高野秀行のレビュー一覧

  • 【電子特別カラー版】恋するソマリア

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    筆者のソマリアへの熱き思いに感心。アフリカ経験あるのでイメージはわくが、基本的に初めて知ることばかりにて、読み応えあった。

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    2020年07月12日
  • 怪獣記

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    この手の珍獣ハンター系の話は、どうせ見つからない(だって、見つかってたらとっくに大ニュースになっててるはずだし)という前提がまずあるのだが、「あれ!?もしかして…」的な展開が発生して、後半はあっという間に読み終えてしまった。
    文章がちょうど良く面白くて、久々にトルコ(ワン湖行ってみたい)へ行ってみたくなったし、他の本も読んでみようと思った。

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    2020年06月28日
  • 辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦

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    読んでないのに読んだような気になれるズルくてありがたい本。教養と知識で殴られ続ける感じで面白かった。

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    2020年06月09日
  • 西南シルクロードは密林に消える

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    古代の通商路である西南シルクロードは諸説あるが中国の成都からミャンマー北部を通ってインドへと至るものだそうだ。
    古蜀はシルク発祥の地の有力候補でもあるそうで、北方のシルクロードより謎が多くその道を歩いて行ってみる、という計画だそう。

    旅のほとんどはジャングル珍道中だ。
    だがそこは反政府少数民族ゲリラがいて、その人々や道々…というよりほとんどジャングルの中で出会う人々の姿が描かれる。

    納豆が他の国にもあることを知らなかった。東アジア文化圏という言葉が出てくるが、最後に出てくるインドの話と比べてみてもなるほど、共通項が多いのか。

    その珍道中ぶりに笑っていると時折その地の情勢だとか、ほとんど廃

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    2020年05月03日
  • 移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活

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    日本で生活する外国人が、どのような経緯で来日しどんな仕事をして、普段は何を食べているのか、という非常に何気ないが興味深いテーマの作品。

    登場する人々は宗教や国籍も様々、もちろん日本に来た理由も人それぞれのドラマがあって面白くて、特に感じたのは女性の強さだった。震災で家を失ったフィリピン女性や、若くして亡くなった姉のダンス教室を継いだイラン人女性など、異国での災難にも負けず明るく暮らしている姿は、とても印象に残った。

    もしかすると、数十万年前に生まれた我々人類の祖先が、アフリカを出発し砂漠や海を越えて世界中に広がったのも、こんな女性たちのおかげだったのかなと思う。

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    2020年04月29日
  • 地図のない場所で眠りたい

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    その飽くなき好奇心と行動力は、別のDNAを持つ生物としか思えない。
    自分はせいぜい彼らの書いた本を読むことを楽しむしかできない。

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    2020年04月14日
  • 異国トーキョー漂流記

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    外国に住んでる人は、ちょっと変わり者が多い。
    他の国と言語を共有しない日本に住んでる外国人は、さらにバラツキの多い「変さ」があるように思う。
    高野氏の文章は実感をそのまま記していく筆致で、「本の雑誌」らしい。それはネット時代には見つけづらくなった堅実なものだ。
    意見の押しつけを出さず、感想も偏見もストレートに出してくる向こう側に、社会の寛容性やグローバル化、それぞれの自意識とかが透けて見えてすばらしい。

    ヨーロッパ人、アフリカ人、アラブの人と、アジアから遠い、普段馴染みのない人たちがたくさん出てきて面白い。

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    2020年04月14日
  • 恋するソマリア

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    ソマリアに恋した著者のソマリア旅行記第二弾は、第一弾の勢いを全く失っていない良作。
    前作に続きカートを食いまくるのかと思いきやそのようなシーンはほとんどなく、なんなら古巣にカートを持って行ったら古巣はすっかり近代的なオフィスになっていて1人寂しく床でカートを食べる、という状況。ソマリアの変化の速さは発展途上国につきものなのか。
    他方でソマリア人の濃密な個性に付き合わされる著者のドタバタ劇は後半で加速する。武装勢力に襲撃されるシーンなど映画も真っ青のてんやわんやぶり。いや実際にはすごい緊迫感なのだろうけど、緊迫感の中にもバカバカしさを探してしまうのが著者の目、ひいてはワセダマンの悪い癖、ではない

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    2020年04月13日
  • 未来国家ブータン

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    一応雪男と天然の薬草などの資源を探しに行くという縦線があったはずなのだが、すぐにそこから脱線してしまうのが著者の毎度のパターンでおもしろい。本作は特に後半その辺をたまに思い出すだけになりひたすらブータンのお国柄を面白がっているだけになるのでより微笑ましい。
    最近まで存在した夜這いの習慣など性に寛容な風土のようで、キリスト教的な性愛感を導入した我が国よりも幸福度が高いのもうなづける。一夫一妻性の徹底とか純愛賛美ってどちらかというと人を不幸にするよね。
    村の女たちに酒を飲まされまくる謎の行事が特に印象的だった。あまり酒に強くない自分にとってはおそろしすぎる。。。

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    2020年02月29日
  • こどもをぐんぐん伸ばす「将棋思考」 - 「負けました」が心を強くする -

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    将棋にはあまり触れてこなかった。子どもの頃、父に負かされてばかりでのめり込もうと思えなかった。
    この本に書かれてる将棋思考の効果?は共感できることがとても多かった。ネットゲームで興味関心が狭まってたり、抑制が効かずに喧嘩になったりと、社会的な問題になってる中での、一つの希望に思えた。
    アプリとかではなく、実物を家に置いて、家族とやりたいと思う。

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    2020年02月25日
  • アジア新聞屋台村

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    ネタバレ

    ひょんなことから多国籍新聞社の編集顧問に就任するという自伝的物語。

    アジアの雑多な屋台のような雰囲気で、面白い人のところに面白い人が集まってくる様子が可笑しく、ハチャメチャさが楽しい。
    夢を追う姿、仕事の取り組み方、お金の稼ぎ方、恋愛や結婚、どれをとっても国民性が顕著に表れていて、凝り固まった頭をポンと解放してくれるような気がした。
    人の持つエネルギーに満ち溢れた、大人の青春的一冊。

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    2020年02月15日
  • イスラム飲酒紀行

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    ネタバレ

    『私は酒飲みである。休肝日はまだない。』
    著者の酒愛が生み出す唯一無二のイスラム圏の飲酒紀行。一般の旅行者では到底到達できない、原則飲酒禁止のイスラム圏で酒を求めてさまよう。酒を通して、その土地の風土や文化、イスラム教の教科書からは伺いしれないような肌身に感じる本質が描かれている。著者しか行けないような場所や、いまやその場所すら存在会いないような場所(シリアやソマリア)の貴重な体験がある。これを読んで実際にその場所に行ってみたいとは思わないが、実際にその場所に流れる空気や酒の匂いまで感じられるようなルポ。

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    2020年02月05日
  • 未来国家ブータン

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    ブータン見物記。

    知人の研究を医薬原料発見を手伝うため、ブータンにやってきたノンフィクション辺境ライターの著者が、雪男(ミゲ)を探しつつブータン各地を巡り人と交流する。この時点では人懐こい人たちがいる田舎を巡っている感じ。

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    2020年01月09日
  • 幻獣ムベンベを追え

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    愚直だがエネルギーに溢れる作品で、高野氏の行動力の原点を垣間見た気がした。昭和の人達は本当に逞しい。私達の世代はやや省エネでスマートに事を運ぼうとする傾向があるが、結局何かを成し遂げるのはこのような人達のように思う。

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    2019年12月31日
  • 移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活

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    西葛西のインド人コミュニティの話から気になって読んでみた。移民と言っても難民のような深刻な話ではなく、あくまで料理の話。食からいろいろと話が広がり、いろいろと楽しめた。

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    2019年12月22日
  • 怪談実話系/愛 書き下ろし怪談文芸競作集

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    辻村深月さんの話は怪談だけど、ちょっとホッとする。
    香月日輪さん、初めて読んだ。人間がこわい。
    加門七海さん、福澤さんはさすがの貫禄。
    高野秀行さんのタイのピーの話。数年前も映画になっていたが、ピーがどういうものかよくわからなかった。ちょっとわかった気がする。

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    2019年12月13日
  • 【カラー版】ミャンマーの柳生一族

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    以前同著者の「アヘン王国潜入記」を読み。
    この本も読みたいと思ってました!
    今回は作家船戸与一氏と取材旅行で入国。
    高野氏自身に危ない事も特になく、旅行は進んでいきます。
    ミャンマーの軍事政権を日本の江戸幕府のようだと、独自の視点を用いて、ユーモアたっぷりの文章で書かれています。ミャンマーの人は鎖国のような国でありながら意外と国際的だったり、民族や宗教が多様であったり、読書家が多いとか、現地の人の暮らしが垣間見れるのも良いです。
    高野さんの冒険記は、謎の国が気になる私の好奇心を大いに満たしてくれます!

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    2019年10月27日
  • 恋するソマリア

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    高野さんの冒険や取材はいつだって物語的。
    愛おしい少しずつ変わった人物達とアクシデントを通して、まさに恋したワガママな女のようにソマリアを語っていた。

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    2019年09月08日
  • 【カラー版】辺境中毒!

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    辺境作家・高野秀行さんのエッセイ集。
    まとまったテーマで一冊というわけではないので、どうしても話が短いけれど、そのどれもが面白い。
    あまり好きではない対談の掲載も楽しめた。
    加えて、後半に掲載されているブックガイドも期待できるあらすじが列記されていた。
    惜しむらくは、元本とタイトルが変わっていること。微妙に内容が違うそうだけど、それでもせめて裏表紙には書いといてほしい。

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    2019年09月06日
  • 世界の辺境とハードボイルド室町時代(集英社インターナショナル)

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    辺境作家と日本中世史学者とが奇跡的な噛み合いっぷりを見せる対談本。いろいろ「へえ」が多すぎていちいちメモできない。

    ハードボイルド室町時代から一転して、今の日本の原型が江戸時代に作られたとありますが、そのあたりは渡辺京二の『近世日本の起源』を読むとハラ落ちしますよ。

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    2019年08月05日