白川紺子のレビュー一覧
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ネタバレわたしがわたしでいられるように。
蚕の繭がなくなった事件を解決した後、急激に烏妃への依頼は増え、熱を帯びた信仰のようになっていく。それに危惧を覚える者が——。
対立する者であった夏の王と冬の王。烏妃という大きな権力を握ることの可能性を持つ存在の危険性を認識した寿雪。彼女を救うためにそれでも険しい道を行くと言動で示す高峻。封一行や千里から烏漣娘娘の歴史や秘密が少しずつ明らかになっていく。感情に戸惑いながらも、1人だった頃より様々に考え、自分の道を歩いていこうとする寿雪がいい。
戸惑っているのは高峻もそうだが衛青も。少しずつでも痛みを伴っても当たり前や慣習を見直していこうとする登場人物たちが -
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シリーズ第3弾
今年最後の読み収めの1冊
どの物語も、一般人の私の身に起こったらって思うとゾワッとしてしまう!
戻ってくるし、持っていると子供の声が聞こえてくるお人形さん
カフスボタンに取り憑く男女
紫陽花と老婆と…
そして潮の香り漂う水死体
最後の潮の家が特にゾワワ〜っとしたなぁ
水死体なんて見たことないけれど、卒倒する澪ちゃんは人の反応として正解だと思う…業って恐ろしや
でも、邪霊から抜け出せなくなった人達が無事にあの世へ行けたようで良かった
蠱師がメインの物語かなと思ってはいたけれど、徐々に澪ちゃんの神降ろしの物語になってる気がする
多分澪ちゃんは蠱師…ではなくお巫女さんだから少し立場 -
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シリーズ第2弾
邪霊に悩む人々に吸い寄せられるように関わってしまう一行
邪霊と関わる人々は、罪深く業の深いものばかりだなって
過去の因縁が引き継がれるように、積み重なった悪ほど恐ろしいものはないだろう
最終的には人間が1番恐ろしいのよね、邪霊も元はと言えば人間が招いた物事だし…
そんな今作、新たな登場人物達もとても良い!
和邇波鳥ちゃん結構好きだな
最初怪しいかな?とか思ってたけれど、澪ちゃんと仲良くなれそう
そして今後活躍するかな!?とワクワクしてしまう
3巻では一緒の下宿生活で仲良し度アップするのかなと!
そして日下部出流君
こちらさんは私はあまり好きくないかもだけれど、良い人になりそう -
Posted by ブクログ
椿屋敷と呼ばれる家に住む男女二人のお話。
恐らくですが、集英社オレンジ文庫を読むのは今作が初めてです。
「契約結婚」という言葉が気になって手に取りましたが、思っていたより修羅場は少なく、ずっとハートフルほのぼのストーリーでした。
普段、恋愛に関連するような作品を読まないのですが、こういう作品ならありかな? と思えました。
椿にまつわる話が要所要所に登場するのと、趣のある日本家屋での暮らしが描かれていて、それだけでも楽しめる作品です。
シリーズ作品のようなので続きも読みたいと思います。
あんまり頭を使わずに読書をまったりと楽しみたい人にオススメしたい一冊です。