高野秀行のレビュー一覧

  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)

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    めくるめく語学の習得と現地の探検内容が書かれたもの。探検に行った目的とその成果が気になったら、より深掘りされた別書を読んでみてねってお勧めしてくれる流れがあって、初めて読んだ著作がこちらで正解だったように感じました。
    マイナーな地元言語を話せると、現地の人はどんな反応をしてくるか。地域に違いもあって面白かった。

    『どの言語社会も近代化や経済発展、情報革命などに伴い、不特定多数の人やよそ者と接する機会が増える。その時、自分に敵意がないことを相手に知らせたり、親しみをもってもらったりするために、TPOにあまり関係なく、誰にでも使える挨拶語や儀礼語を使うようになる。-第5章 世界で最も不思議な国の

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    2025年01月03日
  • 世界の納豆をめぐる探検

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    推しのノンフィクション作家•高野秀行さんの新刊。今回は絵本なので、納豆の作り方や起源に始まり、世界各国の納豆文化がイラストを交えて面白おかしく学べる。
    辺境の地を冒険することで有名な作者。世界広しといえど、おそらくは高野さんしか書き得ないユニークな内容。納豆探しにアジアやアフリカへ。知的好奇心を実際の行動に繋げるところがこの方の凄いところ。ブルキナファソの「鯛の納豆焼きびたし」を食べてみたい。しかし、ブルキナファソに行く機会ないなー(笑)
    我が家でもほぼ毎晩食べている納豆。決してご馳走ではないけれど、親しい人たちと一緒に食べる「家族のような存在」とは、言い得て妙だ。
    スケラッコ氏の絵も作品世界

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    2024年12月29日
  • 辺境メシ ヤバそうだから食べてみた

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    長年にわたり辺境を旅しまくる著者だから当然なのだが、見たことも聞いたこともないメニューが出るわ出るわ。
    辺境メシが大盛りなのであった。

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    2024年12月11日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    衣食住を共にし、家族同然に暮らす事でしか得られない情報の深さ。
    最終的にアヘン中毒になる筆者は、まさにミイラ取りがミイラになる、を体現している。
    ビルマ、ワ州の転換点を仔細に記載したルポ。

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    2024年12月08日
  • 三大陸周遊記

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    マルコ・ポーロより50年遅れて生まれたモロッコ出身のイスラム世界の探検家、イブン・バッドゥータの世界周遊記。客人を大切にする一方、異教徒には厳しいイスラム的視点から見た世界は東方見聞録とは一味違うのです。黒死病も真っ盛りで、酷さがわかります。

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    2024年11月27日
  • 世界の納豆をめぐる探検

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    ミャンマーのトナオはせんべい納豆。クワ、イチジクの葉やシダで発酵させる。ネパールのキネマはカレー味にすることが多い。中国ミャオ族のガオヨウ。巨大鍋に入れで薪で煮る。韓国のチョングッチャン。野菜や豆腐と煮込んでピリ辛味の納豆汁。ナイジェリアのダワダワ。大豆でなくてパルキアの木の実から作る。ブルキナファソのプシキン村。乾燥地でも育つバオバブの木の実を発酵させる。…納豆は日本だけのものではない。世界の様々な国で愛されている。決して豊かでない土地で、客に出すようなご馳走ではないが、それぞれの思いがこめられている。

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    2024年11月17日
  • 【カラー版】ミャンマーの柳生一族

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    探検部の先輩・船戸与一と取材旅行に出かけたミャンマーは武家社会だった!二人の南蛮人に疑いを抱いたミャンマー幕府は監視役にあの柳生一族を送り込んだ。しかし意外にも彼らは人懐こくて、へなちょこ。作家二人と怪しの一族が繰り広げる過激で牧歌的な戦いはどこへ…。手に汗握り、笑い炸裂。椎名誠氏が「快怪作」(解説)と唸り仰天した、辺境面白珍道中記。

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    2024年11月13日
  • 移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活

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    多分7年くらい前に一度読んでいる。
    2011年頃の話でだいぶ時は過ぎているので、日本に住む外国人事情も変わってはいるかと思うけど、やっぱりこの本は面白い。

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    2024年10月20日
  • 辺境メシ ヤバそうだから食べてみた

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    面白かった!
    南米とかアフリカとかゲテモノ多いのかなと思ってたけど、ぶっちゃけ東アジアが一番やばかった。。それ食べ物として成立してる?みたいな。。胎盤とか。。東アジア編読んだ後だと、カエルジュースも普通の食事に思えてくるから不思議。

    とはいえ、日本の感覚ではゲテモノって感じる食べ物も、それが食べられるようになった背景とか理由を推察してるのが面白く、ただただウェーてなってたことを反省する。現地の人たちにとっては大切な食糧源なんだよね。気持ち悪いとか言うのは失礼かも。
    あとところどころ、絶対これ麻薬だよな?って物が出てくるのが気になったwww麻薬だよな?

    ちなみにヘビとワニ(日本の鰐も)とクイ

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    2024年10月17日
  • 世にも奇妙なマラソン大会

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    サハラマラソンがメインだけど、他の短編集もフィクションかノンフィクションかよくわからないような話しでおもしろかった。

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    2024年09月19日
  • 謎のアジア納豆―そして帰ってきた〈日本納豆〉―(新潮文庫)

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    子供の宿題のために借りたけど、タイトルから興味しかなくて読んでみたらめちゃくちゃ面白かった。
    納豆が日本だけのものじゃなかったのも驚きだし、どんなものにも納豆菌があるなんて目から鱗。
    納豆菌て強いっていうけど、いろんな葉からもできて驚き。
    作者の方が子供のように楽しんでいるのがわかって、読んでて面白いしワクワクできた

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    2024年08月31日
  • 移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活

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    単行本の出版から10年経っているので、状況が変わっていることもあるだろうが、とても面白かった。取材は大変だったようだが、読んでるこちらも、異国の人たちのコミュニティに入り込み、料理を食べてるような気分で楽しかった。どの人たちも異国である日本で生き生きとたくましく、大変なこともあるに違いないのに元気に生きておられ、見習わなきゃと思った。
    文庫本のあとがきで高野さんが書いておられるように、外国人に対するヘイトは決してなくなるどころかひどくなる一方だ。日本人に自信や余裕がなくなって来たからだとおっしゃってる通りだと思う。

    "これから日本が外国の人たちにとって、もっともっと住みやすい国にな

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    2024年08月18日
  • 世界の納豆をめぐる探検

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    納豆は好き?
    わたしはまあまあ。
    納豆オムレツや納豆巻きは好き!
    キムチやアボカドを入れてご飯に乗っけて食べると美味しい。
    納豆カレーはちょっと好みでなかった。
    それをアレンジした納豆カレースープも、個人的には一回でいいかな…家族は好きみたい。

    さて、そんないかにも日本!と思っていた納豆だが、アジアだけにとどまらず、アフリカにもあるなんて知ってた?!

    アジアでは大豆を使う。
    包むものはパパイヤやバナナ、イチジクの葉などで包んで発酵させるそうだ。
    どこにでも納豆菌はいるそうで、それらの菌はみんな同じだっていうんだからびっくり。

    驚くべきはアフリカの納豆。
    パルキアという豆やバオバブの実から

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    2024年07月30日
  • 【カラー版】ミャンマーの柳生一族

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    旅へ出ようよ、愉快な旅へ。何度も不法に入った国へ。民主化したと思ったら、また軍事政権に舞い戻る。うんざりするニュースしか聞かない国へ。…その昔、独立を目指して立ち上がった三十人の志士たち。筆頭アウン・サンは紋次郎ならぬ紋次。次席ネ・ウィンは高杉晋。時が下り暗殺されたアウン・サンは家康になる。二代目ネ・ウィン秀忠の世では大目付柳生キン・ニュン宗矩が実権を握る。軍直営の旅行会社。ツアーガイドは十兵衛ならぬ三十兵衛。何を監視しているのやら…クーデターから3年。続く混乱。憂いてばかりではなく、知ることが大事。

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    2024年07月18日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    高野さん、テレビで拝見したことはあるが著書は初めて読んだ。
    30年ほど前のミャンマーの辺境の地の滞在記。
    今となれば貴重な資料になりますね。

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    2024年07月17日
  • 【電子特別カラー版】恋するソマリア

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    「恋は盲目」とはまさにこういうことかと。情報のない国のことを教えてくれるのはとてもうれしいけど、あまり危険な目には遭わないでほしい。生きて帰ってきてくれてありがとう。

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    2024年07月17日
  • 辺境メシ ヤバそうだから食べてみた

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    現地のことを本当に知るには現地の人が食べているモノを同じように食べてみることが一番、という筆者のコメントはかなり共感できる。結局、どこに行ったとか何をみたとか、パスポートのスタンプラリーをしているだけでその国のことをわかったような気になっているのに違和感を覚えることもある。自分の文化圏の価値観だと”ヤバそう”だけどそれを食べている現地の人の文化をリスペクトして自分もそこに入り込んでいってみる。それが異文化理解の基本でもあるし本質なのかなと思う。どちらかかが良い悪いとか優劣とかではなく、まず理解したり体験したりしたうえで歩み寄ってすり合わせていくことなのかなと。まぁエラそうなことを述べたけど、じ

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    2024年07月10日
  • 地図のない場所で眠りたい

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    高野秀行(1966年~)氏は、東京都生まれ、早大第一文学部卒。大学在学中に『幻の怪獣・ムベンベを追え』(1989年)で作家デビュー。代表作は、『ビルマ・アヘン王国潜入記』(1998年)、『西南シルクロードは密林に消える』(2003年)、『謎の独立国家ソマリランド』(2013年/講談社ノンフィクション賞)。植村直己冒険賞受賞(2024年/探検家・山田高司と共同)。
    角幡唯介(1976年~)氏は、北海道生まれ、早大政経学部卒。代表作は、『空白の五マイル』(2010年/開高健ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞)、『アグルーカの行方』(2012年/講談社ノンフィクション賞)、『極夜行』(2

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    2024年07月03日
  • イラク水滸伝

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    まずイラクに湿地帯があったことも知らなかったが、犯罪者や山賊、さらには戦争や紛争、差別などから逃れてきた人など、歴史的に様々な人々が逃げ込んである意味「梁山泊」的なエリアを突撃取材してきた、著者のエネルギーと行動力、タフネスに驚愕する一冊。
    あまり知らないイラクの断片を知ることができた。

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    2024年06月12日
  • 西南シルクロードは密林に消える

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    歴史や他国について無知なのでシルクロードというのも名前しか知らなくて絹を運んだ道ということも初めて知った。道を辿っていく旅なのかと思っていたらほとんど道のないところを歩いていたり国境や派閥などいろいろな問題があり終始ドキドキした。中国公安に捕まった時の適当な会話は思わず笑ってしまった。キリスト教でありながらナッ信仰を語っている場面も面白かった。世界では自分の知らないところで戦争などが起こっていたりたくさんの民族がいたりともっと世界のことを知りたいと思った。

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    2024年06月05日