あらすじ
サハラ砂漠でマラソン!? ある深夜、ネットでサハラ・マラソンなるサイトを見つけた著者。酔った勢いで主催者に参加希望のメールを送ったところ、あっさりと参加を認める返信がきた。開催まではたった二週間あまり。15キロ以上は走ったこともないランニング初心者の闘いがいま始まる――。表題作のほか、「謎のペルシア商人」など著者の“間違う力”が炸裂する超絶ノンフィクション作品集。
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Posted by ブクログ
書店員が選ぶMBTI別おすすめ書籍なんてXの投稿が目について、ESTPにおすすめらしい本書を読んでみた。
マラソンも、冒険も、難民も、なーーんも興味も知識も無い私だけど、もうめちゃくちゃ面白かった。
完全におもしれー男にメロメロである。
著者の高野さんもすごいけど、ESTPにはこの本がおすすめですよとPOPを作った書店員も同じぐらいすごいわ。
Posted by ブクログ
サハラ・マラソン、面白すぎる。
まず西サハラという世界最大の紛争地があることを初めて知った。地理的な問題と、戦闘が膠着状態であるが故にニュースにならないマイナーな地域について知ることができるのが高野秀行作品の醍醐味だ。
『腰痛探検家』から続けて読んだので、本作でも自分のフィジカルとメンタルについて描写する能力の高さが遺憾なく発揮されており、めちゃくちゃ面白かった。
マラソンを楽しいと微塵にも思わなかったが、本作で初めてその魅力を理解できた。
他の短編も小粒ながら面白い。
Posted by ブクログ
いつも通り面白かった。
もちろん表題作も良かったけれど、とくに好きなのはインド入国のための悪戦苦闘するお話。この直前に西南シルクロードのお話を読んでいたので、さらに楽しく読めた。
Posted by ブクログ
初めて高野秀行さんの本を読みました。
めちゃ面白い!
これを読んでる途中に「怪魚〜」をネットでポチりました。
この方の本を集めたい。
クスクスできる本って素晴らしい
追記
さっきwikiで高野さんを検索したら、誕生日が同じでびっくりしました。凄いな。
Posted by ブクログ
タイトルの「世にも奇妙なマラソン大会」は本書の3分の1くらいで,高野さんのエッセイ集というのがしっくりくる内容.
名前変更物語はかずかず読んできた高野本の中でもトップクラスに笑わせてもらった.
氏の真骨頂は少し寂しさや侘しさを残すような読後感のあるストーリーを描かせる時だと思うんだけど,同級生の友達の話や治験の話でそれを感じることができ,満足の1冊.
高野秀行デビュー作としてはおすすめしないけど,それなりに氏の著作を読んだあとに読むと面白いこと間違いない.
Posted by ブクログ
-何か面白いことはないか
夜中にネットサーフィンをしていてたどり着いてしまったのが、西サハラの難民キャンプで開催される“砂漠を走る”マラソン大会。
直前の申し込みにもかかわらず、ゆる~くエントリーされ、詳しい案内もなく「夜9時マドリッド空港集合」だけ。しかも、マラソンなど経験のない著者。不安を残しながら現地へ飛んだ。
モロッコと対立する西サハラへの援助を求めることがこの大会の趣旨だったようで、ボランティアに慣れている海外の人々に比べ、著者はそんなことには思いが至らない。
難民キャンプといっても、それなりに物資は揃い、対立しているといっても平和な西サハラ。
現地の取材を行いつつも、果たして、砂漠を完走できたのか?
それと、以前インドで強制送還になったことから、再度インドへの入国するために名前を変えよう!という『名前変更物語』など、
高野さんの作品は面白い!
Posted by ブクログ
高野さんの作品には元気をもらいます。西サハラマラソン大会もしかり、ペルシャ人もしかり。ただ、小市民たる自分には、改名をめぐる奥さんとのやり取り(攻防?)に、一番笑わせてもらいました。辺境ルポライターのパートナーを持つって、どんな気分なんだろう。インド入国の方法よりも想像が難しいです。
Posted by ブクログ
世界は広い。そしてこの本の著者も含めて、世界にはいろんな考えを持って行動する一見変わった人たちがいる。いや、変わってると思うのは自分の中の常識の範囲があまりにも狭いからなのかもしれない。
周りの人たちと違う考えを持てるのは、自分の中に何かしらの芯がある人なんだと思う。
わくわくしながら読むことができた。
世界を旅してみたい気持ちにさせてくれる本。
Posted by ブクログ
酔った勢いで西サハラの難民キャンプを走るサハラマラソンに応募してしまった作者。今までに走ったことがあるのは15km程度だというのに、砂漠でのフルマラソンを完走できるのか?
・ブルガリアの岩と薔薇
ブルガリアのバスで隣になった陽気な男。彼に誘われ、彼の家で一泊することになる。ところが彼は愛をささやき始め…。
・名前変更物語
昔、うっかりインドに密入国をしてしまったため、作者はブラックリストに載っている。しかし謎の怪魚ウモッカを探すため、どうしてもインドに行きたい。そこで彼は名前の変更の道を探し始める。
Posted by ブクログ
同僚から筑波山トレイルマラソンに誘われて軽い気持ちで出場し、着ていた加圧スパッツのおかげで太腿が内出血を起こし、ゴール間際で一時うずくまりながらも這う這うの体でゴールし、その後1週間筋肉痛で使い物にならなくなったことを思い出した。「名前変更物語」は声を出して笑ってしまった。「謎のペルシア人」から始まる短編は『世にも奇妙な物語』に通じる怖さを感じた。
Posted by ブクログ
なんの自慢にもならないが、時間に余裕があっても間際にならない
と動き出さないタイプの人間である。まだ真面目に編集者家業をし
ていた頃、締め切りギリギリにならなければ原稿が書けなかった。
明日には先方に渡さないといけないという日の真夜中。ウンウンと
唸りながら資料とにらっめこをしていると、ひらめく一瞬がある。
そこで怒涛の原稿書きに突入する。うんっ、私って天才じゃないか。
これでいいだろう。さぁ、ひと眠り。
起きて自分の書いたものを読み直して愕然とする。腐っているでは
ないか。なんでこんな酷い文章であんなに満足していたのだろう。
あーーーっ、自分のバカバカ~。
このように夜中に何かを閃くと碌なことがない。本書の著者である
辺境作家・高野秀行氏も実は私とご同類だった。ただし、こちらは
ワールドワイドである。
「深夜というのは、人間がろくでもないことに燃え上がる危険な時間
帯である。」
ほろ酔い加減で何か面白いことはないかとインターネットを彷徨って
いた著者が目にしたのは「サハラマラソン」。ランナーが衣食住の
すべてを背負って7日間を掛けて走破するメジャーな方のマラソン
ではなく、モロッコと領有地争いをしている西サハラの難民キャンプ
で行われる、西サハラ支援の為のマラソン大会である。
そしてやってしまうのだ。膨らむ妄想から情熱は暴走し、著者は参加
申請をぽちっとクリックしてしまう。
その顛末を描いたのが本書のタイトルにもなっている「世にも奇妙な
マラソン大会」だ。
実に奇妙なマラソン大会ではあるのだが、もっと奇妙なのは夜中の
出来心で参加申請して、翌日には後悔しているのにマラソンに参加
する為に本当に西サハラまで行ってしまう著者である。
キャンセルすればいいだけじゃんと思うのだが、そこは辺境作家だ。
人が行かないところへ行って、人が体験しないことを体験して来る。
これまでの高野氏の作品もそうなんだよね。
「今ならまだ引き返せる」ってところはいくつもあるにに、一度間違えた
ら立ち止まりも修正もせずに、そのまま突っ走る。だから、この人の書く
作品は面白いんだけどね。
最長でも15kmのジョギングしたことがない人間の初マラソンなのであ
る。それも砂漠で。もうこれだけで間違ってるんだよね。それなのに
完走してしてしまうのだから凄い。
作家・船戸与一氏の取材旅行に同行した珍道中『ミャンマーの柳生
一族』でもそうだったのだけれど、おかしさの中に西サハラの置かれ
た環境や、旧宗主国スペインの人々が西サハラの難民を支援する
様子なども伝えてくれる。
他にもブルガリアへ向かうバスの中で出会ったおじさんに口説かれ
たり、2度の強制送還処分を受けたインドへ入国する為に改名作戦を
敢行しようとしたり、インドで出会った謎のペルシア商人の話など、
どうしてここまでおかしなことに巻き込まれるのかと思うほどの作品が
収録されている。
実は好きなんだよね、高野氏の作品。「おかしくてためになる」んだな。
そして、「こんな旅もいいかも」と読んでいる最中は思う。だが、読み
終わって冷静になると、「間違った力」を全力で発揮出来るのは、
この人の専売特許だわと思う。
本当は立て続けに高野氏の作品を読みたいんだけれど、中毒性が
強そうなので積んだままにしている本の山から時々引っ張り出して
読むのがいいのかも。
Posted by ブクログ
ずっと積読してた本
面白いとは感想などで見ていましたが、、、
破天荒すぎてレベルが違う!!
いろんな基準がズレてるとしか言いようがなく
だからこそ人と違うことができるんだなって
ただ破天荒なだけじゃなくて、世の中の情勢にも焦点が当てられていて
とてもためになる所もあります!
インドに入国するために奥様と離婚を考える
「名前変更物語」は奥様に同情しました
たかのてるこさんも高野秀行さんも
旅で人と出会う達人って感じですが、
「たかの」という名字には何かあるんでしょうか?笑
Posted by ブクログ
焼酎お湯割りで寛ぐ晩。ネットを巡って辿り着いたサハラ砂漠を駆け抜けるマラソン大会。手が勝手に動き、参加の意志を告げるメールを打つ。朝起きて後悔してももう遅い。集合場所を告げる返信がある。開催まで3週間足らず。行けない理由は何もない。普段のジョギングは最大15km。42kmの熱砂の道。果たしてゴールはできるのか…男に誘われ口説かれて、人体実験のバイトで満州出征の話を聞く。タイのホテルでItを感じ、沖縄の修学旅行で皆が巨人をみる。中米の村で寝床に入ってくる女性たち。笑いに怪かし。楽しくてタメになる(?)一冊。
Posted by ブクログ
こりゃ面白い。
エッセイというか、ノンフィクションというか
面白おかしくまとめている短編の逸品。
マラソンはもとより、その他の話もいい。
今まで読んだ体験談の中ではトップの面白さ。
オススメ。
Posted by ブクログ
高野秀行さんの著書、これが4冊目となる。
相変わらず面白い。経験している出来事が図抜けて破天荒ということは言うまでもないが、やはり伝える力が素晴らしいのだろうといつも感心するばかりである。
冒頭にあった「私には”間違える力”がある」という言葉。高野さんの本を何冊も読んでいる人であればなるほどなと思う。確かに間違えている、驚くくらいに。
でも何でも突き抜けてしまうとそう感じないから不思議である。それでいて、間違いに途中気付くことがあっても「私には途中でやめるという機能が備わっていない」と言い放ち、更にやりすぎてしまうというからすごい。。
表題作である「世にも奇妙なマラソン大会」他、今回もたくさんのおもしろ話が書かれている。表題作もおもしろかったが、個人的には「名前変更物語」が秀逸。
入国禁止になっているインドになんとかして行くために、自分の名前を変更しようと画策する著者の行動が描かれているのだが、最高に笑ってしまった。
毎度思うがここまで自分の思いに正直に行動できる著者がうらやましくて仕方がない。また次の本で素敵な話に出会えることを楽しみにしている。
Posted by ブクログ
サハラ砂漠を走る、という、とんでもない大会は、実際毎年開催されているらしい。この参加費等がサハラ支援資金にもなっているという仕組みだ。それにしても、過酷な砂漠で過酷なマラソンだ。著者の筆を通して、一度砂漠を走ってみませんか?
美容院のお供に
美容院での時間つぶしに軽く読める電子書籍を、と準備したのがこの本です。ネットでお薦めされていたので選んだのですが、恥ずかしながらこの作家さんを存じ上げず誰なんだろう?と少しの不安を抱えて読み始めました。が、楽しかったです。お陰で苦痛でしかない美容院での時間が楽に過ごせました。
Posted by ブクログ
幻獣を探しに行ったり、日本ではほぼ知られていない謎の国に出かけて行ったりと好奇心の赴くままに旅する高野さんが今回向かったのはサハラ砂漠でのマラソン。始まりは深夜の酒がもたらす謎の高揚感でも、最終的に西サハラの民族問題とフルマラソンの達成感で見事に着地する姿はすごい。他にもインドに入国するために奔走する名前変更物語や偶然同じバスに乗り合わせたおっさんに迫られる話など、全てノンフィクションで、わが身に置き換えると怖い話なのに、でも笑える深みのある一冊でした。
Posted by ブクログ
事実は小説よりも奇なり。
深夜のテンションで砂漠のフルマラソンに挑戦し、民族独立運動に思いを馳せる。謎のおじさんに優しくされ、男性と女性について考える。名前を変えるためにあらゆる手を尽くし、名前という制度に物申す。
表題作の「世にも奇妙なマラソン大会」は西サハラでおこなわれるマラソン大会。動きがない西サハラの難民問題をアピールするための大会である。そこにスペイン語が響く理由とは。砂漠なだけに蜃気楼のオアシスのようなマラソン大会の印象をもって終わるが、西サハラのことはしっかりと心に刻まれた。
著者の毎日は、出会いと発見の日々だが、それは著者がいわゆる辺境へ行くからではない。どこであっても、著者の目から見ると、常識を揺さぶられる発見があるのだ。「ときどき意味もなくずんずん走る」著者の持つ「間違う力」によるものである。
著者が指摘するテーマは、いまだに世界が解決できていない大きな課題につながっている。しかし、そのような重さを感じさせない文章が読者を引っ張り、ずんずん読み進めていくことができる。
Posted by ブクログ
舞台は西サハラ。アフリカの多くの国が承認しながら、欧米の大国はその独立を承認せず、モロッコが実効支配している。最近、アメリカが西サハラをモロッコの領土だと認めたというニュースを見た。そんな西サハラを支援するための砂漠のマラソン大会に出ることになった著者の体験を面白おかしく書いている。
その他、短編のエッセイも所収されているが、これが中々味わい深い。
高野秀行は、行動も破天荒だが、文章も面白い。
Posted by ブクログ
表題のマラソン大会を本編に、その他、数篇の短編集(とは言えないほど短いものもあり)。
この本編後の短編が面白くて、離婚と改名の件はやり取りがくだらなすぎてゲラゲラ笑いながら読んだ。
ほかにも、ブルガリアでのゲイのオッサンとのやりとりも軽快。
Posted by ブクログ
読友さんにお借りした旅エッセイ。真夜中のラブレターのごとき意味のわからないテンションで申し込んでしまった西サハラのマラソン大会、ブルガリアで岩のようなおじさんから優しくされ女性の気持ちになったこと、インドへの再入国のために改名を目論む話、などなど、全部おもしろかった。こんなに失敗してる話なのに、読むと何だか旅はいいなあ、マラソン大会気になるなあ、とか思ってしまう。
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ちょっと日常に疲れて休憩したい時、著者高野さんの本以上にうってつけの本は無いのでは。そんな思いを新たにした本でした。面白くて読みやすい文章ですし、中篇3つ+短編いくつかと、ボリュームも手頃です。
表題作は、誰しもがやっている?夜中のネットサーフィンで「アフリカ・中東 マラソン」と検索したコトをきっかけに、15km以上走ったコトのない著者がサハラ砂漠のマラソン大会に出場する、というとんでもない話。
しかも「西サハラ」からの難民キャンプで行われ、参加者もボランティアの位置づけとなると、凄い大会になるのでは…と思うのですが、著者はライターとして、どうやって西サハラ(隣国モロッコから弾圧を受けて難民が出ている不遇の国家なのです)をアピールするようなエンターテイメントを創り上げるか悩む訳で、大変なお仕事ですよね。。
マラソンの本筋をあまりここで話すと面白くないので割愛しますが、個人的には「大スペイン共栄圏」という考えが面白かったです。ノブリス・オブリージュ的な何かなんでしょうか。とりあえずスペイン語、改めて勉強しようかな。
他の作品も面白く、「名前変更物語」に至っては日本(というか東京)を全く出ていないのに、どうしてこうも変わったコトができるのか。
解説も的確。「文章力と説明能力の高さがタダモノではない小学生男子」って、ちょっと笑っちゃうけど素敵な存在です。
Posted by ブクログ
「深夜というのは人間がろくでもないことに燃え上がる危険な時間帯。翌朝の気分がわからないから、妙なものにひっかかってしまう」。高野さんはサハラ砂漠でおこなわれるマラソンのサイトを見つけ、応募。15キロ以上走ったことがないくせに、砂漠でのフルマラソンにチャレンジしてしまう無謀さ。やっぱりこの人、おもしろすぎる。ミャンマーからジャングルを歩いたら、いつのまにかインドに密入国したことになっていて、入管のブラックリストに載ってしまった高野さんが、なんとかインドにまた入国できるようになりたいとあの手この手を考える名前変更物語も可笑しいです。
Posted by ブクログ
間違った方向に来たことを後悔しながらずんずん進んでいく姿勢が読んでて楽しい。マラソン経験ないところからのサハラマラソン。その他、これは怪しいぞって気づくのに引き返さない逸話の集合体。
Posted by ブクログ
2018年11冊目。ユニークというか、マニアックな旅をする著者。純粋に面白いルポでは終わらず、民族主義やら国際関係やら、勉強になります。西サハラについて、詳しく知りたくなりました。
表題作がそんな感じの一方、アジア・アフリカ奇譚集のような、「不思議な体験談」にも引き込まれました。世にも奇妙な物語的な出来事というか。
自分の身の回りにも、おかしな出来事はちらほらあるのだから、こんなに広い世界の中では、奇妙な出来事がきっといっぱいあるはず。
なかなか遠出できないからこそ、本ってありがたい。疑似体験できます!
Posted by ブクログ
砂漠でのマラソンなんてものが存在することを知らなかった。ヒョイと行けちゃうのが凄い。
みんなでルートを修正し助け合いながら砂漠を走っているのが、個人競技なのにチームプレイになっていて面白かった。
絶対走りきれないと思ったのに、本当にここぞという時に神がかった運を持ち合わせている気がする。
外国語ができないのがコンプレックスって書いてあったのには驚いた。話す気のある人と意思疎通できているなら何も問題はないような気がした。
その他の短編も興味深く、こういう細かい話が他にも沢山あるんだろうなと思うし読んでみたい。
Posted by ブクログ
若い頃から世界各地と飛び回り実際に経験したことを本にしているライターで、今回は西サハラ地区で開催されるマラソン大会に参加したという内容だった。
西サハラ地区自体聞いたことある程度であったが、モロッコから独立できず停戦状態にある地域で、そういういきさつからモロッコはアフリカで唯一アフリカ連合に所属していない国となっている。
そんなモロッコから独立を目指すイベントの一環として開催された砂漠の中のマラソン。
非常に面白く描かれており、その地域にことも知ることができ面白かった。