高野秀行のレビュー一覧

  • ワセダ三畳青春記

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    ネタバレ

    めちゃくちゃに面白い。少し昔の話ではあるが、早稲田生の日々の日常が見れる。それにしてもこれぞ大学生って感じで、堕落した生活は読んでいると逆に元気が出てきた。
    やりたいことをやるという精神、行動力は全然自分なんかよりすごくて素直にかっこいいなとも思った。

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    2023年07月08日
  • アジア新聞屋台村

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    小説ってことだけど、なんだか妙にノンフィクションっぽいよな。。多分にリアルというか。
    しかしアジアって妙に入り混じってるよねぇ。ここにモンゴルとかインドか入れたら更に発散しそうで。そういうゴチャゴチャ感を適当に感じ取るのが吉。
    しかしこの本が出てから20年。長いか短いか分からんけど、ミャンマーにしても台湾にしても、どんどん変わっていってて、まぁアジアもまだまだ変化しそうよね。

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    2023年05月21日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    アヘン生産国ワ州に潜入し、ケシの栽培から収穫までを追いかけるノンフィクション。
    過程で自身もアヘンにハマり、アヘン中毒になる展開までを赤裸々に告白。
    リアルすぎる生活や人間模様が、非常に面白く、紙数はまあまあ多いけどさっと読めてしまう。

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    2023年05月21日
  • 移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活

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    日本にいる外国人の食事を通してわかったその人となりや文化が興味深い。登場する人たちはそれぞれ魅力的。そして何よりその人たちを描く高野さんの文章が面白く、楽しい時間を過ごせた。

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    2023年05月16日
  • 恋するソマリア

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    高野秀行のソマリアシリーズ第二作。
    前回に引き続き、ワイヤッブやハムディなどの主要人物は登場し、喧嘩あり、戦争ありの波乱万丈物語。
    終盤にかけて、ソマリ人の生き方というか、世界観が色濃く表現されるが、読んでるだけで好きになっていく。
    住みたいとも思わないけど。

    怒鳴るのはソマリの文化よ!!!が好き。

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    2023年05月04日
  • 西南シルクロードは密林に消える

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    作者は『持っている』としかいいようがない。驚くべき旅の一部始終が記されている。ただ、長すぎるのと、同じような話が続くため(本当にあったことなので仕方ないのだが)、読むのに時間がかかった。

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    2023年05月04日
  • 異国トーキョー漂流記

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    いつものような外国での冒険ではなく、東京で出会った外国人との交流、というかもっと積極的なやりとりな感じですが、異国に来た彼らの感じた日本や筆者との友情をリアルに感じさせる一冊。外国人てこんな感じ、外国人の見た日本ってこんな感じでしょ、という凝り固まった考えを吹き飛ばしてくれる本でした。

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    2023年04月27日
  • 間違う力

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    いやいや高野さん、何やってるんですか…。
    辺境作家と言うからには、「過去異国で危ない体験いっぱいされてるだろうな~」とは思ってだけど、想像を軽く越えてた。
    正直「こんなことまで書ちゃっていいの!?」って思いました。

    よくある自己啓発本とは違う、高野節とでも言いましょうか。高野さんならではの考え方や体験談は読んでておもしろい。
    思ってたより論理的だったのがちょっと意外だったし、時々「ほお~」と頷いてしまった。
    内容については下記から想像して欲しい。

    *1章「他人のやらないことは無意味でもやる」
    *2章「長期スパンで物事を考えない」
    *3章「合理的に奇跡を追う」
    *4章「他人の非常識な言い分を

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    2023年04月11日
  • ワセダ三畳青春記

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    こら面白い。
    アパート3畳間の青春期。
    住人の奇人変人もさることながら、大家のお婆ちゃんがいい。
    素晴らしすぎる。

    高野サンの本は2冊めだが、一気にファンになってしまった。
    他も読まにゃなるまい。
    オススメ。

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    2023年04月11日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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     どの質問も簡単に「こう言うものだ!」と、キッパリ言い切ってしまう事も出来るのだが、どの回答者も心から真摯に向き合ってくれています。
    社会のままならなさ、白黒で割り切れない所を知った上で一生懸命経験を交えて説いてくれています。
     こう言う類いのおしゃべりは好きです。例え親子であっても子どもの質問にこんな風に向き合ってあげたいな。と思います。

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    2023年03月29日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    津村喜久子さんが好きなので、読んでみた。

    津村さんの他にも6名の回答者(皆文筆家さん)がいるのだが、どの方もいわゆる優等生的な回答、教科書的な回答ではなく、「だよねぇ」と思えるような回答をしてくれている。
    だからといって質問者に寄り添った(質問はズバッと短文で質問者の名前もないので質問者の存在感はゼロだが)感じではなく、みなさんの実感からの回答なので、スッと入ってくるものが多い。

    子供向けだと思うけど、悩んでいる時に読むと少し気が晴れるかも。

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    2023年03月19日
  • ワセダ三畳青春記

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    以前働いていた職場で私のことを娘のように良くしてくれていた部長が突然、「これおもしろいよ」と言って貸してくれた一冊。入社した時は、まさか会社の部長と本の貸し借りをする未来があるなんて想像もしていなかった。実際に読むと本当に面白かったし、「あ〜、部長好きそうだなー」と思った。ボロボロになっていたカバーがどんなに読んでいたかを物語っていた。
    その部長は本当に運悪く、コロナが流行り始める前に次の職場も決めず退職することに。私が定期面談で「仕事が楽しいと思えないんです」と悩みを打ち明けた時に「分かる、俺もなんだよね」と共感していた部長は私にとって貴重な味方で、第2の父のようだった。
    しばらくは連絡が取

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    2023年02月10日
  • 移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活

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    自分の国に文化を異にする人が暮らしている風景って、とっても豊かで。
    そして、とっても楽しいことなんだなぁーと思ってしまった一冊(^^ゞ

    一時期、アイリッシュパブによく行ってたことがあるんだけど、それは、客のほとんどが外国の人で。日本人があまりいないその空間に、なんとも言えない開放感があったからだった。
    隣にいる人(外国人)とおしゃべりを始めて。お互いの感覚の違いを笑ったり、逆に意外に同じな感覚に驚いたり。
    そういえば、中国人と京都に遊びに行った時も、やっぱりそんな感じだったし。
    また、自分が海外に行った時は、文化や生活水準が全然違うのに、そこで出会う心象風景が不思議と日本そっくりなことに驚い

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    2023年01月29日
  • ワセダ三畳青春記

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    早稲田にある家賃1万円強のアパートでの11年での生活を振り返った本。
    今の自分は、このアパートを出た時の高野さんよりもついに年を重ねているのだと思うと、しみじみ。。

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    2023年01月19日
  • 幻獣ムベンベを追え

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    1988年。”辺境作家”として確固たる地位(?)を築いている著者。この時点でそうなることは本人でも予想してなかっただろう。35年経つ。バブルがはじけ、就職氷河期を経て、コロナ禍でバイトがなく退学する学生も出た。3月~5月の3か月におよぶアフリカ探検。バイトも学業も止まる。この時代だからこそできたのだろう。泥にはまって、ワニ、トカゲ、サルを食らい、毒虫の恐怖に怯える。そこで見出したのは世紀の発見か?現地の国事情、当時の学術事情、村人の人間事情。残したものはそれなりに大きかった。今でも楽しめるのがその証。

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    2023年01月18日
  • 腰痛探検家

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    腰痛持ちの方からしたら笑いごとではないのだろうが、藁にも縋る思いで頼った主治医たちに翻弄されている高野さんの様子はやはり笑いを誘う。彼の苦悩っぷりを見ていると、腰痛の悩みを吐露する人には優しく接しようと思わずにはいられない。診る人の専門領域や流派によって診断結果や治療方針が異なるとなれば、主治医選びの難易度も上がる。そして高野さんが辿り着いた結論は、実にシンプルで納得のゆくものであった。

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    2023年01月08日
  • 【電子特別カラー版】恋するソマリア

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    “謎の独立国家ソマリランド”の続編の位置付け。
    前作は、氏族の詳細説明など複雑で中々頭に入ってこない部分も多かったが、今回は冒険譚として読みやすかった。
    ソマリ女子とやりとりしながら家庭料理を体験する場面ではほっこり。イスラム過激派が跋扈する“南部ソマリア”の旅路では、危険な場面と抱腹絶倒場面の、緊張と緩和の落差が半端ない。
    著者の行動力と表現力にはただ感服するばかり。

    “ハムディ”のその後が気になるなぁ
    続編を期待!

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    2023年01月05日
  • 世にも奇妙なマラソン大会

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    こりゃ面白い。
    エッセイというか、ノンフィクションというか
    面白おかしくまとめている短編の逸品。

    マラソンはもとより、その他の話もいい。
    今まで読んだ体験談の中ではトップの面白さ。
    オススメ。

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    2022年12月26日
  • 幻獣ムベンベを追え

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     早稲田出身の知り合いは、割と真面目な方が多いので、まさかこんな人達がいるなんて思わなかった。いや、こういう人達が、学研のムーやら川口浩探検隊やらを支えているんだろうなと思った。
     解説で宮部みゆきさんが、
     「知恵と体力を振り絞り、自分たちの目で事実を
     確かめようと、テレ湖までムベンベを追いかけて 
     いった探検部のメンバーに心から敬意を表しま
     す」
    と書いていらしたが、言語を理解する能力があって、行動力があって、周囲の理解と援助があって、それでも子どもの頃の憧れを忘れないメンバーがいたから、今こうして私が読書を楽しめるのだろうと思う。昔読んだ、『洞窟の女王』や『ソロモン王の宝窟』や『類

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    2022年12月14日
  • 移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活

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    日本に住む外国人達は普段何を食べているのか?という素朴な疑問を解き明かすために、各外国人コミューンの食事会に参加させてもらう、という潜入?ルポ、というとなんかカッコいい感じがしますが、楽しい食事会エッセイでもあり、でもやっぱり日本のあり方などを考えさせられたりもして、楽しくも真面目な、でも面白い内容でした。外国人が日本に住んで感じたことや、震災の時どうしていたかなど、ハッとさせられることもしばしば。

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    2022年12月13日