白川紺子のレビュー一覧

  • 烏衣の華

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    『後宮の烏』と繋がっている世界の物語。
    シリーズになるのでしょうね。

    しかし、主人公カップルの拗らせがなんとも言えず、お互いにきちんと報連相をせんか! と思ってしまった(笑)

    事件そのものは欲深いのは、一族も滅ぼすという感じ。

    とりあえず続きは読みたいかな。

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    2024年04月27日
  • 花菱夫妻の退魔帖 三

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    花菱夫妻の3作目。

    いよいよ花菱家の本家ともいえる淡路島へ。
    主な目的は神事を行うことだったが、
    幽霊騒ぎがついて回るのはお約束。
    孝冬が苦手としていた大叔父と少し歩み寄れたかと思ったら、
    亡くなってしまう。

    孝冬の両親の死が心中でないことがわかったが、
    その過程がはあっさりし過ぎでは?
    亡くなった原因も、
    姿が見えなくなった孤児院の子供を探して海辺の洞窟に向かい、
    子供の方は洞窟に入らず無事だったが、
    大人二人の方が満潮で溺死してしまったという、
    あり得ないような事故だった。

    当主の妻の鈴子が、得体のしれない巫女の下を訪れるのに支障があるという話になった時に、
    孝冬の従妹が、出戻りの自

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    2024年04月25日
  • 花菱夫妻の退魔帖 三

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    待ちきれずに3巻買ってしまった。

    神事を行うため、淡路島にきた鈴子たち。
    大叔父さんも他の人も、実はそこまで孝冬を忌み嫌ってはいなかった、ということ。
    そして、両親の死が心中ではなく事故だったことが明らかになり、一安心?

    そして、家系図などを調べて淡路の君の由来を探ろうとする。

    そんなこんなしてるうちに、ラストで嫁の喜佐さんと運転手が駆け落ち……。
    そして、喜佐の置いていった荷物から燈火教のあれが出てくる。

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    2024年04月21日
  • 花菱夫妻の退魔帖 二

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    なんというか、ラブラブである。
    微笑ましい。
    夫婦の絆もどんどん強くなっているようで何より。

    そして、鈴子の影響なのか、花菱家の雇人がだんだんと頑なな態度が抜けていっているような。

    次巻はいよいよ、淡路島へ?

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    2024年04月18日
  • 後宮の烏2

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    何故、烏妃として寿雪が後宮に居るのかが少しずつ秘密が明かされていく2巻でした。
    主人公たちのやさしさがとても印象的でした。

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    2024年04月17日
  • 海神の娘

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    『後宮の烏』と同じ世界の物語。
    島国の領主たちに輿入れする海神の娘たちの婚姻譚。
    4篇あり、それぞれ良かった。
    『後宮の烏』同様、少し重たく陰のある湿った空気感が漂うものの、短篇であること、婚姻が託宣で決まるために甘さはないものの、穏やかに関係を育んでいく様が微笑ましいことなどから、読みやすくて面白かった。
    最後の物語が特に良かった。
    続きがあるのかわからないけれど、続くのなら是非読みたい。

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    2024年04月01日
  • 京都くれなゐ荘奇譚(四) 呪いは朱夏に恋う

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    高良を救う方法がわかったような気がする!?
    邪魔が入らないといいんだけど…入るよね、当然。
    秋生さんと漣くん・出流くんコンビがちょっと気になってる…

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    2024年03月22日
  • 京都くれなゐ荘奇譚(三) 霧雨に恋は呪う

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    第3弾。さて邪霊は色々と出現しているが、祓うのは基本変わらない。
    澪と高良の関係も変わりつつある様で進んでいるとも言えない。まだまだ話は続くのだろうか。

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    2024年03月16日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

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    フォロワーさんに教えていただいた本。
     とても可愛らしいお話。開けてはいけないと言われていた蔵、柄が変わった着物、泣く長襦袢、蔵の中の祖母の着物…不思議なことを解決していくのが面白くて気がついたら読み終わっていた。着物に惹かれる。
     源氏物語を大まかには古典の授業やその他諸々で知ってはいたけれど、もっとしっかりと読んでいれば、このお話をもっともっと楽しめたかもしれない!源氏物語も履修したい。

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    2024年03月12日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

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    最終巻やったんや!なんかまだまだシリーズ続きそうと思ってただけに、予想外でした。
    桜の話で卒業と合わせてそれぞれの新しいスタートも切れて、とても後味の良い終わり方。
    と、思いきやラスト新しい登場人物が現れて、ちょっとミステリーちっくになったし、鹿野にとって祖母からの託されたもの以外での着物解決だったので、またまた予想外。
    よしたか兄ちゃんは、最終的に光源氏の様にめっちゃ歳の離れた娘さんを娶るのもありかもしれん、と思った。

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    2024年03月10日
  • 京都くれなゐ荘奇譚(二) 春に呪えば恋は逝く

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    第二弾。少しずつ人物関係もわかり、邪霊との関わり方と清め(払い)方も意味が分かるようになってきた。澪ちゃん20歳まで残り時間は?と思いつつそれぞれの話を噛みしめてしまう。

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    2024年03月06日
  • 花菱夫妻の退魔帖 三

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    今回の舞台は淡路島。花菱家のルーツを辿っていくうちにとある旧家が不幸が続くと言われ…

    淡路の君が選ぶ嫁が、実は皆淡路島に縁がある事が判明。名前の通り、淡路島に何かまだルーツが残っているのか?

    どんどん鈴子にベタ惚れになっていく孝冬と、少しずつ孝冬に気を許し始める鈴子のもどかしい距離感が良きです。

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    2024年02月28日
  • 花菱夫妻の退魔帖 三

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    今回は花菱家の本家がある淡路島へ。

    両親の死の謎。淡路の君のルーツ。
    読み応えがありました。やはり日本神話に関わる話が好きな私です。

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    2024年02月28日
  • 花菱夫妻の退魔帖 三

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    花菱家と淡路の君の因縁、鈴子がどう関わってくるか、淡路に行ったことで事実に近づいてきた。色々な因縁がありそうではあるが、孝冬と鈴子の2人なら案外何でもないことのように乗り越えてくれそうにも思う。

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    2024年02月24日
  • 京都くれなゐ荘奇譚(四) 呪いは朱夏に恋う

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    今回は澪の兄・漣の澪への複雑な思いが描かれてて、澪も又兄への負い目が呪いの所為とは言え、普通の兄妹とは違う葛藤があった様に思えました。

    高良を何とかして救いたい澪が気づいた秘策とは?次巻も楽しみです。

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    2024年02月12日
  • 契約結婚はじめました。2 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    相変わらずごお知り合いから相談事を持ち込まれて解決する話です。その中に妻の香澄さんのちょっとしたモヤモヤや、夫の柊一さんのモヤモヤが織り交ぜられ、契約結婚ではあるけれど、そろそろ気持ちの変化に気がつくのか?とやきもきさせられます。

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    2024年02月12日
  • 後宮の烏7

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    最後は壮大、神々の闘い。2人の最後はあれで良かったと思う反面、少しさみしさも。それでも唯一無二に変わりはない、綺麗な終わり方でした。

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    2024年02月06日
  • 後宮の烏6

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    彼が彼女に冷たかった理由。勿論分かってはいたけれど、それでもやっぱり、そうだよね、と。烏と梟の話も良い。

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    2024年02月06日
  • 契約結婚はじめました。 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    契約結婚と言うからどんな生活をしているのかと思えば、掃除も行き届いていてご飯も丁寧に作られて中々に仲睦まじく暮らしている。
    そこへご近所さんの困り事やらを押し付けがましくなく、さりげないヒントで解決していく。
    ゆったりとした流れのホッコリする温かい作品でした。

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    2024年02月04日
  • 後宮の烏4

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    わたしがわたしでいられるように。

    蚕の繭がなくなった事件を解決した後、急激に烏妃への依頼は増え、熱を帯びた信仰のようになっていく。それに危惧を覚える者が——。

    対立する者であった夏の王と冬の王。烏妃という大きな権力を握ることの可能性を持つ存在の危険性を認識した寿雪。彼女を救うためにそれでも険しい道を行くと言動で示す高峻。封一行や千里から烏漣娘娘の歴史や秘密が少しずつ明らかになっていく。感情に戸惑いながらも、1人だった頃より様々に考え、自分の道を歩いていこうとする寿雪がいい。

    戸惑っているのは高峻もそうだが衛青も。少しずつでも痛みを伴っても当たり前や慣習を見直していこうとする登場人物たちが

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    2024年01月27日