【感想・ネタバレ】【カラー版】ミャンマーの柳生一族のレビュー

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Posted by ブクログ 2021年08月30日

以前はピンとこなかったので、評価が低かったが、クーデターで揺れている現在のミヤンマーについてためになった。

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Posted by ブクログ 2017年08月24日

早大探検部の先輩・船戸氏に随行する形でミャンマー(ビルマ)入りした著者。入国前の審査から船戸氏との扱いに笑えたが、題名のとおり軍事政権の情報部を隠密・柳生一族になぞらえての記述は、まさにエンタメ系ノンフィクションと呼ぶに相応しい。奇しくも2015/11/11現在、ミャンマーでは千姫ことアウン・サン・...続きを読むスー・チー氏率いるNLDが勝利を収める報道が世界を駆け巡った日だったことは偶然にしても出来すぎ(笑)

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Posted by ブクログ 2017年06月29日

掛け値無しに面白すぎる!
クレイジージャーニーで見かけたヤバイ人だぁと思って読み始めたけど、ヤバさはそのままにミャンマーの体制や人びとの濃い部分を描き出している。
人を観察する視線はフラットで、そのフラットさが激ヤバな状況でもそのままだからこそのおもしろさ。

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ユーモアたっぷりミャンマー紀行

なぶ293 2017年05月24日

過去に許可などなしにミャンマーに侵入し、ゲリラとも交友のある著者であり、本件は軍事政権側の監視の下でのミャンマー行であったから、本来ヤバイはずの紀行であったのに、同行の船戸与一氏と著者の人柄からか、監視の人達も著者らと一緒になって笑う場面が多い。探検家でノンフィクションの作家であるが、面白おかしくが...続きを読むモットーの著者だけに読後感も明るい。本格的な探検紀行を望まれる方には、『西南シルクロードは密林に消える』をお勧めします。

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Posted by ブクログ 2015年07月21日

まず一言…とても面白かった!!
初めはこじつけのようにミャンマー政府を江戸幕府に例えていて柳生やら高杉やら著者の想像力に圧倒された。ただ読み進めていくうちに確かにその通りだ…と納得していく自分がいた。
小ネタや自虐、他虐が色んなところに散りばめられていてクスクス、時には大笑いしながら楽しく読めた。ミ...続きを読むャンマーの当時の状況も大まかだが垣間見ることができた。ぜひ著者の他のハチャメチャな旅行記も読んでみたいと思った。

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Posted by ブクログ 2014年08月31日

「ミャンマーの柳生一族」っていうタイトルが秀逸ですよね。
なかなか、興味をそそられる本でしょう?
でも柳生宗矩や柳生十兵衛が出てくるわけではありません。
内容は小説でも何でもなくて、筆者(早大探検部出身)が先輩である作家船戸与一氏の小説ネタ探し旅行に同行する紀行文なんです。
ただ、ご存知のようにミ...続きを読むャンマーは軍事独裁政権の国。旅行も勝手にはいけません。軍情報部の旅行社を通じて、彼らのガイド?監視?護衛?とセットの旅なんです。
で、軍情報部というと、ゴルゴ13みたいなのが出てくるのかと思ったら大間違い。普通の親父や兄ちゃん達なんですね。
そして、このどこか牧歌的な、ある意味南アジア的な監視役兼ガイドを引き連れて、ミャンマーあちらこちらをめぐるわけなんです。
そんでもって、ミャンマーは軍事独裁政権の国だから、さぞかしギスギスした国かと思うと、これがまた、社交的で人懐っこい人たちばかりで、ある意味拍子抜け。
ミャンマーなんて「軍事独裁政権」と「スーチー」と「麻薬」ぐらいしか知らない私には、大変面白い本でした。ページも薄いのですぐ読めるよ!

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Posted by ブクログ 2013年06月11日

すっっっっっごく面白かった。
例えはとてもわかり易く、難解に思えたミャンマー事情が頭に入っていった。
日本史の知識が時代小説によってるところもちょっと親近感。
人物描写もユーモラスで楽しく読めた。
先輩には頭が上がらず、尊敬もしてるけど、困った人だとも思ってるけど大好きなんだねw

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Posted by ブクログ 2021年09月26日

『世界の辺境とハードボイルド室町時代』の中で紹介されていたので読んでみた。テンポよくスルスルとあっという間に楽しく読め、ミャンマーの地理と民主化以前の国情をザックリ掴むのに役立つ。民主化が後退しつつある今、ミャンマーの今後について考えるために読んで損はない。

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Posted by ブクログ 2021年05月08日

ーーアウン・サン・スー・チーをどう思う?オレは、彼女が政権をとっても国を運営することはできないと思うんだけど。(p.140)
ーー民衆がスー・チー千姫を熱狂的に支持している理由は……彼女がアウン・サン家康の娘だからだ。……このように幕府対倒幕派は……「お家騒動」の側面もあるのだ。そして、そのいちばん...続きを読むの証拠は、スー・チー千姫が少数民族問題について、何一つ具体的な提案をしておらず、少数民族のリーダーたちとそのテーマで議論をすることすら拒んでいる現状だ。(p.66)

なるほどねー、と思った。
何の知識も先入観もなく(映画『ビルマの竪琴』を小学生の時に見たくらい)「なんかまたミャンマーがよくニュースに出てくるなぁ。よし、読んでみるか」くらいの感覚で読んでみた。結果、大変に面白く、勉強になった。
かつて、スー・チー氏は自由の女神みたいに報道されていた。のに、国のトップに立つや否やロヒンギャ問題で叩かれるは、カレン族の動きは不穏だわで「わけわからん。何でそうなる?」と思っていた。そういう理由だったか。
つまり、彼女にはアウン・サンの孫娘という血筋と西側の思想はあるけれど、ミャンマーの多民族国家を多様性を保ったままに舵取りするプランは最初からなかったわけね。本書は15年前に初版が出てるけれど、今の混乱ぶりを見ると、現在も冒頭の指摘とさほど変わらない感じなんだろう。
大手新聞や国営放送は「民主主義の危機でござる‼︎」と喧伝するのに忙しそうだけれど、内幕のところは語ってくれない。セイギノミカタを演じることでお金もらってるのだから仕方ないけど。

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Posted by ブクログ 2019年10月27日

以前同著者の「アヘン王国潜入記」を読み。
この本も読みたいと思ってました!
今回は作家船戸与一氏と取材旅行で入国。
高野氏自身に危ない事も特になく、旅行は進んでいきます。
ミャンマーの軍事政権を日本の江戸幕府のようだと、独自の視点を用いて、ユーモアたっぷりの文章で書かれています。ミャンマーの人は鎖国...続きを読むのような国でありながら意外と国際的だったり、民族や宗教が多様であったり、読書家が多いとか、現地の人の暮らしが垣間見れるのも良いです。
高野さんの冒険記は、謎の国が気になる私の好奇心を大いに満たしてくれます!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年10月28日

ミャンマーに興味を持った人が最初に読む本としてお薦め。
世界の秘境ハンターとしてすっかり有名になった著書が、船戸与一の取材旅行の案内にとしてミャンマーに向かう。
タイトルがいかにも怪しげなのはいつもの癖。軍事政権下で鎖国政策を取る、ってことは開国前の日本とそっくりじゃないかということで、ミャンマーを...続きを読む江戸期日本に見立てて説明していくのがこの本の趣向。
取材は10数年前のこと、ジャーナリストビザはなんとか貰えた、ただし条件として軍情報部の旅行会社のお膳立てに従うこと。情報部の元締めキン・ニュンは首相でもある。彼のような人物を日本で探すと、江戸初期の柳生但馬守が一番しっくりくる、小説やドラマの中では裏柳生はおなじみだし、、ってなことで、すべてが江戸時代に例えられていく。
正直、最初の方はちょっと苦しい例えが多いというか、ちょっと滑りがちのような気がするものの、だんだんこれ以上の方法は無かったように思えだす。
というのは、やたら複雑な民族問題、領土紛争の話を、固有名詞を次々に出されて説明されても日本人にはまずついていけない。それがカレン島津藩、シャン伊達藩、タン・シュエ家光みたいな書き方してあると、すんなりイメージできてしまう。そして最後にはどんでん返し。

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Posted by ブクログ 2017年05月24日

面白かった、為になった点 3点。

p137
日本で働くミャンマー人がストレスを感じるのは上司に意見を聞かれること、つまり発言の自由。

p151
ミャンマー人の社交性はどこで身につくのか。
p158
答えは国内。ミャンマー国内で様々な宗教・民族の人="異国"の人と接するため。
...続きを読む
p171
パンロン条約締結後アウン=サン亡くなる。その後地方を押さえるために軍事独裁体制を築いたのがネ・ウィン。

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Posted by ブクログ 2017年03月03日

内容(「BOOK」データベースより)
探検部の先輩・船戸与一と取材旅行に出かけたミャンマーは武家社会だった!二人の南蛮人に疑いを抱いたミャンマー幕府は監視役にあの柳生一族を送り込んだ。しかし意外にも彼らは人懐こくて、へなちょこ。作家二人と怪しの一族が繰り広げる過激で牧歌的な戦いはどこへ…。手に汗握り...続きを読む、笑い炸裂。椎名誠氏が「快怪作」(解説)と唸り仰天した、辺境面白珍道中記。

今僕が一番偏愛している高野さんは、とにかく色々な冒険をしているのですが、場所がとか世界情勢がという以前に、現地の人達に対する愛情がほとばしり出ていて、笑いながらもとってもジンとくる文章を書くお方です。今回も行動を共にした政府の監視役と思われる人々とも仲良くなって、最終的には読んでいる方が名残惜しくなる感じでした。
ミャンマーの情勢を徳川幕府になぞらえ軍部を柳生一族に置き換えて日本人に分かりやすく説明をしてくれていますが、残念ながら僕は日本史にあまり興味がなくて残念でした。これそこに精通している人ならもっともっと楽しめます。

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Posted by ブクログ 2016年10月11日

辺境作家の高野秀行氏と、早大探検部の先輩で小説家の船戸与一氏によるミャンマー珍道中。船戸氏がミャンマーを舞台にした冒険巨編『河畔に標なく』を執筆するにあたり、取材旅行の通訳兼ガイド兼雑用係として、ミャンマーに詳しい高野氏を指名したのが旅のはじまり。

なんとなくミャンマーに住む柳生一族の末裔の話かと...続きを読む、勝手に想像しながら読み始めたが、全く違ってて最初から戸惑ってしまった。高野氏がミャンマーの軍事政権を徳川幕府に、そして取材旅行の監視役であるミャンマー国軍の情報部の人たちを柳生一族に、勝手に例えただけだったのだ。でもこの例えが絶妙で軍事政権と反政府ゲリラ、そしてアウンサン親子との関係を理解するのに、新聞なんかより格段にわかりやすい。

しかし旅程的にはフツーの取材旅行なのだが、高野氏が参加した時点でなぜか面白くなってしまうのは、いつも通りさすが。しかも今回は、同行した柳生一族のポンコツぶりとの相乗効果で、想像以上の面白珍道中だった。それにしてもこの作品と船戸氏の小説、どちらの方が売れたのかね?

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Posted by ブクログ 2016年06月28日

2004年にジャーナリストの高野氏と作家の船戸与一がミャンマーに取材に行き、経験したいろいろ。ミャンマーの政治について、わかりやい例えに沿って話が展開されていく。

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Posted by ブクログ 2015年05月07日

 作者の高野秀行が船戸与一のお供でミャンマーを旅したときのエピソードや出来事をおもしろおかしく描いた本である。
 当時のミャンマーの政情を徳川幕府と外様大名に見立てて説明し、この旅についてくる情報機関を柳生一族になぞらえたもので、それが題名になっている。
 周辺国から非合法にミャンマーに入国した経験...続きを読むが豊富な作者が、真正面から入国し旅している。本書は、作者が周囲の人々の動向をおもしろく描くだけではない。ミャンマーは最貧国ながら識字率が高いという実態を貸し本屋や読書する少女を観察することで示すなど、現地の人々を見る視線に確かなものもある。
 故人となった船戸与一の人となりが垣間見れるのも興味深い。高野秀行さが十分楽しめる本である。

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Posted by ブクログ 2015年03月22日

面白い。エンタメ系ノンフィクションと作者は言っているが、エンタメの要素がすごく強い。ここの現実を伝えたいってゆう押しつけがましさはなく、起こったこと思ったことを淡々と描いているのに、その起こってることがすごく面白い。わたしの大好きな作家の船戸与一さんと高野さんの旅なのも相まって、ずっと読んでいたいと...続きを読む思えるような旅行記。「使い捨て歯ブラシをホテルで捨てて出かけたらホテルの人が忘れているよと追いかけて持ってきてくれた、ここはすごい国だ」って船戸さんがゆってたってゆう話だけTwitterで聞いたことがあって、それがこの本だった。読めてよかった。

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Posted by ブクログ 2014年08月28日

【本の内容】
探検部の先輩・船戸与一と取材旅行に出かけたミャンマーは武家社会だった!

二人の南蛮人に疑いを抱いたミャンマー幕府は監視役にあの柳生一族を送り込んだ。

しかし意外にも彼らは人懐こくて、へなちょこ。

作家二人と怪しの一族が繰り広げる過激で牧歌的な戦いはどこへ…。

手に汗握り、笑い炸...続きを読む裂。

椎名誠氏が「快怪作」(解説)と唸り仰天した、辺境面白珍道中記。

[ 目次 ]


[ POP ]
ミャンマーと柳生一族が一体何の関係があるのか?

江戸時代ってどういうことだ?

疑問噴出、不審続出なタイトルも読めば解決、大爆笑でした。

探検部の先輩船戸与一とともに出かけたミャンマー旅行は、行く前から高野氏の思い込みと勘違いで笑いを誘い、行けば行ったで、常人にはわかりにくいミャンマーという国内内部を江戸時代にうまくリンクさせ、またまた笑わせる。

その筆力と強引さに脱帽です。

笑いすぎて脱腸ですよ。

しかし、この国の不安定さ、高野氏の冒険的潜入の過去などは本当は笑い事でない。

綱渡り的、ギリギリ断崖絶壁的な怖さがあるからこそ余計面白いのかもしれません。

二種類の作家(著者と船戸氏)のせめぎあいというのもいい味をだしていました。

それよりもなによりも、私はミャンマー人を好きになった!

彼らの社交性、人の良さには目を見張ります。

お友達からはじめてくださいと思わずくちばしりそうになります。

そんな彼らのいる国が平和になればいいんですけれど。

[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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Posted by ブクログ 2013年11月10日

著者本で唯一途中棄権したことのある本である。ビルマの政治状況を徳川幕府と柳生に例える手法にどうしても馴染めずなかった。ところで個人的には『アヘン王国潜入記』と『西南シルクロードは密林に消える 』が著者のベストだと思う。本書を合わせて“ビルマ三部作”ということになっているのでいつか再挑戦せねばと思って...続きを読むいた。偶然、博多の古本屋で見つけ釜山からソウルへ向かうバスの中で読み始める。数カ月前に氏族社会を戦国武将に例えて説明する『謎の独立国家ソマリランド』を読み切っていたこともあり今回はスイスイ読める。リベンジ成功!

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Posted by ブクログ 2013年06月11日

面白かった!ミャンマーの情勢(10年前ですが)を江戸時代に例えてわかりやすく、おかしみを加えつつ描き出してます。タッチは軽いけどこれを読んで考えることは多かったです。

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Posted by ブクログ 2013年05月11日

ミャンマー軍事政権の情報部を徳川幕府の柳生一族になぞらえている。
柳生一族の末端とめぐるミャンマー周遊ツアー。
上層部では大河レベルの政争が繰り広げられている中、著者と柳生一族はなごやかな旅を続ける。

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Posted by ブクログ 2013年05月09日

国に行って、ただ観光するだけでなく、
その土地、人、自然が、どういう理由で今ある状態にあるのか、
つまり、その国の歴史を知りたいと最近思う。

ミャンマー人が読書好きなのは、停電が多いから、かもしれない。

ミャンマーは監視社会なので、互いにやさしくしあう。

ミャンマーは日本の江戸時代に似ている。...続きを読む

とか、いろんな仮説を立てると面白い。

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Posted by ブクログ 2012年12月31日

高野さんのミャンマー三部作の内の1冊。
今回は不法入国ではなく観光旅行に近い。
それでもさすがに高野さんだけあってミャンマーの現状を
非常に分かりやすく説明してある。
自分はこれでアウンサンスーチーさんの現状が少し分かった。
あとがきも含めて非常に興味深い1冊。

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Posted by ブクログ 2012年11月13日

ミャンマーの現状を徳川幕府に例えて説明している。わかりやすいと思うときもあればわかりにくいときもあったけど、テレビでスー・チー女史をみると、「あ、千姫だ」と思うようになったので、親しみを感じさせるという高野氏の作戦(?)は成功したと思う。

今までの旅と違って国賓待遇の旅とのこと。確かに今までより快...続きを読む適なようだが、国賓でもこの程度かと思ってしまうなミャンマー。でも現地の人たちはニュースで見るよりずっと幸せそうに感じた。

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Posted by ブクログ 2017年08月17日

誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやる。そんな辺境作家の
著者が、早稲田大学探検部の先輩でもある作家・船戸与一の取材にガイド
役として同行したミャンマーでの珍道中エッセイである。

軍事政権下のミャンマーを日本の江戸時代に模して政治背景を解説している
ので、少々複雑なミャンマーの勢力構図も...続きを読む分かりやすい。

そして、非常に怪しい日本人ふたりの監視役が軍情報部。これが本書の
タイトルになっている柳生一族なのである。

でも、全然怖くないし、これが軍政国家の情報部なのかと思うほどの
へたれぶりを発揮するのだ。

ミャンマーに非合法入国すること8回、時にはアヘン栽培の地に半年も住み
着き、その栽培・収穫に携わった著者だけあってミャンマー情勢の分析には
鋭いものがある。

でも、お堅い話ではなく、かなり砕けた書き方をしているのですんなりと
頭に入って来る。

著者も著者だが、その上を行くのが船戸与一だ。あのミャンマーで、誰彼
構わず「スー・チー女史は好きか?」と聞くわ、いきなり麻薬王に会いに
行くとか言い出すわ。傍若無人にもほどがある。

本書では何が怖いって船戸与一が一番怖かったよ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年05月25日

ミャンマーを、江戸時代に例える……。
う〜む、そう考えると確かにわかりやすい!
現に私は今、もう何度も挫折した高野さんの「アヘン王国潜入記」を読んでますが、柳生の方を読んだ後だと、すんなり入れました。
ミャンマーの人を「柳生」「柳生」言ってるのがもうおかしくてたまらない。
裏柳生とか、柳生家のミソっ...続きを読む子だから三十兵衛とか……。
しかしミャンマーという国は、複雑な事情を抱えたところだったんですね…。
「ビルマの竪琴」(古いな)くらいでしかあまり認識してなかったので、とても興味深かったです。

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Posted by ブクログ 2021年09月21日

読書順として~
「西南シルクロードは密林に消える」⇒「河畔に標なく」⇒「ミャンマーの柳生一族」

正当な順だったと納得☆彡

高野さん、船戸さん、何れも読んできた内容はほぼ外れなく、楽しませてくれた。
船戸さんの作品がもう、読めないのが淋しいけれど。

日本軍の統治、ビルマの竪琴、収容所の実態は一つ...続きを読む前の世代なので詳しく知らないが、アウンサンスー・チーさんは何かとニュースで耳にしたくらいの知識しかなかったビルマあらためミャンマーという国。

不安定な政権と言う位しか解らなかった内情が1作目でかなり頭に入り、位置的に、不安定な情勢に絶えず悩まされ揺れ続いてきたという事が見えた。

この作品の最期にもあるが『この顛末記ルポ』で「河畔に標なく」の中身は出来たようなものだと言う船戸さんの凄さを改めて認識、凄い。確かに中身も血と、怒涛と、性的なものと死体。。凄いけれど何時もの船戸節。

高野さんの文は面白く、ファンには申し訳ないが、そこいらの純文学が霞んでしまうほどに巧みな比喩が健在。漢字で「木が二本で林」「三本で森」になる。それを現実化しているのがミャンマーとは巧い事を言う。
複雑なミャンマー情勢を柳生一族がいた江戸時代、諸藩になぞらえて語っているから分かり易い。

ミャンマー潜入のルポの副産物として「今は亡き船戸氏の人間録」ともなっている。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年06月26日

基本強引に徳川幕府に繋げていくのでちょっと違和感。親しみを持って例えているのは分かるがかえって混乱した。
コンデンスミルクをたっぷり入れたチャイ、飲んでみたい。その茶店の風景と共に味わったら楽しいだろうな。電気が部分的にしか通っておらず、夕陽が沈むと街が赤く染まり闇に包まれていく、終末を迎えたかのよ...続きを読むうな感覚というの、ちょっと興味がある。人々の温かみや、少ない娯楽を堪能しながらゆっくりと時間が流れているミャンマーに想いを馳せた。
お酒の席での話なんかは、人種や言葉や育ち方や住むところが違っても、おじさんはおじさんでみんな一緒なんだと思えて面白かった。

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Posted by ブクログ 2017年05月21日

普通の人は行かないようなところばかりをわざわざ選んで旅をする、辺境作家の高野秀行。コンゴへ怪獣を探しに行ったり、ミャンマーへアヘンを栽培しに行ったりしていた彼が、早稲田の探検部の先輩後輩のよしみで、大作家の船戸与一からミャンマーへ一緒に行こうと誘われます。ミャンマーに合法的に入ったことがなかった高野...続きを読むさん。絶対にブラックリストに載っていると自負していたのに、意外にも入国は簡単に認められ、駄目だと言われたのは船戸さんのほう。作家としての知名度の差らしく、高野さんガッカリ。なんとかふたりとも入国できることになったものの、ミャンマーの某旅行会社を必ず使うようにと指定されます。これがなんと旅行会社に姿を借りた軍情報部、高野さん曰く、まるで柳生一族。ワケのわからん日本人に勝手をさせてたまるかということで、ガイドのふりをした柳生一族が監視役として同行するのでした。高野さんが行けば何でも珍道中に。船戸さんの酔っぱらいぶりも楽しい旅行記。

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Posted by ブクログ 2015年04月15日

サラッと軽く読める。これを読んだらミャンマーへ遊びに行きたくなったけど。同僚のミャンマー人は確かに好い人で、おしゃべりしやすい。

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Posted by ブクログ 2012年04月18日

軍事政権下のミャンマーを柳生家に例える着眼点はさすがですね~。ただ何でもかんでも柳生一族(と江戸幕府)に例えようとし過ぎてやりすぎ感とクドさが少々あります。

秘密のベールに包まれているミャンマーを茶目っ気たっぷりに書かれていて面白いです。

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