白川紺子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ読後最初の感想は一言。「何この鬼切り!」
今回は三枚の着物の謎解き。どれも鹿乃ちゃんがあぶなげなく解いていくようになって頼もしい限り、ながら、今回の着物は三枚とも、心の中に残るしこりを思わせるものばかりだったような。
鹿乃を思う気持ちを自覚した慧は、鹿乃が大切すぎて壊せない、のに、鹿乃からの告白を受けて凍り付く、ところで終わってるのは何故ですか白川先生!
絶対に傷つけたくない、本当には女性としても想っているけど大事な大事な鹿乃ちゃんに想いを向けられたら慧は受け止めることができるのか、それとも荷物まとめて逃げるのか。まあ、鹿乃を泣かせて逃げるのを許す良鷹じゃないとは思う、けども。 -
Posted by ブクログ
物語は真っ直ぐには展開してはくれない。
蔵の着物の謎解きを軸にして
物語は末広がりに紡がれ始め
野々宮家の兄妹や慧に繋がる人たちが
紡がれた羅紗の綾模様のように現れては消える。
作者はどこまでの広がりを
この物語に用意しているのだろうか。
心地よさに読み続けてきた物語の色合いが
玉虫の羽のように 光と影の中で変化してゆく。
深い。底知れぬ深さに
今さらながらに身震いがとまらない。
話は変わるが。
野々宮家で3人が交代で作る夕食が興味深い。
季節の野菜の彩りだけでなく その下処理や
調理法まで 食べることへの敬意と造詣を
感じさせる。間違いなく美味しいだろう。
下鴨アンティ -
Posted by ブクログ
後宮の烏、4/7です。半ば過ぎましたね。
今回の表紙の右下の人は誰なんだろうかと思ってましたが、白雷と隠娘でしたね。意外にも白雷が若くて男前だったので、びっくりでした。
話の展開ですが、今後何をすべきかの道標が示された巻でした。次巻は大きな動きがありそうです。
本作は短編集なのですが、一つ一つの話が全部大きなストーリーに必要なパーツになってます。普通、短編集というと本筋には関係なさそうな話もチラチラ混じってるものですが、この話はそう言うのが少ないので、どの話もしっかり読んでおかないと、あれっ!?あの時のアレどんなだったっけとなります。。わたしのように。 -
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