高野秀行のレビュー一覧

  • 怪しいシンドバッド

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    ネタバレ

    あとがきでご本人も仰っていたけれど、無謀な行動が結構書いてある。巻き込まれて死んでいてもおかしくなかった。危険だけれど、その行動力があるから読者の私は楽しく作品を読ませてもらえている。そこはやはり複雑な気持ちになる。
    ムベンベからファンになったのでまさにその時期も含めたエピソードがいくつもあり、作者の若かりし頃の歴史を知るような感覚だった。
    特に第五章コロンビア編のヤヘイと、第六章の客家編が興味深かった。

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    2025年04月01日
  • 未来国家ブータン

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    ネタバレ

    今までブータンという国がどんな所なのか、殆ど知識がなかったので勉強になった。今はこの本が書かれた頃からだいぶ年月が経っているので、どんな風になっているのか興味がある。
    最終章で、殆どの国は欧米の影響を受け、近代化に邁進し、自由、人権、民主主義が推進される。個人の自由は広がるが格差は広がり、治安が悪くなる。環境が大事だ、伝統文化が大切だという頃にはそれは破壊されている…
    ブータンはこの道を辿らず、先進国の良い所だけを取り入れて、独自の国を作っている、という考察が印象的だった。ブータンだっていい事ばかりじゃないだろうけど、今の日本を見ていると、ブータンの国のあり方をもう少し参考にしたらいいんじゃな

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    2025年03月22日
  • 地図のない場所で眠りたい

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    ノンフィクションを書く二人の作家の対談本。ノンフィクション作家の苦労や「あるある」が語られる。

    ノンフィクションとニュース、ジャーナリズムの類似点、相違点が語られるところがとても印象に残った。
    どちらも事象を観察して出来るだけありのまま伝えるが、やはりそこにはストーリーや所謂「盛り場」が必要で、嘘にならないように、一方で面白くなるように書くことが求められる。綱渡りのような危うさがある。
    ノンフィクションはあることが起きるまでの変化を描くことが出来るが、ニュースは起きないと描けない(まだ起きていないことはニュースとしての価値がない)

    物書きのマネタイズについて触れられていたり、色んな悲哀を感

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    2025年02月26日
  • 謎のアジア納豆―そして帰ってきた〈日本納豆〉―(新潮文庫)

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    納豆は日本独自の食べ物だと思っていたけど、そうではなかった。
    アジア各国の納豆を探し求めて、出会っていくのは興味深い。アジア各国の民族とか地域とか途中からごっちゃになってしまったけど、さまざまな納豆をいろんな観点から結びつけているのは面白い。
    自分の好みの納豆はどんなやつだっかと考えさせられ、次買いに行った時は値段ではなくどれを食べてみたいかで選ぼうと思った。

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    2025年02月21日
  • あのとき死なずにすんだ理由 あの日、あのとき、あの場所で感じた理解不能な恐怖

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    色々な作家さんの小説が読めて良かった
    恐い話から不思議と思う話まで楽しめた
    中には他にも他の話も読んでみたい
    作家さんもいて良かった

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    2025年02月04日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    語りが面白く、飽きない。中国と隣接するミャンマーのワ州。「ワの人間に軍事、政治に関して立ち入った質問をしてはいけない。とくにヘロインについてはけっしてか聞いてはいけない。」
    種まきからアヘンの収穫まで、ケシ栽培の全行程を体験しようとしたルポ。

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    2025年02月01日
  • 地図のない場所で眠りたい

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    早稲田大学探検部OBでノンフィクション作家という共通項を持つ2人の対談。
    お互いの著書についての話が多い印象だったが、なかなか興味深かった。

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    2024年11月19日
  • 辺境メシ ヤバそうだから食べてみた

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    ほんと、どこでも何でも食べてはるなー

    読んでていちばん食べたくなったのは、ヘビ。
    私は、ゴキブリは一度友人のお土産でゴキブリ缶詰をもらって1匹だけ食べた記憶がある。それでも相当勇気を振り絞ったような、、、。

    結果、高野さんは今でも健康で面白い文章を発表し続け、その恩恵に預かる読者としては、高野さんの血となり肉となった辺境メシに感謝である!

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    2024年11月05日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    小説家や歌人などによる子どものお悩み相談会。
    子どものお悩みというのが、子供側の事情を詳しく書いたものではなく「謙虚になるにはどうしたらいいですか?」「遅刻グセがなおりません」といった一行のみ。
    だから、お悩みに対するアドバイスというより、それをテーマにしたエッセイのようなものだった。参考になるかどうかは、微妙だった笑。
    作家さんたちの多くは、自分の経験について語っているのが、大人として読む側はおもしろかったな。
    子どもと大人、どっちが読めば共感できたり面白く感じたりするんだろう。

    一番最初に「夏休みの宿題ぎりぎり派はだめ?」というテーマについての角田光代さんの回答で、小学生の時絵が好きで美

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    2024年08月23日
  • ワセダ三畳青春記

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    著者が早稲田学生時代から10年間住んだアパートでの出来事が描かれた自伝的小説。
    狭く古く家賃が安いアパートの住人は変わり者ばかり。よくそんなところに住むな……と若干引きながら読んだ。引きながらも、森見登美彦小説に出てくるような学生って本当にいるんだなと感動した。自分にはできないけど、こういう生活をした経験っていいなと思う。
    友達とバカなことをしたり住人の面白おかしさだったりのエピソードを読んでいたはずなのに、最後はなんだか感動してエモい気分になってしまった。すごい人だ。

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    2024年06月22日
  • 腰痛探検家

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    タイトルに探検家とあるが内容は冒険譚ではなく,腰痛に悩まされた高野氏が色々な治療法を模索し,その過程で出会った人・ことを面白おかしく書いたエッセイ.

    エピローグにある「肝心なことは何か心身に不具合が生じたときに自分をリセットできる場を持つということだと思う.(中略)よくなってしまえば儲け物くらいの感覚で,でも前に歩き続ける.期待せず,諦めず」というブッダの教えのような結論が刺さった.

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    2024年06月02日
  • 【カラー版】辺境中毒!

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    高野本の中でも少し特殊な本。アヘン王国の後日談、対談、書評が一冊にまとめられている。よく言えばアラカルト的にいろんな高野さんを楽しめる。が、個人的には「それぞれ一冊の本にはならないけど、書籍化しないのも惜しい」という感じで寄せ集めた印象。
    この本から高野秀行作品に入るよりは、他の著作を読んだ上で手に取るのが良いと思う。

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    2024年05月15日
  • 移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活

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    外国から日本に移住した人たちは普段どんなものを食べているのか。全国の町に溶け込みながら、食を通じて日本と生まれ故郷を行き来する人びとに取材したルポルタージュ。


    本文に入る前に口絵の写真を見ているだけでお腹が空く。著者は執筆当時主夫になったばかりで料理の心得がなかったらしく、料理の詳しいレシピが紹介されていないのが惜しい。
    取材期間中に東日本大震災が起こり、それが全体を通して大きなトピックになっていく。つてを辿って疎開したり自国に一時帰国する人も多いなか、フィリピン人女性たちが残る東北の漁師町に食材を持っていく章の明るさは泣けてくるほどだ。文化の違いや差別的な視線を乗り越え、長い時間をかけて

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    2024年03月22日
  • 【カラー版】神に頼って走れ! 自転車爆走日本南下旅日記

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    自転車旅の日記をほぼそのまま本にした感じ。内容は軽め。一日あればサクッと読める。

    高野さんの他の著作に出てくる登場人物やエピソードが各所に出てくるので、副読本的な位置付けで読むと良いかも。

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    2024年03月10日
  • 怪獣記

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    ソマリランド、ブータンに続く三作品目!
    トルコのUMA、この時点でもうおもしろい。深みはないけど唯一無二の内容であることは確か。

    たださすがに筆致に慣れてきたので、星は単純に私のUMAに対する関心そのまま。

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    2024年02月17日
  • 【カラー版】怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道

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    以前読んだ高野サンの本で、何とかしてパスポートを
    本人だけど別人のように取ろうとした奮戦記があったが
    これが原点だったのね。

    インドに行ってからの話は、涙なしで読めませんでした。
    え?そこでそうなるのかよ!!
    と絶対思うはず。
    違った意味の格闘記です。

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    2024年02月16日
  • 未来国家ブータン

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    面白いんだけど、他の氏の著作に比べてちょっと印象に残りにくい作品。
    固有名詞が分かりにくいからか??

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    2024年02月08日
  • 【カラー版】神に頼って走れ! 自転車爆走日本南下旅日記

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    インド入国禁止となった著者が、東京から沖縄まで、さまざまな神仏にインド行きを祈願しながら自転車旅をする、その記録。
    しかしいつもの高野秀行の本と違って日記なので、かなりあっさりしている。改行が多く、そもそも文章が短いので、数時間で読める。高野秀行ファンの私としては、もう少しがっつり読みたいと思った。逆に言えば、他の本はもっと読み応えが出るように著者が組み立てているということだろう。

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    2024年01月09日
  • ワセダ三畳青春記

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    クレイジージャーニーに出演していた高野秀行氏著。主に二十代を過ごした、「野々村荘」での生活。“チョウセンアサガオ“が面白かった。

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    2023年12月29日
  • 【カラー版】巨流アマゾンを遡れ

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    地名が覚えられず、どこの話だっけとなって苦労した。面白いけど、高野さんの著作の中だと3点くらいかな。

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    2023年11月18日