高野秀行のレビュー一覧
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夏に買った本ですが、一度最初の方だけ読んで「あんまり・・・」と思って積ん読状態にしてありました。
年に数回訪れる私の中の「在庫一掃キャンペーン」の季節が来て読み始めたところ、あっというまでございました。
夏には、なぜあんなに読みにくかったんだろう…。
コンゴの暑さと夏の暑さが重なって、暑苦しかったんだろうか。
ネッシーみたいな幻の生き物、「ムベンベ」を探しに出かけた早大探検部+α。
最初は私も、「本当にムベンベ、なんているのかなぁ。探検部の人たちは見つけられるのかなぁ」と、そっちの方を気にして読んでいたのですが、だんだんムベンベなんてどうでもよくなり、コンゴの人々と日本人とのやりとり、ドクター -
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現在約200万以上の海外由来の方が住んでいるが、日本の各地に多種多様のそれぞれの場所に大きなコミュニティを作り過ごしている。
タイ、イラン、フィリピン、フランス、中国、ムスリムの人々、ブラジル、インド、ロシア、朝鮮、スーダンの方の食をテーマにあげて、ルポをされている。
今までになかった視点であり、彼らが意外と日本に馴染み、日本食も好きになって高頻度で食べているのが興味深かった。
東北で震災を経験されて、亡くなってしまった方もけっこういる。
また、帰国していく人が多い中、日本に残り、逞しく生きている様子も書かれていた。
最近話題になっているムスリムのハラル食だが、血抜きの方法も上手く、かなり美味 -
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まさかのエチオピアでもカートを噛みまくる高野さんがいい。本書に出てくる食べ物と飲み物すべてが美味しそうに思えないのも面白い。コンソもデラシャも、あらゆる虫に咬まれながらほぼ外のような環境で寝泊まりしているのだから、日本人とは桁違いの免疫力の高さを持っていそうだ。
お酒を主食にする民族と聞くと、最初に頭に浮かぶのはビールだが、実際に摂取しているのはチャガやパルショータという聞き慣れないものだった。高野さんはWHOのアルコールへの警告や健康懸念も取り上げていたので、私も気になって調べた。
まずパルショータと一般的なお酒は役目が違う。パルショータは発酵した主食を液体で摂っている。お酒の場合はあく -
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日本以外にも納豆ってあるの!?と驚きから読み始めたが、なかなかボリューミーな本なので
・シャン州界隈の納豆の作り方、はいはい、あぁさっきのと同じだ、わかりますよ…
・そりゃ納豆あるよね、お酒がいろんな地域で作られるのと同じだよねなんか納豆は日本のものと思ってたごめんなさい…
と、気づかないうちにコペルニクス的転回を迎えていて、第10章以降は集中して読めず終了しました。
※おもしろくないわけじゃないです
著者も納豆をめぐる旅の中で価値観が変わっていて、「日本の納豆って、納豆なの?」っておそろしい疑問がわくとこまでいくのがおもしろく、すごい。
また、日本の納豆の歴史も探究するにあたり出てきた精進魚 -
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筆者の未知の国での体験とそこでコミュニケーションを取るための語学の習得方法や考え方を学べる本。普通の人では経験しないようなことを目的に各地に飛び込んで行き、そこのストーリーを知れるということで非常に興味深い本であった。
語学の習得については、やはり現地のリアルな言葉になれるということが一番だと改めて理解する。例えば英語を勉強しようとすると、文法や言葉の日本語での意味、体系的な読み方などを丁寧に学ぼうとするが、それはそれで良いかもしれないが、手っ取り早く効率的に学ぶにはもっと良い方法がある。教材に載っているようなものや作られた音源ではなく、リアルにネイティブが使っている言葉、言い回しを何度も繰り -
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納豆
それは人によっては「足の匂いがする」とまで評する、実に食べ方のバラエティに富んだ栄養ある食材である
勝手に日本独特の物と思っていたが、納豆菌を利用した生成は各国にあり、この本は納豆の記録と研究から世界を見つめる本だ
人の本棚で勝手に気になり購入したのできちんと把握していなかったが、高野さんの著書だった
さすがの面白世界不思議発見本
関係無いが「まぼろしの納豆」という商品がある
大変な矛盾だ。売っている、流通に乗せた段階で幻でも夢でもない
この本に載っているのはまさに幻
是非、「隠れキリシタン納豆」という単語に興味を覚えたのなら読んでみて欲しい
きっと読後は出てくるどれかの納豆が粘り強く -
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語学意欲と海外に行きたい欲が煽られる!^_^!
語学の話と旅の話で進むのでとても楽しかった。
中でも、コミュニケーションの為の語学と親しくなる為の語学の話や正しい文法より通じればいい楽しさ、テキストより誰でも良いからネイティブの人に現地の話し言葉を学ぶ、と言ったところの話が良かった。
たまたま同時並行で読んでいたオードリータンの本にも、正しい英語は必要ないと書いてあって、文法が正しいか間違っているかばかりに頭をとられるより、間違っていたらいたで、それでも相手に通じると。
そして、この著者も言うように相手も助け舟を出してくれてコミュニケーションが成り立つと。
と、語学能力が残念過ぎる私の感想 -
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ネタバレ酒を主食とする人々
エチオピアの科学的秘境を旅する
著者:高野秀行
発行:2025年4月7日
本の雑誌社
タイトルは比喩表現ではない。主食のように酒をよく飲む人々、ではなくて、本当に1日3食以上、食事として酒を飲んで生きている人々がエチオピア南部にいる。今回は二つの少数民族が住む村を訪ねるのだが、どちらも小さな子供から老人まで、食事として酒を飲む。ソルガムというイネ科モロコシ属(日本ではコーリャン、モロコシ、カカキビとも)の穀物(世界五大穀物の一つ)を発酵させた酒を飲む。固形物としては、ソルガムで作った団子(みたらし団子ほどの大きさ)と豆を食べるだけ。
早稲田大探検部出身のノンフィクショ -
Posted by ブクログ
タイトルから勝手に、その地域の環境に適応するために、お酒を飲むようになったのでは?と思っていたけど、そうでもないらしい。
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彼らは決して「遅れている」わけではない。「自然と共生している」わけでもない。コンソ人もデラシャ人も強烈なデベロッパーであり、自然と作り替え、コントロールしようとしていた。酒を主食とする食生活もやむおえずそうなってしまったわけではなく、意識的につかみとったものだろう。その意味では現代の日本人や西洋人と同じだ。ただ、「進んだ方向性が違う」のである。だから、西洋文明が世界基準になってしまった今、「遅れている」ように見えるだけだ。
こういう見方ができるようになりたいと思 -