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稀代の巫術師と評判の董月季(とうげっき)は、ある日「持ち主を次々に取り殺している」という香炉について依頼を受ける。 折しも同様の相談を受けていた許婚の封霊耀(ほうれいよう)と、 巫術師見習いの渓(けい)と共に、月季は香炉の持ち主を訪ねる。 しかしそこで遭遇したのは強力な女の幽鬼。 月季は思わず祓ってしまうが、女が消える寸前に見せた表情が気になり、 霊耀たちと、女が住んでいた村に向かうが……。 天才巫術師×堅物若君の中華退魔ファンタジー、待望の第二弾!
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Posted by ブクログ
『烏衣の華 2』では、月季の恐れていたものが現れます。月季はそれに立ち向かうことができるのか。 また、今回『後宮の烏』の登場人物たちも深く関わってきます。 白川紺子さんの、先の読めない物語の構成がすごい。月季の中にある「内なるもの」は、彼女が敬愛する祖父・千里も知っていたんですね。そして彼女に付...続きを読むき従う燕「烏衣」の正体もわかりました。 さらに物語は国を巻き込んだ事件に発展していきます。 『後宮の烏』では烏漣娘娘(うれんにゃんにゃん)と他の神との戦いが描かれましたが、今回は別の神々が登場するのか?そして、月季の正体は…? 二巻はそんな謎を含んで終わったので、刊行されたばかりだけど早く続きが読みたくなってしまいました。
幽鬼を祓う事に抵抗がある月李。あの聞こえてくる声は何なのか?それを探す為に、許嫁の霊耀と巫術師見習いの渓と共に旅立つ… いよいよ物語が動き始めましたね。 後宮の烏と同じ世界観で、烏妃や衣斯哈など知っている名前がチラホラ出てきて、今後コラボ出演を期待しています。
天才巫術師月季が関わる退魔物語の第二巻。後宮の烏からのファンは今最も待ち望んでいるシリーズで、とにかく世界線が同じだから懐かしのあのキャラが…あの風習が…とハッとさせられる記述がチラホラ見受けられる。 多くの困難に立ち向かった寿雪の頃から時代は移り変わり、新たな世代が活躍する様を楽しんで読むことがで...続きを読むきる。
月季の本人も知らない秘密がほんの少し出てくる。 著者の既刊「後宮の烏」未読の方はこれ読んだ後で良いので、次巻が出るまでに読んだ方が良さそう、と思うような展開でした。おそらく重い運命の月季と支える霊燿、許嫁同士の二人がお互いを認め助け合う第一歩でありますように。
おー物語がぐっと進んだ。 そして後宮の烏の登場人物が! 帝との謁見にときめいたけど、代替わりしてた模様。 烏漣娘娘という言葉がもー嬉しすぎる。 ちらっと寿雪らしき人物の描写があった気がするけど、期待しすぎかなー。 にしても月季の霊耀に対する気持ちが可愛い。
圧倒的な力を持つ巫術師・月季は、持ち主を取り殺すという香炉についていた美しい女の幽鬼を祓うが、気になって幼馴染みで許嫁の霊耀たちと女について調べはじめる…。祓うべき霊にも同情し、傷つく月季、心配しつつそばで見守り助ける霊耀、お互いに想い合っているのが丸わかりなのに、当人たちは疎まれていると思っている...続きを読むのが焦れったい。月季に取り憑いて苦しめている化け物を祓う旅に出るところで終わる。次の巻が気になる。
月季の内にあるモノがジワジワと輪郭を持ってきてドキドキします。 ワード的に『後宮の烏』を未読だと没入感を得られにくい気がする今巻(未読です) 霊燿や渓との絡みももっと欲しかったな。 旅に出る3人(+3人)のこの先が楽しみです。
烏つながり
後宮の烏の世界の何年か後のお話しのようで、知った名前が出てきて嬉しく思います。 まだまだ二人の関係があっさりしてるので、これからちょっとは進展してほしいなと期待してます。
#切ない
シリーズ第二弾。今回は猫や猫鬼が出てくる話なので嬉しい反面、呪法に猫を使うのは人間のエゴで嫌だし悲しくなる。そして呪われた香炉が、よくある話だけどかなり恐ろしすぎる。妓楼・妓女、妾などがまだ当たり前にいて辛い扱いや生活をせざるを得ない女性が多く、それこそ月季が言うように生者も死者も救いがたいと感じて...続きを読むしまう。月季と黒い影の秘密や地方の廟の神の謎など、これから行く先々で何が待ち受けるか楽しみな旅が始まった。夜明宮や烏妃や衣斯哈たちなど懐かしい名前がたくさん見られて繋がりが嬉しい。寿雪も出てくるかな、と期待。
ちょっとボリュームの物足りなさはあったかな。 物語のスタートはここから、っていう展開でした。 最後に後宮の烏の登場人物がでてきて、懐かしき。 2025.2.15 35
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