白川紺子のレビュー一覧

  • 下鴨アンティーク アリスの宝箱

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    本編終了後の番外編な今回でしたが、面白かったです。
    最終巻で突然現れた幸ですが、彼女の持つ不思議なところをもっと知りたいとなりました。良鷹や鹿乃との関係もとても良いです。
    今回はお化け系だけど優しいお話が多かったのも良かったです。昔の野々宮家のお話も、ひりっとしたところもありましたが良いお話でした。
    遂にこのシリーズも終わりかぁと思いました。
    皆幸せになったらいいな、と思う素敵なシリーズでした。

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    2018年07月26日
  • 下鴨アンティーク アリスの宝箱

    購入済み

    とても好み

    お馴染みのキャラクターを縦糸に不思議な物語が紡ぎ出されています。中国の伝奇物語や日本の民俗学を織り込んだ美しく不思議なストーリー。 
    ライトノベルなのにユーモアや人情ドラマ的な部分は排除し、上流で上質な美しいあやかしの世界です。百鬼夜行抄を思い出しました。

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    2018年07月23日
  • 契約結婚はじめました。 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    ネタバレ

    訳あって契約結婚した二人が日々起きるちょっとした事件を解決したり、読み進めると結婚した理由がだんだんわかってきます。若いはずなのに老夫婦のような二人でこういう生活に憧れます。

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    2018年07月12日
  • 契約結婚はじめました。2 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    柊一と香澄のすれ違いな感じ、、
    焦れったくて仕方ない。
    椿に関する謎解きがなんとも素敵。
    まさかの晶お兄ちゃんとの三角関係。

    弟の檀も複雑な片想い中。

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    2018年07月10日
  • 契約結婚はじめました。 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    語り手が椿屋敷ってところが秀逸。
    お話しが結構好みですぐ読み進められた。
    2人のもどかしさが堪らない。
    一気にこのまま三巻まで。

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    2018年07月04日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

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    装丁も好き、話の内容というか流れも好き、男性キャラがすごく好き、着物の話も興味深い。
    のに、生理的に主人公と女性キャラが受け付けられないという私的に悲しいこのシリーズ。
    それでも読んでしまうのは、やっぱり由鷹がすごくすごくすごく好きだから、かもしれません。

    1巻でふらりと現れた春野くん、登場時から、このこ癖があるなー絶対一筋縄ではいかない性格してるんだろうなー、どこかでひょいっと現れて天使の笑顔で引っ掻き回していくぞ、と思っていたら、その通りの展開になったので、春野ファンとしては狂喜乱舞しました。
    顔は見てないけれど、爪がきれいなのは見てた、とかそういうちょっとしたエピソードが好きです。

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    2018年06月30日
  • 下鴨アンティーク アリスの宝箱

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    ネタバレ

    これが本当の下鴨アンティーク最終巻の短編集。
    大好きなシリーズだっただけに勿体なくて読めずにしばらく寝かしてました。
    春野の話、鹿乃たちの高祖母の話もありますが、全体的に良鷹と幸の話だったように思いました。というか、今まで良鷹のそばに寄り添ってきた鹿乃の代わりに幸ちゃんがいて、鹿乃が頑張って工夫して解いてきた野々宮の謎解きの代わりに、幸は天性の能力(それは幸せとは言えないとはいえ)をもって良鷹の骨董の謎を解いていくのが、対比としては面白いのですが、前巻で野々宮家の役割を継ぐと決意した鹿乃にまるで相対するようで、少し寂しい気持ちになりました。鹿乃はお嫁に行く、そういう布石かなぁと思ってしまったり

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    2018年05月29日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

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    いつもだったら手に取らないタイプの本ではあったのですが、アンティーク着物の単語に惹かれ。

    短編がいくつか収録されている形なのが好きでした。
    文章もきれいだし、ミステリも、短編なのにしっかりと練りこまれていて、出てくるゲストキャラたちもそれぞれに人間らしくて、決して毎回大円団にならないのも好きです。

    もともと雑誌コバルトで掲載されていたものだからなのか、すごく分かりやすい形で、主人公と准教授がくっつくんだろうなあという雰囲気が最初からぷんぷんしていて、それだけが苦手でした。
    テンプレートのように色々と魅力的なものをぶら下げた准教授と、これまた少女漫画の主人公が行くべき王道を邁進する主人公…。

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    2018年05月29日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

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    ネタバレ

    鹿乃の成長が目まぐるしい。
    今回は良鷹と一緒に蔵の着物の謎に探る。

    慧と無事上手いこといってよかった。
    春野さん可哀想やったけど。

    義理の兄妹の話よかったなぁ。
    泣けた。

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    2018年05月03日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    ネタバレ

    春野さんーー!!!
    なんとなく気づいてはいたけども…。
    これからどうなっていくのか楽しみ。

    曾祖父と曾祖母のお話きゅんきゅんした。
    うさぎは知ってたけど、蛙も月に住んでるのか…。
    知らなかった。

    早速次巻買ってこよ〜

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    2018年04月28日
  • 契約結婚はじめました。2 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    ネタバレ

    家目線で語られる珍しい物語。椿屋敷に住む夫婦は偽装結婚です。お互いの利害が一致して契約したのに、一緒にいるうちに完全に絆されております。もうこのまま普通に夫婦になってしまえ。周囲のキャラも1巻より優しくなり、ちょっと気になっていたギスギス感がなくなって面白くなってきました。椿屋敷は男性のようだけど、すみれアパートは女性みたいですね。アパート目線で語られた絢と檀のエピソードも良かったです。微笑ましいシリーズで次巻も楽しみです。(でも私は椿に全く興味がない!w)

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    2018年04月23日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

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    シリーズ6

    紅白の椿のきもの
    前回の5巻の終わりに慧に告白した話の続きになっている。
    正月用におせちを作っている所に桔梗の着物の時にあった雨森さんから見合い話の電話がかかってくる。おことわりするも、新年に花の展覧会に誘われて出向くと佐伯稜一を紹介される。
    しかし、稜一は鹿乃の祖母に自分の大伯母が着物を預けているはずだから見せて欲しいと言ってきた
    ストーリーの間に慧から鹿乃は告白の返事をされる

    鶴亀、猿のきもの
    慧は法事のため田村教授と関東へ
    鹿乃は庭で知らない男性に着物を取りに来たと言われ、その男は忽然といなくなり、気になり蔵から鶴亀の着物を取り出す
    鹿乃は慧のいない世界を歩まねばと思い悩

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    2018年03月25日
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

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    シリーズ5

    赤い糸のきもの
    運命の糸 婚約者に裏切られた祖母、同じく婚約者に裏切られた孫が鹿乃を訪ねてやってくるはずが、あらわれたのは幼馴染の竣太

    真っ赤な紅葉のきもの
    預けた着物を返してくださいと手紙がきて、着物を慧と届ける鹿乃

    雪の結晶のきもの
    林檎を沢山もらったからお茶会をしようと誘われ春野の家に行くところから始まる
    気になった慧が春野の家に行き
    帰りに風邪を引く鹿乃
    翌日家で熱が下がりじっとしていられなくなり、冬も近づいたということで雪の着物を蔵から取り出す
    最後に慧は父親と母の法事に一緒に行くと言ってしまい、その後、鹿乃は慧が好きと言ってしまう

    陶器の犬の水滴
    良鷹が高校生の

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    2018年03月20日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

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    兄としての微妙な心境にくすっって感じでした。
    前向きに自分なりに歩き出した鹿乃の強さにほれぼれもしました。

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    2018年03月16日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

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    くすぐったいような京都弁。鹿乃と慧の間に流れる甘い空気に、もぞもぞしながら、不思議な物語を読み進めました。最近ファンタジー系も読むので、ならではきたけれど、最初は、ん?ってなります。読み返してやっと理解するような。自分の常識の中だけで読んでしまうのが、まだまだ読む力の足りないところだと反省します。情景や食べ物の美しい描写に惹かれました。

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    2018年03月13日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    今回の巻は、鹿乃の両親や曾祖父母の若い頃のお話が入っていて、野々宮家のルーツのようなものを知れたようだった。
    また慧の両親の話もあって、心苦しい場面もあったが、鹿乃は知れてよかったんではないかと思った。
    これを読んでいると京都に行きたくなる。
    この本を片手に、街歩きをしてみたい。

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    2018年03月08日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

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    何気なく手に取った一冊。
    すんなり入って読みやすかった。

    鹿乃、彗、良鷹の3人のアンティーク着物をめぐるミステリーというか謎解き⁈

    この作家の作品は初めて読んだけれど、シリーズ化しているので、2冊目本日購入。

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    2018年02月28日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

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    ネタバレ

    蔵の着物を巡る物語、第3弾。
    タイトルにもなっている「祖母の恋文」は、おふじさんの若い頃、どこか微笑ましいものだった。
    慧が鹿乃が大人になってゆくことに動揺しているのが、良鷹同様少し面白い。
    いつまでも女の子は「女の子」ではないんやぞ、と思う。
    春野の出方がわからなくてそれもまた面白いけれど、鹿乃はブレないんだろうなぁとも思う。
    着物を巡る謎については、金魚の話はどこかくすぐったくて、でも満寿さんに伝えたくなるような、でも伝えてはいけないこともわかる結末だった。
    時代というのはやり切れないものを多く含むな、と。
    カンパニュラの件も同様に。
    でも、良鷹が見つけてくれたことで救われたものはきっとあ

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    2018年02月17日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    下鴨アンティーク、2作目。
    高校生の鹿乃が古い着物にまつわる謎に導かれる‥
    はんなりと綺麗で切ない世界です。

    京都の下鴨の古い屋敷で、兄と暮らす野々宮鹿乃。
    離れには、兄の唯一の友人で、近くの大学で教えている慧も。
    骨董商だが家ではぐうたらなだけの兄と、鹿乃を子供扱いするがいたって紳士的に見守る慧はどっちもイケメン。

    趣味で着物を着る鹿乃は、季節ごとにテーマを決めた着こなしを楽しむという今どき珍しい高校生。(今と言っても全体に古風な雰囲気なので、正確にはナン年なのか?という気もしますが‥)
    旧華族の家柄の祖母から受け継いだ美しい着物が、土蔵には詰まっています。
    その着物には、それぞれ秘めた

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    2018年02月15日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

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    ネタバレ

    全体的には鹿乃ちゃんと慧のお互いが大事に思うがゆえに遠ざけてしまう、それをどうやって距離を縮めるかというテーマに思えた。
    ようやく二人が結ばれたと思えば、良鷹!
    良鷹!お前、真帆ちゃんいてくれて良かったな!
    男女二人いれば恋愛感情でくくりつけるのではなく、まさに情で繋がるというのが新しい。
    というか、こういう展開も大ありです。
    素晴らしい!マーベラス!

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    2018年02月11日