白川紺子のレビュー一覧

  • 海神の娘

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    最初に後宮の烏と同じ世界図があって嬉しくなった。霄よりはるか南の島での海神の統べる世界での島々の領主とその選ばれた妻、海神の娘との物語。

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    2023年09月20日
  • 後宮の烏

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    難しい漢字や読みずらい漢字が多かったように感じたが、内容はとても面白かった。後宮物語にはありきたりな展開ではあったが、烏妃という新たな位があることが他の後宮物語にはない面白さを生み出していたと感じた。

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    2023年09月18日
  • 後宮の烏4

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    ここまできてやっとページ戻らずとも相関図や宮の呼称などスラスラ読めるようになり煩わしさがなくなった。
    感想は7巻で綴ろうと思う。

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    2023年09月01日
  • 後宮の烏2

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    烏妃と烏蓮娘娘の関係が少しずつ明かされていく。
    まだ、ここから本筋が進んでいくんだろうなと思う。
    続きが楽しみ。

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    2023年08月24日
  • 京都くれなゐ荘奇譚(二) 春に呪えば恋は逝く

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    登場人物が増えて、キャラが程よく豊かで世界が広がってきた。(長くなる?)
    水に関連した昔からの種族の蘊蓄も興味深い。

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    2023年08月20日
  • 後宮の烏

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    中国の読み方は中々なれないが、面白かった。
    ここから、絡まっていくのかなと、続きも読みたい。
    謎は解決されているので、一冊で読みごたえはよかった。

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    2023年08月20日
  • 海神の娘

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    海神の託宣によりそれぞれの王宮の妃になるという宿命に翻弄されながらも逞しく生き抜いて行く娘たちを短編で描いています。それぞれの物語の主人公に個性があって単に運命に流されるわけではなく、楽しんで読めました。後宮の烏と舞台設定を同じにしているので、不思議な力や幽鬼なども登場し、ちょっとしたスパイスになってましたね(^_^)

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    2023年08月19日
  • 後宮の烏2

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    ネタバレ

    深まっていく感じがいい

    寿雪はらん家の生き残りとして身を隠し、母を殺され、烏妃に選ばれ、自分ではどうしようもないことばかりのなかで、それでも自分の足で立ち、生きのびてゆくしかないのだと、そう思いさだめて生きてきた。自分自身だけは、誰にも踏みこまれない、誰からも奪われない唯一のものだと思っていた。信じるまでもなく、当たり前のこととして、それを芯に寿雪は背を伸ばして立っていた。

    いまのわたしは、わたしなのか?

    わたしは、わたしを温めてくれるものに頼ることで、かろうじて立っている。が、それは、師との約束を違える、過ちなのかもしれない。それでも━━。

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    2023年07月29日
  • 海神の娘

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    最初に後宮の烏と同じ世界図が出てきたので期待が高まったけど、後宮の烏との直接の繋がりはないみたい。短編集として楽しく読めました。それぞれの海神の娘がみな健気で愛おしい。霊子と海若のコンビも何気におもろいので、今後シリーズ化して話を広げてもらえるのを期待します。

    嬋の登場シーンがかっこ良すぎて好きです。

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    2023年07月28日
  • 海神の娘

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    「後宮の烏」と同じ世界の話。 南方の島々は海神(わだつみ)によって支配されている。そこでは託宣によって島々の領主が決まり、巫女である「海神の娘」を娶る。運命を海神によって定められた娘たちが辿る、4編の物語。

    細部の豊かな情緒、細やかな心の機微が、読んでいてとても安らぐ。「後宮の烏」とは設定のみ共有して、物語は干渉していない。

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    2023年07月27日
  • 後宮の烏3

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    3巻から急に巻頭に世界地図がついた。なんか要望があったのか?付いたところでわかりにくい、なくても読むのに特に支障はない。
    なんか大層な話になってきたな〜。てかこれちゃんとファンタジーだったのね。変わらず面白く読めてます。次もさっさと読む。

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    2023年07月26日
  • 後宮の烏

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    ネタバレ

    大好きな中華幻想譚
    アニメだけでは登場人物の背景や相関関係が理解できず原作を読むことにした。それで、アニメは原作に忠実に作られていることがわかった。

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    2023年07月24日
  • 海神の娘

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    ネタバレ

    4話からなる短編集。(5人の海神の娘の婚姻譚)
    海神によって選ばれた島々の女(海神の娘)が託宣により島々の領主のもとに嫁ぐという婚姻システム。嫁ぐことが決まると巫女王の霊子に会って力(霊力?)を与えられる。
    面白かったです。
    海神の娘に選ばれるのには貴賤は関係なく、ただ海神の託宣によるのみ。
    一話目の蘭の話が一番好きです。
    文庫の解説から、蘭の話で一冊が構成されているのかと思い込んでおり、表紙も蘭の姿だと思っていたけど、巫女王の霊子の容姿だったようですね。(よく見ると額に印がありますね)
    「後宮の烏」と同じ世界ですが、全く違う土地の話なので、後宮の烏を未読でも楽しめます。
    この「海神の娘」は続

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    2023年07月20日
  • 後宮の烏7

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    あー、やっと読めた!とうとうラスト。ササメ家の一族が詰まったラストでした。結局、血のつながりってなんなんだろう。そこまで重たいのか、はたまた軽いのか。
    白銀の髪をたなびかせた少女が新天地を切り開く、そんな話も読んでみたいと思いました。
    それはまた、別の話。

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    2023年07月08日
  • 後宮の烏7

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    久しぶりのファンタジー。面白くて5巻~本巻の完結編まで3冊一気読みしちゃいました!
    現実に沿ったフィクションの面白さもあるけど、それとは違って“何が起きるかわからないワクワク”を味わえるファンタジーも好き。

    「烏妃」という存在の意味。そして秘された寿雪の身の上。
    どうすれば寿雪を救えるのか…。
    何とか助けたいと願い、手を尽くす高峻と寿雪の関係がどう変わっていくのかも気になる。

    先が気になって、頁をめくる手が止まりませんでした。
    ラストは、思い描いていたのとは少し違ってたけど、面白かったです。

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    2023年06月29日
  • 京都くれなゐ荘奇譚(二) 春に呪えば恋は逝く

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    ネタバレ

    京都くれなゐ荘二作目。

    長野から必死の覚悟で上京してきたはずなのに、
    兄の漣もくれなゐ荘に住み込むとは、
    高校で友達もできたし、ちょっとほのぼのしてきた?

    二十歳までしか生きられないというリミットがあるにしても、
    自分の力をコントロールできないまま、
    邪霊のところに突っ込んでいくのは無謀すぎるのでは。
    一応の蠱師(まじないし)八尋の弟子として修行中だが、
    いざという時に高良が助けてくれる前提なところがもやもやする。

    とはいえ、自分を助けてくれた少女を、
    家から引きはがしてくれなゐ荘に連れてくるあたり、
    強引な性格ということなのかもしれない。

    どうも邪霊の話が入ってこない。

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    2023年06月19日
  • 朱華姫の御召人 下 かくて恋しき、花咲ける巫女

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    2014年に集英社コバルト文庫から刊行されたものを2022年に集英社文庫から再刊行。
    『後宮の烏』と似た世界観ではあるけど、全然テイストが違いました。
    こちらの方が明るい話で、胸キュンもあり、コバルト文庫らしい作風です。
    面白かったですが、『後宮の烏』や『花菱夫妻の退魔帖』の方が好きです。

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    2023年06月19日
  • 契約結婚はじめました。2 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    1冊目と変わらず面白い。椿の話が普通に面白いし、恋愛模様も続きが気になる。一旦ここまでしか購入してなかったので、続きそのうち買おうと思うぐらいには好みだった。

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    2023年06月02日
  • 契約結婚はじめました。 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    視点固定って無機質な定点か個人視点か、っていうイメージだけど、本作は定点ながらも人格(家格?)が宿った語り口で面白かった。

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    2023年06月02日
  • 後宮の烏6

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    クライマックスへ向けて加速度をあげていく巻。
    千里と之季の会話の中で、ひとのつながりの妙を語り合うシーンが印象的でした。
    「どこでどうひとがつながって、助けになるか、わからぬものです。つながって、つづいてゆくのだと…」
    千里は人を和ませる才があると言う。之季は千里を稀有な人と評するが、自分のいい所は案外自分で分からないもの。この2人がどのような相乗効果を生んで寿雪を助けることになるのか楽しみ。

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    2023年05月29日