高野秀行のレビュー一覧
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ネタバレまだまだ世界は広いことを思い知らされる…。
行きたくても行けないところが、まだこの世の中に存在するとは。
アヘンの実態を知るために、実際にケシの種まきから収穫まで、村に滞在しながら体験するなんて。
「誰もしないようなことをする」が高野さんのモットーというが、なかなか出来ることじゃない。
村人との交流が、笑えるところもあり、おもしろかった。
シラミに悩まされるくだりは、読んでてこちらまで体が痒くなってきた……。
服の縫い目という縫い目にビッシリと……ウゲー。
しかしワ州ってところは、ホント独特なんだなぁ。
ビルマであってビルマでない。
ビルマのお金も「なんだそりゃ」状態だっていうんだから。
日本 -
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ネタバレ長いこと、積ん読本でした。
「読むものがないから、仕方ないこれを読もう」と、寝る前にほんの少しだけ…と読み始めたらおもしろく、1回布団に入ったのですが先が気になって気になって、結局起き出して深夜まで読みふけってしまいました……。
読ませる読ませる。
これもムベンベの時同様、探検隊を組んで現地に向かい、そこの人といろいろやりとりしながら、怪魚発見に向けて突き進むのかな……と思っていたら!!
ウモッカと、格闘してないじゃん!!
タイトルに「インドへの道」とある意味がわかりました(笑)
私はもう一冊、「アヘン王国潜入記」を持っていて、そっちを先に読もうとしたらなかなか話に入っていけず、断念してしま -
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世界のシワってなんじゃい?
おそらく、この本のタイトルを見た大多数の人がそう思うでしょうね。そして表紙は梅干がのった白米。
まったくもってなんの本だが見当が付かないのに、この本を買ってしまったのは、僕も世界のシワに夢
を見たかったからであります。
著者の高野氏は、早稲田大学探検部出身の作家。本書は、そんな著者のライフワークともいえる探検の様
子をまとめた爆笑エッセイ集だ。
著者はひたすらに「世界のシワ」を求める。だから世界のシワってなに?
「世界のシワ」とは、世界の「辺境」のことだという。著者の言葉を借りると、
『アメリカ化が進むと、世界はのっぺりする。イメージで言えば、先進国 -
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夏に買った本ですが、一度最初の方だけ読んで「あんまり・・・」と思って積ん読状態にしてありました。
年に数回訪れる私の中の「在庫一掃キャンペーン」の季節が来て読み始めたところ、あっというまでございました。
夏には、なぜあんなに読みにくかったんだろう…。
コンゴの暑さと夏の暑さが重なって、暑苦しかったんだろうか。
ネッシーみたいな幻の生き物、「ムベンベ」を探しに出かけた早大探検部+α。
最初は私も、「本当にムベンベ、なんているのかなぁ。探検部の人たちは見つけられるのかなぁ」と、そっちの方を気にして読んでいたのですが、だんだんムベンベなんてどうでもよくなり、コンゴの人々と日本人とのやりとり、ドクター -
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ネタバレ外国語は魔法の剣。
卑怯を旅して面白いリポートをしてくれる著者が、また面白いリポートを届けてくれた。外国語学習という冒険である。学生時代にちょっと言語学をかじった自分にとっては、著者が出会ってきた言語と、学習から見出した法則性がとても興味深かった。もちろん辺境リポートとしても面白い。怪獣ムベンベを探したり、ゴールデン・トライアングルで麻薬を育てたり、まさにマジック・リアリズムも真っ青の体験が語られている。
ネイティブにたくさん例文を作ってもらって法則性を見出すとか、ネイティブのノリまで真似るとか、なるほどと思う学習法があった。またエピローグにあった、どんな言語にも話せないことはなく、優劣も -
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ネタバレ2005〜2008年に書かれたエッセイがメイン。約20年前ということになるので多少は時代を感じる部分もあるけれど、著者は今もずっと辺境への熱量を保ち続けているんだと思うとすごい。
「アヘン王国脱出記」はアツい内容だった。『アヘン王国潜入記』(集英社文庫、2007年)が素晴らしいルポだったので、潜入を終えて帰国するのにも苦労があったことを知れて面白かった。弟さんの結婚式出席の話も大変そう、かつ面白かった。国内でも知らない儀式はたくさんあるのだな。
2007年ミャンマーで起きた僧侶によるデモが軍によって武力弾圧されたという一連の話のなかで、かつてゲリラの長老が語ったという、ゲリラも犠牲者を出すくら -
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現在約200万以上の海外由来の方が住んでいるが、日本の各地に多種多様のそれぞれの場所に大きなコミュニティを作り過ごしている。
タイ、イラン、フィリピン、フランス、中国、ムスリムの人々、ブラジル、インド、ロシア、朝鮮、スーダンの方の食をテーマにあげて、ルポをされている。
今までになかった視点であり、彼らが意外と日本に馴染み、日本食も好きになって高頻度で食べているのが興味深かった。
東北で震災を経験されて、亡くなってしまった方もけっこういる。
また、帰国していく人が多い中、日本に残り、逞しく生きている様子も書かれていた。
最近話題になっているムスリムのハラル食だが、血抜きの方法も上手く、かなり美味 -
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まさかのエチオピアでもカートを噛みまくる高野さんがいい。本書に出てくる食べ物と飲み物すべてが美味しそうに思えないのも面白い。コンソもデラシャも、あらゆる虫に咬まれながらほぼ外のような環境で寝泊まりしているのだから、日本人とは桁違いの免疫力の高さを持っていそうだ。
お酒を主食にする民族と聞くと、最初に頭に浮かぶのはビールだが、実際に摂取しているのはチャガやパルショータという聞き慣れないものだった。高野さんはWHOのアルコールへの警告や健康懸念も取り上げていたので、私も気になって調べた。
まずパルショータと一般的なお酒は役目が違う。パルショータは発酵した主食を液体で摂っている。お酒の場合はあく