白川紺子のレビュー一覧
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成都一の高級旅館の若旦那・琬圭は病弱で23歳になる今まで、幾度となく生死の境をさまよってきた
そんなある日、久しぶりに体調が良かった琬圭が市を歩いていると不思議な道士に声をかけられる
道士いわく、「幽鬼、妖魅のたぐいを引き寄せる体質でそのために不調がでる」のだと…
そして、急展開!
琬圭は道士の娘と結婚することになる
そして
やってきた娘・小寧は、色とりどりに輝く雲に乗った、天女とみまがうほどの美しい少女だった
そして小寧はあろうことか琬圭に
「人間の花婿なんて今時、流行らないわ〜」と言い放つ…
どうやら彼女は人ではないらしい…
果たしてこの夫婦、一体どうなる?
温厚で世話焼きな琬圭はついつ -
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ネタバレ戦後10年。
元華族のお嬢様と、孤児として育った双子の姉妹が再会するところから。
お嬢様はいけ好かないかと思いきや、これは……ツンデレ!?
意外と相性の良い二人。
小百合が幸運だったのは、境遇の割に擦れてないというのもあると思う。
なんだかんだ、新しい暮らしに馴染んでいる。
しかし、いくら愛人がその相手と妻を恨んだからといって、憎き本妻の子を誘拐するかね?
しかも、その誘拐犯の母親は小百合をちゃんと可愛がって育てていたようだし、その心理はよくわからない。
同じ華族ってことで、そのうち花菱男爵夫妻が出てきたりはしないのかな。
あの二人なら、昭和恐慌も戦中・戦後もたくましく乗り越えて、気の良 -
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ネタバレ2024/11/04新刊案内で気になった『龍女の嫁入り 張家楼怪異譚』(白川紺子)。
龍好き、怪異譚好き故です。
古代中国が舞台となっており、ストーリー展開はもちろん、当時の文化に触れ、私にとって新しい物事を知れたり、
【よくよく読んでみれば「今までに手にした本や漫画の中に出てきたので知っている」という物に対しての思い返し】も出来て面白かった。
それが以下●点。
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❶祖が太公望の一族
清河の崔氏という一族で、『封神演義』(藤崎竜)が浮かんだ。
❷夜を5つに分けて考える時間の概念
初更(19〜21時)、二更(21〜23時)、三更(23〜翌1 -
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ネタバレ2作目は、沙来と沙文の島のお話。沙来の天才楽師と名高い忌が、海から聞こえてきた音に心を奪われ、滅びの曲と知らずに奏でてしまったことから、悲劇が始まる。
本来なら、海神の娘を娶ることで、それぞれの島はその加護を受けることが出来るのに、その加護を与える海神である海若が、滅びの曲を気に入ってしまうなんて。ただそれだけ、気に入ってしまったから、聞きたい。それがどういう結果をもたらすかは、わかっていないのだ。
実は、海神の娘も、彼女たちを娶らなければならない島の領主たちも、海神に運命をほんろうされているに過ぎないのではないかと思ってしまう。そんな彼女たちの幸せを願う巫女王である霊子が、海若の時に無謀な -
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ネタバレ後宮の烏と同じ世界の別の国の物語ということで興味を持って読んだ。
今回の舞台は、海神たる蛇神の抜け殻からできたという島々。つまり海神のもつ島々である。そして、それらの島々から海神によって選ばれた娘たちは、「海神の娘」と言われ、それぞれの島を治める領主のもとへ嫁ぐ。その「海神の娘」を娶ることで、領主は海神の加護を得て、その島は繁栄するといわれている。そして、その海神の声を聞くのはただ一人、霊子という名の巫女王だけであり、娘たちも、島に連れてこられた時と、宣託を受けて島を出ていく時にしか姿を見ることはできない。
長編の小説と思っていたら、島々の領主に嫁いだ海神娘たちの短編集だった。
また、娘