高野秀行のレビュー一覧
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高野さん6冊目。
高野さんの本は海外に行ってアレコレ面白いことをする者がほとんどだけど、今回は海外から日本に来た外国人と高野さんが関わった中でのお話。
やはり”ヘン”な人は“ヘン”な人と縁があるのだなぁと、高野さん流の外国人との交流を笑いながら楽しく読ませていただいた。
この中に、高野さんが大学を無事7年生で卒業できるキッカケとなったエマニュエル・ドンガラさんも出てくる。高野さんが訳した(卒論にもなった)この方の著作も読みたいなとカチカチ調べていたら、メルカリでドンガラさんの名前で検索すると「ジョニー・マッド・ドッグ」という映画のDVDが出てくる。これは大学の平和についての授業で、先生が映画好 -
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高野秀行氏がナビゲーションを務める『三大陸周遊記』にやって参りました!彼が手掛けたまえがきはやっぱり面白かった!何ならもっとはっちゃけても良かったくらい。
面白いだけでなく、彼特有のユーモラスな語り口調のおかげで十分良い予習になるし、面白い視点のまま本書に臨める。
著者のイブン・バットゥータは、モロッコ出身の大旅行家。
22歳の頃聖地メッカ巡礼を目的に故郷を離れたが、やがて世界旅行へと乗り出す。その範囲は北アフリカからユーラシア大陸を横断して中国と、ザッと世界半周は制覇している。
本書は1977年刊の同タイトルに高野氏のナビゲーションを加え、復刊したもの。高野氏曰く原書の4分の1に抄訳されて -
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世界最古の文明ことメソポタミア文明発祥の地、
ティグリス川とユーフラテス川流域の湿地帯“アフワール”を旅した冒険ノンフィクション。
おそらく多くの日本人にとって危険なイメージを持たれている国イラクに、コロナ禍を挟んで3回も渡航しているバイタリティが凄いし、現地の人と“友達になる”コミュ力にはただただ脱帽。
現地の食文化、宗教観、ライフスタイル、価値観に時に驚かされ、時に考えさせられた。
湿地帯の葦でできた館“ムディーフ”はシンプルな構造でいて豪華絢爛、水牛の乳製品“ゲーマル”も一度で良いから食べてみたくなるくらい美味しそうだ。著者らの冒険を通じて古代文明、シュメール人に思いを馳せるロマンがあ -
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いやいや高野さん、何やってるんですか…。
辺境作家と言うからには、「過去異国で危ない体験いっぱいされてるだろうな~」とは思ってだけど、想像を軽く越えてた。
正直「こんなことまで書ちゃっていいの!?」って思いました。
よくある自己啓発本とは違う、高野節とでも言いましょうか。高野さんならではの考え方や体験談は読んでておもしろい。
思ってたより論理的だったのがちょっと意外だったし、時々「ほお~」と頷いてしまった。
内容については下記から想像して欲しい。
*1章「他人のやらないことは無意味でもやる」
*2章「長期スパンで物事を考えない」
*3章「合理的に奇跡を追う」
*4章「他人の非常識な言い分を