白川紺子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ香澄さん、ついに自覚。
きっかけは案外あっさりしたものである。
でも実際恋心の自覚って、劇的な場面ではないことが多いのかもしれない。
それにしても、夫婦プラス恋敵三人が食卓を囲む光景が当たり前になりつつあり、寧ろこちらが戸惑ってしまったり。
それでいいのか、三人とも。
そんな中でも、持ち込まれる日常ミステリは切れ味抜群。
夏椿の話は泣けて、西王母の話はぞぞっとした怖さがありました。
両極端。
でもやっとこさ夫婦ともに自覚してくれたことだし、また物語は前に進みそうです。
椿屋敷じゃないけど、早く教えてあげたい。
互いに両想いだよと。
ただ夫婦が気持ちの面で正式に夫婦になる前に、サブキャラの恋が実 -
Posted by ブクログ
ネタバレ着物に遺された、あなたへの想い。
直接は言えなくても、遺された想いがある。祖母から受け継いだいわくつきの着物も残りわずか。鹿乃の成長も見える巻。慧は父親のことや鹿乃への想いが一段落して、すごく余裕がある感じになった。何気に兄の良鷹がフィーチャーされている巻でもある。
「雛の鈴」着物に託した母の想い。わかっていても言えなかったこと。知っていたけれど、知らないふりをした愛情。着物の謎を解くということは、誰かの個人的な領域に踏み込むことでもあり、今回のように拒絶する人もいる。うまく落ち着いてよかった。鹿乃の一生懸命さが人を動かした、というところ。
「散りて咲くもの」最後の一枚は、野々宮家の人が