高野秀行のレビュー一覧

  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    世にゴールデントライアングルと呼ばれるアヘンを栽培する無法地帯(と考えられている場所)に、ケシの栽培、種まきから収穫まで全ての工程に従事するために単身乗り込んだ筆者の体験記。理想?のアヘン栽培をしている村にたどり着くまでの苦労やその村に住み、住人達と交流し、ケシ栽培(と言う名のメイン草取り)をひたすらこなし、アヘンを手に入れ、そして中毒にまでなって…、と、とにかく全てにおいて驚かされる内容で、でもそこに住む人達は当たり前だけど普通の、懸命に生活している人達で…。色々と”当たり前”を考えさせられました。

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    2025年03月20日
  • イラク水滸伝

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    いや〜面白かった。普段ノンフィクションものはあまり読まないのですが、もはやロードムービーの冒険物語でした。おすすめです。

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    2025年03月20日
  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)

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    語学を習得することの難しさや楽しさが面白おかしく描かれている良作。
    何かしら自分も勉強してみようかな、という気にさせられると共に、高野さんの過去作品が横断的に語られているので、全て読みたくなります。

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    2025年03月12日
  • イラク水滸伝

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    最近チェックしていなかったので、いつの間にかこんな大作が出ていたとは。
    イラクというぼくらからしたら危険なブラックボックスに潜入するとは。最近守りに入っている気がしていたのでとてもうれしいです。
    内容もとても充実していて、イラクが少し好きになりました。怖いところである事は変わらないですが。

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    2025年03月10日
  • イラク水滸伝

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    ムベンベとかソマリランドとか、とんでもないものを追いかけるノンフィクション作家、高野秀行さんの新著。
    分厚い本。分厚すぎる。もしかしたら今回は小説なのか?と思って読み始める。
    いや違った。ドキュメンタリー、ノンフィクションだった。
    高野さん自身がイラクに行って、船で湿地帯を進む。
    船を作る。食事をもてなされる、、、
    最初はその国民性の意外性など興味深かった。
    ・・・でも正直だんだん飽きてきてしまった。
    人間のパターンもいろいろあるけど、なんだかんだイラク人、だんだん慣れる。
    写真はそれなりにあるが、そんなにイメージを膨らませることができない。
    文章だけだとどうしても、、、
    後半は惰性。長すぎた

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    2025年03月09日
  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)

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    面白かった。
    できるだけ楽に習得すると言っても、やはり努力、集中力がとんでもなく必要なことが改めてわかる。
    目的があってこそというのは、その通りだろう。その目的である数々の体験は本当に面白かった。
    「誰もいかないところへ行き、誰もやらないことをし、誰も書かない本を書く」
    濃い人生でうらやましい。

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    2025年02月24日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    ビルマのワ州に潜入し、ケシの種まきから収穫までを体験し、アヘン中毒になるという体験は高野さんの中でも最も辺境ポイントの高い作品だろう。
    その奇抜さ故に学術的価値も生じているのだが、あまりにも辺境すぎる。
    言語の壁だけでなく文明の壁があまりにも高く、訳の分からないことが起こりすぎていて、高野作品にしては楽しさが劣る。
    他の作品では高野さんと現地人がもっと深いところで通じ合っていて爆笑を掻っ攫うシーンも多いのだが、ワ人との間ではそういう場面が少なかった。(アヘン中毒者同士の奇妙な心の通じ方も興味深くはあるのだが)
    あとがきに「ワ州と日本の間に接点がなさすぎる」という理由で出版に苦労したとあったが、

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    2025年02月23日
  • 幻獣ムベンベを追え

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    高野秀行デビュー作。
    幻の怪獣ムベンベを探すというのが主旨であるが、途中からそんなことよりもマラリア、飢餓、ハント、人の交流・対立といった他のわけのわからない事象が次々と襲い掛かってくる。
    ゾンビをまともに相手にしなくなったウォーキング・デッドの終盤みたいだ。

    登場人物の多さがネックで、誰が誰だかよく分からないまま読み進めた。
    それを反省してか、後の高野作品では水滸伝や源平合戦に準えてあだ名をつけるようにしてくれて読みやすい。

    人の多さは悪いことだけではなくて、冒険に対する視点の多さが面白さも生んでいる。
    マラリアでずっと倒れていただけの隊員の考えていたことなんて凄まじかった。

    大学生と

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    2025年02月12日
  • 謎のアジア納豆―そして帰ってきた〈日本納豆〉―(新潮文庫)

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    社長おすすめの本。
    納豆なんて日本でしか食わねーだろと思ってたら、アジアの伝統食だった。
    似ていても食べ方が違ったり、地域的な隔たりがあっても共通点があったりする

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    2025年02月02日
  • イラク水滸伝

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    イラクの湿地帯に単身乗り込むチャレンジャー探検家の記録。文体にクセがあるけど読みやすい。イラクは砂漠イメージが強いですが、難民が流れ込む湿地帯があり名物料理は鯉だとか。

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    2025年01月25日
  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)

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    最近この手の本は最後までなかなか読み切れないのだけれど、これは面白かった。
    特にエピローグがとても良かった。
    だって、Google翻訳があればどこにでも行けそうな時代だもんね。
    でも、そうじゃないんだよなーーー

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    2025年01月24日
  • 世界の納豆をめぐる探検

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    高野秀行さんの納豆関係の本を探してたことが、出会い。
    あ、絵本だ。でもこれ、大人が読んでも面白い!
    最初に日本の納豆。
    工場でも伝統的な作り方でも、簡単で難しい。
    納豆汁は郷土食の本にもあったので、最近食べたばかり。
    身体が温まって美味しいんだなぁ。
    世界の納豆は、アジアではミャンマー、ネパール、
    中国ミャオ族、韓国など。
    アフリカではナイジェリア、ブルキナファソなど。
    大豆だけでないことが興味深かった。バオバブの種とか~。
    そして納豆の起源。ツルマメでの縄文納豆作りが楽しかった。
    分かり易い文章で、写真を上手く融合させた絵も美味しそう。
    納豆は幸せと平和の中にある。
    ちなみにうちでは、キムチ

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    2025年01月21日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    なかなかアヘンを吸わない。歴史である。まずは歴史の話しである。ビルマの、あるいはミャンマーの、ワ州の。そしてそれは必要な話しだった。
    村に入る、住む、暮らす。そしてアヘン(ケシ)の種をまく。
    あとは草むしり、来る日も来る日も。
    早くアヘンを吸え、そう思うがまだ吸わない。
    村人たちが登場するのだ。それは普通の人たちで普通の暮らしをしている。
    それが日本人からは妙で、近づきがたいが近づけばファニーで、温かく、受け入れられる。
    この村人たちとの会話や、エピソードが楽しく、ときに物悲しく。
    前半に説明された、このワ州をとりまく戦争の歴史が背景にあるのが、ここできいてくる。
    著者がようやくアヘンを吸う頃

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    2025年01月18日
  • イラク水滸伝

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    砂漠のイメージがあるイラクにこんなところがあるなんて。どんな場所にも、そこで生まれ育った人の生活があるということが伝わってくる。水滸伝を読もうと思った。

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    2025年01月07日
  • イラク水滸伝

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    実は長年高野秀行さんの熱烈なファンで、妊娠中もトークショーに行き、その時にお腹にいた子はもう中、そうもう中学生である。

    イラクといえば、テレビで観た戦地のイメージしかなかったが、何と大湿地帯があるという。
    作者はその地で幻の舟「タラーデ」を作ってもらい、湿地帯を舟で旅する計画を立てる。

    高野さんにいつも感心するのは、現地のことばをいち早く覚え、コミュニケーションをとり、現地の人が食べるものを食べてすぐに仲良くなる事。さらに、ただ楽しかった、だけではなく、その土地の伝統や風習、そこに住む人の人物像までを細かく描写していること。

    溢れるほどある旅行記や探検記とは全く別物の次元の作品を描く。今

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    2025年01月04日
  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)

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    めくるめく語学の習得と現地の探検内容が書かれたもの。探検に行った目的とその成果が気になったら、より深掘りされた別書を読んでみてねってお勧めしてくれる流れがあって、初めて読んだ著作がこちらで正解だったように感じました。
    マイナーな地元言語を話せると、現地の人はどんな反応をしてくるか。地域に違いもあって面白かった。

    『どの言語社会も近代化や経済発展、情報革命などに伴い、不特定多数の人やよそ者と接する機会が増える。その時、自分に敵意がないことを相手に知らせたり、親しみをもってもらったりするために、TPOにあまり関係なく、誰にでも使える挨拶語や儀礼語を使うようになる。-第5章 世界で最も不思議な国の

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    2025年01月03日
  • 世界の納豆をめぐる探検

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    推しのノンフィクション作家•高野秀行さんの新刊。今回は絵本なので、納豆の作り方や起源に始まり、世界各国の納豆文化がイラストを交えて面白おかしく学べる。
    辺境の地を冒険することで有名な作者。世界広しといえど、おそらくは高野さんしか書き得ないユニークな内容。納豆探しにアジアやアフリカへ。知的好奇心を実際の行動に繋げるところがこの方の凄いところ。ブルキナファソの「鯛の納豆焼きびたし」を食べてみたい。しかし、ブルキナファソに行く機会ないなー(笑)
    我が家でもほぼ毎晩食べている納豆。決してご馳走ではないけれど、親しい人たちと一緒に食べる「家族のような存在」とは、言い得て妙だ。
    スケラッコ氏の絵も作品世界

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    2024年12月29日
  • 辺境メシ ヤバそうだから食べてみた

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    長年にわたり辺境を旅しまくる著者だから当然なのだが、見たことも聞いたこともないメニューが出るわ出るわ。
    辺境メシが大盛りなのであった。

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    2024年12月11日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    衣食住を共にし、家族同然に暮らす事でしか得られない情報の深さ。
    最終的にアヘン中毒になる筆者は、まさにミイラ取りがミイラになる、を体現している。
    ビルマ、ワ州の転換点を仔細に記載したルポ。

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    2024年12月08日
  • 三大陸周遊記

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    マルコ・ポーロより50年遅れて生まれたモロッコ出身のイスラム世界の探検家、イブン・バッドゥータの世界周遊記。客人を大切にする一方、異教徒には厳しいイスラム的視点から見た世界は東方見聞録とは一味違うのです。黒死病も真っ盛りで、酷さがわかります。

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    2024年11月27日