高野秀行のレビュー一覧

  • 移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活

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    日本には多くの外国人が暮らし、それぞれ異なった豊かな食生活を送っている。街中を歩いていると、外国人はたくさん目にするが、その多くは観光客だろう。だが、日本に暮らし、それぞれその国ごとに異なったコミュニティや食文化を持っているというのは当たり前のことなんだが、それに気づいていなかった自分がいた。外国の食文化に触れるとなると、レストランや海外旅行が思い浮かぶが、こういった日本に住む様々な移民の方々の食文化に触れることも、また1つの手段なのかもしれない。できれば自分もそういった食の体験をしてみたい。

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    2026年04月29日
  • イラク水滸伝

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    イラクの湿地帯の住民やその生活、文化などに関する詳細でかなり包括的な探検記。湿地民はレジスタンスであるという分析にも納得させられる。これだけの探検記は例を見ない。

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    2026年04月24日
  • 異国トーキョー漂流記

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    高野本結構読んでるからあの時のあいつかーってなるのかなり嬉しい。
    最近出会いとか人と関わるって別にそんな重要なものじゃなくて、限られた満足したコミュニティでぬくぬく閉鎖的に生きるほうが幸せなんじゃないかって説を唱えてたんだけど、これ読んだらさすがにそんなことないなって思った。

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    2026年04月14日
  • ワセダ三畳青春記

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    「語学の天才まで1億光年」で強烈なインパクトを受けた高野さんの学生時代の手記ということで以前から興味があった本。かく言う私も80年代に農家の2階に下宿(間借り)していて4畳半で月5,500円。風呂とトイレは大家さんと共同というものだった。高野さんの生活様式はとても懐かしく、ほほえましくも思えた。場所は違えど、この時代の学生はこのようにして青春を謳歌していたのだと振り返ることができた。最後、野々村荘を出る瞬間まで、どうにか「その人」と続いてくれ!と祈りながら読み終えた。

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    2026年04月11日
  • 間違う力

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    高野さんと同世代の自分としては、早稲田大学の探検部の雰囲気が懐かしく、面白く。大学時代に椎名誠の本を面白く読んだ気分を思い出した。
    それにしてもはちゃめちゃ。でも楽しい人生。
    「てきとうでも『今、はじめる』ことが大事」という章が、特に良かった。自分の残り時間は短い。面白おかしく読んだけど「てきとう」でも始めちゃえばなんとかなるかもな、と妙にしっとり考えてしまった。

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    2026年04月10日
  • 世界の納豆をめぐる探検

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    日本でおなじみの納豆が、アジアやアフリカのさまざまな地域で食べられていることを知り、ますます親しみがわいてきた。
    納豆の起源についてはまだわからないところもあるようだが、研究が進んで早く解明されるといいなと思う。

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    2026年04月06日
  • 移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活

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    日本に住む外国人コミュニティに突っ込んで取材していくというのはありそうで無かったルポだ。高野秀行の専門とする辺境旅のひとつと言えるだろう。
    飛び込む先がイランにロシアに、朝鮮族(朝鮮族という民族を初めて知った)と、今読むと凄いところばかりに行っている。だからこそ得られる知識の価値が高い。
    時節柄、東日本大震災や排外主義に触れるので高野秀行作品の中ではシリアスな場面も多い。バカ笑いできるエピソードばかりが載る『移民の宴2』が書けるような、明るくて気さくな日本にしていきたい。

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    2026年03月27日
  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)

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    こんな人生があるんだと驚く本でした。作者のように「ケシ栽培を行ってアヘンを作る」を目標にすることはこれからもなさそうなので、違う世界線を覗いたような気分になります。

    「フランスに興味がなかった。なぜならフランスには探検する場所がなかったからだ。未知の動物もいなければ謎の民族もないのだからしかたない。原因はフランス側にある。」
    と言われたら、そんなこと考えたこともないこちらは、おうわかった!と受け取るしかない。共感というより、へえ〜と思いながら読める所に面白さがありました。
    一方で、語学の覚え方や各言語の違い・共通点を知れる面白さもあります。最後のエピローグに全て詰まっていてとてもよかった。

    少々マニアックな海外生活を知りたい人、語学を学びたい人におすすめの本です。

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    2026年03月27日
  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)

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    すごい方でした。冒険家。
    私も海外に住んだり一人旅したりしたし、語学は面白いと思っていて、そういう仕事にも長年ついていたけど、この方は桁違いにすごい。
    やりたいことがちょっと普通じゃないというか、好奇心が斜め上というか。
    新しいマイナー言語の謎解きや、言語はネイティブが話すとどの言語も美しい、そしてヒトの言葉には共通点があると気づくことなど、共感したし、この方の感覚がとても、なんというか、気持ちいい感じがしました。
    言語はノリっていうのも、ほんとそうだなーと思います。

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    2026年03月26日
  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)

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    面白かった!
    この人の語り口は、自分にもできそうに思わせるが、いやいや、やっぱりこんなことは自分にはできないなということをどんどんやってしまえる人なんだな。
    タイトルから想像していた内容とはかなり違うものだったけど、寧ろそれで良かった。
    海外の文学だったり哲学だったりを、日本人の翻訳者が翻訳したものを読むと全然頭に入ってこないことがあるから、自分で原書をあたって自分の言葉で読めるようになりたいなんてことを、ロウソクの炎が、いや線香花火くらいかな、終わりのボトッと地面に垂れる手前の火の玉くらいのものが、気づけば胸の奥にチロチロゆらめいているのだが、それは無理だなと思う気持ちが強く実現しそうにないなと思ってきたけれど、こういう話を読んでいるともしかしたらと思わせられる、そんな本だった。

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    2026年03月20日
  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)

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    面白かった!
    言語学は奥が深い!
    言語はノリっていうのは分かる!言葉を知らなくても伝えたい事、言いたい事があるときはなんとかして伝えようとするからコミュニケーションはとても大事だ。
    また母国語以外の言語を学んで使いたい時は、リスペクトも大事だなと読んでて思った。
    外国語の原書を自分で訳しながら読む事が夢なので、より勉強しようという気になった!
    スペインとタイの話が面白かった!

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    2026年03月15日
  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)

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    めちゃめちゃおもしろかった!
    早稲田大学探検部出身と聞いて納得。
    内容がおもしろいのはもちろん、文章も上手だと思う。

    私は大学受験頃から英語が嫌いになってしまった。文章を読むのは得意だが、リスニングが苦手。たぶんAPD気味なので…。
    で、どうせGoogle翻訳で分かるし伝わるし…と、語学学習をサボってきた人間だが、すんごくワクワクしてしまった。
    言語ってそれぞれ違ってめんどくさいなと思っていたが、こんなに同じなのか!と。そして、「入り込む(親しくなる)」ために大事なのか!と。
    英語や第二外国語を教わる前に、言語の分類を教えてほしかったし、情報伝達ではなく親しくなるために大事だよと教えてほしかったなあ。

    昔趣味でやってたイタリア語と、
    日本人のローマ字読みでいけるらしいスペイン語、
    やってみようかなあ…

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    2026年02月24日
  • 酒を主食とする人々

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    いや〜、面白かった。自分が一生行くことが無い場所の生活を赤裸々に書いてくださって、ただただ脱帽。すごいなぁ。世界は広い。人間って本当に色々な所で生きているんだなぁ。

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    2026年02月23日
  • イラク水滸伝

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    ちょっとまだ入り口の初(はじ)めにを読み返してる程度なので…魔(or真)に亨けないで欲しいのですが…では…まず…梁山泊の発想が笑えました。


    って推論(すいろん*1)の方で…北宋末期に居た憂士達を例えてますけども…あの人達歴史的な事件に関与した人達ですよ。

    *1‥それは…(漢歴は…)年数は不詳ですが、歴史的な事件とは…靖康の変*2です。

    *2‥この 変は、金が(後にリベンジを喰らう、ホンタイジ家の主人と譲らなかった)遼を攻撃する際に北宋との挟撃を約束も…梁山泊の対応を理由に遅延した事態(こと)で…此人(かれら‥梁山泊の志士たち)を北宋の先見どころか委任隊として送られ…金側の不興感を察して謝罪するも…誠意を求められてその怒りから…汴(べん、今の開封*3)への手引きをした人達だと言われてます*4。

    *3‥開封は明代以降に土地名を変えられたらしく、*4此人が…日中戦争が起こるまでの間…漢奸に例えられたと言われれています。

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    2026年02月21日
  • またやぶけの夕焼け

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    著者、高野秀行の小学校時代の青春を描く小説。
    まるで自分の小さい頃の事のように、その光景が蘇ってくる
    面白い青春小説の名著。

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    2026年02月08日
  • 酒を主食とする人々

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    クレイジージャーニー等の番組に出演経験のある、ノンフィクション作家の高野秀行氏の最新作。

    読み進めながら「本当か?!笑」と思うような我が目を疑いたくなる事象が押し寄せてくる。

    いつか行きたい国リストにエチオピアが加わりました。

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    2026年02月06日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    クレイジージャーニーにも出ていた著者のアヘン製作所への侵入取材です。
    ミャンマーの北部にある地域で、町全体でアヘンを栽培しているところに行き、何ヶ月も一緒に生活するという実録です。まるで米や野菜を作るかの様にアヘンを作っている村人たちにとって、ある意味生活のために必要不可欠なものであることはわかります。
    国境を渡って中国に入れば即死刑になる品物を、国境の内側では普通に作って普通にプカプカ吸っている人たちがいるというのが面白く、世界ふしぎ発見でも行かないような地域が、まだまだあるなと思いました。

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    2026年01月27日
  • 酒を主食とする人々

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    「クレージージャーニー」というテレビ番組企画で、
    エチオピア南部で酒を主食とするコンソとデラシャという民族を訪ねた旅行記。

    チャガとパルショータという、食事やお茶やお酒の代わりとなるようなアルコール飲料に驚く
    また、健康に関する知識についても現代の西洋医学のものを鵜呑みにしてはいけないような気になる

    何はともあれ、やはり、氏の本はオリジナリティ溢れていて面白い!

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    2026年01月25日
  • 酒を主食とする人々

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    アフリカ・エチオピア南部に実在するという「酒を主食とする民族(デラシャ族)」の真実を確かめるため、現地を訪れたノンフィクション作品で、子供や妊婦までが日常的に栄養源として低アルコール(3%程度)の自家製酒「パルショータ」を摂る生活、過酷な取材のドタバタ劇、そしてその背景にある自然環境と食文化を描き、読者に世界の多様性と驚きを伝える内容です

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    2026年01月14日
  • 腰痛探検家

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    3.5
    探検家の高野さんの本は何冊か読んでいて、ちょうど自分が腰痛だったので、暇な祝日に一冊一気に読んでみた
    まさに異色の探検譚、自分の腰痛はこうはこじらせたくない
    解決のためにいろんな治療法を彷徨う話
    自分の腰痛のためには参考になった気がする

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    2026年01月12日