白川紺子のレビュー一覧

  • 花菱夫妻の退魔帖

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    『後宮の烏』の白井紺子さんが描く、大正ロマンと幽霊退治の物語。

    霊が見える鈴子と、「お祓い」を行う孝冬、夫婦の幽霊退治と二人の出生にまつわる秘密が描かれます。

    ミステリ仕立てですが、着物の描写もすてきなので、着物好きな人にもぜひ。

    鈴子さんも孝冬さんも、それぞれ秘密を抱えていて、話が進むごとに謎が解かれるのですが、また新たな謎が湧いてきます。

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    2025年09月30日
  • 雪華邸美術館の魔女

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    作者買いです。
    白川節最高。

    戦後の時代感をフィクションとはいえ味わえるのも楽しいし、しかし重すぎず軽やか。

    同作者の下鴨アンティークと構成が似ていますが、こちらのほうが「いわくの品」があっさりめです。

    環境、生まれ、時制、家庭、親戚、責任…自分ではどうすることもできない とか 苦しい といったものたちからしゅっと逃げたり解決したりする展開にスカッとします。

    そんなにうまくいくはずないだろうし、運がよすぎ恵まれすぎと感じる人もいるでしょうがそれでいいんですよ、フィクションですから。
    せめてフィクションの中ではあっさりスカッとしたいじゃないですか。

    この作者の話の中でもファンタジー要素

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    2025年09月18日
  • 雪華邸美術館の魔女

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    『雪華邸美術館の魔女』は双子の姉妹が「いわくつき」の美術品にまつわる事件を解決するミステリ。

    生き別れの双子、豪華な邸宅、美味しいお菓子にきれいなワンピース…。設定は『少女の友』のようなのに、中身は決して甘くない。人間関係が複雑に絡み合ったミステリでもあるのです。

    表紙絵は『マガジンロンド』のマツオヒロミさんなのもすてき。

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    2025年09月15日
  • 海神の娘 黄金の花嫁と滅びの曲

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    後宮の烏スピンオフ第二弾『海神の娘 黄金の花嫁と滅びの曲』は前作『海神の娘』より前の時代のお話。

    戦争が絶えない沙文と沙来。それぞれの国の領主とその妻である海神の娘、彼らを支える人々を中心に描かれます。

    『後宮の烏』の烏連娘娘も、海神も、この世界の神々は残酷で気まぐれです。海神に選ばれた領主や海神の娘でも、自ら努力をして状況を変えていかないと生き残れない。

    実際、戦では沙文の方が禁忌を犯しているのですが、滅びたのは沙来ですから。神の気まぐれに人はふりまわされてしまうのです。

    それは、『十二国記』や『香君』などでも描かれたテーマで、神と施政者、人のありかたについて考えさせられます。

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    2025年09月14日
  • 海神の娘

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    『海神の娘』は『後宮の烏』のスピンオフ作品。『後宮の烏』の世界の南方、島国、花勒・花陀・雨果・沙文の国主と海神の娘との婚姻譚。

    『後宮の烏』に登場した国々の話が読みたかった私にとって待望の物語です!

    『後宮の烏』では烏連娘娘に、『海神の娘』では海神に、それぞれ娘たちが選ばれることで、彼女たちは特殊能力を与えられ、過酷な運命に巻き込まれます。

    しかし、海神の加護を受けるからといって、すべて上手くいくわけではありません。人を呪う海神の娘や、妻を惨殺する暴君なども存在します。

    海神の気まぐれで選ばれたとしても、そこに根を張り、自らが苦心して人生を切り開かないといけないのです。

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    2025年09月14日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

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    世界観がとても好きです。
    目の前に鮮やかな着物の世界が広がるようで、読んでいてときめきを感じました。
    良い意味で重い話ではないので、休みたい時にぴったりかなと思います。

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    2025年09月06日
  • 烏衣の華 3

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    『烏衣の華3』では、勅命を受けた月季が、霊耀と巫術師見習いの渓(けい)と共に、白介山の麓にある繁華街・風濤へ向かいます。

    作中、月季たちに胴元の錦襴の不正を知らせたり、幽霊の黄舟にアドバイスをしたりした謎の鬼卜師が登場します。結局、彼(彼女?)の存在は謎のままです。

    果たして何者なのか、月季の「内なるもの」に関わってくるのか。地方の神が変化していくのはなぜか。

    そして、今後、『後宮の烏』の他の登場人物が出てくるのか。続きが待ち遠しい。

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    2025年09月04日
  • 烏衣の華 2

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    『烏衣の華 2』では、月季の恐れていたものが現れます。月季はそれに立ち向かうことができるのか。

    また、今回『後宮の烏』の登場人物たちも深く関わってきます。

    白川紺子さんの、先の読めない物語の構成がすごい。月季の中にある「内なるもの」は、彼女が敬愛する祖父・千里も知っていたんですね。そして彼女に付き従う燕「烏衣」の正体もわかりました。

    さらに物語は国を巻き込んだ事件に発展していきます。

    『後宮の烏』では烏漣娘娘(うれんにゃんにゃん)と他の神との戦いが描かれましたが、今回は別の神々が登場するのか?そして、月季の正体は…?

    二巻はそんな謎を含んで終わったので、刊行されたばかりだけど早く続き

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    2025年09月04日
  • 烏衣の華

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    『後宮の烏』から数十年後の霄国を舞台にした『烏衣の華』。巫術師の少女・月季とその許嫁である霊耀が、島に現れた幽鬼の謎に迫ります。

    待ち望んでいた『後宮の烏』のサイドストーリーです。

    新たなヒロイン月季は、高名な巫術師。しかしその生い立ちは不遇で、継母にいじめを受けてきた幼少期でした。継母の死は自分の「内なるもの」が原因ではないかと常に恐れています。

    霊耀のことは自分を救ってくれる存在だと思っています。けれど霊耀が彼女にコンプレックスを抱いているし、月季もそれをわかっているから、二人は微妙な関係性を保っています。

    今後、月季の過去や秘めているものが明らかになるのでしょうか。早く続編が読み

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    2025年09月04日
  • 後宮の烏7

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    物語としては充分楽しめたけど、最終巻なのに寿雪や高峻、衛青その他の主要メンバーの描写が少なかったのが残念。
    終わり方は好き。
    こんな関係も良いと思う。
    2人のやり取りが聞こえてくる気がした。

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    2025年08月13日
  • 龍女の嫁入り 張家楼怪異譚

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    ネタバレ

    Tさんのおすすめ。

    体が弱い、高級旅館の若旦那のもとへ嫁入りしたのは、
    若旦那の命を救った道士と龍王の娘の一人娘。
    龍女とあって、泣けば雨が降るし怒れば雷が落ち、
    お供はすっぽんの侍女。

    若旦那の体の弱さは、幽鬼、妖魅の類を引き寄せる体質のせいであり、
    龍女の嫁はそれを雷で焼き払ってくれる。
    体調がよくなったのもあり、幽鬼と話せることを知った若旦那は、
    次々と幽鬼を連れてきてしまうし、頼みをきいてしまう。。
    竜宮で育った、世間というか人間の世界知らずだが素直な娘は、
    幽鬼を祓いながら、
    少しづつ人間の夫と人間の世界に慣れていく。

    父親がわからず、幽鬼を惹きつける血を持つ若旦那は、
    普通の

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    2025年08月02日
  • 花菱夫妻の退魔帖

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    すっかり夫妻のファンになりました。
    人の死に様を扱ってるのに読後に不快感が残らない。また追うべきシリーズが増えてしまった。

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    2025年07月24日
  • 花菱夫妻の退魔帖 五

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    花菱夫妻の悪霊退治は過去の事件に結びつきそうでまだ真相にはまだ遠そうで…謎が謎を呼ぶ展開に惹き付けられに一気読み。鈴子さんの着物の柄の描写が"大正ロマン”に溢れていて素敵。あの時代のものって凄くオシャレに映るなあ。娘義太夫と堂摺連の話は現代の推し活事情をそのまま写したようで印象に残った⋯大正時代から推しとファンの関係ってこんななのか。

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    2025年06月25日
  • 龍女の嫁入り 張家楼怪異譚

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    「しゃばけ」の若だんなと「後宮の烏」の寿雪が夫婦になったような。人間と龍、ちょっとずれた夫婦のやりとりが楽しい。出てくる食べものがおいしそう、中華街とか行けば似たようなものが食べられるのかなぁ
    続編希望。

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    2025年06月25日
  • 後宮の烏7

    購入済み

    久々に一気読み

    アニメを観て面白いと思い、続編を待ちきれずに原作を読みました。設定も興味深いけど、人物描写が好きです。登場人物が鮮やかに目に浮かび、着物や食べ物を思い浮かべては感情移入してしまいました。ストーリーを追いながら、主人公がどうなるのか、どうか幸せになって欲しいと願う自分に気づきました。7冊一気に読んでしまい、読み終わるのが残念なくらい面白かった。

    #胸キュン #ドロドロ #切ない

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    2025年06月25日
  • 龍女の嫁入り 張家楼怪異譚

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    中華、ファンタジー、魑魅魍魎といった世界で、優しさ溢れる主人公が龍の奥さんと一緒に、苦しむ幽鬼を助けていくのが良かった。
    違う種族の夫婦が、お互いを理解しようとする姿も素敵だった。

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    2025年06月16日
  • 龍女の嫁入り 張家楼怪異譚

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    使われてる言葉は難しい読みだったり、聞いた事ない言葉だけど、お話がスーッと入ってきて読みやすかった。あっという間に読み終わってしまい続きは?!ってなる。

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    2025年05月27日
  • 海神の娘(1)

    無料版購入済み

    運命は海神様が決める

    敵の領主の血筋の男の元へ、行かなくてはいけない主人公の悔しさが伝わる。

    海神様のお告げは、本当に当たるのか?
    お告げを受けて嫁いだ娘達は、幸せになれるのか?

    #ドキドキハラハラ #ダーク #切ない

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    2025年05月26日
  • 龍女の嫁入り 張家楼怪異譚

    購入済み

    続刊望む!

    あっという間に読み終えた。登場人物みんなにそれぞれ魅力がある。すべてを明かされることなく終わるので(もちろん問題なくきれいに終わるが)、スピンオフとかでもいいので続きを読みたい。特に主人公の龍女の両親の馴れ初めやお祖父様のことなど気になります。

    #ダーク #胸キュン

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    2025年05月21日
  • 後宮の烏7

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    全7巻
    途中で飽きるかな?と思っていたが、飽きることなく、むしろ読み終わってしまったことに寂しさを感じるくらい面白かった
    是非アニメ化を希望してしまう作品

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    2025年05月19日