高野秀行のレビュー一覧
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試し読み
Posted by ブクログ
ソマリランドというとそういや一時話題になってた。ソマリアとソマリランドじゃ全然違うんだとか、アグネス・チャンが行ったとかなんとか。まぁでも総じて、あそこヤベーって感じな煽りがメインで、でもなんか写真もないし、皆さん又聞きっぽいし、話半分って感じではあったけど、実際のところどうなんか、ってのはあった。まぁそんな深く考えて気にしてはなかったけど、こうやって読んでみると、とりあえずこのおっさんおもろいな、と。ソマリランドとか周辺のことが何となく分かるけど、結局のところはそれを楽しく読ませなきゃしょうがないんであって。文字で読む分には、ふーん、てとこだけど、実際に体験したら大変だったって次元じゃないな
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Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
探検部の先輩・船戸与一と取材旅行に出かけたミャンマーは武家社会だった!二人の南蛮人に疑いを抱いたミャンマー幕府は監視役にあの柳生一族を送り込んだ。しかし意外にも彼らは人懐こくて、へなちょこ。作家二人と怪しの一族が繰り広げる過激で牧歌的な戦いはどこへ…。手に汗握り、笑い炸裂。椎名誠氏が「快怪作」(解説)と唸り仰天した、辺境面白珍道中記。
今僕が一番偏愛している高野さんは、とにかく色々な冒険をしているのですが、場所がとか世界情勢がという以前に、現地の人達に対する愛情がほとばしり出ていて、笑いながらもとってもジンとくる文章を書くお方です。今回も行動を共にした政 -
Posted by ブクログ
似てると思われ括られて対談することになったが、アプローチから何から違うので似てないのだけれど、という2人。とはいっても、読み手としてはそれがいいんだけれどね。お互いの特徴とか考え方とかどっちもが面白い。たくさんあるエピソードから取捨選択されパッケージされてると思うといろんな本もう一度読みたくなる。冒険探検にまつわる本も紹介されてて2人が、「これ本当なんですかねー?」とかいってて面白い。2人の本読んでて感じる「どうやってるんやろ」がめいっぱい解説されてて、この対談本を入り口にいろいろ読むのもいいけど、たくさん読んだ上で対談で疑問の答え合わせするほうがオススメかも。
高野さんの文章が軽すぎる?じゃ -
Posted by ブクログ
ネタバレ「謎の独立国ソマリランド」の続編
ソマリをより深く知ろうという著者の情熱はつきない。
美人ジャーナリスト ハムディーへ恋慕の念もつきない。
カートを食べて、ソマリランド人と和みたい。
ソマリランドに対する熱情が 意味もなく高野さんを突き動かす。
行ったことのない地方もみる。できるだけ現地の生活を
体感する 料理をならう。など
なんとかこじ開けて 入り込んでいく。
その執念が実り 最後は テロの標的に・・・・
なんとも 凄まじい異文化体験。
全くちがう 文化でも 同じような考えがあったり
なかったりで、納得したり、驚いたり、恥じ入ったりしながら
高野さんは 人類の営みについて -
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医薬品研究の会社を経営する知人の依頼で、ブータンの生物資源を調査するというのが今回の旅の目的。しかし高野氏がその任務を引き受けた背景には雪男の存在が…。旅の相棒はブータンのエリート公務員なのだが、高野氏の勘違いや暴走っぷりは普段通り相変わらずだ。
生物資源調査を口実に、現地の人々から雪男の情報を漁りまくる高野氏だったが、次第に興味がブータンの国民や民俗に移って行くのが大変面白かった。高野氏自身も表現しているが、まるで遠野物語を描いた柳田國男のようでもある。
ただ柳田作品では禁忌だった夜這いや被差別民に触れたという点では、『忘れられた日本人』の著者である宮本常一の方が近いのかもしれない、渋沢 -
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辺境作家の高野秀行氏と、早大探検部の先輩で小説家の船戸与一氏によるミャンマー珍道中。船戸氏がミャンマーを舞台にした冒険巨編『河畔に標なく』を執筆するにあたり、取材旅行の通訳兼ガイド兼雑用係として、ミャンマーに詳しい高野氏を指名したのが旅のはじまり。
なんとなくミャンマーに住む柳生一族の末裔の話かと、勝手に想像しながら読み始めたが、全く違ってて最初から戸惑ってしまった。高野氏がミャンマーの軍事政権を徳川幕府に、そして取材旅行の監視役であるミャンマー国軍の情報部の人たちを柳生一族に、勝手に例えただけだったのだ。でもこの例えが絶妙で軍事政権と反政府ゲリラ、そしてアウンサン親子との関係を理解するのに -
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ノンフィクション作家、高野秀行の小説。会社や人物は架空と但し書きがあるが、実際の体験と思われる。
フリーライターとは名ばかりでフリーターのような生活をしていた高野氏が、東京でアジア系多国籍の新聞社に編集者として参加することになる。強烈なキャラクターの人がたくさん出てくる。何もかも日本の常識からすればハチャメチャなのだが、それが冒険家でもある高野氏に妙にしっくりきている。一言でいえば、したたかで大胆でおおざっぱということになろうか。
東京にいるアジア系外国人たちの生活ぶりや仕事に対する姿勢がよくわかり、良いところも悪いところも、愛すべき人々だ。面白かった。 -
Posted by ブクログ
著者の高野さんがブログで、これは単行本の時結論的な文章をつけなかったら、「尻切れトンボ」「手抜き」などと批判されたと書いていた。友人知人からも異例のお叱りを受けたとか。そこで文庫化にあたって加筆したため、読後感がかなり変わっているはずだとあったのだが…。
えーと、変わってますかねえ? 私は単行本をたいそう面白く読み、特に「尻切れトンボ」とか(まして手抜きなんて)思わなかったこともあるだろうが、前と変わらず楽しく読んで(高野さんには悪い気もするけど)受ける印象は同じだったのですよ。
結局何をしに行ったの?という疑問は残るけど、そんなことなどどうでもよくなる抜群の面白さがある。ちょっとしたブー