への嫌がらせでお料理する良鷹が可愛い。生前一度話しただけの良鷹に娘を預ける亘、預かる良鷹。幸の世話をする事で良鷹も新しい生きがいというか責任が出来て、縛られてしまっていることから動けるようになるのかな。本編完結で次は番外編、楽しみ。

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    2020年07月13日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    鹿乃の両親の馴れ初め、曹祖父母の結婚の経緯、慧の両親の事情がわかった今作。慧の危うさや抱えている闇、鹿乃に求めているのは癒しというか、鹿乃の純粋さに救われてるのかなぁ。鹿乃に「好きになってもいい?」と言ってきた春野、本心なのか、それともなにかあるのか。

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    2020年07月07日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

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    鹿乃の友人梨々子とお母さんは相性悪いんだろうな。鹿乃の事がなくても、根本的に合わないんだと思う。他人なら関わらなけれいいけど、親子だから面倒。恋文といいながらお祖母さんらしいほんと犬も食わない。春野の本性が出てきた?慧のお父さんらしき人も出てきて、これから楽しみ。良鷹が探り当てた風鈴草の幽霊の真相。せめてあなたが生きていてくれることが・・・、と思っていたのにこんなことになっていたなんて。お墓の下ででも一緒に、思うのは悲しすぎる。

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    2020年07月06日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

    購入済み

    気がついたら

    あっという間にここまで読み進めていました。
    素敵、ホントに素敵。
    夢のような時間でした。

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    2020年06月15日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

    ネタバレ 購入済み

    良かった。

    二人が並んで歩ける様になって ホントに良かった。
    お話によっては、すれ違いをし続けて進むものもあるから、ホントに良かった。

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    2020年06月14日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    着物を着てお出かけしたくなるようなお話。三章は涙が止まらなかった。京都で空襲があったのを初めて知りました。華族時代の身分違いの恋の悲劇が度々語られますが、三章は本当に悲しい。四章は良鷹目線で探偵役。お嬢様のわがままと主家の身勝手さに振り回されたようで、さよさんが幸せで良かった。

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    2020年06月12日
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

    購入済み

    素敵

    こんなに読み進めても、素敵で、ドキドキワクワクなお話です。

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    2020年06月12日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

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    着物に隠された謎。着物に残った様々な思いを文学作品を手がかりに解いていく。京都言葉の穏やかな会話が心地いい。慧も鹿野を思っているようなのに、自分の気持ちをそれとは認識していないよう。春野と知り合ったことで変化していくのかな。

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    2020年06月12日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

    購入済み

    ワクワク

    巻が進むに連れ、ワクワクです。
    あの二人はどうなるんだろうとか、過去のお話も素敵です。

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    2020年06月12日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

    ネタバレ 購入済み

    風鈴草
    何処かで見かけたら、思い出して涙するかも

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    2020年06月11日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

    購入済み

    フワッとした世界観

    第二巻になってますますたのしくなってきました。
    現実とメルヘンの素敵な融合。
    次の巻も楽しみです。。

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    2020年06月09日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

    購入済み

    ワクワク

    素敵なお話です。
    着物の事は詳しくないけれど 目の前に着物が浮かびます。
    まだまだ長編なので 楽しみです。

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    2020年06月08日
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

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    ネタバレ

    「下鴨アンティーク 雪花の約束」
    もうほんまに、この本素敵…。
    コバルトのいいところを全部集めてるというか、コバルト世代が大人なって読むためのツボを抑えまくってるというか…。
    (そして案の定私もツボをつかれている)

    さて、祖母から譲り受けた蔵にしまわれてる着物から、その持ち主の過去と因縁に触れる…ちゅう筋は、(古いものから何かを読み取るという意味では)ビブリア古書堂と通じるところがある。
    とはいえ、鹿乃ちゃんと栞子さんのキャラが全然違うので、
    「似てる」
    とは全然思わないんやけど(どっちやねん)、

    あー、やっぱりここで終わるよねー…

    と、もんどりうった。


    以下、ネタバレになるんやけど

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    2020年03月14日
  • 後宮の烏2

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    登場人物が増えていく

    烏妃は一人でなければいけないという、前任者の教えを守ろうとするヒロインだけれど、幽鬼関係の人助けをするうちに、烏妃を慕う人たちが増えてきます。根は優しい寿雪としての自分と烏妃としての自分のあり方に悩む彼女の様子が描かれていて面白かったです。

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    2020年03月14日
  • 後宮の烏

    購入済み

    暗いような明るいような

    後宮を舞台にした若い皇帝と主人公である幽鬼や呪いを祓う特殊な立場の十代のヒロインの話。よくある話の組み合わせですが、文章が読みやすく、話の内容もドロドロの権力争いから、身近な大切な誰かを思うほのぼのとした話が混ざっていて面白かったです。

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    2020年03月11日
  • 契約結婚はじめました。3 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    ネタバレ

    シリーズ前2作に比較すると…暗い。重い。
    少しずつそれぞれの人たちの闇が表に見え始めた感じ。

    それでも椿を介して解きほぐされる
    「忘れられない過去」がこの物語の中にはある。

    すみれさんの淡い恋心にまつわるエピソードは秀逸。

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    2020年02月25日
  • 契約結婚はじめました。2 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    下鴨アンティークから白川作品のファン。

    この人から生まれるストーリーの中の人々は
    何かしらの事情を抱えていたり
    ひと癖あったりして
    シリーズで読み進めないと単なる時間潰しの
    娯楽小説だと思い込まれるかもしれない。

    ところが白川作品の人々はしっかり生きていて
    日常を暮らしていて そうして何よりも
    常にそれぞれの人生が重なったりぶつかったり
    いろいろな綾を成しながら 少しずつ変わっていく。

    その主軸に絡まる軽い持ち味のミステリーが
    解きほぐされてゆくにつれ 
    誰かの想いや過去のトラウマもほぐれてゆく。

    白川さんのそんな物語の織り方に 私は惹かれた。

    さて、次を買わなくては。
     

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    2020年02月23日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

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    ネタバレ

    鹿乃と慧。お互いに相手を気遣うあまりに遠慮してすれ違いもあったけど、想いが叶って良かった。ほっこり。
    しかし、鹿乃のお兄ちゃん良鷹パートは怖い。祟りとか呼子鳥とか、怖いわー。

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    2020年02月20日
  • 契約結婚はじめました。5 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    ネタバレ

    終わってしまったーーー大好きな世界観だった。
    柊一さんが、ようやく救われたと思った。
    半ば暴力的に養子だという事を知らされて、「お前はいらないんだ」って子どもの頃に言われて、どれだけ深い傷を抱えてたんだろうって思うところがあって。

    でもそれを救ったのは、香澄さんのあたたかさと優しさと相手のために思ってる事をはっきり言えるところだと思う。

    この2人はもちろん、すみれさん、檀、絢さん、そして昌お兄ちゃん、その他のキャラみんな好きになったなあ。
    特にすみれさんが言う事には名言がたくさん隠れてたな。

    昌お兄ちゃん、最初は「なんだこの人」と思って、すみれ荘に越してきた時は、「まじか...」と思った

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    2020年02月02日