高野秀行のレビュー一覧

  • 辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦

    Posted by ブクログ

    辺境作家の高野さんと、日本中世史研究者の清水さんによる、読書会対談。二人の対談はとても面白く、紹介されている本はどれも読んでみたくなります。対談中の用語の多くに脚注が付いているのですが、個人的にはところどころ脚注がツボにはまった。例えば「ピンポンダッシュ」に脚注が付いていたり。高野さんが「おわりに」に書いているのですが、辺境と歴史っていうのは、空間軸・時間軸として自分の立ち位置から離れたところを知ることで、逆に自分が今どこにいるのかを知るために重要な知識なんだということが分かった。それこそが教養。我々は何処から来て何処へ向かうのか、それを考えるために必要なことが教養なんだな。

    0
    2018年11月30日
  • 恋するソマリア

    Posted by ブクログ

     『謎の独立国家ソマリランド』の続編、ということになるだろうか。前作では手始めにソマリアの現状について書かれていたが、本書では更に踏み込んで著者の見たソマリア人ならではのものの考え方や文化について触れている。

     面白い点の一つとして、日本と比較したソマリの人々の気質に関する著者の解釈。国の気質、文化の違いがどうやって形成されてゆくのか、それを鏡として自分達のそれはどうやって形成されてゆくのかが見えてきて面白い。
    「――ソマリの知識人は、漱石や鷗外とは異なり「近代的自我」などには全然悩んでいない。――「イスラム教徒は自分がヨーロッパ人より上だと思っているところがあるからね」とのことだ。イスラムの規範がしっかりしているので、個人がアイデンティティに苦しむ必要がなかったのだ。ましてや、伝統的な氏族社会に生きているソマリ人は「自分とは何者か?」などと問う余地はさらに少ないのだろう。」(p.59)・・・などなど。

     また、後半ではきわめて治安の悪い場所にも赴いており、牧歌的な雰囲気が消し飛ぶところもあるし、新たな時代の波が良くも悪くもこれまでのソマリ世界を破壊してゆく様も見られる。政治的腐敗なども書かれており、こうした異文化が日本から出たらごまんとあるんだろうなと思うと、今こうしてのほほんとキーボードを叩いている日常が、いざとなったら簡単に吹き飛んでしまうんだろうなという気持ちになる。

     好きな小説を読んでいると自分の価値観がどんどん洗練されていくようで、実は単に凝り固まっているだけなのではと思うことがあるので、こうした本はそれをほぐしてくれる素敵な存在。
     そして何より、「本当に何でもあり、ないのは政府くらい」(p.146)と言わしめる場所がこの世界にある、そんな「だからどうした」な事実にワクワクしっぱなしだった。

    0
    2018年11月13日
  • 謎の独立国家ソマリランド

    Posted by ブクログ

    ソマリアという危険極まりない辺境の地で、奥深く完全に現地に溶け込んで取材したからこそ書ける圧倒的なリアリティのノンフィクション。
    普通に面白く読める。

    0
    2018年11月05日
  • 【電子特別カラー版】恋するソマリア

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    氏族が絶対であり、外に向けての愛想はふりまかず、北欧に行っても同胞だけの世界で過ごす。これだけ聞くと内向的な民族に見えるが、ところがどっこいそんな単純な話ではない。期せずして紛争に巻き込まれた体験記など重い話もあるが、いつも通り軽く笑わせる文体でとても読み応えあり。

    0
    2018年11月02日
  • 恋するソマリア

    Posted by ブクログ

    最近はクレイジージャーニーでおなじみ高野秀行氏の、『謎の独立国家ソマリランド』に続く第二弾。前作で色々とお世話になった、地元TV局のワイヤップやハムディも登場する珍道中である。

    今回も北部のソマリランドや南部ソマリアへ渡航しているのだが、前作とは違い一般の家庭を訪問したり、TV局の職員にソマリアの家庭料理を習うなど、高野氏のソマリア愛がどんどん深まって行く様子が非常に面白かった。

    ソマリアといえば戦争と海賊のイメージしかなかったが、このシリーズ作品のおかげですっかり身近な存在になってしまった、今後もぜひ定期的にレポートしていただきたい。

    0
    2018年10月30日
  • 移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活

    Posted by ブクログ

    他国の人と関わる事がとても少なくなりました。世間的にはグローバル化が滅法進んでいますが、僕の生活ではより一層日本人としか接さないのであります。
    そういえば昔はバイト先に外国の方が沢山居たのでいじられたり、一緒にサッカーしたりで結構楽しかったし、友達の奥さんがフィリピン人だったので、友達のフィリピン人たちとみんなで海に行ったりしてとっても楽しかったです。誰も彼も心の垣根が異常に低いのですぐ仲良くなれたのが印象的でした。周囲の人間とと上手くやれなかった頃だったので、とても癒されたのを思い出します。
    食べ物は日本向けにアレンジされた物しか食べたことが無いので、きっと口に合わないんだろうなあと漠然と思っていましたが、この本に出てくる料理が異常に美味しそうで読んでいて唾が湧いてきました。
    途中「移民」という言葉に対する人々の反応が注記として書かれていましたが、国や個人によって反応がまちまちで、ネガティブな意味も内包している言葉なのだろうと思います。当然日本人でも移民という言葉をハッピーな単語として受け止める人はいないでしょうし。
    この本に出てくる人々も色々な事が有ったに違いないのですが、その瞬間瞬間を精一杯生きているなと高野氏の文章からも伝わってきます。色々考え過ぎずチャレンジし、都度都度起こった事に対処していく。いざとなったら仲間やコミュニティー、家族を頼る。健全な人間関係だなと羨望を感じます。
    自分自身、失敗しないように迷惑かけないようにと思って生きています。一回失敗すると失地回復出来ないと実は思っています。こういう事をさらに突き詰めて考え過ぎている人がきっと自殺という道を選んでしまうんだと思います。
    この本に出ている人達のようにしなやかに生きる事が出来たら、もっと世界は広く、明るく、希望に満ちた物に変わっていくのだろうなと感じています。
    ちっぽけな世界で生きている自分も結構好きなんですけどね。

    0
    2018年10月29日
  • 【カラー版】未来国家ブータン

    Posted by ブクログ

    ブータン国民がなぜ世界一幸せなのか?
    それは、「ブータン方式」が機能しているからである。

    本書の中で触れられているブータン方式は、なかなか、いわゆる先進国と呼ばれる日本のような国では見られないシステムと感じる。
    病気一つ直すにも、患者に様々な選択肢が与えられており、病院に通うもホメオパシーのような医療を受けるも自由である。

    選ぶ自由があることによって、その選択肢が間違いだったとしても、自分で選んだのだからと自分を責める時もある。

    けれど、 ブータン方式は違う。


    0
    2018年09月30日
  • 恋するソマリア

    Posted by ブクログ

    読書の魅力のひとつというのが、様々な考え方の人間がいることを知ること、と思っているが、まさにこの本はその魅力を煌々と放っている。
    教科書的な異文化理解でなく、そこにいる人たちに密に関わり、筆者が学びながら綴ったこの本は、まさに異文化恋慕とでもいうべきものである。筆者の努力、苦心が感じられ、ソマリの日常に触れられたときには、その苦労が報われたな、と感動すら覚えた。そうして汗をかき、実際に体験しながら書かれた内容なので、生の感想が伝わってきて面白い。

    しかし、自分が行ってみるのはどうか?と言われれば、やはり怖いので遠慮させていただきたい(笑)

    0
    2018年08月27日
  • 辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦

    Posted by ブクログ

    本書はノンフィクション作家の高野秀行氏と中世史家の清水克行氏の読書対談第2弾。高野氏は以前に「間違う力」を手に取って以来、気になる作家ではあったが、まさかこれほどの教養をお持ちになっているとは思わなかった。高野氏の場合は、(あくまで想像だが)経験が先行しその後に読書によって知識を得ることで教養を身に付けていったと思われ、その経験から得られた教養が見事に歴史の事実と一致していることは驚きの一言に尽きる。本書で紹介されている作品は、お二人の対談を読んでいると、本書で紹介されているどの作品も読んでみたくなるが、どれも読みごたえがあって尻込みしてしまう。まずは手軽な「世界史のなかの戦国日本」あたりを読んでみたいと思う。
    それにしてもタイトルにある「辺境」というキーワードが、これほど人類の歴史にとって重要なものだとは考えたこともなかった。


    ・辺境では異なる文化や物資が交錯しますから、経済活動が活発になって富が蓄積されるんです。

    ・中国人は人材を育成しないっていうんですよ。優秀な人材を見つけてきて、すぐへッドハンティングしちゃうと。そこが農耕民族的ではないと著者のそがぺさんは言うんですよね。要するに、種をまいて辛抱強く育てて刈り入れするという発想ではなくて、遊牧民族的であると。中国では宋の時代で農耕民族的な伝統が途絶えちゃったんだと。

    ・日本では、室町時代に綿を栽培できるようになるんですけど、大量につくれるようになったのは江戸時代からで、それまでは綿布は輸入する一方でしたからね。それに、秀吉が朝鮮から陶工を連れて帰るまで、日本では磁器も自力ではつくれなかったわけだから。そう考えると、この時期の日本は、やっぱり同時代の中国・朝鮮に比べて出遅れていた感は否めないですね。

    ・最近は、「銃・病原菌・鉄」とは「サピエンス全史」などのグローバルヒストリーが流行だが、記述が大味なんですよね。もちろん、疫病とか飢饉とか地政学とか人智を超えた要素を歴史叙述の中に組み込んだという功績は大きいし、そこは面白いと思うんたけど。あんまり出来の良くないグローバルヒストリーって、結局、国家間の主導権争いであり、パワーゲームに終始するじゃないですか。だけど、この「世界史のなかの戦国日本」は、そういうのからこぼれ落ちる世界に目を向けているし、そういう歴史のほうが僕はリアルで面白いと思うんです。

    ・僕が衝撃を受けたのは、その「美の考古学」に書いてあることなんですが、日本列島に限らず、世界各地の土器の造形や文様は、素朴段階、複雑段階、端正段階と三段階で移行していくということですね。
    ・縄文土器は文様の控えめな素朴段階から、ゴテゴテした複雑段階のものへと変わっていって、弥生土器になるともっと機能的な端正段階の形になりますけど、そういう変化は世界中どこでもおおよそ共通していて、なぜなら、同じホモ・サピエンスがつくるものだからという説明になっていますよね。
    ・、これって、現代人も縄文・弥生の人も、ホモ・サピエンスとしては変わりがない、だから現代の認知科学を考古学に応用してもいいっていうことですよね。
    ・僕は文化や価値観と認知は違うものなのかと思ったんですよね。ホモ・サピエンスの認知は心の深いところにあって、文化や価値観はその上に乗っかっているんじゃないと。仕草は文化だから民族によって異なるけど、笑いや怒りみたいな、より動物的な感情は、時代や空間が違っても変わらないものなんだと。ということは、土器の文様やデザインの根本は、文化じゃないということになりますよね。もちろん個々の土器は文化的なものなんだろうけど、縄文土器と弥生土器の違いは認知レべルの違いだと。

    ・遠く離れた場所で似たようなモノがつくられるのは、それらの人たちの心の奥底にある、ホモ・サピエンス普遍の認知原理でつながっている何かが発露したからなんですよね。

    ・、文字から歴史を読み解く場合は、書かれていることがすべて事実だとは考えないんですよね。人はうそをつく生き物だし、何らかの自己主張のために文章を書き残している。たから、あえて書かれていることの裏側を読むとか、主張の背景を探るといった、少しねじくれた、意地の悪い読み方をする傾向があります。古文書を読む研究者の中でも優れた研究者は、むしろ「書かれていないこと」を読むことにエネルギーを注ぐ。そのへんのアプローチが少し違うのかな。

    ・本文の冒頭にいきなり内藤湖南が出てきますからね。「大体今日の日本を知る為に日本の歴史を研究するには、古代の歴史を研究する必要は殆どありませぬ、応仁の乱以後の歴史を知つて居つたらそれで沢山です」(内藤湖南「日本文化史研究」)という文章を引用して、「現代日本語の源流についても、約五百年前、すなわち応仁の乱以降の一五・一六世紀の日本語を眺めれば足りる」と野村さんは言い切っている。

    ・室町期には、流通が発達して、都にいろいろなものが集まってくる、と同時に、都の知識や教養が地方に拡散していった結果、人々が都を目指すようになった。

    ・従来、江戸時代は儒教の社会だと考えられてきたんですが、どうも違っていたようで。むしろ儒教と神道と仏教をミックスした心学みたいなものによって国民道徳がつくられていったと言われているんですよね。

    0
    2018年08月13日
  • 幻獣ムベンベを追え

    Posted by ブクログ

    幻のムベンベを探して探検をする様子が事細かに書かれていて面白い。これがノンフィクションだというのが驚きだ

    0
    2018年08月11日
  • 辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦

    Posted by ブクログ

    辺境と歴史がテーマの図書を提示しての対談。
    高野のあとがきが実に良かった。
    教養とはと云う事なのだが
    「今自分がいるところ」を把握するには「ここではない何処か」を時間(歴史)と空間(旅もしくは辺境)という二つの軸で追求することが有効な手段で、その体系的な知識と方法論を人は教養と呼ぶのではないか。
    全体的に楽しんで読めたが最後のこの文章にはグッと来るものがあった。

    0
    2018年07月29日
  • 間違う力

    Posted by ブクログ

    高野氏の作品はかなり読んだ、どれもハズレが無く非常に面白い。なぜなら絶対に誰も選ばないテーマを、異常なくらい真面目に探究し、そしてわかりやすく伝えてくれるからである。そんな高野作品誕生の裏側を少し垣間見ることが出来た。

    本作にも記されていたが、事前に周到な準備を行うのが、日本人に多いタイプなのかもしれないが、高野氏の場合はあまり先々を考えずに、怪しい人にはどんどんついて行き、何度も痛い目に遭いながら、結果的に作品として成立してしまう。そんな彼の真剣に間違う姿に、僕等読者は中毒的なワクワク感を覚えてしまうのだ。

    でもきっと作品の中で、誰よりもワクワクしているのは高野氏本人なのだと思う。高野作品を一番楽しんでいるのは高野氏自身なのかもしれない。

    0
    2018年07月14日
  • 謎の独立国家ソマリランド

    Posted by ブクログ

    ソマリ世界の事象はとても複雑だが、作者が確認がてら同じような内容を何度も言及してくれるので、大きな混乱もなく読み進められて、なんかありがたい。
    どの内容も新鮮な驚きにあふれていたが、「海賊を雇う際の損益計算」の具体例は圧巻。
    実際に現地に行って生で見ないことにはわからない、というのは本当に仰る通りだと思います。

    0
    2018年06月29日
  • 世界の辺境とハードボイルド室町時代(集英社インターナショナル)

    Posted by ブクログ

    先に「辺境の怪書 歴史の驚書 ハードボイルド読書合戦」という同じ著者同士の対談の本を読んで、それがあまりにも面白かったので第一弾のこの「世界の辺境とハードボイルド室町時代」を手に取った。そもそものきっかけは、ちょうど出版されたばかりの「辺境の怪書〜」が話題の本のランキングの中にあって装丁がその中で断トツにかっこよくて目を引いたからだった。それプラス高野秀行さんをTBSの「グレートジャーニー」で観て興味が湧いたので読むことにした。本文の中で場所や人種などは全く関係なく人間が進化?変化?する過程で多くの共通点があるというのはとても興味深かった。人間が自ら変わっていくのではなく自然にあるいは必然的にその変化が起きている、と。人類史という大きな流れの中で捉えるとそれが意図せずに必然とそうなるということがとても不思議で面白かった。そして本の中で辺境と室町時代のことを専門に扱っている辺境作家と中世歴史学者ということでけして大きな経済圏の分野ではない2人だから、おのおの食べていくための苦労などが、フリーランスとしての大変さなどが書かれていてそこがとても共感した。(自分も一応フリーランス、フリーターみたいなもんなので)、苦労がまざまざと目に浮かぶ。こういった決してメジャーとは言えない、いわばパイの小さい分野で活動する人たちの存在というのは、(自分を棚に上げるようであるが)、非常に大事なことである。やはりメジャーだけに大半の人の意識は向きがちだが、(そういう自分もグレートジャーニーというメジャー番組で高野さんを知った訳だけど)アンチメジャーというわけではないが、それでもやはり人が目にしないようなところにも必ず価値はあると思う。それがインディペンデントの存在意義であるし、多様性と可能性があると思う。文中その世界のプロの人でも、アフリカの友人に対して「もし自分がアフリカに生まれていたら、自殺していたと思う。」というようなすごく想像力の欠如した、傲慢な態度=メジャーな人間が陥りがちの多数派の思考(これは自分自身も注意しなければいけない。その考え方に知らぬ間に陥ってしまう)それは多数派の無意識の暴力といえる。特に日本人にはその考え方が強い、いわゆる常識人の一般常識の普通という概念、これは気をつけたい。自分1人がマイナーとして存在することを恐れてはいけない、卑下する必要もない、またその人たちの気持ちを分かろうとしなければいけないという事は常々考えておく必要がある。また第3弾を是非期待したい。またカッコいい装丁が楽しみだ。

    0
    2018年06月23日
  • 幻獣ムベンベを追え

    Posted by ブクログ

    ヘタしたら死人が出るような探検。
    今の時代だったら大問題になっていたかもしれない。

    それにしてもタフだ。

    0
    2018年06月14日
  • 辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前著ほどの驚きはなかった
    日本史の話が多かったからか
    ゾミアは面白そう
    それとあとがきが素晴らしい

    0
    2018年06月11日
  • 謎の独立国家ソマリランド

    Posted by ブクログ

    ソマリランドの存在は昔から知っていて、当然気になっていて読んでみました。

    当たり前だが、日本の常識、欧米の常識が人間の常識ではない。
    「氏族社会」、この本で初めてそれを知りました。
    決して分かりやすく説明されてはいないけど、今のソマリアを知るうえでの信頼できる相当量な情報が書かれている一冊であることには間違いないだろう。

    0
    2018年06月09日
  • 移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活

    Posted by ブクログ

    なんて面白いんだーっ。
    日本に住む外国人コミュニティの宴会に潜入! 食べ物、酒、旅、好きなものすべてがそろってる!
    国民性、適応のほど、嗜好の多様さよ。それらを尊重し、みんなが住みよい日本でありますように。

    0
    2018年06月03日
  • 間違う力

    Posted by ブクログ

    ソマリランドやアジア納豆の研究で著名な高野秀行さんの本。ソマリランドの研究をしつつ、納豆の研究もする、という事に対して割と疑問だったんだけど、この本を読んでかなり謎が解けた気がする。
    要は、高野さん自身の生存戦略の結果、このような事になった、という事なんだよね。
    本の名前や章タイトルは割とショッキングな物が多い。まねすると危険な物もあれば、まねすると良いこともあり、劇薬と言えば劇薬な本ではあるけど、きちんと使い訳ができる分別のある人は、まねをしてみると良いと思う。高野さんの本は個人的に非常に波長が合うので、他の本も読んでみたいな、とそんなことを思ったり。

    0
    2018年05月28日
  • 世にも奇妙なマラソン大会

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読友さんにお借りした旅エッセイ。真夜中のラブレターのごとき意味のわからないテンションで申し込んでしまった西サハラのマラソン大会、ブルガリアで岩のようなおじさんから優しくされ女性の気持ちになったこと、インドへの再入国のために改名を目論む話、などなど、全部おもしろかった。こんなに失敗してる話なのに、読むと何だか旅はいいなあ、マラソン大会気になるなあ、とか思ってしまう。

    0
    2018年05月15日