白川紺子のレビュー一覧
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ネタバレ烏衣の華シリーズ4作目。
旅の続きで今度は織女の街。
だが、廟で手足を引きちぎられた廟守の死体が発見された直後だったことから、
廟を調べることが殺人を調べることになってしまう。
幽鬼も現れるが、織女の幽鬼でとくに悪さをしている訳でもなく、
廟に祀られているのが、蚕の神様なのか織女の神様なのか木菟(ミミズク)の姿をした神様なのかは正直どうでもよかったので、
自分としては幽鬼ではなく殺人の話なってしまった。
絹問屋の主人が織女たちを拷問して殺していたことが判るが、
その織女たちの流された血に応えて現れ、
廟守たちの手足を引きちぎったのは木菟の神だった。
霊燿にせまるその影をみた月季は、
自らの中に潜んでいた翼のある黒い影を呼び覚まし、
木菟の神をまっぷたつにする。
鬼卜師は月季を助けるように言って去ったので、
月季の味方なのか?
月季と霊燿の仲は進んでいない。 -
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ネタバレ『後宮の烏』の世界で描かれる市井の巫術師の話、第4巻。
あんまり核心に迫らず、延々と続きそうな様相を呈してきたぞ……。
とはいえ、あんまり引っ張らないでほしいんだけど。
ある古い廟で廟守りの惨殺死体が発見されたと聞き、調査に乗り出した月季たち。
そこで、織り子の幽鬼が出るという街の人の話を聞きつつ、殺人事件と幽鬼の関係が徐々に明らかになっていく。
織物工場の雇い主がどんな酷いことをしてたのかっていうのは具体的には書かれてないんだけど、まあ、なんとなく想像はつく……。
もうちょっと、そいつのヤバさを強調しても良かった気もするけど。 -
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各地の廟を調べる月季たちの旅は続く。今回は廟守の惨殺死体が見つかった廟の調査。調べるうちに絹織物で潤っているように見える町の豊かな絹商と、気の毒な織子の姿が見えてくる。役所で調べ物をする霊耀と、蘇訛里に対して、じっとしているのが苦手な渓と月季は現場を調査する。適材適所?食べ物屋では、量が多い料理を前に、食べられるかしらと思いながら、その味が気に入るとご飯が進む様子など、美しいだけでない頼もしい月季が良かった。霊耀が好きそうな味だから食べさせてあげたいとか、色違いでおそろいの袋をあげたり(春草に言われてではあるが…)、渓が、「霊耀はなんだかんだ、あんたに甘いんだよ」と言うと、「どの辺が?ねえ」と食いついてみたりは可愛かった。霊耀も、少しずつ月季への接し方や気持ちが変わってきているようで、これからが楽しみ。
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ネタバレ花菱夫妻の5作目。
前作で花菱夫妻に近づいてきた老婦人は、
さらに怪しげになる。
無理心中で生き残った女性に、事件のあった家に供養に行くように勧め、
結果として女性の父親が淡路の君に喰われるように仕組む。
鈴子が浅草で家族同然にしていた銀六は華族の家で執事をしていたことがわかり、
銀六たちを殺したと思われる「松印」こと南条は、
結婚していた妻がいて、その妻が首を吊って死んでいたことがわかる。
幽霊となっていた妻はあっと言う間に淡路の君に食べられてしまうが、
自分の子供の入院費用のために、
最後の里子に出すと言って預かった子供を殺していた。
さらに妻の妹と言って訪れていた女性は淡路島の養育院で働き、
孝冬の兄の恋人だった女性であり、
妻が死んだときには孝冬の兄が面倒を見に訪れていた。
最後には、
孝冬の兄と南条が共に燈火教と関係の深い学会の会員だったこともわかる。
怒涛の展開。 -
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ネタバレ巫術師、術を用いて霊鬼を退ける者。
幽鬼は見えるが払えない若君。幽鬼が襲ってきてピンチなとき、董月季登場。
黒衣の巫術師、董月季。
若君、霊耀。
董月季、霊耀の許婚。
楊柳島で旅館を営む主人。彼に女の幽鬼が取り憑いている。董月季、島に行って調べてミヨうと思う。
烏衣は燕の別名。黒い袍に白い腰帯を纏う巫術師も烏衣。
黒衣じゃない董月季の服装。許婚として訪問したので失礼のない格好。
董月季「すこし派手だっかしから」
霊耀「さあ。俺は婦女子の格好の善し悪しなど分からん」
董月季ら怒った顔でジト目。→絵は全体的に悪くないかな。
清芳楼の主人、鼓方洪。
幽鬼さ、東鼓家の末娘。数日前に船から落ちて溺れ死んだ。
鼓方洪「私とは数度顔を合わせる程度しか会ったことないのに」
幽鬼、なぜか指を指す。
東鼓家のお嬢様の侍女に会いに。
お嬢様は、この島を離れないと、と何かに怯えていた。
大きな魚のような黒い影かまお嬢様(川の中へと引き摺りこんでいった。
最近、湖の色が変わった。変色していたのは一日くらい。
董月季、足に変な模様。怪我した?
「子供のときのものだから大丈夫」
董月季、継母に殺されそうにった。
黒い影がら出てきて助かるり継母、惨殺。
実父、虎が出たのだろう。
鼓方洪が湖で遺体でみつかる。
旦那様の幽鬼が北鼓家に。
白川紺子の掌編。
「月季」は薔薇、「霊耀」は光を意味する。だから、二人合わせると華。
月季、霊耀に桃を届けに。
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ネタバレ花菱夫妻の4作目。
燈火教教祖の娘と言う老婦人が近づいてくる。
慈善活動をやっているが宗教活動はしていないと言い、
夫の実業家も人の好い感じ。
怪しすぎる。
最後の方では、孝冬に取り憑いている淡路の君のことも知っていて
語っていたし。
神田川沿いの柳の下に出る女の幽霊の話の中で
鈴子の浅草での仲間を殺した「松印」の正体が分かってくる。
その男は強請りたかりをしていたような男だが、
華族の親戚を自称していた。
その華族は検校のとりまとめてをしていた家なので、
浅草の貧民窟の元締めをやっていた按摩と関係があるのかと疑う鈴子。
孝冬の古い知り合いで、調べ物を助けてくれている新聞記者の下宿に
鈴子を連れて行ったのはひどい。
いかに身なりにかまわない新聞記者と言っても、
汚い下宿を見られたくないだろう。
神様や人物をその持ちものや象徴する模様で暗示する、
という手法があることは知っていたが、
留守文様という名があるのは初めて知った。 -
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ネタバレまず冊子に挟まってた栞が可愛かった(笑)
知っている作家さんは半分もいなかったのですが、オレンジ文庫さん何気に好きなので購入して読んでみました。
最初は題材もよく分からないので、ピンと来ないまま何編か読んでいましたが、「サカナ日和」を読んで私の好みな感じだったのと、そこからもう一度振り返って読んでみたらみんな素敵な作品じゃないか!と改めて思えて、そこからは一気に読めました。もちろん好みの問題なので、しっくりくるものもあれば、そうでないものもあり。個人的には「傾城の美女呂姫」「水恋花」「ままならないきみに」「二位の君」が良かったです!水恋花は私好みの嫌ぁーな終わり方だったし、ままならないきみには最後切ないような悔しいような泣きたくなる感じで、二位の君は恋愛なんだけど、キュンキュンするというよりジワァーと温かくなるような優しい恋を感じれました。好きなテイストだとその方の他の作品も読んでみたくなりましたね。