高野秀行のレビュー一覧

  • 未来国家ブータン

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    ブータン見物記。

    知人の研究を医薬原料発見を手伝うため、ブータンにやってきたノンフィクション辺境ライターの著者が、雪男(ミゲ)を探しつつブータン各地を巡り人と交流する。この時点では人懐こい人たちがいる田舎を巡っている感じ。

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    2020年01月09日
  • 幻獣ムベンベを追え

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    愚直だがエネルギーに溢れる作品で、高野氏の行動力の原点を垣間見た気がした。昭和の人達は本当に逞しい。私達の世代はやや省エネでスマートに事を運ぼうとする傾向があるが、結局何かを成し遂げるのはこのような人達のように思う。

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    2019年12月31日
  • 移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活

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    西葛西のインド人コミュニティの話から気になって読んでみた。移民と言っても難民のような深刻な話ではなく、あくまで料理の話。食からいろいろと話が広がり、いろいろと楽しめた。

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    2019年12月22日
  • 怪談実話系/愛 書き下ろし怪談文芸競作集

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    辻村深月さんの話は怪談だけど、ちょっとホッとする。
    香月日輪さん、初めて読んだ。人間がこわい。
    加門七海さん、福澤さんはさすがの貫禄。
    高野秀行さんのタイのピーの話。数年前も映画になっていたが、ピーがどういうものかよくわからなかった。ちょっとわかった気がする。

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    2019年12月13日
  • 【カラー版】ミャンマーの柳生一族

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    以前同著者の「アヘン王国潜入記」を読み。
    この本も読みたいと思ってました!
    今回は作家船戸与一氏と取材旅行で入国。
    高野氏自身に危ない事も特になく、旅行は進んでいきます。
    ミャンマーの軍事政権を日本の江戸幕府のようだと、独自の視点を用いて、ユーモアたっぷりの文章で書かれています。ミャンマーの人は鎖国のような国でありながら意外と国際的だったり、民族や宗教が多様であったり、読書家が多いとか、現地の人の暮らしが垣間見れるのも良いです。
    高野さんの冒険記は、謎の国が気になる私の好奇心を大いに満たしてくれます!

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    2019年10月27日
  • 恋するソマリア

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    高野さんの冒険や取材はいつだって物語的。
    愛おしい少しずつ変わった人物達とアクシデントを通して、まさに恋したワガママな女のようにソマリアを語っていた。

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    2019年09月08日
  • 【カラー版】辺境中毒!

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    辺境作家・高野秀行さんのエッセイ集。
    まとまったテーマで一冊というわけではないので、どうしても話が短いけれど、そのどれもが面白い。
    あまり好きではない対談の掲載も楽しめた。
    加えて、後半に掲載されているブックガイドも期待できるあらすじが列記されていた。
    惜しむらくは、元本とタイトルが変わっていること。微妙に内容が違うそうだけど、それでもせめて裏表紙には書いといてほしい。

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    2019年09月06日
  • 世界の辺境とハードボイルド室町時代(集英社インターナショナル)

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    辺境作家と日本中世史学者とが奇跡的な噛み合いっぷりを見せる対談本。いろいろ「へえ」が多すぎていちいちメモできない。

    ハードボイルド室町時代から一転して、今の日本の原型が江戸時代に作られたとありますが、そのあたりは渡辺京二の『近世日本の起源』を読むとハラ落ちしますよ。

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    2019年08月05日
  • 未来国家ブータン

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    ブータン。今行っとかなきゃ!と思わされたけど、そっとしておくべきなのかもな…とも思ったり。安定の高野節、たのしみました。

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    2019年08月05日
  • 世界の辺境とハードボイルド室町時代(集英社インターナショナル)

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    室町時代って、ホント歴史の中では掴みづらい時代だなって思ってた。お二人の異業種無差別格闘技みたいな、がっぷり四つに組むみたいな?議論が面白かった。分からない事はとことん調べる、ちゃんと知るって楽しい!という事を、実に楽しそうに伝えてくれる内容です。お二人とも今後もじゃんじゃか開拓して、私たちに色々伝えてほしい。

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    2019年07月27日
  • 辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦

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    ネタバレ

    ノンフィクション作家(高野氏)と日本中世史を専門にする歴史家(清水氏)が、課題図書をテーマに好き放題に対談、そのやり取りを本にするという、不思議な趣向の本。課題図書になっているのは、どれも普通に本屋の本棚を眺めていたら辿り着けないようなものばかり。どう考えたって、一冊で5,000円を超える翻訳ものとか、全8巻(しかも一冊あたり3,000円ぐらいする)の大旅行記なんぞ手に取ろうということにはならんだろう。

    課題図書は流石に畑違いの科学や医療、国際政治とかにはいかないものの、文明論や歴史、民俗史、言語と人文系の主だったトピックが網羅されていて、文系のどこかにいた人なら楽しめる場所がいくつかあるハ

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    2019年06月27日
  • 西南シルクロードは密林に消える

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    文章は読みやすく魅力がある
    西南シルクロードの謎を解き明かすという意味では不完全燃焼
    ゲリラたちの生活や政治情勢をさぐるってテーマのほうがしっくりくる

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    2019年06月14日
  • 辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦

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    こんなにものすごく本を読んでいる人たちがいるんだなぁ、と感心する。将門記とか、大旅行記(いわゆる三大陸周遊記)とか、読みたくなったもの。とりあげられている本を実際に読んでみて、同じかそれ以上の楽しさを味わえるかどうかはわからない。これはやっぱり読書合戦として、著者ふたりの掛け合いが面白いというのも、大きくあるだろうしね。楽しかった。

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    2019年03月24日
  • 辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦

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    クレイジージャーニーにも出ていた、アヘンなどちょっとヤバ目のノンフィクションの多い作家、高野秀行さんと歴史家の清水克行さんが、オススメの本を紹介し合いながら語り合うという内容の本。
    紹介されている本は専門的であったり、かなりの長編であったりしてなかなか読む機会はなさそうだが、お二人の対談を読むことでなんとなく概要がつかめるのでありがたい。

    はじめに出てくる「ゾミア」という本では文明から離れ、辺境に住んでいる人たちが、文明から取り残されているのではなく、文明から意図的に離れたといった説を話されているが、なんか納得できる。
    現代でも多数派であるサラリーマンなどの管理される生き方を嫌い、いろいろな

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    2019年03月06日
  • 恋するソマリア

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    『謎の独立国家ソマリランド』の補記的な位置付けでしょうか?
    併せて一気に読むことをオススメします。
    色んな失敗やドラマがあり、著者のソマリア愛が爆発していて面白い。

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    2019年02月18日
  • 恋するソマリア

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    異文化に出会うと自分の思ってる普通が普通じゃないことに気づかされる。この本は衝撃の連続。未知の世界を体験できる。

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    2019年02月05日
  • 【カラー版】巨流アマゾンを遡れ

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    初期の高野秀行氏の面白さが出ています。旅行案内を発注されて何故か旅行記になってしまう辺り、大学卒業の為のフランス語の課題提出を、何故かフランス語のコンゴ文学の和訳で提出し紛糾した末に無事卒業を勝ち取ったエピソードを彷彿とさせます。
    顔見るとそんなに押し強そうに見えませんが、やはり知らない国に行ってバンバン突き進める行動力からすると、相当の粘り腰なんでしょう。
    旅行案内なのに麻薬の売人とのやり取りを書いていたりして、全く役に立たない案内本だと思います。でもこれが読み物としては最高に面白いです。後年の「西南シルクロード」のような大冒険ではありませんが、そこはやはり高野氏の筆の力がぐいぐいと魅力を振

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    2019年02月01日
  • 謎の独立国家ソマリランド

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    派閥や登場人物が多すぎて、敵になったり仲間になったり複雑で頭の中が大混乱。
    途中からメモに図を描きながら、間違えて解釈しないよう一生懸命読んだ。
    先進国が常識としていることが、この国では常識とは限らない。ここまでの取材力にただひたすら驚き。

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    2019年01月26日
  • 【電子特別カラー版】恋するソマリア

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    ネタバレ

     前著「謎の独立国家ソマリランド」に続き読んだ。前著でラクダ・キャラバンを匂わせていたが、そうではなく、今回は主に南部ソマリアへの旅である。日本に来ているソマリ人留学生と現地南部ソマリアが繋がる様が妙である。著者のお遣いがなんといっても心にくい。
     前著同様に著者の行動力には脱帽するが、現地の情勢や人の動向のめまぐるしい変化にも驚く。
     ホーン・ケーブルTVの剛腕ジャーナリスト ハムディがあっさり、大学で勉強して母国で政治家として貢献したいという思いで、難民としてノルウェーに行ってしまう行動力にも感服する。若い力を感じるうえに、世界はこんなにも動いているんだ、と感じた。
     人間模様が興味深く、

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    2019年01月20日
  • 幻獣ムベンベを追え

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    とにかく面白い。全くバカげてる。
    ジャングルでの生活が生々しく伝わってくる。
    特に狩で捕まえた様々な動物を解体して調理して食べなければ行けなかったりや、マラリヤにかかっても、治療薬もたいして効かず苦しまなければいけないなど都会での生活では想像も出来ないことだらけだ。
    それでも、この体験をした何人かは今だに同じような事をしているという。このような異常な経験はクセになってしまうのだろうか。
    自分ではとてもこのような探検ができるとは(というよりしようとも)思わないが、だからこそ、このような本でその「バカげた探検」を通しての貴重な体験を伝えてくれる人たちには感謝したい。

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    2019年01月09日