恋するソマリア

恋するソマリア

693円 (税込)

3pt

内戦が続き無政府状態のソマリア。だがそこには、現代のテクノロジーと伝統的な氏族社会が融合した摩訶不思議な世界が広がっていた。ベテランジャーナリスト・ワイヤッブや22歳にして南部ソマリアの首都で支局長を務める剛腕美女ハムディらに導かれて、著者はソマリ世界に深く足を踏み入れていく――。世界で最も危険なエリアの真実見たり! “片想い”炸裂の過激ノンフィクション。

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恋するソマリア のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年11月01日

    ソマリ世界に恋焦がれてしまった、高野さんのソマリア紀行本第二段。高野さんのソマリランドに対する飽くなき好奇心が突き抜け過ぎて、片思いを拗らせてしまったようになっちゃっている。前作のソマリランドに比べてより庶民の生活に触れており、かなり詳しいソマリア文化紹介本でもある。とても読みやすい。恐怖の大王のあ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月15日

    高野さんの作品を読んだのは本書が初めてだが、すっかりファンになってしまった。すぐに本屋に走り高野さんの本を買い漁った。

    ソマリアと言えば、我々からすれば「海賊」ぐらいのイメージしかないが、内に入ってみなければ分からない目から鱗の話ばかりで恐れ入った。
    現地人との掛け合いが存分に書かれているのだが、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年03月08日

    高野さんの本、初めて読ませていただきました。
    恋するソマリアというよりは、ソマリアに恋する高野さんって感じですが笑
    正直私はソマリアという国に内戦の負のイメージしか持っていなかったのですが、密着による細かいソマリア文化の描写、国民性を知りとても興味深い国だなあと思いました。

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    Posted by ブクログ 2019年06月17日

    ソマリアへの恋から生まれる体を張った取材力は圧巻。とにかく面白いのに、ソマリアに対する不幸な先入観が払拭される(もちろんそれもソマリアの事実ではあるが。)。人はこんなにも逞しくて強いのだと清々しい勇気をもらえる。

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    Posted by ブクログ 2019年06月12日

    異国を知る上で大事なのは言語、音楽、料理。
    胸に刻みます。

    客人を最大限にもてなすソマリア人。
    客人で無くなる時に最大の喜びを感じるのでした。
    高野さんのソマリアへの熱い恋が伝わってきた。

    頑張れ、ハムディ!!!

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    Posted by ブクログ 2018年10月12日

    最高に面白い本だった

    世界的に破滅国家として認識されているソマリア。その北部にある自力で政府樹立を果たすも未だ国際社会に認められないソマリランド。筆者がその生活に深く立ち入り、得られた貴重な経験がまとめられている。

    ニュースは悪いことしか取り上げない。そのため、我々はアフリカ、その中でもソマリア...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年08月10日

    台風13号が接近し、通過しようとする日に読み終えた。既刊『謎の独立国家ソマリランド』は、本書で何回目かのソマリ旅の間も完成してはいなかったのだ。と言うことは、もしもモガディショからアル・シャバーブが潜む最前線で命を落としていたら……本書と合わせて無事出版、文庫化されて良かった! ソマリアへの恋心全開...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年07月23日

    出てくる人みんな愛おしくなる
    全然遠い国、地域の話なのになんだか似てるなぁとか楽しそうと思える
    ソマリの家庭料理を教わってる時が一番好きだった

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    Posted by ブクログ 2023年05月04日

    高野秀行のソマリアシリーズ第二作。
    前回に引き続き、ワイヤッブやハムディなどの主要人物は登場し、喧嘩あり、戦争ありの波乱万丈物語。
    終盤にかけて、ソマリ人の生き方というか、世界観が色濃く表現されるが、読んでるだけで好きになっていく。
    住みたいとも思わないけど。

    怒鳴るのはソマリの文化よ!!!が好き...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月11日

    「謎の独立国家ソマリランド』の続編。
    前回が「ホントにあるのか、そんな国?」という謎解きスタンスで描かれていたのに対し、こちらは「もっと知りたいソマリ世界」という深掘りが軸になっている。だから、前作を読んでいないとなかなか入り込めないだろうし、展開も(終盤の襲撃事件を除けば)他の高野さんの本に比べて...続きを読む

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