高野秀行のレビュー一覧

  • またやぶけの夕焼け

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    著者、高野秀行の小学校時代の青春を描く小説。
    まるで自分の小さい頃の事のように、その光景が蘇ってくる
    面白い青春小説の名著。

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    2026年02月08日
  • 酒を主食とする人々

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    クレイジージャーニー等の番組に出演経験のある、ノンフィクション作家の高野秀行氏の最新作。

    読み進めながら「本当か?!笑」と思うような我が目を疑いたくなる事象が押し寄せてくる。

    いつか行きたい国リストにエチオピアが加わりました。

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    2026年02月06日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    クレイジージャーニーにも出ていた著者のアヘン製作所への侵入取材です。
    ミャンマーの北部にある地域で、町全体でアヘンを栽培しているところに行き、何ヶ月も一緒に生活するという実録です。まるで米や野菜を作るかの様にアヘンを作っている村人たちにとって、ある意味生活のために必要不可欠なものであることはわかります。
    国境を渡って中国に入れば即死刑になる品物を、国境の内側では普通に作って普通にプカプカ吸っている人たちがいるというのが面白く、世界ふしぎ発見でも行かないような地域が、まだまだあるなと思いました。

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    2026年01月27日
  • 酒を主食とする人々

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    「クレージージャーニー」というテレビ番組企画で、
    エチオピア南部で酒を主食とするコンソとデラシャという民族を訪ねた旅行記。

    チャガとパルショータという、食事やお茶やお酒の代わりとなるようなアルコール飲料に驚く
    また、健康に関する知識についても現代の西洋医学のものを鵜呑みにしてはいけないような気になる

    何はともあれ、やはり、氏の本はオリジナリティ溢れていて面白い!

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    2026年01月25日
  • 酒を主食とする人々

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    アフリカ・エチオピア南部に実在するという「酒を主食とする民族(デラシャ族)」の真実を確かめるため、現地を訪れたノンフィクション作品で、子供や妊婦までが日常的に栄養源として低アルコール(3%程度)の自家製酒「パルショータ」を摂る生活、過酷な取材のドタバタ劇、そしてその背景にある自然環境と食文化を描き、読者に世界の多様性と驚きを伝える内容です

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    2026年01月14日
  • 腰痛探検家

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    3.5
    探検家の高野さんの本は何冊か読んでいて、ちょうど自分が腰痛だったので、暇な祝日に一冊一気に読んでみた
    まさに異色の探検譚、自分の腰痛はこうはこじらせたくない
    解決のためにいろんな治療法を彷徨う話
    自分の腰痛のためには参考になった気がする

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    2026年01月12日
  • 酒を主食とする人々

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    酒は百薬の長と言われていたが、近年ではアルコール1滴でも害だとする説をよく目にする。
    飲みたいのに、罪悪感がついて回る…

    そんな中出会った「酒を主食とする人々」という本。エチオピアのある部族は大人から子どもでも妊婦でも、朝から晩まで酒を主食として飲み(1日5リットルぐらい)固形物はほぼ食べないとのこと。それで健康に過ごしているらしい。

    日本やその他の西欧社会とまったく違う生活様式だし、見た目は遅れている文化に見えるかも知れない。けれどそれはただ、進んだ方向が違うだけ。遅れているように見えるだけ。

    自分の常識が常識じゃないとあらためて考えさせてくれる本。
    お酒は有害ではない。と思う。

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    2026年01月04日
  • 酒を主食とする人々

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    いつもの高野さんと少し違うのは、同行者がたくさんいて、その人たちをすごく気にしているところ。なんだかちょっとかわいい。

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    2025年12月31日
  • イスラム飲酒紀行

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    ネタバレ

    辺境作家による、飲酒が禁止されているはずのイスラム圏でお酒を手に入れて飲む、というエッセイ。

    厳格に飲酒が禁止されている(飲酒がバレると捕まる)ような国でも、ごく一部のお店でお酒を売っていたり、密造酒を作っていたりと、その様子に衝撃を受けた。たとえば、パキスタンでは、医者から「病気の治療としてお酒が必要」という診断書があれば合法的に飲めるそうだ。本の中では「ドクターストップ」ならぬ「ドクターゴー」と呼ばれている(p43,44)。

    文化が違うと、当たり前も違っていておもしろかった。

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    2025年12月28日
  • イラク水滸伝

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    第34回Bunkamuraドゥマゴ文学賞

    イラクの湿地(アフワール)の水面を、古代メソポタミア時代から続く三日月形の舟「タラーデ」で移動したいという高野秀行さんらしい挑戦。
    まさに表紙の写真だけど、ネットでも湿地帯の画像を見て幻想的な風景に魅了された。
    そしてそれ以上に度肝を抜かれたのがマーシュアラブ布!アガサ・クリスティが収集していたという幻の希少な布でこんなに鮮やかで可愛い布は見たことがないので、本書を読まない人も写真だけは是非検索して見てほしい!モチーフにはそれぞれ意味がある。

    タラーデもマーシュアラブ布もエキゾチックで魅力的だけど、イラクの湿地帯という未知な領域に住むマーダンと呼ばれる人たちの文化も読んでいておもしろい。

    燃料として水牛の糞を利用するのだけど、パンに直接塗ることもあるのには驚いたし、ゲッサ・ブ・ゲッサ(交換)で従姉妹同士を交換して複数妻を得る仕組みには驚愕。

    ゲーマルという水牛や牛の乳から作る濃厚な乳製品はすごく気になる。

    湿地帯にはマンダ教徒が多く、洗礼(浸礼)がなんと週1で行われる。

    一番おもしろいと思ったのは、段取りや見通しを立てずにとりあえず作業を始めてから考える、というマーダン特有の行き当たりばったりなやり方。
    テキトーな舟づくりは笑えた。

    高野秀行さんの辺境好きは今更驚かないけど、同行した山田高司さんは世界各地で川めぐりをしてきた探検界のレジェンドらしく、そんな人がいることも驚き。

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    2025年12月13日
  • 酒を主食とする人々

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    面白かった!クレイジージャーニーの放送は見逃したので、本書をとても楽しみにしていた。期待を裏切らない内容だった。世界には自分の知らない、想像を超える文化をもつ民族がまだまだあるんだろうなあと思う。エピローグで、西洋文化の広まりや多様性についての言及があったが、本当に著者の意見に完全に同意。そして自分も、日本人として日本人の文化をもっと大事にしていきたいなと思う。
    高野さんの作品はいつも楽しみにしているが、彼のおかげで、自分では絶対に行けないような土地や、そこに生活している人達の暮らしを知る事ができて、本当に感謝している。現地に行く事は難しいので、とりあえず日本で
    エチオピア料理を食べてみたいと思う。

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    2025年12月12日
  • 腰痛探検家

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    高野秀行作品に“腰痛”の要素はたびたび出てくるが、それだけで本が書けるの?!という疑問は読み始めてすぐに払拭された。腰痛というのもひとつの辺境なのだ。
    高野秀行がありとあらゆる治療法に挑戦し、その治療世界の奇妙な施術者ー患者関係に笑いがどんどん生まれる。
    訳の分からない薬を飲まされ、ダークサイドの底まで堕ちてからの爆発というクライマックスも最高。面白かった。

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    2025年11月23日
  • イラク水滸伝

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    まず、イラクが、イラン同様に自分がイメージしていた国と全く違っていたことに無知を思い知った。特にイランとは内向きと外向きが真逆であることやイラク人のホスピタリティ、氏族社会で単独ではどこにも行けないことなどが非常に感慨深かった。
    湿地帯の話は内部に入り込まないと知り得ない話で読み応えあり。シュメールからずっと精神、文化、風土が続いてきたことに驚く。日本にも永く続く文化がある。大事なものを失ってしまわない様に意識しなくてはと強く考えさせられた。

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    2025年11月17日
  • 辺境メシ ヤバそうだから食べてみた

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    高野秀行ファンとしては既知の話も多くて新鮮味が薄い。導入本として良さそう。
    また、3ページで1話が完結する形式も情報が密になりすぎていてイマイチ。高野秀行作品は1つのことを突き詰めていくのが醍醐味だと思う。
    その中でも書き下ろしや初耳のエピソードはヤバいものばかりで、特に「ヤギの糞のスープ」が好き。翻訳機が連呼するくだりに爆笑した。
    ウゲー!となったのは上海シャオツーでの昆虫食。確認の重要性を痛感した。

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    2025年11月16日
  • 世界の納豆をめぐる探検

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    納豆好きが極まるとこうなるのね!
    世界中にこんなに納豆があるなんて…
    イラスト+日本の料理に例えながらの味の感想がすごく分かりやすくて食べてみたくなる。

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    2025年11月07日
  • 辺境メシ ヤバそうだから食べてみた

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    今まで何冊もの高野さんの探検や旅の本を読んでいるから、それなりにクレイジーな現地の食べ物を食べているところを読んできたけれど、こうやって集まるとほんとにすごい!
    胃腸は強くないとおっしゃってるけど、絶対それはないと思うほどの、食事体験。
    普通食べようと思わないから!というようなものや調理法の数々で、本当に圧倒され続けました。
    昆虫系は、目に浮かぶようなリアルな様子にひぃーとなり続けでした。

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    2025年10月26日
  • 未来国家ブータン

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    高野秀行のバカUMA本としてはやや地味。『酒を主食とする人々』の番組作りと同様、TK調査や日程のタイトさといった煩わしい要素が足かせになって、本領発揮できてない感が否めない。

    ブータン紹介本としては素晴らしい。
    なぜ中国とインドに挟まれて伝統的な国家を守ることができているのか解き明かしている。後進国だからこそ先進国のニの轍を踏まないという無敵の国家運営をしている。

    そんなブータンがインドと鉄道を結ぶというニュースが今日出た。ニムラとパートナーを結んだように、実利があるビジネスチャンスは決して逃さないのが実にブータンらしく思えた。(工事費は全てインド持ちのようだ)

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    2025年10月02日
  • イラク水滸伝

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    この本のおかげで、私は家にいながら、イラク特にアフワールを旅することが出来た。語学の天才まで〜が面白かったので、こちらも読んでみたが、こちらも負けず劣らず異世界タイムスリップをさせてくれた。

    読み進めると、ブリコラージュという手法だったり、アーティストの山口晃さん登場だったり、万城目学のヒトコブラクダ層ぜっとを彷彿とさせる遺跡だったり、今まで私が血肉にしてきたキーワードが出てくる、出てくる。分かるよ!知ってるよ!のオンパレード。「あー、この本は、今、出会うべくして出会ったんだなぁ」とご縁を感じてしまった。

    楽しい内容だけでなく、学びもあった。
    アフワールの婚姻関係についてである。13才で結婚する女の子がいる。40才のおじさんに16才の女の子が嫁ぐ(第二夫人として)。氏族内で奥さんを交換する(本の中では表現が異なる)など、今の日本では考えられない社会がまだある(全部が全部じゃないとしても)よく電車の中吊り広告で、幼い女の子が結婚することを防ごう、というのを目にするが、この本で急に目の当たりになった。「あぁ、本当にあるんだ、そんな世界が」とびっくりしてしまった。嫌悪感を感じた。今は「知る」ということしか出来ない私だった。

    最後に、マイナス1は、私がイラクとイラク周辺の歴史や世界情勢に疎く、少し理解が浅い部分があったということ。私の問題である、情けない。勉強しよう。水滸伝も。

    あー、旅行したいな。

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    2025年09月23日
  • 恋するソマリア

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    高野先生のソマリア2冊目。
    相変わらずの先生のソマリア愛を感じます。
    ただ前作の明るさが少し鳴りを顰めた感じがします。高野先生の筆才とは別の話ですがソマリアの状況も刻一刻と変わりますからね。ソマリアを愛していて状況もわかってきた先生だからこそ書ける世界なのかもしれません。

    そして先日万博に行ってきたのでソマリアも覗いてきましたが、特産物とパネル、以上!みたいな感じの展示でした。当然3つに分かれてるとかそんなことは微塵にも感じさせず。。たぶん南部ソマリアが持ってきた展示物なんだとは思いますが。当然といえば当然なんですが、そんな状況が少し残念さを感じました。

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    2025年09月19日
  • 世にも奇妙なマラソン大会

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    ずっと積読してた本
    面白いとは感想などで見ていましたが、、、
    破天荒すぎてレベルが違う!!

    いろんな基準がズレてるとしか言いようがなく
    だからこそ人と違うことができるんだなって

    ただ破天荒なだけじゃなくて、世の中の情勢にも焦点が当てられていて
    とてもためになる所もあります!

    インドに入国するために奥様と離婚を考える
    「名前変更物語」は奥様に同情しました

    たかのてるこさんも高野秀行さんも
    旅で人と出会う達人って感じですが、
    「たかの」という名字には何かあるんでしょうか?笑

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    2025年09月09日