白川紺子のレビュー一覧
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ネタバレ下鴨アンティークの7作目の番外編。
良鷹が引き取った少女、幸のお話や、
春野のその後(といっても不思議に巻き込まれただけ)、
最初のお嬢様以外誰のものにもならない紫陽花のブローチのお話と
あれこれあったが、
一番良かったのは、鹿乃の祖母の祖母にあたる女性の嫁入りのお話。
妾の子供が、母親が亡くなった後本家に引き取られ。
女中として働かされ急に嫁に出されたお話かと思いきや、
本妻には隠した気持ちがあって…という意外性が良かった。
小姑にあたる姉妹が急に現れた「兄嫁」に次々と着物を着せようとしたり、
結局夫となる兄が選んだ着物と帯に、
帯締めや帯揚げを選んできゃいきゃいする場面がかわいらしい。 -
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ネタバレ下鴨アンティークの6作目。
白猫の白露はやっぱり祖母だったか。
祖母から預かった最後の着物は、曾祖父の妹にあたる女性の着物だった。
華族である野々宮家を出て使用人と結婚したため、
野々宮家の代々の女性のために縫い
最初に蔵にしまわれた着物だった。
不思議な力を持つ着物を自分のものとして受け取り、
鹿乃は新しい着物を預かっていくことを決める。
自分の予想は良鷹と骨董屋の娘真帆が仲良くなる、だったが、
まさか良鷹が友人の娘を引き取ることにするとは。
まあ、友人が亡くなり、身寄りのなくなった娘が財産目当てに殺されかかるとあっては、
いたしかたないが。
白露こと祖母が『いつ嫁をもらうんかと思てた -
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ネタバレ下鴨アンティークの4作目。
春野のきもさがパワーアップ。
鹿乃の親友の祖父がやっている喫茶店に入り浸っているのも十分怖いのに、
みんなでお茶会と嘘をついて鹿乃ひとりを招くとはもはや犯罪レベル。
慧の恋敵という設定にしても、もうちょっと爽やかにできなかったのか。
仔犬の水滴(硯に水を灌ぐための道具)が良鷹についてきてしまい、
鹿乃いうところの「わんわん」になって、
飼い主のもとに連れて行く「子犬と魔女のワルツ」が良かった。
登場人物がみんなこの世の者ではなかったが、
幼稚園生の鹿乃がかわいかったし、
妹が大事で同級生女子をふりまくる高校生の良鷹が面白かったし、
白と黒のぶち柄の子犬が飼い主、 -
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ネタバレ下鴨アンティークの4作目。
今度は父母の出会いの話。
母親は、まさか友達のおじいさんがやっている喫茶店の店員さんだったとは。
苦労人で、鹿乃たちを育ててくれた祖母にあこがれていたとは、意外だった。
それと、丙午生まれ、つまりは明治39年生まれの曾祖母の話。
東京から京都の婚約者のもとに突然来てしまう、
友達と一緒だったとしても、
現在の海外渡航よりも思い切った行動だったに違いない。
気持ちがすれ違っていた夫婦を助ける良いお話。
一方、
慧の父母の話は、未婚の母と離婚できていない父の話で、
慧自身も学校で愛人の子と言われたらしく、
ちょっと苦しかった。
個人的には高校の学園祭の話をもっと盛