【感想・ネタバレ】烏衣の華 2のレビュー

あらすじ

稀代の巫術師と評判の董月季(とうげっき)は、ある日「持ち主を次々に取り殺している」という香炉について依頼を受ける。
折しも同様の相談を受けていた許婚の封霊耀(ほうれいよう)と、
巫術師見習いの渓(けい)と共に、月季は香炉の持ち主を訪ねる。
しかしそこで遭遇したのは強力な女の幽鬼。
月季は思わず祓ってしまうが、女が消える寸前に見せた表情が気になり、
霊耀たちと、女が住んでいた村に向かうが……。
天才巫術師×堅物若君の中華退魔ファンタジー、待望の第二弾!

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Posted by ブクログ

『烏衣の華 2』では、月季の恐れていたものが現れます。月季はそれに立ち向かうことができるのか。

また、今回『後宮の烏』の登場人物たちも深く関わってきます。

白川紺子さんの、先の読めない物語の構成がすごい。月季の中にある「内なるもの」は、彼女が敬愛する祖父・千里も知っていたんですね。そして彼女に付き従う燕「烏衣」の正体もわかりました。

さらに物語は国を巻き込んだ事件に発展していきます。

『後宮の烏』では烏漣娘娘(うれんにゃんにゃん)と他の神との戦いが描かれましたが、今回は別の神々が登場するのか?そして、月季の正体は…?

二巻はそんな謎を含んで終わったので、刊行されたばかりだけど早く続きが読みたくなってしまいました。

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2025年09月04日

Posted by ブクログ

幽鬼を祓う事に抵抗がある月李。あの聞こえてくる声は何なのか?それを探す為に、許嫁の霊耀と巫術師見習いの渓と共に旅立つ…

いよいよ物語が動き始めましたね。
後宮の烏と同じ世界観で、烏妃や衣斯哈など知っている名前がチラホラ出てきて、今後コラボ出演を期待しています。

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2025年03月17日

Posted by ブクログ

天才巫術師月季が関わる退魔物語の第二巻。後宮の烏からのファンは今最も待ち望んでいるシリーズで、とにかく世界線が同じだから懐かしのあのキャラが…あの風習が…とハッとさせられる記述がチラホラ見受けられる。
多くの困難に立ち向かった寿雪の頃から時代は移り変わり、新たな世代が活躍する様を楽しんで読むことができる。

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2025年02月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回も微笑ましい月季たち3人の立ち回りや物語の中にすっと入り込める情景描写、心が暖かくなる読後感でこれぞ白川紺子先生という作品でした。
ついに月季たちが帝に拝謁したシーンは胸が熱くなりましたが、てっきり後宮の烏の時の帝かと思いきや代替わりしておられるのですね…
最後にちらっと描写のあった黒衣の人物は寿雪だといいなぁ……

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2025年02月05日

匿名

ネタバレ 購入済み

後宮の烏のその後のお話 第一章が終わる。
不思議な世界のお話は何度読んでも 想像力をかきたてられて 楽しい。
第二章が楽しみ。

#切ない #カッコいい

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2025年02月04日

Posted by ブクログ

月季の本人も知らない秘密がほんの少し出てくる。 著者の既刊「後宮の烏」未読の方はこれ読んだ後で良いので、次巻が出るまでに読んだ方が良さそう、と思うような展開でした。おそらく重い運命の月季と支える霊燿、許嫁同士の二人がお互いを認め助け合う第一歩でありますように。

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2025年02月02日

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ネタバレ

シリーズ2作目。
持ち主に憑りつき衰弱させてしまうという呪いの香炉。
取り憑いているのは美女の幽鬼。月季達は幽鬼の素性を調べるのですが ―― 。

香炉に取り憑いたのは自分をうっちゃっていた囲っていた男への恨みなのかな。月に一度しか来ないというのは寂しいもの。

月季が自分に憑いているモノへの不安を祖父の千里に相談したことで、新たな展開が。
続きが楽しみです。

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2025年11月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

発売日に買ったはずなのに、3ヶ月も積んでしまった……。

このまま市井の霊を祓いつつ話が進むのかと思っていたらなんと各地の廟の神の暴走を調査&祓う旅に出ることに!
序章、完、といったところ。

ラストで、『後宮の烏』から大体30~40年後の世界だと判明した。
(当時子どもだった現帝が40歳過ぎという表現があるので)
現帝の他にも、イシハとアユラも立派な大人になって感慨深い。

このあと旅先で、海商になった寿雪が出てきたりはしないのかな。

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2025年04月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本作の最後で、地方の廟で起きている異変の原因を突き止めるという勅命が月季、霊耀、渓に下される。
『後宮の烏』の人たちが登場して懐かしい。(そして時が経過しているのを感じる。)
次回作も楽しみです。

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2025年02月07日

Posted by ブクログ

おー物語がぐっと進んだ。
そして後宮の烏の登場人物が!
帝との謁見にときめいたけど、代替わりしてた模様。
烏漣娘娘という言葉がもー嬉しすぎる。
ちらっと寿雪らしき人物の描写があった気がするけど、期待しすぎかなー。
にしても月季の霊耀に対する気持ちが可愛い。

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2025年02月07日

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圧倒的な力を持つ巫術師・月季は、持ち主を取り殺すという香炉についていた美しい女の幽鬼を祓うが、気になって幼馴染みで許嫁の霊耀たちと女について調べはじめる…。祓うべき霊にも同情し、傷つく月季、心配しつつそばで見守り助ける霊耀、お互いに想い合っているのが丸わかりなのに、当人たちは疎まれていると思っているのが焦れったい。月季に取り憑いて苦しめている化け物を祓う旅に出るところで終わる。次の巻が気になる。

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2025年02月02日

Posted by ブクログ

月季の内にあるモノがジワジワと輪郭を持ってきてドキドキします。
ワード的に『後宮の烏』を未読だと没入感を得られにくい気がする今巻(未読です)
霊燿や渓との絡みももっと欲しかったな。
旅に出る3人(+3人)のこの先が楽しみです。

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2025年11月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 たぐいまれな才能を持つ巫術師月季は、持ち主を次々と殺している白磁の香炉についての依頼を受ける。 そして、許嫁である封霊耀と封家に居候をし、巫術の修行中で鬼鼓渓の3人で、持ち主をたどり、その原因を調べ始める。

 持ち主がわかった時、その持ち主の流される人生の中で、ある人物との出会いが、ほんのひと時の楽しい時間を過ごすことができたのに、純粋でありながらも、無知であったため、子供のような興味本位な気持ちから引き起こしてしまった悲劇に心が痛んだ。

 ひとまず、この呪いの香炉については解決するに至ったが、各地で、得体のしれない脅威が引き起こされているという帝からの勅命を受け、その原因を探るべく旅に出ることになる。
 後宮の烏シリーズの数十年後が舞台ということで、これからますますリンクしていくのか、楽しみ。

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2025年08月02日

購入済み

烏つながり

後宮の烏の世界の何年か後のお話しのようで、知った名前が出てきて嬉しく思います。
まだまだ二人の関係があっさりしてるので、これからちょっとは進展してほしいなと期待してます。

#切ない

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2025年05月16日

Posted by ブクログ

シリーズ第二弾。今回は猫や猫鬼が出てくる話なので嬉しい反面、呪法に猫を使うのは人間のエゴで嫌だし悲しくなる。そして呪われた香炉が、よくある話だけどかなり恐ろしすぎる。妓楼・妓女、妾などがまだ当たり前にいて辛い扱いや生活をせざるを得ない女性が多く、それこそ月季が言うように生者も死者も救いがたいと感じてしまう。月季と黒い影の秘密や地方の廟の神の謎など、これから行く先々で何が待ち受けるか楽しみな旅が始まった。夜明宮や烏妃や衣斯哈たちなど懐かしい名前がたくさん見られて繋がりが嬉しい。寿雪も出てくるかな、と期待。

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2025年02月25日

Posted by ブクログ

ちょっとボリュームの物足りなさはあったかな。
物語のスタートはここから、っていう展開でした。

最後に後宮の烏の登場人物がでてきて、懐かしき。

2025.2.15
35

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2025年02月15日

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