白川紺子のレビュー一覧
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シリーズ第3弾
今年最後の読み収めの1冊
どの物語も、一般人の私の身に起こったらって思うとゾワッとしてしまう!
戻ってくるし、持っていると子供の声が聞こえてくるお人形さん
カフスボタンに取り憑く男女
紫陽花と老婆と…
そして潮の香り漂う水死体
最後の潮の家が特にゾワワ〜っとしたなぁ
水死体なんて見たことないけれど、卒倒する澪ちゃんは人の反応として正解だと思う…業って恐ろしや
でも、邪霊から抜け出せなくなった人達が無事にあの世へ行けたようで良かった
蠱師がメインの物語かなと思ってはいたけれど、徐々に澪ちゃんの神降ろしの物語になってる気がする
多分澪ちゃんは蠱師…ではなくお巫女さんだから少し立場 -
Posted by ブクログ
シリーズ第2弾
邪霊に悩む人々に吸い寄せられるように関わってしまう一行
邪霊と関わる人々は、罪深く業の深いものばかりだなって
過去の因縁が引き継がれるように、積み重なった悪ほど恐ろしいものはないだろう
最終的には人間が1番恐ろしいのよね、邪霊も元はと言えば人間が招いた物事だし…
そんな今作、新たな登場人物達もとても良い!
和邇波鳥ちゃん結構好きだな
最初怪しいかな?とか思ってたけれど、澪ちゃんと仲良くなれそう
そして今後活躍するかな!?とワクワクしてしまう
3巻では一緒の下宿生活で仲良し度アップするのかなと!
そして日下部出流君
こちらさんは私はあまり好きくないかもだけれど、良い人になりそう -
Posted by ブクログ
椿屋敷と呼ばれる家に住む男女二人のお話。
恐らくですが、集英社オレンジ文庫を読むのは今作が初めてです。
「契約結婚」という言葉が気になって手に取りましたが、思っていたより修羅場は少なく、ずっとハートフルほのぼのストーリーでした。
普段、恋愛に関連するような作品を読まないのですが、こういう作品ならありかな? と思えました。
椿にまつわる話が要所要所に登場するのと、趣のある日本家屋での暮らしが描かれていて、それだけでも楽しめる作品です。
シリーズ作品のようなので続きも読みたいと思います。
あんまり頭を使わずに読書をまったりと楽しみたい人にオススメしたい一冊です。 -
Posted by ブクログ
海神の託宣を受けて、娘たちが島の領主に嫁ぐと、島は海神の加護を受けて繁栄する。娘たちは嫁ぐ前に美しい少女の姿をした巫女王から不思議な力を授かり、その力を人々のために役立てる。娘が亡くなると、その魂を海神の使い部である鳥が海神の宮へと運び、幸せな生涯を送った娘の魂は美しい花を咲かせる描写が良かった。禁忌を犯した魂は花を咲かせることなく枯れて崩れ落ちるのは恐ろしい。自分の魂は…と想像してしまった。この本では、5人の娘たちが5つの島の領主に嫁ぎ、領主との関係を築き、島に繁栄をもたらす。辛い生い立ちの娘もいたが、大切にされ幸せに過ごすことができて良かった。特に3つ目の物語で、剣を使う娘が残忍な領主をや
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Posted by ブクログ
こちらも会社の先輩にお借りした。
先日読んだ本の続編。
またまだ続きそうだ(笑)
鴻心霊学会、、、気になるなぁ。
こいつは何者なのだろう?
この人のプレゼントは何を意味してるのだろう??
最終目的は、浅草貧民窟にいた頃一緒に暮らしていた、血はつながらないが、家族同然の人たちを殺した犯人を突き止めることになるのか?
どんな目的で、誰が?
ミステリ要素もあるホラー?とも違う不思議な本。
続きも先輩が貸してくれるかな??
楽しみに待つとしよう(*^▽^*)
晴れて夫婦となった鈴子と孝冬。孝冬の裏稼業である"お祓い"に用いる十二単の霊・淡路の君を退治することに決めた鈴