高野秀行のレビュー一覧

  • 幻獣ムベンベを追え

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    夏に買った本ですが、一度最初の方だけ読んで「あんまり・・・」と思って積ん読状態にしてありました。
    年に数回訪れる私の中の「在庫一掃キャンペーン」の季節が来て読み始めたところ、あっというまでございました。
    夏には、なぜあんなに読みにくかったんだろう…。
    コンゴの暑さと夏の暑さが重なって、暑苦しかったんだろうか。
    ネッシーみたいな幻の生き物、「ムベンベ」を探しに出かけた早大探検部+α。
    最初は私も、「本当にムベンベ、なんているのかなぁ。探検部の人たちは見つけられるのかなぁ」と、そっちの方を気にして読んでいたのですが、だんだんムベンベなんてどうでもよくなり、コンゴの人々と日本人とのやりとり、ドクター

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    2023年08月29日
  • 怪しいシンドバッド

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    気分が凹み気味の時には高野秀行の本を読みたくなります。
    辺境ライターを自称する彼の本を読めば、自分も旅をした気分になれます。
    彼の旅はいつもメチャメチャですが、ほんと面白いです。
    怪獣を探しにコンゴへ行ったり、「幻の幻覚剤」を探しに内戦盛んなコロンビアへ単身乗り込んだり・・・。
    無鉄砲で危険な旅をしてますが、彼は各国の言語を身につけているので、いろんな人と出会い助けられて、無事に日本へ帰国できてます。
    夕食直前に中国のトイレの話を読んだので、食欲が失せました。
    面白かったですが ・・・笑
    中国の土楼はいつか見に行きたいですね〜!

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    2009年10月04日
  • 移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活

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    現在約200万以上の海外由来の方が住んでいるが、日本の各地に多種多様のそれぞれの場所に大きなコミュニティを作り過ごしている。
    タイ、イラン、フィリピン、フランス、中国、ムスリムの人々、ブラジル、インド、ロシア、朝鮮、スーダンの方の食をテーマにあげて、ルポをされている。
    今までになかった視点であり、彼らが意外と日本に馴染み、日本食も好きになって高頻度で食べているのが興味深かった。
    東北で震災を経験されて、亡くなってしまった方もけっこういる。
    また、帰国していく人が多い中、日本に残り、逞しく生きている様子も書かれていた。
    最近話題になっているムスリムのハラル食だが、血抜きの方法も上手く、かなり美味

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    2026年04月24日
  • 酒を主食とする人々

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    まさかのエチオピアでもカートを噛みまくる高野さんがいい。本書に出てくる食べ物と飲み物すべてが美味しそうに思えないのも面白い。コンソもデラシャも、あらゆる虫に咬まれながらほぼ外のような環境で寝泊まりしているのだから、日本人とは桁違いの免疫力の高さを持っていそうだ。

    お酒を主食にする民族と聞くと、最初に頭に浮かぶのはビールだが、実際に摂取しているのはチャガやパルショータという聞き慣れないものだった。高野さんはWHOのアルコールへの警告や健康懸念も取り上げていたので、私も気になって調べた。

    まずパルショータと一般的なお酒は役目が違う。パルショータは発酵した主食を液体で摂っている。お酒の場合はあく

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    2026年04月22日
  • ワセダ三畳青春記

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    青春記の双璧を成すのは本書と『ショージ君の青春記』。どちらの著者も早稲田大学を、高野秀行氏は「探検部」、東海林さだお氏は「漫画研究会」に永らく所属し大学は中退している。バカらしくも必死に楽しむ青春の一コマを生き生きと著している青春群像。振り返れば、あの時代があったから二人の今がより輝いているのかもしれない。

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    2026年04月17日
  • 間違う力

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    読んでいて何を読んでいるのか訳がわからなくなる。
    バカエピソードの数々は面白いけど、これを取り入れてみよう!的な気づきはほぼ無くて空虚な気持ちになった。
    社会的なしがらみにガチガチになってる人は救われそう。
    第九条「奇襲に頼る」は良かった。ネガティブな体験も武器になるという考え方は高野秀行らしい優しさが満ちていてグッとくる。

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    2026年04月04日
  • 幻獣ムベンベを追え

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    変化のないテレ湖で探検隊メンバーが疲弊していく様子を読んで「そうだよね、出てくるかどうかわからないモノを“待つ”ってつらいよね」と思った。

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    2026年03月31日
  • 謎のアジア納豆―そして帰ってきた〈日本納豆〉―(新潮文庫)

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    日本以外にも納豆ってあるの!?と驚きから読み始めたが、なかなかボリューミーな本なので
    ・シャン州界隈の納豆の作り方、はいはい、あぁさっきのと同じだ、わかりますよ…
    ・そりゃ納豆あるよね、お酒がいろんな地域で作られるのと同じだよねなんか納豆は日本のものと思ってたごめんなさい…
    と、気づかないうちにコペルニクス的転回を迎えていて、第10章以降は集中して読めず終了しました。
    ※おもしろくないわけじゃないです
    著者も納豆をめぐる旅の中で価値観が変わっていて、「日本の納豆って、納豆なの?」っておそろしい疑問がわくとこまでいくのがおもしろく、すごい。
    また、日本の納豆の歴史も探究するにあたり出てきた精進魚

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    2026年03月21日
  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)

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    筆者の未知の国での体験とそこでコミュニケーションを取るための語学の習得方法や考え方を学べる本。普通の人では経験しないようなことを目的に各地に飛び込んで行き、そこのストーリーを知れるということで非常に興味深い本であった。
    語学の習得については、やはり現地のリアルな言葉になれるということが一番だと改めて理解する。例えば英語を勉強しようとすると、文法や言葉の日本語での意味、体系的な読み方などを丁寧に学ぼうとするが、それはそれで良いかもしれないが、手っ取り早く効率的に学ぶにはもっと良い方法がある。教材に載っているようなものや作られた音源ではなく、リアルにネイティブが使っている言葉、言い回しを何度も繰り

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    2026年02月26日
  • 酒を主食とする人々

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    高野秀行さんの本は、おそらく自分が生涯行かないであろう場所に生きる人の文化や姿が描かれていて面白い。さらに、当人は大変だと思われるが、様々なトラブルのエピソードも面白い。
    本著も酒を主食にする民族というとても興味深いテーマだが、その行程ですでに色々ある。エチオピアのデラシャ民族がそれに当たるのだが、個人的にはその前に行ったコンソ民族の話が良かった。ホームステイ先の長女アルマナさん、幸せな人生を送ってほしいなぁ。

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    2026年02月11日
  • アジア未知動物紀行 ベトナム・奄美・アフガニスタン

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    ベトナムの話では「日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか (講談社現代新書)」を思い出した。妖怪、、とも違うけど似たニュアンスもあるような。奄美の話では屋久島の「げじべえ」を思い出した。ずいぶん昔に屋久島の精霊(?)を辿るツアーに参加したことあって、現代日本とは違う世界観が楽しかった。アフガニスタンの話は凶暴で怖いわ。

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    2026年02月08日
  • 酒を主食とする人々

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    酒を主食にする民族がエチオピアに実在するという。
    その実体を体験しに行ったタカノさんの珍道中。
    そもそも成田空港で飛行機に乗る前からおもしろい。エチオピアに到着してからも面白い。
    その環境を面白いと思える力がすごい。何より登場する人々が魅力的だった。
    そして、力強いルポルタージュだった。

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    2026年02月06日
  • あのとき死なずにすんだ理由 あの日、あのとき、あの場所で感じた理解不能な恐怖

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    高野秀行さんと平山夢明さんの対談が面白くて、高野さんの本を読みたくなりました。
    この何とも言えない実録なのかそうじゃないのかのホラー具合は好き。

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    2026年01月10日
  • 幻のアフリカ納豆を追え!―そして現れた〈サピエンス納豆〉―

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    納豆
    それは人によっては「足の匂いがする」とまで評する、実に食べ方のバラエティに富んだ栄養ある食材である
    勝手に日本独特の物と思っていたが、納豆菌を利用した生成は各国にあり、この本は納豆の記録と研究から世界を見つめる本だ
    人の本棚で勝手に気になり購入したのできちんと把握していなかったが、高野さんの著書だった
    さすがの面白世界不思議発見本

    関係無いが「まぼろしの納豆」という商品がある
    大変な矛盾だ。売っている、流通に乗せた段階で幻でも夢でもない
    この本に載っているのはまさに幻
    是非、「隠れキリシタン納豆」という単語に興味を覚えたのなら読んでみて欲しい
    きっと読後は出てくるどれかの納豆が粘り強く

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    2026年01月06日
  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)

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    語学意欲と海外に行きたい欲が煽られる!^_^!
    語学の話と旅の話で進むのでとても楽しかった。
    中でも、コミュニケーションの為の語学と親しくなる為の語学の話や正しい文法より通じればいい楽しさ、テキストより誰でも良いからネイティブの人に現地の話し言葉を学ぶ、と言ったところの話が良かった。

    たまたま同時並行で読んでいたオードリータンの本にも、正しい英語は必要ないと書いてあって、文法が正しいか間違っているかばかりに頭をとられるより、間違っていたらいたで、それでも相手に通じると。
    そして、この著者も言うように相手も助け舟を出してくれてコミュニケーションが成り立つと。

    と、語学能力が残念過ぎる私の感想

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    2025年12月29日
  • あのとき死なずにすんだ理由 あの日、あのとき、あの場所で感じた理解不能な恐怖

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    大使館職員も参加する娯楽としての殺人ショー。70越えの元立ちんぼが若い子に語る身の上話。ドリンクバーを飲みながら追及する夫の不倫相手。戸建て賃貸の大広間に潜む、人ならぬ隣人。縊死体の靴下に挟まれた切符サイズの遺書。梱包体となった殺された少女に欲望を向ける男。推し活する野球選手を射止めるヒゲのおばさん。タクシーの乗客となった巨大な足を持つ妖怪女。死んだはずなのに電話をくれた霊能者。トンネルで願いを叶えてくれると噂される轢断死した女子中生。……真冬に味わうホラー。生き残れるのは、恐怖を感じる力があるから。

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    2025年12月29日
  • 酒を主食とする人々

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    ネタバレ

    酒を主食とする人々
    エチオピアの科学的秘境を旅する

    著者:高野秀行
    発行:2025年4月7日
    本の雑誌社

    タイトルは比喩表現ではない。主食のように酒をよく飲む人々、ではなくて、本当に1日3食以上、食事として酒を飲んで生きている人々がエチオピア南部にいる。今回は二つの少数民族が住む村を訪ねるのだが、どちらも小さな子供から老人まで、食事として酒を飲む。ソルガムというイネ科モロコシ属(日本ではコーリャン、モロコシ、カカキビとも)の穀物(世界五大穀物の一つ)を発酵させた酒を飲む。固形物としては、ソルガムで作った団子(みたらし団子ほどの大きさ)と豆を食べるだけ。

    早稲田大探検部出身のノンフィクショ

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    2025年12月18日
  • ワセダ三畳青春記

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    学生時代から11年過ごした野々村荘の住民たちとの記録。途中ぐだぐだしてたけど最後はキレイにまとめたところが良かった。

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    2025年11月26日
  • 酒を主食とする人々

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    タイトルから勝手に、その地域の環境に適応するために、お酒を飲むようになったのでは?と思っていたけど、そうでもないらしい。


     彼らは決して「遅れている」わけではない。「自然と共生している」わけでもない。コンソ人もデラシャ人も強烈なデベロッパーであり、自然と作り替え、コントロールしようとしていた。酒を主食とする食生活もやむおえずそうなってしまったわけではなく、意識的につかみとったものだろう。その意味では現代の日本人や西洋人と同じだ。ただ、「進んだ方向性が違う」のである。だから、西洋文明が世界基準になってしまった今、「遅れている」ように見えるだけだ。


    こういう見方ができるようになりたいと思

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    2025年11月25日
  • 世界の納豆をめぐる探検

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    納豆すきな息子が
    好きかなーと。

    世界には納豆を食べる人が
    こんなにいたのね!

    どの国でも
    納豆が貴重なタンパク質として
    そして
    来客者に振る舞うご馳走でなく
    普段の家族で囲む食卓の料理として
    食べられている。

    なるほどなー!

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    2025年11月05日